今回は、会社組織においてのマネージャー職の仕事について、ご紹介させて頂きます。

マネージャーって聞くと、芸能マネージャーであったり、学生部の運動部マネージャーを良く聞くと思いますが、ここでは、会社組織においてのマネージャーについて、ご紹介します。

マネージャーと言う役職は、一般的には課長クラスの管理職です。

マネージャーの仕事の内容は様々で、最近よく耳にするプレイイングマネージャー、管理職で有りながらもプレーヤーとしての業務もあるポジションと、認識して頂ければと思います。

常に、率先垂範し、課(チーム)を引っ張っていく重要なポジションです。

また、任されている課(チーム)を管理する重要なミッションもあります。

下記に、マネージャーの仕事の種類・内容、仕事に向いている人等について、ご紹介させて頂きます。

マネージャー(仕事上の役職)の仕事の種類と大まかな仕事内容

マネージャーは、人・物・お金・仕事全体をマネージメントする役割の役職です。

一般的にはマネージャー=課長クラスと認識して頂ければ分かりやすいかと思います。

会社の方針(目標)を達成する為に、自組織の目標達成の為の方針(計画)立案及び部下への周知徹底、進捗管理、プロセス管理、メンバーの管理等を行い、目標達成に導く役割が有ります。

特に、同じ目標を達成させるにも、効率良く効果を出す事が、マネージャーの手腕にかかっています。

また、中間管理職として、上長とのパイプ役を果たす役割もあります。

特に、任されている課(チーム)の全ての責任はマネージャーに有ります。

課長の場合は、部の中の一つの課を任されていますので、常に部長に報告・相談する義務もあります。

また、通常と違う事を行う場合は、部長の承認を得る必要があり、承認を得られる様に、常に部長とのコミュニケーションを図ると同時に、プレゼン能力を高める必要があります。

マネージャーは、上司で有り部下でも有ります。

高いコミュニケーション能力が求められるポジションと言えます。

自組織の方針の立案及び周知徹底

課及びチームの責任者として、メンバーに会社の方針・課(チーム)の方針を落とし込む役割があります。

責任者として、会社の方針(目標)達成に向け、管理者であるマネージャーが課(チーム)の方針書を立案します。

また、方針を部下全員に自分の言葉(思い)で、周知徹底する役割があります。

部下全員が納得し全力で仕事に取り組めるようにする事が重要です。

その仕事内容は?

会社の方針に準じ自組織に落とし込み、自組織の方針書を立案します。

この時、目標達成の為に行う戦略・施策等を部下が理解し易いように立案する必要があります。

特に、目標達成に向けたプランを部下に分かり易く組み立てる必要があります。

会社により方針書の作成のタイミングは違いますが、期の始まり(年1回)の会社、半期毎(年2回)に、最近ではクオーター管理の会社も多くなっています。

期首に方針発表会がある会社もあり、社長や役員の前で発表しコミットメントする場合もあります。(士気を高める為)

部下への周知徹底は、課のメンバー全員が分かるまで、納得し全力で仕事に取り組める様説明する必要があります。

その為には、全体会議やミーティングで説明するのは勿論ですが、面接等で個別に落とし込んで説明する必要もあります。

全員が同じベクトルで業務を推進する事が、良い成果を導き出す近道となります。

部下の管理

組織を運営する上で、一番重要なのはマンパワーです。

報告・連絡・相談が徹底出来て、風通しの良い組織にする事が、円滑に仕事を運営する近道です。

チーム力が高い組織は、全員で協力し高成果を導き出すので、メンバー全員の力が組織の原動力に成ります。

その仕事内容は?

チーム力を高める為には、部下が働きやすい環境づくり、日々のメンバーの動向を敏感に察知し、問題点等有る場合は、迅速にフォローする役割もあります。

また、常にメンバーの事例等を共有し、仲間意識を高める必要があります。

メンバー全員が誰に対しても、臆せず意見が言える環境になれば、仕事の愚痴が出ない一枚岩の組織に成ると思います。

また、労務管理も重要な仕事で、多く残業が発生しているメンバーや休日出勤の頻度が高いメンバーがいた場合、課題を抽出し改善する役割もマネージャーの重要な仕事です。

組織全体の仕事の効率化を図れば、自ずと良い成果に繋がります。

時にはプライベートの相談にのる事もあります。

そこまでいけば、部下との信頼関係は高いと言えます。

進捗管理・プロセス管理

日々、目標に対してどれ位進捗しているか進捗状況を確認する事と、戦略・施策は適切に行われているかをチェックし、組織全体が目標達成できる様導く事が重要な役割です。

その仕事内容は?

