今回はフォークリフトの仕事内容について、業務の内容や楽しいポイント等について色々と語っていきたいと思います。

フォークリフトの運転というのはなかなか便利なスキルの一つで、一度覚えてしまうと後々まであなたの役に立ってくれるものです。

現在、仕事にフォークリフトを使っている業界は幾らでもあるので、そうした所で働く場合、フォークリフト経験者というのは大変重宝される事になります。

大型車のドライバー等と比べると一見地味な印象を抱きがちですが、そうした免許の取得よりもフォークの運転資格は遥かに簡単、費用も安く習得する事が出来ます。

運転技術もトレーラーとかトラックに比べて全く容易なので誰でも簡単に扱えるというのも魅力ですね。

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フォークリフトの仕事は大きく3個の役割に分けられる

フォークリフトというものは、人の力では持ち上げる事が出来ないような重くて巨大な物を運んだりする目的で造られました。

フォークリフトの主な用途は次の3つです。

荷物の移動

大きな荷物が通路を塞いでいたり、そこのスペースを空けて代わりに別の荷物を置いたり、又は他の場所に荷物を動かすような場合にフォークリフトを使用して荷物を移動させます。

後で詳しく述べますが、フォークリフトで物を運ぶ為にはパレットを用意したり、荷物を巨大なラップで固定するラッピングをしておく等の準備が必要となる事も多いです。

そういった準備が既になされていれば、後はフォークのオペレーターが荷物を持ち上げて運ぶだけです。

荷物の積み込み

配送や搬出作業の時には、トラックの荷台に荷物を積み込む必要が生じます。

そういう時にもフォークリフトを利用するととても早く楽に作業を行う事が出来ます。

これが全て手作業となると手間も時間も労力もかかりますが、いろいろな事情からフォークが使えないような場合や場所もまだまだ存在します。

荷物の降ろし

車に積んだ荷物はいつかどこかで降ろす必要があります。

大きな荷物ならばフォークリフトでいっぺんに降ろしてしまう事が可能ですが、積み込みの場合と同じく全て人の手によって行わなければならないならない現場もあります。

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フォークオペレーターの3個の業務

フォークオペレーターは運転だけではなく、ちょっとした雑用とか在庫のカウント等も行う事が多いです。

とはいえ、メインとなるのは運転作業に変わりはありません。

整備

屋外で使用されている大型のものはガソリン式のものもありますが、構内用の小型のフォークリフトは最近ではその多くが充電式の電動仕様です。

その為、このタイプの物は使用する前にしっかりとバッテリーを充電しておく必要があります。

また、フォークのチェーン部分等には動きを滑らかにする為の注油が欠かせません。

整備不良による事故を防ぐ為にも、定期的なメンテナンスは欠かせません。

大型特殊自動車としてナンバーがついている大型フォークリフトの場合、自動車と同じように定期的な車検を行う必要がありますが、そうでないタイプのものは自主的な検査を受けるだけです。

車体に何も異常がなければキーを差し込んで発進です。

移動走行

フォークリフトで動かしたい荷物の所まで接触事故等を起こさないように安全運転で走行します。

特に構内ではフォーク優先、専用路というのがある事も多く、そこでは歩行者がフォーク車両に道を譲らなくてはなりません。

車両と人との接触事故はそう多くはありませんし、フォークリフトに人が轢かれたという話を私はまだ聞いた事がありませんが(あったとしても会社は恐らく言わない)、ただでさえ荷物や物が多い構内では狭くなっている場所や死角も多く存在する訳ですから何時どこで鉢合わせするか分かりません。

時間に追われて慌てて作業しているようなオペレーターにも要注意です。

彼らは時間内に仕事を片付けるのに必死で周りの安全確認等いちいち気にしていないばかりか、他の作業者を邪魔者扱いするような態度をとります。

私が構内作業に就いていた時は実際の接触事故を目撃した事は無かったものの、ヒヤッとさせられるような場面は何度も目撃してきました。

電動式のフォークリフトは音がとても静かなので後ろから急に接近されてもこちらの対応が遅れる事もしばしばですから、運転するオペレーターだけでなく、他の作業者達もお互いに気をつける必要があるでしょう。

