
転職なら農業がおすすめな9個の理由。現役農家が全力で推薦!
農業の仕事は他業種からの転職や、農業従事者などの同業者からの転職が多いです。
どんな仕事でも転職となると勇気がいりますね。
給与が下がる可能性もあります。
今の会社の地位が無くなって、また一からのスタートになります。
しかし色々悩んでいても答えが分からなくなると思います。
農業は他業種と比べると、天候に左右されやすいなど特殊な業種ですが、お勧めのポイントも沢山あります。
今回は農業の転職でお勧めの農家の特徴、おすすめの農作物について紹介します。
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(正社員希望の人限定)
食事は素材があって初めて料理として食卓に並びます。
材料が新鮮であると食事もおいしいものになります。
そんな材料、食材を栽培や飼育して、食材として生産する仕事が農業です。
農業はこんな仕事と一言で言い表すことは難しいですが、簡単に言うと私たちの生活に欠くことが出来ない食を担う重要な仕事と言えます。
土つくり、播種、栽培管理、収穫、出荷、生産管理などの事務仕事が主な仕事の内容です。
土つくりは生産物の土台を作る重要な仕事です。
私達にとって住み家となる家があるように、植物には根をしっかりと張ることが出来る良質の土壌が必要です。
そのため土つくりが作物生産の八割を占めているという人もいるほどです。
次に播種は種まきのことです。
土つくりをした場所に種まきをします。
ここからは農家の腕の見せ所、栽培管理の仕事になります。
栽培管理は各農家で違います。
何時、どんな肥料をやるかなど各農家のオリジナルの方法で栽培します。
水のやり方一つでも、生育は違ってくる場合もあるので栽培管理は繊細な仕事です。
作物が成長して大きくなってくると、収穫・出荷の作業が近づいてきます。
収穫・出荷は農家にとってお金が入ってくる時期なので多忙な時期です。
生産管理は年間スケジュールや、農薬管理、施肥管理、毎日の日報などの書類作成の仕事です。
書類として良かったことや、失敗したことを残すことで、次シーズン以降の大きな財産になります。
定時定量。
私達農家が市場や農協から求められることです。
決まった時間に毎日決まった量を出荷するということです。
多くても困るし、少なくても困るというわけです。
私たちの出荷した生産物は、農協や市場で分配されて、各地のスーパーに運ばれるのですが、各スーパーに販売キャパがあって販売できる量が概ね決まっているんです。
そのためたまたま天候不順で作物が揃わないときは、販売価格が高騰するんです。
逆に豊作で作物が有り余っている時は、安い価格でたたき売られるわけです。
市場価格によって調整されているんですが、価格の波が頻繁に起こると生産者も消費者も困ります。
そのため私たち生産者はできる限り、定時定量を目標に生産しています。
また最近は食の安全について、消費者の皆さんの興味が向いています。
安全でおいしい作物を生産することも、私たち農家の役割です。
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これから農業を始めようとするときに、どんな転職先や職場を選ぶと良いか悩むと思います。
悩んだ場合は実際に農家に足を運んでみるのが一番ですが、求人から読み取れる情報などもいっぱいあります。
例えば、個人農家か農業法人かで働き方が違ってきます。
個人農家で就業する場合、どんな仕事もできるようにならないといけません。
少ない人数で工夫して仕事をするので、一連の仕事を学んで独立したい人にお勧めします。
農業法人の場合は、一般的に分業制なので真面目に自分の仕事をこなせると良いです。
安定した場所で働きたい場合は、農業法人がお勧めです。
このように注目するポイントがいろいろあるので、ここでは何点か紹介します。
住み込みは、農家の生活スタイルをそのまま体験できるのでお勧めです。
農家の生活スタイルは、一般のサラリーマンとは大きく異なります。
農家の生活に慣れることで、より農業を身近に感じることが出来ます。
また住み込むことで、一日中学ぶことが出来るので、非常に勉強になります。
独立を考えている人には、一度は体験しておいてほしい経験です。
地元で名が通っている篤農家での仕事は非常に勉強になります。
篤農家は研究熱心で、他では学ぶことが出来ないことも学ぶことが出来ます。