日々、チーム全体の進捗状況を管理する事は勿論ですが、メンバー一人一人の進捗状況をチェックし、進捗の悪いメンバーの悪い要因を抽出し、改善策を講じる必要が有ります。

その為には、マネージャーは部下以上に、仕事を詳細に渡り把握しておく必要が有ります。

適切な指示アドバイスができるマネージャーは、どの様な課題が発生しても、解決し業務の最適化を図る事ができます。

進捗管理は、日々・週間・月間・四半期・半期・通期での管理に成りますが、日々の管理をしっかりすれば、全ての管理がスムーズに行えます。

プロセス管理は、メンバー一人一人の実績や業務の進捗状況とアクションをしっかり捉え、フォローする必要があります。

この時、唯口頭で指導するだけで無く、難しい課題の時は、一緒に解決してあげる事も必要です。

やって示す事は、部下の成長にも繋がります。

特に、成果が出てないメンバーに対してのコーチングは、全体のスキルアップに繋がるので重要です。

また、個人に仕事が偏らないように調整する事も必要です。

陥りがちなのは、仕事が早く成果を出す人に仕事が集中する場合があります。

その場合は、そにメンバーが他部署に移動したり、退職した場合、課全体の仕事が回らなくなるリスクが高いです。

ですから、人に仕事を付ける運営ではなく、仕事に人を付ける様にし、欠員等が出た場合でも、スムーズに問題なく業務サイクルが回る様に、管理する事も、マネージャーの大きな役割です。

労務管理及び部下の潜在能力の把握

労務管理及び部下の潜在能力を把握する事は、業務の最適化を図る重要なポイントに成ります。

特に、残業や休日出勤が多い部署は、総じて成果が出ない部署が多いです。

無駄・ムラ・無理が無い様に、メンバーをマネージメントする必要があります。

それにより、メンバー全員が万全の態勢で、仕事を邁進できます。

また、メンバー毎に、得意・不得意は必ずあるので、適材適所に配置する事が、スマートな組織づくりに繋がります。

その仕事内容は?

労務管理は、一人一人の業務量と時間のバランスを把握する必要があります。

特に、残業が多いメンバーの仕事の量は適正か?

もし業務量が多く残業が発生している場合は、他メンバーを含め業務量のバランスを図る必要があります。

逆に、業務量は通常で残業が多い場合は、なぜ残業が多く発生するのか、一緒になり課題を抽出し改善する必要が有ります。

常にメンバー全員の仕事を詳細に渡り把握しておく必要があります。

また、メンタル的な部分もフォローし部下をよりストレスフリーに近い状態にしてあげる事も重要です。

また、部下の潜在能力を把握する事は非常に重要で、適材適所にメンバーを配置する事が、課全体が最大限のパフォーマンスを発揮できる様になります。

メンバー全員の力が100%以上の力が発揮できる様な環境づくりは重要で、無駄な負荷を無くすためにも労務管理は重要です。

得意な仕事は、自ずとパフォーマンスは高まりますが、苦手な仕事は、逆にマイナス効果がでます。

しかし今述べた事はあくまでも理想的な事なので、それぞれの得意分野をしっかり伸ばしてあげ且つ、不得意な部分はしっかりと教育し平均的なスキルまで持ち上げる事も重要です。

上長との意思疎通

課(チーム)を任されているマネージャーは、上部組織の方針や指示に従い課を運営する役割があります。

常に上長と意思疎通を図り、自組織を成功に導かなければなりません。

マネージャーは、自組織をより良い方向で運営する為にも、上司との意思疎通をしっかりとる事も重要な仕事の一つです。

その仕事内容は?

常に上長に報告・連絡・相談をし、上長と風通しの良い関係を保つことが必要です。

それにより、マネージャー自信で解決できない課題や、決済できない事を相談した際に、上長との関係が構築されていれば、上長もフォローをしっかりしてくれます。

また、意思疎通が図れていれば、ある程度の権限移譲はして貰えるので、自己の裁量が思う存分発揮できます。

マネージャーの仕事はどんな人に向いている?