積み込み、積み下ろし

荷物をトラックに積み込んだり、反対に荷降ろしを行う場合、レバー操作でフォークを動かす作業が必要となります。

初心者はフォークの高さに気を配り、爪の先端を誤って荷物に刺したりしないように注意しながら作業を進めていきます。

フォークで荷物を運ぶ為に行う2個の準備作業

パレットが必要ない荷物はそのままフォークで持ち上げる事が可能ですが、そうでない場合は荷物を一度パレットと呼ばれる台座にきちんと載せる作業が必要となってきます。

これはフォークのオペレーターが自分でやる事もありますが、多くの場合他の作業者が前もって準備しておく事が多いです。

パレットを用意する

沢山の小さな荷物をまとめて一度に運びたいような場合、まずは地面にパレットを敷いてその上に荷物を全体が正方形になるように並べていきます。

荷物の大きさによって並べ方があるのですが、ポイントはフォークリフトで運んでいる途中に荷物が崩れたりしないよう、キレイに積む事です。

ラッピング

ある程度の高さまで荷物を積んだら必要に応じて今度はラッピングを行います。

サランラップの何倍もあるような巨大なやつを使ってパレットの上に置かれた荷物をぐるぐる巻きにして、運ぶ時にバラけたりしないように固定するわけです。

この作業、ちょっとしたコツがいるので初心者は上手く出来ない事も多いのですが、これがしっかり巻けていないとフォークオペレーターに怒られます。

ラップの巻き方が悪いとフォークで荷物を動かす際にバラバラになってしまう事があるからです。

フォークリフトの仕事の良いところ

ここでは、フォークリフトオペレーターの良いところやメリット等について語っていきます。

わざわざお金と時間をかけて専門の資格を取得してまでオペレーターになるからには、メリットの一つや二つあって然るべきでしょう。

そうでなければ敢えてやろうという人は現れません。

やりがいを感じるポイント

始めはぎこちない運転でも慣れるとサクサク出来るようになるものです。

フォークリフトの運転がスムーズに出来るようになれれば、短時間で効率よく仕事がこなせるようになれます。

フォークを使っているのに時間がやたらにかかったり事故ばかり起こすようではその存在意義はありません。

時給アップ

フォークリフトのオペレーターは他の単純作業者に比べて時給も高めです。

時給アップを目指している人にとってもフォークリフトの運転資格取得はおススメです。

仕事の幅が広がる

単調な構内作業だけしか出来ない人とフォークリフトの運転が出来るような人を比べてみると、その後のキャリアアップや仕事の選択肢に差が生じる事が分かります。

あくまでも物流、運送、倉庫業界等に限っての話です。

眠くなりにくい

構内の単純作業というのは実に退屈極まりないです。

私もやった事はありますが、一日中同じ作業を繰り返し繰り返し毎日毎日やり続けるというのはなかなかの忍耐と根気が要るもので、これで眠くならない方がどうかしています。

これがフォークのような車両の運転業務となれば、事故を起こさない為にも精神を集中して業務に取り組まざるをえなくなってくるので、眠気なぞ何処吹く風となるのです。

驚くほどの集中力をもって働く業務となりますので、全く眠くならないという点もよいポイントとなり得ると思います。

歳をとってもやれる

高齢になっても現場で重い物を持ったり運んだりするような仕事というのは、さぞ身体にこたえる事でしょう。

その点、フォークの運転作業であればやる事は簡単なレバー操作のみ。

構内用の小型のフォークリフトの場合、椅子がついていない為ずっと立ったままの運転となってしまい、それが車のドライバー等と比べると辛い所ではあるのですが、まあ仕方がありません。

