短期アルバイトなどで倉庫仕事を経験したことがある方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

私も昔派遣をしていたことがあり、いくつかの倉庫で働いたことがある経験者の一人です

比較的誰にでもできる倉庫作業ですが、体力は必要と思って下さい。

この記事では、倉庫で働くにあたり知っておきたい業務内容やメリット、向き不向きなどについてご紹介します。

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倉庫の仕事はどんな仕事?

倉庫の仕事というのは、誰にでも取り組みやすい仕事です。

食品系や衣類、その他のものなどもあります。

ピッキングや梱包、仕分け作業、検品作業などの仕事があります。

倉庫の仕事の大まかな仕事内容

主に軽作業と言われるものですね。

よく勘違いされるのですが、簡単な作業という意味ではありません。

人によって感じ方は違うかもしれませんが、作業自体は簡単であるということは間違いないでしょう。

作業は簡単でも体力が要る仕事でもあるので、その点はご留意下さい。

仕事上の役割とは?

倉庫の仕事で求められるのは「正確さ」です。

ピッキングでは「正しいものを」「正しい数」集めてくる。

仕分けでは「正しいものを」「正しい数」「正しい場所に」仕分けをする。

検品では「正しい状態か」「正しい数量か」などをチェックする。

と正確に仕事をすることが役割となります。

検品作業のようなものは、ある程度慣れている人でが担当することが多いです。

基本的には難しいスキルが必要ない作業でもあるので、男女共に関係なく作業をこなせます。

男女平等であると言っても良いのですが、大きな荷物を運ぶ際は男性が主となります。

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倉庫の仕事はどんな人に向いている?

倉庫の仕事はどんな人に向いているかというと、ある程度若い層でしょうか。

ここでは、倉庫仕事に向いている方の特徴を一つずつ見ていきます。

コツコツ作業するのが好き

同じ場所で黙々と仕事をするため、コツコツ作業するのが好きという方には向いている仕事とも言えるでしょう。

簡単ではあるのですが、そこまで難しい作業はありません。

コツコツ作業するのが好きな方も多く、コミュニケーションも少ないことが多いです。

基本的には指示された通りにやっていれば問題はありません。

ずっと同じ仕事を行うかと言われると、その日によって違う作業をすることもあります。

大体新人の間は1日同じ作業をすることが多いですが、人手が足りない時などは別の作業に移動させられるケースも多いです。

単純作業が苦じゃない人

朝から晩までずっと同じ作業の繰り返しなので、単純作業の繰り返しでも辛く感じないという方向けです。

8時間くらい同じ作業であるため、キツく感じる方も中にはいるでしょう。

私自身も経験したことがありますが、特に苦痛と感じたことはありません。

毎日同じ場所で仕事をするのか?と言われると、時期によって異なる場合もあるので注意して下さい。

イベントシーズンによっては内容が大きく変わることもあるのです。

ある程度体力がある

ある程度体力がないと本当にキツいです。

ずっと立ちっぱなしの仕事なので、座ることができるのは休憩かトイレくらいしかありません。

ピッキング作業の場合はあちこち動き回らないといけないので、かなりの体力を必要とします。

やはり体力はないと厳しいです。

特に夏場や冬場の場合はキツいです。

倉庫内なので冷暖房を完備しているわけではないのです。

実際私が夏場働きに行った時は扇風機しかありませんでした。

冬場の場合は着込めるのでまだマシでしたが、冷え性の人はキツそうでしたよ。

夏場は首に巻く冷たいタオルを用意したり、冬場は着込んで行くことをおすすめします。

責任感がある

単純作業で覚えることは少なく、そんなに難しいわけではありません。

しかし、一つ間違えればクレーム対象となってしまうので注意しましょう。

例として、梱包作業の際に別の商品を入れてしまった、また作業中自分では気が付かなかったが商品を破損してしまった、などがクレームの対象になります。

通販を利用されている方の中には、箱が崩れていたり汚い状態で届いたということを経験したことがある方もいるのではないでしょうか。

そんな状態の物が届いたら嫌ですよね。

そういうことの内容に仕事をしなければなりません。

自身が携わった物がそのままお客様のもとへ届くので、単純作業ではあるものの責任を持って仕事できる人が向いています。

集中力がある

人間の集中力はどのくらい持つかご存知でしょうか?

