今、マスコミなどでも特集を組まれ、注目を集めている家事代行という仕事について、一人の主婦として、またかつて経験した一人として考察しました。

この仕事は、特に資格が無くとも主婦が日常の家事の経験を活かし収入を得ることができます。

これまでも家政婦として仕事は存在していたと思いますが、仕事としての地位は低かったように認識していました。

しかし、現在のイメージは、主婦として家族の為にやらなければいけない仕事ではなく、主婦の手際の良さなどカリスマ的な存在が現れ、一つの仕事としてステータスを得てきているように思います。

また、富裕層の家庭が利用するイメージから、ネットなどを活用し誰でも、短時間でも、気軽に利用できる仕事になってきています。

では、その仕事内容を一つ一つ取り上げてみたいと思います。

家事代行の仕事について大きく3個の役割があります

大きく分けて、会社運営としての営業、マネージャー・チームリーダーとしての役割、それ以外にパート・アルバイトとしての役割があります。

では、それぞれの内容について、一つずつ考えてみたいと思います。

会社運営として営業の4つの業務

会社としてはどのような仕事があるのでしょうか。

最近はテレビコマーシャルのみならず、バラエティー番組や報道番組でも取り上げられて、そのプロらしい仕事が広く知られ、利用する層も幅広く拡大されています。

ここではその会社の役割について取り上げます。

営業としての業務には以下の3つが挙げられます。

リサーチ

まずはどの地域に家事代行を必要とする世代や、職業に従事する人が居住しているかリサーチをしていきます。

家事代行は業者を通す場合、高額になる場合が多いようです。

そうなると、高級住宅街や、高額収入の職業の方が多く住むであろうタワーマンションや、いわゆる億ションと言われるような重厚なマンションが地域にニーズがあるはずです。

アナウンス

家事代行の仕事があること、信用できる業者であることなどを明記したチラシをポスティングにかけます。

新聞の折り込みをりようしてみる。

この内容でしたら高額な広告費を費やさないので、大企業でなくとも地域密着型の業者でも利用できます。

交渉

チラシ等を見て、電話で、あるいはネットでの問い合わせに反応して内容・金額の相場を提示するための交渉のアポイントの打ち合わせをします。

実際の場所で必要とされる家事を請け負い、金額の交渉をします。

今は、ネットで細かな項目をたてて面談せずとも交渉できる場合もあります。

スタッフの配置

多くの場合、最初は複数でチームを組んで仕事をするため、信頼できるチームのリーダーを決めます。

そしてお客様からの希望に日程から所属するパート・アルバイトからスタッフをきめていきます。

メンテナンス及び契約の継続への努力

実際の家事代行が終了したら、スタッフリーダーからの報告をうけます。

その上で、依頼者に反応を聞く場合もあります。

そして継続して契約できるように促していくのも営業として大事な仕事です。

パート・アルバイトの求人、採用

会社にとってスタッフの質はとても大事です。

求人のチラシや、ネットでの求人に反応した人を採用していくことが会社の存続にもつながります。

マネージャー・チームリーダーの4つの業務

実務においてマネージャーの存在はとても重要になります。

連絡

パート・アルバイトのメンバーに業務の確認、日程の確認、待ち合わせの連絡をミスなく連絡します。

今はメールやSMSで簡単に連絡できますが、相手が認識し、了解したのか確実に確認しなければなりません。

現地での組み立て・配置

現地についたら、依頼人が在宅の場合は丁寧なあいさつをし、代行する内容の確認をします。

あらかじめ、予定した通りにスタッフを配置し、時間配分も確認したうえで業務に入ります。

時間管理、進捗確認

業務に入ったら、自分も仕事を進めながら、スタッフの進捗を確認しながら時間内に終わるように促していきます。

新人のスタッフの場合は特に配慮しなければなりません。

仕事は時間の契約の場合が多いので、時間内に終わることが大切です。

延長した場合、延長料金は払えない場合が多いようです。

報告

