
倉庫の仕事に向いてる人の特徴は?働くメリットや求人選びの注意点もご紹介します!
倉庫求人での業務はどのようなものがあるのか、気になりますよね?
今回は、実際働いてみないと分からない倉庫の仕事内容について具体的に解説していきたいと思います。
向いている人の傾向や倉庫業務で身につくスキルについても触れていきますので、バイトをお探し中の方や転職を考えている方にも必見な内容となっています。
ぜひ最後までご覧いただければと思います。
自分には「どんな仕事」が向いているか、診断するにはこちら →
(正社員希望の人限定)
お店には沢山の商品が並んでいます。
その商品がお店に並ぶ前は倉庫で検品、仕分け、出荷準備をしてお店に届けられます。
倉庫には毎日トラックで商品が運ばれてきて、それをフォークリフトで倉庫内に運び入れ、入ってきた商品をパソコン上や紙に書き込んで管理していきます。
検品、ピッキング、出荷などの仕事がありますが、その日1日同じ仕事を担当したり、時間で仕事内容を交代したりします。
倉庫に届く荷物は大きくて重いものがほとんどです。
トラックからはフォークリフトで運び入れますが、作業場まで台車を使うなどして手で運んだりもします。
1人で運べないものは2人で協力して持っていくこともしますが、力も使う仕事です。
衣類で言うと1箱は大抵同じサイズ、カラーですが、稀に1箱に2種類のサイズ、2種類のカラーと複数のパターンが混ざっている場合があります。
その場合はまず、同じサイズ、カラーに分けていく所から始まります。
一見分かりづらい、グレーとライトグレーもしっかりこの時に分けていないと間違ったまま出荷してしまうことになり、大変なことになってしまいます。
その見分け方として重要なのが、JANコード。
バーコードや品番を見て判断していきます。
同じサイズ、カラーには同じバーコードが書かれています。
それを見分けて仕分けします。
難しいことはないのですぐに慣れると思いますが、間違うことなく仕分けていく必要があります。
まず、その日に注文が入っているそれぞれの商品のトータルの数を仕分けの段階で品番別に分けておきます。
高い所にその商品があったり、奥まった所にあったりもしますので、自分で取れない場合は女性は無理をせず男性に頼みましょう。
こうして事前に注文が入っている商品を用意しておくとピッキングがスムーズ、且つ最後に商品が残るはずがないので入れ忘れを未然に防げます。
ピッキング用のリストが用意されているので、それを見てそれぞれのお店が注文をしている商品を一つずつ箱に入れていきます。
これをピッキングと言います。
噛みを見ながらピッキングすることもあれば、ハンディターミナルという機械でスキャンしながらピッキングすることもあります。
1店舗の注文数としては3個程度のものから、多ければ20個など。
アクセサリーなど細かいものでは500個という時もあったりしますが、その場合100個入りにまとまっていることも多いので、そこまで難しい仕事ではありません。
ここでも重要なのがバーコードです。
ピッキング用のリストに書かれている商品のバーコードと実際の商品に付いているバーコードを照らし合わせ、合っているかを確認してから箱に入れていきます。
この商品は二つ、この商品は五つと商品の個数が違う場合も多いので、よく確認することがとても重要です。
ハンディターミナルを使用する場合は、ハンディターミナルでバーコードを読み込ませるとその製品が合っているかを判断してくれます。
バーコードがない場合は、製品の名前や品番で判断をします。
ピッキングは商品を取って歩くので、軽い動きがありずっと同じ場所で立って仕事するよりは疲れないと思います。
ピッキングで注文が入っていた商品を集めたら次は梱包です。
大抵ピッキングをした人とは別の人が梱包を担当するため二重チェックができ、万が一ピッキングで漏れがあっても気づきやすいことが多いです。
梱包する人も、同じリストを見て商品に付いているバーコードと照らし合わせ、合っているかの照合と個数のチェックをします。
ここで漏れや間違いがあったらピッキングの人に伝えて、商品を持ってきてもらいます。
梱包作業は出荷前の最終段階なので、間違いがないように慎重にやらなければいけません。
全て確認してOKなら出荷準備に入ります。
発送する店舗ごとに送り状が用意されるので、ここでも間違うことなく商品の箱にそれぞれ送り状を貼ります。
その後はパレットという台に荷物を積んでいきます。
高さが出てくると女性では持ち上げられないので無理せずに男性にお願いをします。