マネージャーの仕事に向いている人は、コミュニケーション能力・折衝の力・ストレス耐性・協調性・チャレンジ精神・責任感のそれぞれが高い方が向いています。

特に、コミニューケーション能力が高い方は、部下の統率・上司とのパイプ役として、活躍できると思います。

コミュニケーション能力の高い人

マネージャーは、組織の位置づけとしては中間管理職。

部下のマネージメント及び上司とのパイプ役として、高いコミュニケーション能力が求められます。

部下のマネージメントは、信頼される上司でないと部下は、良い仕事をしてくれません。

その為には、常にコミュニケーションを図り、風通しの良い組織づくりをする必要があります。

また、上司としっかりコミュニケーションがとれていれば、仕事をある程度権限移譲して貰えるので、自己のマネージャーとしての裁量がとれる事に成ります。

それだけに、マネージャーは高いコミュニケーション能力が求められるポジションと言えます。

以上の事から、コミュニケーション能力が高い人は、マネージャーに向いていると言えます。

折衝能力の高い人

社内では、課チームで新規に行う事等については、上長に承認を得る必要があります。

その為には、上司を説得する折衝力が必要になります。

対外的にも折衝力が有れば、部下が攻略を苦戦している得意先に対して、サポートする事ができます。

社内外どちらに対しても、折衝力が求められるポジションと言えます。

それだけに、折衝力が高い人は、マネージャーに向いていると言えます。

ストレス耐性の強い人

マネージャーは上司(部長クラス)と部下の間のポジションなので、社内・社外を問わず常に気を配り仕事をする必要があります。

一般職の方と比べ、ストレスに成りうる要因が、日々多く発生します。

それ故に、ストレスに耐え打ち克つ強い精神力が求められます。

以上の事から、ストレス耐性の強い方はマネージャーに向いていると言えます。

協調性の高い人

会社の方針、上長から与えられたミッションに共感を持ち、業務を邁進する必要があります。

また、他部署とも協力し業務を推進する事も多いので、協力し合う精神が高くないと務まりません。

マネージャーの業務は、色々なポジション・セクションの複数の方と連携をとる機会が多いので、高い協調性が求められます。

チャレンジ精神の高い人

課(チーム)全体の目標達成の為に、色々な施策を打つ必要があります。

常に、目標達成に向け挑戦し続ける、チャレンジ精神をもつ必要があります。

責任感の強い人

課(チーム)で起こった事は、常に自分に責任が有ると認識し、いかなる場合でも逃げたり、責任転嫁をせず業務を全うする強い責任感が求められます。

仕事に厳しく人に優しくできる人

仕事については、上司と言う役割があるので、常に妥協を許さず最高のパフォーマンスで部下が仕事ができる様、時には厳しくコーチングする必要があります。

しかし、上司で有る以前に、同じ目標を持っている仕事の仲間(同志)と言う事を基本に持ち、困っている事があれば親身に相談にのり、一緒に課題解決をする事が重要です。

強い組織を作る為には、マネージャーは仕事に厳しく人に優しくする事を忘れずに、組織を運営する事が理想です。

解決力が高い人

社内外の色々な課題を解決する仕事が多いです。

迅速に課題を解決できないと、案件によっては、手遅れになる可能性もあります。

自己の積み上げた経験値や、上長に相談など迅速な決断を求めれます。

特に、緊急度・重要度の高い案件か、敏感に見極める能力も必要になります。

以上の事から、解決力の高い人は、マネージャーに向いていると言えます。

アイデア性の高い人

新規業務の創出や効率化を図る施策など、業務上の創意工夫もマネージャーの大きな仕事です。

アイデア性の高い人は、自組織の改革を図り良い業績に繋げる事ができると思います。

常に変化・進化に繋げるアイデア性の高い人は、マネージャーに向いています。

ポジティブな人

マネージャーは、課(チーム)を牽引する立場になるので、常に前向きなポジティブな人はマネージャーに向いています。

やり切る信念を持っている人

失敗を恐れず、やり切る信念を持っていれば、自ずと部下もついてくると思います。

部下は常に上司の背中を見ているので、率先垂範の気持ちを持ち仕事をする事が重要です。

何事もやり切る信念を持って仕事に取り組んでいる人は、マネージャーの仕事に向いています。

コスト意識の高い人

常に経費対効果を意識し、業務を遂行する必要があります。

無駄・ムラ・漏れが無い様、日々チェックができ、効果・効率を図れる方は、マネージャーの仕事に向いています。

逆にマネージャーの仕事に向いていない人とは?