金魚の場合は集中力は7秒と言われていますが、人間はそれ以下だと言われています。

単純作業をしている場合、どうしても集中力が途切れやすくなってしまいます。

集中力が切れてしまうとミスを誘発しやすくなりますので、気をつけて下さい。

倉庫で働くメリットとは?

メリットは結構あります。

学生や主婦層向けと言っても良いでしょう。

お金が手に入りやすい、難しい作業が必要ない…この条件ですと軽作業も良いなと思う方は沢山おられます。

長期休みの場合は学生が働きに来ていたのが印象的でした。

夏の旅行や卒業旅行でお金を貯めている方も多かったです。

仕事が簡単

難しい作業がほとんどないため、初めてのバイトにもおすすめです。

年末年始や夏休みシーズンなど多くの学生が短期派遣で働きに来ていたのですが、過半数はバイトをしたことがない方ばかりでした。

忙しくてバイトどころではなく決まった時間にも入ることができないので、短期派遣で倉庫の仕事をするのが有難いと聞いたことがあります。

難しい作業が要らない

仕事というのは難しい作業を覚えなければいけないというイメージが強いのですが、倉庫の仕事は比較的簡単な内容が多く、未経験の方でも自信を持って取り組めるでしょう。

多少責任感は必要ですが、簡単作業なので誰にでもできるという点が大きいとも言えます。

しかし、誰にでもできるとはお伝えしましたが、派遣の場合は実は出禁になってしまうこともあると思って下さい。

滅多にないことなのですが、あまりにも仕事ができない方は派遣先の会社側から継続の困難を言い渡されてしまいます。

難しい作業は必要ありませんが、指示が理解できないのは致命的です。

お金が手に入りやすい

短期派遣での倉庫仕事は結構多いです。

派遣の場合はその日の内に給料を貰えることもありますし、決まった曜日に振り込んでもらえる場合もあります。

どこの派遣も同じというわけではなく、派遣会社によって異なります。

近日中にお金が欲しいという方にはおすすめです!

振り込みに関しては指定の銀行でないと振り込みができないので、決まった曜日に受け取りに行く方もいました。

その後のキャリアについて

倉庫内作業に就いた後のキャリアアップに関してですが、技能や経験は間違いなく養われることでしょう。

 慣れてきたら自身の担当している作業だけでなく、他の作業も任されるかもしれません。

また、倉庫バイトでは他のアルバイトを束ねるリーダーが存在することもあります。

これは会社からお願いされるのですが、その場合は手当が付くことも多いです。

また正社員登用のある会社の場合は、アルバイトから正社員にステップアップすることも可能です。

他の仕事にもこの経験を活かせる?