業務が終了したら、スタッフとは解散しマネージャーは基本的に会社の戻り、報告書を作成します。

この時、業務中のミス等があれば速やかに会社に報告し、お詫びなどの対応が急がれます。

もちろん、その場合は業務中でも会社に報告し、営業の正社員に対応してもらう必要があります。

パート・アルバイトの3つの業務

受託

会社からの連絡をうけ、スケジュール調整をし仕事の請負をします。

待ち合わせ時間・場所を確認し、あらかじめ、業務の内容を大まかに聞いておいた方がいいでしょう。

業務

依頼者の自宅に着いたら、マネージャーの指示に従い、掃除や料理・洗濯などに分かれて業務に入ります。

ここで大事なことは時間内に終わらせるということです。

仕事の内容はクリアしなければなりませんが、時間内に終わらせることは契約上、大事になってきます。

まだ、慣れていない場合はマネージャー等が明快に支持してくれるはずです。

報告

もし、仕事中に依頼者の備品を傷つけたり、必要な物がなかったりした場合は速やかにマネージャーに報告すべきです。

「このぐらいなら~」という自己判断が後で大変になることがよくあります。

以上、家事代行の仕事について筆者の経験から考察してみました。

これは、あくまで大企業から、中堅企業の業者を利用した場合になります。

しかし、今ではネットを通して1時間2000円代から場所も決めて契約し、一人暮らしの若者も気軽に利用しています。

掃除好きな主婦が依頼者が準備した洗剤を利用し日常の掃除を若干丁寧に仕上げてくれます。

筆者の20代の子供も仕事が多忙で、季節ごとに水回りを中心に利用していて驚きました。

驚く母に「今はそんなの普通だよ」の返事に改めて家事代行の気軽さを知りました。

これまでの家事代行の概念変わってきています。

そこで家事代行が普及してきている背景を考えました。

家事代行普及の背景

マスコミの力

これまでテレビドラマでは市原悦子さんが「家政婦は見た」シリーズで、更に「家政婦のミタ」では松嶋菜々子がミステリアスな家政婦を演じ、その完璧な仕事内容に合わせて家族の在り方などが注目されました。

驚異的な視聴率で話題となり、現在は「家政婦のミタゾノ」でTOKIOの松岡さんが女装し、これまでとバージョンアップし家事の知恵が毎回放送されています。

更に今はバラエティー番組や報道番組でカリスマ的な主婦の家事代行が何度も取り上げられています。

そこで家事代行が身近な存在となり利用する方が増えてきたように思います。

社会的な背景

何といっても働く女性の活躍により、家事にかける時間が圧倒的に減少していることで、家事代行を必要としている人が増加していることに合わせて、家事代行にお金を費やすことに罪悪感が薄れているように思います。

家事代行のやりがいや面白いポイント

続いて経験者としてやりがいなどをご紹介いたします。

家事代行の仕事のやりがいとは??

何といっても、依頼者の方に喜んでいただけることです。

特に高齢の方や、仕事や育児に忙殺される母親の役に立てたと実感できた時、明らかに喜んでいただけたと認識できた時は仕事をして良かったと思えます。

只、かつては請け負う業者が高額で契約することが多く、それだけの経済力のある依頼者に限定されていたように考えられます。

その場合、家具だけでな調度品なども高額なものが多く緊張感を伴います。

反面、普段目にできないものに触れられる機会もいい経験となるでしょう。

家事代行の面白いポイントとは?

家事代行で得た技術は、日常の家事に生かすことが出来ます。

水回りの効率のいい掃除の仕方やきれいに見えるコツは目からウロコの経験が何度もあります。

更に誠実に仕事を重ねていくと、思わぬお土産をいただけることがあります。

時給は1000円強ですがオマケが付いてくるような楽しみもあります。

まとめ

家事代行は現在は資格等は必要ないけれど、やればやるほど認められて時給がアップすることもあり、何より依頼者に喜んでいただける醍醐味があります。

主婦の仕事が社会に役立っている実感を得られる、これからますます注目されていく仕事と思います。


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