基本的には、マネージャーの仕事に向いている人と正反対の人は、向いていないと思います。

マネージャーの仕事は、色々な方とコミュニケーションを取るポジションなので、特に、一人で仕事をするのが好きな人で、極力他の人と話をせずに業務ができる仕事が好きな人は、マネージャーの仕事には、向いていないと思われます。

対人が苦手な人

人と接する機会が多いので、対人が苦手な人は、マネージャーの仕事に向いてないと言えます。

管理が苦手な人

常に目標達成に向けて、進捗管理等をする業務が発生するので、数値管理が苦手な人は、マネージャーの仕事は向いてないと言えます。

人に仕事を教えるのが苦手な方

常に、指示・指導をと通して、コーチングをするポジションなので、人に仕事を教えるのが苦手な人は、マネージャーの仕事は向いていないと言えます。

現状維持で良いと思っている人

マネージャーは、常にポジティブに業務を邁進し、進化を遂げなければならないポジションなので、現状維持で良いと思っている方には、マネージャーの仕事は、向いてないと言えます。

マネージャーの仕事のやりがいとは?

やはり一番は、マネージメントしている組織が目標達成した時です。

その要因として、チームワークの良い組織づくりができた時、困難な課題をチーム一丸で解決した時等、様々な角度のやりがいがあります。

下記に、マネージャーの仕事のやりがいについて、ご紹介させて頂きます。

マネージメントしている組織の方針・施策を立案する仕事はやりがいを感じます。

上長からおりてきた会社の方針に沿って、自組織の目標達成に向けた方針書・施策を立案する際、過去のデータ・市場環境等から今期の方向性を見出します。

方針・施策の立案で組織の方向性が決まってしまいます。

それだけに重要度の高い仕事に成りますので、やりがいは高いです。

チームワークの良い組織づくりができた時、やりがいを感じます。

組織のメンバーは、それぞれ考え方が違います。

そのメンバーを統率しチームワークの良い組織に創り上げ、パフォーマンスの高い組織にする事にもやりがいを感じます。

困難な課題を解決した時やりがいを感じます。

日々、業務を遂行している中で、大なり小なりトラブルは発生します。

特に大きなトラブル・課題が発生した時、自ら中心になりチーム一丸でトラブル・課題を解決した時の達成感は高いので、やりがいを感じます。

マネージメントしている組織が目標達成した時

自分が打ち出した方針・施策をチーム一丸となり遂行した結果、目標達成が図れた時のやりがいは、非常に高いです。

特に、半期・通期で達成した時は、やりがいを感じると同時に、次の期に対するモチベーションも高まります。

マネージャーとして働いた経験を今後どんな仕事に活かせる?

マネージャーの仕事は、経営視点での業務・またある時はプレイヤーとして仕事をしているので、色々な職種・ポジションで経験を活かせると思います。

勤務先の会社でのステップアップ

一番活かせる仕事は、マネージャーとして働いている会社の上位職です。

マネージャ=課長なので、シニアマネージャー=部長、課を束ねる部長職を目指すのが、一番身近なマネージャーの仕事を活かせる仕事です。

同業他社

同業界で有れば、元々所属していた会社の規模より小規模の会社に転職すると、上司職(部長クラス)での転職されている方も多いです。

他業種

業種は違ってもマネージメントの手法の基本は変わりません。

マネージャーの経験がある方は、異業種に転職しても、マネージメント能力を発揮できると思います。

コンサルタント

マネージャーとして働いている会社と、同業界でのコンサルタントと言う道もあります。

マネージャー経験者は、コミュニケーション能力も高く、また、経験値も高いと思いますので、コンサルタントでの仕事も経験を活かせる仕事だと思います。

特に、専門性の高い職種でマネージャー経験を持っている方は、プロジェクト等の仕事においても能力を発揮できると思います。

会社経営

独立し会社経営もマネージャーの経験が生かせると思います。

マネージャーは、管理職として課(チーム)を管理しています。

8人の課であれば、その課を経営職の立場で管理しているわけですから、経営者としての資質も磨かれているので、起業して会社を立ち上げても、マネージャーの経験は、十分活かせると思います。

まとめ

会社組織においてのマネージャーの仕事について、ご紹介させて頂きました。

マネージャーの仕事は、非常に広範囲に渡りますので、大変そうだなっと感じた方も多くいたかと思いますが、大変な分、やりがい・達成感が大きいポジションです。

先ずは、自分の現在している仕事を良く知り、次に仕事を好きになり、仕事を楽しめるようになったら、マネージャーのポジションを目指してみては如何でしょうか。

マネージャーの仕事は、やりがいがあり楽しい仕事ですよ。