荷物が積みあがってくるとトラックで配送の際にも崩れるので、梱包専用ラップの様なものでぐるぐると荷物を巻いて固定します。
その後はフォークリフトでトラックにどんどん積み入れていきます。
これで一通りの仕事が終了します。
月に1度程、棚卸があります。
棚卸とは今ある在庫の数が合っているかをチェックすることですね。
箱に数量が書いてあるので、開けていない箱なら30個入りが3箱で90箱など同じ種類同士を足していきます。
端数も数え忘れがないように足します。
全ての商品を数えなくてはならないので大変ですが、数人で行うので手分けをして数えていきます。
もちろん電卓も使って良いので、計算が苦手な人でも大丈夫です。
発注に関しては、全てのことを把握できていないとできません。
倉庫は出入りする商品の数が非常に多くあるので、普通のパート・アルバイトはまず任されることはないと思います。
社員や責任者がパソコンや電話で発注や在庫の管理等をします。
倉庫の仕事を考えているなら、フォークリフト免許を取得することもおすすめです。
フォークリフトの運転は男性のイメージがあるかもしれませんが、最近は女性でも免許を取って乗っている人も増えてきました。
倉庫はとにかく一箱が重いです。
奥にある荷物を一箱ずつ持ってくるのは大変ですし、時間のロスにもなります。
そんな時、パレットごと持ってくる方が楽です。
会社からもパートさんたちからも頼りなる存在になると思います。
お給料面でもフォークリフトを乗れる方が多少良かったりします。
ただ気をつけたいのが倉庫内はフォークリフトぎりぎりの所でアルバイト・パートさんたちも作業をしているので、慎重且つスピーディーにやらなければいけません。
事故は絶対あってはならないので慎重さは必要です。
何時間もフォークリフトで荷物の積み下ろしをする場合もあるかもしれませんが、そのような時は休憩でしっかり休んでリフレッシュすることが大事です。
フォークリフトの仕事内容は、こちらの記事を参考に!
検品作業というのは分かりやすく言うと間違い探しです。
汚れがないか、穴やほつれ、変形、印刷不良など。
検品前に社員やリーダーからこの程度ならOK、このようなものだとNGと言われます。
取引先によっては多少の汚れなどはそれほど気にしなくても良いという所もあれば、ほんの僅かのの汚れも許されないなどあるので、その時の指示に従っていれば大丈夫だと思います。
ある程度は個人の判断でもあるので、判断を自身がするという面ではある意味難しいかもしれませんね。
判断ができない時は他の人に相談して判断をしてもらいましょう。
検品作業は裏表も見て、ひたすら商品を眺める感じです。
もし不良品があった時は、検品済みの物に交換します。
検品は同じ位置で同じ態勢でするので少し疲れてしまうかもしれませんが、動きが少ない方が良い人、間違い探しが得意な人におすすめです。
稼働時間は様々ですが、9時~17時の所もあれば24時間稼働している所もあります。
週1日、3時間~OKの求人も多いです。
シフトは1週間ごとの提出という場合もあり、細かく組んでいける場合が多いでしょう。
テスト期間、お子さんの急な発熱時の休みも対応してくれるところが多いです。
倉庫は何と言っても融通が利くので、小さなお子さんがいる方にもおすすめです。
交通費は会社によって異なるので、先に確認しておきましょう。
正社員で募集している所もありますが、社員より派遣アルバイトもしくはアルバイト、パートで募集しているところが多いです。
社員の場合は月20万円前後~が基本です。
アルバイトの場合の時給は、最低賃金から1,500円程度となっています。
フォークリフト作業となると、時給1,000円を超えることがほとんどです。
勤務地や会社によって変わってきますが、平均的な給料だと思います。
アルバイトで働くなら個人的におすすめなのが派遣アルバイトです。
同じ仕事をしていてもその会社の直接のアルバイトより時給が高いことが多いです。
フリーターなら派遣アルバイトの方が断然稼げる場合もあるでしょう。
派遣だからと言って様々な会社に行かなくてはいけないわけでもなく、同じ会社が良かったらずっとそこで働ける場合もあります。
面接時の契約で残業はできないと言ってあるなら、無理にお願いされることはありません。
しかし、繁忙期や納期が迫っていたりするとお願いされることもあるかもしれません。
短時間でも協力ができるのであれば会社としても嬉しいとは思いますが、できないのなら無理をしてやることはありません。
残業する人が少ないと社員は夜中まで残業することもあるので社員になると大変かもしれないです。