倉庫内作業はコツコツと作業する仕事ですので、集中力が必要と言われています。

コツコツ作業をするのが苦でなくなったり、集中力を高めることができます。

集中力があるとミスをしなくなるので、他の仕事にも経験を活かすことは可能です。

普段集中力がない人が集中力を養うのに最適な仕事とも言われます。

自分に合った倉庫仕事の求人の選び方や注意点

倉庫仕事の求人の選び方は様々です。

勤務場所や勤務時間、扱う商品から探すのが良いかと思います。

勤務場所

倉庫は駅から徒歩で行くには少し遠い場所にあることがほとんどです。

そのため、車通勤やバイク通勤を許可している所も多くあります。

また車やバイクを持っていなくても、最寄駅からバスで送迎している所もあります。

まずは自分が電車やバスで行きたいのか、自家用車やバイクで行きたいのかから考えてみるのも良いでしょう。

徒歩で毎日通うのであれば、遠くても徒歩20分以内をおすすめします。

倉庫の仕事は体力を使うので、徒歩20分以上となると行きはまだしも帰りが辛く感じることがあるかと思います。

勤務時間

勤務時間は倉庫によって様々ですが、24時間稼働している倉庫も多くあります。

そのため、自分に合った時間が見つかりやすいかと思います。

8時~17時や9時~18時の仕事はもちろん、8時~12時、13時~17時などの短時間の募集もしています。

扶養内で働きたい人は短時間の方が良いですね。

また、学校が終わった後に17時~22時といった働き方も可能です。

残業について

勤務時間同様、倉庫によって様々ですが、繁忙期は特に残業をお願いされることが多くなるかと思います。

倉庫の繁忙期はやってもやっても終わらないのではないかというぐらい荷物があふれています。

予定があったり体力的に厳しくて難しい時は断っても大丈夫ですが、残業ができる人は重宝されると思います。

というのも、倉庫によっては当日にならないと作業量が分からないこともあるからです。

「これぐらいの仕事量かな?」と思ってシフトを組んでいたら思ったより多かった!というようなときは残業で対応することになるので、残業できる人は有難いのです。

残業必須ではないですが、あるかもしれないことは頭に入れておきましょう。

どうしても難しい人は面接のときに残業の有無の確認をし、できないことをお話しておけば良いかと思います。

働き方

倉庫仕事は基本的に短期派遣でお世話になることが多いです。

求職中の男性や学生、主婦や独り身の女性など様々な方が働いています。

気楽に休みを取りやすいし、人間関係を気にせず働けるのが良いという方もいます。

私自身も短期派遣で働いていた際に倉庫仕事を何回かさせてもらいましたが、一期一会程度で終わる方ばかりでした。

稀に前回一緒になった方と再度一緒の作業をすることはあります。

そういう人から情報を貰えるというラッキーな部分も存在します。

また、短期派遣だけでなくパートやアルバイトを募集していることもあります。

倉庫の仕事をある程度続ける気がある方は、パート・アルバイトで探しても良いでしょう。

どういう仕事や環境か

実際やってみないと分からないこともいくつかあるのですが、自分に合っているかと言われると難しいです。

中には体力を非常に使う所もありますからね。

梱包でも腰を酷使することがあるので、終わった後は腰痛になってしまったなんていうことも少なくありません。

その為継続的に腰が痛くなってしまったという方もいますので、1回やってみて無理だと感じたらそれ以上は止めておきましょう。

こういうことは体験してみないと分からないものですよね。

また環境に関しては、埃っぽい所か否かではないかというのにも注意して下さい。

アレルギー持ちの方ですと、埃やハウスダストなどで反応してしまうことがあります。

中にはマスクを持参されている方もいます。

私が行った倉庫はマスクを支給してくれる所ばかりでした。

求人に関しての口コミ

事前に口コミは調べておいた方が良いですね。

あまりにも古い倉庫だと、設備も古く休憩中もリラックスしづらいことがあります。

更に、どの仕事でもそうですが、どんな人が働いているのかも重要です。

こればかりは働いてみないと分からない面ではありますが、事前に口コミなどで調べておくと安心です。

コミュニケーションが少ないとは言え、人間関係が悪くないに越したことはないですからね。

求人は多いものの、対応がきちんとしていないとか、派遣先の場所があまりにも悪かったという所もなくはありません。

中には、連絡すると言っておいて何もなかったという派遣先もあったようです。

後程調べてみると、男性向けのものが多く女性はそんなに仕事はなかったという口コミを見かけました。

調べておいて損はないですよ!

仕事の選択方法

仕事の選択方法に関してですが、短期派遣で倉庫仕事を探すのは良いなと思いました。

何故なら様々な倉庫仕事を体験できるからです。

場所にもよりますが、派遣先によっては派遣先から前日に連絡が来て、行けるかどうかを訊かれます。

これはかなり古いやり方なので現在ではないかもしれませんが、時間に関係なく連絡がくるので正直言って迷惑でした。

現在は携帯から探すことができる上に、前日ギリギリではなく何日か前から予約しておくことが可能となっています。

様々な場所を選択できるのですが、1回選んでしまったらキャンセルができないのはとても困りましたね。

短期派遣は一度キャンセルしてしまうとお仕事を紹介してもらう優先順位が下がってしまうので、なるべくキャンセルしないようにして下さい。

まとめ

倉庫の仕事は難しいことが少なく、誰にでも取り組みやすいお仕事です。

そのため、初めてのお仕事で自信がないという人にもおすすめです。

短期派遣で一度働いてみて、できそうならアルバイトで応募するのも良いかもしれませんね。

体力は必要になりますが、慣れれば大丈夫です。

この記事を参考に、自身に合った倉庫仕事を探してみて下さいね。

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