また、きちんとした理論に基づいて仕事を進める農家が多いので、納得できます。
一方で、仕事が速い篤農家の方が全部やってしまって、勉強しようと思った時には、作業が終了いていたという場合もあります。
篤農家で働く場合は、どんなに忙しくても親方の行動一つ一つを注意深く観察して、見逃さないようにしましょう。
そんな心構えをもって篤農家で働く場合は、農業人生で非常に有益な経験になること間違いなしです。
スーパーに並んでいる野菜や食材を見ていると、本当にたくさんの食材があることに気付かされます。
そんな中でも日本人の主食、米農家は一番求人が多くてお勧めです。
米農家は日本全国にあり、最近は法人化が進んでいて大規模化も進んでいます。
法人としてしっかりしているので、安定したところで働きたい場合はお勧めです。
またハウス栽培が一般的になっている作物は、天候に左右されずに作業できるのでお勧めです。
例えばいちごはその一例です。
いちごはクリスマスシーズンに収穫をピークに持っていくので、冬場の作業が中心の作業になります。
雪が降る地域では天候に影響されることがなく収穫ができるので、おすすめの仕事です。
またこの時期は農業業会全体の仕事が激変する時期なので、この時期にしっかりと働けるという点でお勧めです。
さらにいちごは単価が高い作物なので、給与も比較的高めになっている場合が多いので合わせてお勧めです。
農業を始めるにあたって私がお勧めするのは、興味があったり、学びたい作物を生産する農家で働くことです。
農業は体を使った作業が多いので、今まで体を使ったことが無い人や、デスク作業からの転職は慣れるまで苦労すると思います。
そんなときに、自分の好きな作物を作っていると辛いことにも耐えられます。
また好きな作物の規格外品をいただける場合もあります。
どんなに仕事がきつくても、仕事終わりに自分の作った好きな野菜や果物を食することが出来ると幸せで、嫌なことも吹き飛んでしまいますよ。
野菜の収穫は、基本的に炎天下の屋外での作業になります。
体力勝負の仕事になるのですが、最初からバリバリ働くことが出来なくても心配いりません。
最初は無理しないで休憩をとりながら作業しましょう。
だんだん体が慣れてきて、1年も仕事をしているとバリバリ働けるようになります。
数年仕事を続けていると、頑丈な体が自然に出来上がっています。
心配しないで毎日の作業に没頭しましょう。
前述したとおり、いちご農家への転職はお勧めです。
いちご農家ではハウス栽培が一般的なので、気候に関係なく仕事ができます。
寒い屋外の作業と違い、ハウス内は冬でも暖かいんです。
昼間のハウス内では、防寒具は脱がないと暑いくらいです。
そんな快適な環境で仕事ができるので非常にお勧めです。
また冬の期間、業界全体は仕事が激減している時期なのでこの時期に大きな収入がある点もおすすめポイントです。
いちご農家の求人を探すときは、こちらの記事を参考に!
桃は、単位面積当たりの単価が高い作物の1つです。
桃の栽培は非常に難しく、強風で葉が擦れて光合成が上手くできなくなったりすることもあります。
そのために桃の木の周りには暴風ネットが張り巡らせてあります。
さらに桃の果実は、ちょっとした傷や圧にも弱いです。
強く触るとそこから痛みが進んでしまいます。
また傷がつくと商品価値はなくなってしまいます。
そんな繊細な桃の栽培技術を身に着けると、農業で生きていくには十分な収入が見込めます。
技術を身に着けるまでは大変ですが、時間がかかっても、習得するには価値があるのでお勧めです。
農業には様々な種類の生産物があります。
生産物の数だけ栽培方法があります。
また雇用形態もいろいろあります。
ここでは農業の働き方と、生産物別に紹介していきます。
自営農家は、個人で生産販売を行っている個人農家のことです。
自営農家は、営農組合などに所属しないで、独自に生産活動を行います。
販売先は農協に出荷したり、独自に販路を開拓している農家もあります。
個人で経営するので、リスクはすべて独自に対応しないといけませんが、自分で考えて経営方針を定めることが出来ます。
リスクとしては、機械など自分で所持するために、メンテナンスなどが必要になってきます。
また土地を所有したり、借りたりする費用が必要です。
それら諸々の費用を含めて、農業を始めるにあたって初期費用が大きいのが特徴です。
農業法人は農作物を生産販売する会社のことです。
法人化をすることで各種補助金を有効に活用出来る点がメリットです。