それでも身体に感じる疲労感や負担といったものは微々たるものです。

若い時から身体に気を使って無理な負担をかけないというのは、老後の為にも必要な事です。

若いからといって身体を酷使しすぎると後になって必ずガタがきます。

うっかり一度でも腰や肩をやってしまった場合、その後ずっと痛みと闘っていかなくてはならない事になります。

人間の身体は一度壊してしまうと100パーセント元の状態には戻らないと言われていますから、身体の故障には常に気をつけておくべきです。

引越しや介護、工事の作業者等も若いうちに無理をして身体をやってしまう人が多い為、人員の入れ替わりも激しく会社は人手が常に足りないような状況にあります。

私も色々な職場で若いうちに仕事で無理な作業をした為に、身体を壊してしまった人達を何人も見てきました。

彼らは病院、整体やハリ治療、マッサージ等に定期的に通っており、その辛い痛みと日々闘っていましたが、やはりどんな治療をしたとしても完治する事は無いと言います。

病院等にかかる事になればそういう費用もバカになりませんし、えてして会社は労災を出し渋るのが常なのでとてもタチが悪いのです。

これが正社員ならばまだしも、何の保障も無いいわば使い捨てのようなバイト君達にとって怪我は最も憂慮すべき問題と言えるでしょう。

会社は何の責任も負ってはくれないのですから、とにかく怪我には気をつける、無理な作業はしないというのは大事なポイントになってきます。

ただ、身体の故障というものは徐々になる場合だけでなく、突然くるものもあるのです。

不意に重い物を持とうとした時になる事が多い腰の故障等はその代表的な例ですが、ともかくいつ何時どういう所にどんなハプニングが潜んでいるのか分かりませんから、保険だけはしっかりと加入しておく事をお勧めします。

面白いポイント

フォークのオペレーターは事故を起こさないように周りに気を付けなくてはなりませんし、そういう面では多少大変ではあります。

ただ、ずっと検品とか箱詰めとかの作業を一日中黙々とやっているよりは、フォークリフトに乗って広い構内を走り回っている方が飽きがこなくて私はお勧めです。

運転

フォークの運転はとても簡単なので少し慣れれば誰でも出来るようになります。

スピードもそれ程出る訳でもありませんし、基本的には敷地内とか構内のみで使用される事になるので車のドライバーのような危険もないと言えます。

ただ、普通に生活している人にとっては、なかなか運転する機会も必要もない車両の為、興味を感じる人も中にはいるのではないかと思います。

例えばゴミを回収しているパッカー車等は、普通のドライバーから見れば無駄にデカいだけの臭くて汚い邪魔な車両くらいにしか感じませんが、実はあれ、かなり値段もお高い特殊車両なのです。

そういう車ってその手のマニアの人にとっては興味の対象になる事が多く、実際乗ってみたい、運転してみたいと考えるのは少しも不思議な事ではありません。

フォークリフトは片手でハンドルを回したり、レバー操作があったりと独特の操作もあるので興味を持つ人もいるのではないでしょうか。

レバー操作

工事用の重機とかクレーンのように、フォークリフトにはフォークを操作する為のレバーがついています。

これも大して難しいものではないので簡単に出来ますが、上手くやらないと荷物を傷つけたり壊してしまう事になるので注意が必要となります。

フォークリフトの事故で多いのは、人との接触よりもむしろ荷物の破損です。

フォークを誤って荷物に刺したり引っ掛けたりして傷をつけたとか、荷物を全て落としてしまったとかは慣れている人でもたまにやる事があります。

多くはレバー操作のミスというよりも、荷物との目測を誤ったり不注意から起こる場合が多いようです。

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まとめ

ここまで実際のフォークリフトの業務について書いてみました。

必要な運転資格を所持していなければフォークリフトを使った仕事をする事は出来ないので、やってみたいと思っている人はまずその資格を取得しなければならず、これが少々面倒ではあります。

しかし、ここで諦めていては何も始まりませんので、積極的にチャレンジしてみましょう。

フォークの運転資格取得は所属会社も積極的にサポートしてくれる事も多く、自分で取るよりも費用がかからない場合がありますので是非利用してみましょう。

後は実際に場数を踏む事で徐々に上達するようになっていきます。


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