倉庫によって様々ですが、一例を紹介します。
朝9時に朝礼から始まります。
今日の仕事内容、出荷するもの、いくつやらなければいけないなど、パートさん達にも把握してもらいます。
誰がどの仕事を担当するのか、割り振りが決められます。
検品、ピッキング、出荷などそれぞれ担当する人を指示されます。
途中で担当する場所が変わる時は、その都度指示をされます。
午前10時頃から10分程度の休憩時間が与えられます。
正午12時~13時まで昼休憩時間があるため、昼食はこの時間に摂ります。
午後15時から10分程度の休憩時間があります。
17時終了です。
ごみ捨てなど掃除をして1日が終わります。
資格は必要ありません。
フォークリフトを運転する人は免許が必要です。
初心者でもできます。
派遣アルバイトのように単発で来る人にもすぐにできる簡単な作業です。
実際、求人で未経験OKと書かれていることが多いです。
年配の方は未経験だと覚えること、計算することが結構あるので苦戦してしまうかもしれません。
また、担当する仕事によっては体力的にキツく感じる可能性はあります。
自分には「どんな仕事」が向いているか、診断するにはこちら →
(正社員希望の人限定)
仕事中は会話をしないことが多いので、人とあまり関わりたくない方にはおすすめです。
決して難しくはないのですが、数を数えたり数字を見たりするので計算が早い方は頼りになります。
自分が作業したものがお店で売られていると、つい見てしまうかもしれませんね。
好きな洋服屋などの倉庫で働くと違う視点から見られて楽しいでしょう。
子供がいると急なお休みが続くこともあり、働くこと自体が難しかったりします。
倉庫は週ごとに都合の良い日数で出勤できるので、子供の参観や急な休みも取りやすいです。
実際、主婦の方は非常に多いです。
趣味もしっかり楽しみたい方にもおすすめです。
数を数えることが多いので、正確に行うことが身につきます。
1日に沢山の数の商品を仕分けるので、テキパキした動きや効率良くできる方法を自然に考えられるようになります。
これらのことは全ての職業に必要になると思うので他の仕事にも活かせます。
倉庫は基本的に冷暖房完備の所は少ないです。
そのため、夏は暑く冬は寒いです。
夏場は熱中症に気を付けて、冷感タオルや冷却スプレーなどでの対策は必須です。
冬場も手がかじかんで手先を思うように動かせない時もあるのでカイロは必須です。
倉庫は派遣アルバイトで1日だけ来る人にも簡単にできる仕事です。
しかし数の数え間違いなどミスがあってはならず、正確性が求められる仕事です。
言われたことをただやれば良いのですが、一つのミスが大きなミスに繫がります。
自分で判断できないこと、少しでも疑問に思うことはそのまま続行しないで周りの人に訊くことは大事なことです。
そういう面では、黙々とできるものの多少のコミュニケーションは必要です。
とは言え、作業的には単純なので初めての人でも安心してできる仕事でしょう。
倉庫求人についてもっと深堀りした情報を見る
短期アルバイトなどで倉庫仕事を経験したことがある方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?私も昔派遣をしていたことがあり、いくつかの倉庫で働いたことがある経験者の一人です比較的誰にでもできる倉庫作業ですが、体力は必要と思って下さい。この記事では、倉庫で働くにあたり知っておきたい業務内容やメリット、向き不向きなどについてご紹介します。自分に合う求人探しのポイントをこの記事で押さえましょう!倉庫の仕事はどんな仕事?倉庫の仕事というのは、誰にでも取り組みやすい仕事です。食品系や衣類、その他のものなどもあります。ピッキングや梱包、仕分け作業、検品作業などの仕事があります。倉庫の仕事の大まかな仕事内容主
倉庫バイトは、未経験OK!学生OK!都合がいい時間帯OK!と融通の利く求人が多いかと思います。一体どのような業務内容で給料相場はいくらぐらいなのでしょうか。この記事では、そんな倉庫アルバイト求人の職種や雇用形態の違いについてなど詳しく説明していきたいと思います。特に学生の方にはおすすめのアルバイトなので、この記事を読んで上手な求人の選び方を知ってから応募してみてはいかがでしょうか。倉庫バイトのおおまかな仕事内容こちらではまず大まかなお仕事の内容をご紹介していきます。一言に倉庫内作業と言っても様々なお仕事があります。どのようなお仕事の内容があるのか見ていきましょう。仕分け作業よく求人内容などで目