また働き方としては、一般の会社とそう変わりません。
最近は農業法人も大規模化が進んでいます。
さらに個人農家では資金的に難しい、不可能な大型機械の購入などの借り入れも優遇されます。
従業員が個人農家と比べると多いので、分担作業で労力の軽減ができる点もお勧めポイントです。
各生産物ごとに、ハウス栽培、露地栽培など栽培方法に特徴があります。
さらに作業内容は作物によって大きく違います。
出荷方法も作物によって、大きく違います。
例えば果皮が柔らかいいちごや桃は、梱包を十分にしないと、すぐに傷んでしまいます。
ここからは、生産物ごとの特徴と、どんな作業内容があるのか紹介します。
果樹は子供から大人まで大好きなデザートですね。
そのため果物をいっぱい食べたいという理由で、就農する人も少なくありません。
果樹は一般的に露地での栽培になります。
果樹の木の植える間隔は、それぞれの果物によって異なります。
そのため収穫量を増やすためには、耕作面積も広がります。
果樹は栽培技術が難しく、そのため基本的に単価が高いものが多いです。
剪定の方法は各農家で異なり、摘果の数も農家によって異なります。
剪定や摘果の方法によって、収穫した作物の味や大きさが変わってくるので大切な作業です。
収穫後は、リンゴなどの果物を除いて、日持ちがしない物が多いので、早急に出荷します。
さらに出荷の際に、つぶれや傷がつかないように、丁寧にパック詰めする必要があります。
作業全般に繊細な作業が多い生産物です。
稲作は、日本人の食卓に欠かすことが出来ない主食を生産する仕事です。
米は露地での栽培になります。
田舎に行くと、田園風景がひろがっているのを、一度は見たことがあると思います。
稲作は最近は個人の農家より、法人化した営農組合などが大規模に耕作している場合が多いです。
逆に、個人の農家は、小規模でこだわって生産する一部の農家が頑張っています。
毎年の米の格付けランキングで、トップ評価されるのはやはりこだわった米です。
そんな米を栽培するには、大型機械が必要です。
田植え機、コンバイン、乾燥機など高価な機械を購入しなくてはいけません。
また作付面積が広ければ広いほど、収穫量は多くなります。
米農家は基本的に大型特殊などの機械の操作ができると良いです。
また米の転作として麦や、そば、飼料作物などの作物を生産します。
麦やソバは、米と同じ機械が使いまわしできるので機械の購入費用はほとんどかかりません。
さらに作業内容も米とほとんど同じです。
野菜類の募集は、農業の中で一番募集が多いです。
全国各地で様々な野菜が栽培されています。
葉物野菜、根菜類、果菜類など様々なものがあります。
葉物類は露地栽培、ハウス栽培どちらもあります。
葉物の栽培は回転が命になります。
年間何度も収穫と播種を繰り返します。
回転を速める工夫をすることで、収益も上がります。
根菜類はジャガイモやサツマイモ、レンコンやゴボウなどです。
これらは露地で栽培されます。
ジャガイモなどは北海道で大規模に栽培されています。
機械化が進んでいる作物ですが、レンコンなどの収穫は機械でできないので人力で行い、力仕事です。
果菜類は主にハウスで栽培されます。
トマトは露地栽培もありますが、雨などが原因で実が割れてしまうので、雨よけが施されます。
またいちごは、ハウス内で栽培されます。
いちごも収穫は機械化が出来ない作物の一つです。
実が柔らかいので柔らかいタッチで、手で包み込むように収穫します。
果菜類は、野菜の中でも栽培が難しい部類に入るので、仕事の中でしっかりと学ぶことが必要です。
花弁類・観葉植物、樹木類は基本的に観葉するための物で口に入るものではありません。
これらの作物は、地域差はあるかもしれませんが、一般的にハウス内で栽培されることが多いかと思います。
一部食用の花の生産農家もありますが、基本的に見た目を重視して栽培します。
だからと言って農薬の回数を増やしてもいいわけではなく、指定回数を守らなくてはいけません。
丁寧に栽培管理することが大切です。
さて今回は農業に転職する際の、お勧めポイントを紹介してきました。
ここまで読んで、どのような転職をしようか想像が膨らんだでしょうか?
この記事では、大まかな内容の説明でしたが、転職先を決める際にこの記事が何かの役に立つと幸いです。
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