転職なら農業がおすすめな9個の理由。現役農家が全力で推薦!
農業に転職するための注意点や詳しい方法などを今回は説明していきます。
私自身、他業種から農業の仕事に転職した経験を活かして、この記事で具体例を出してご紹介させていただければと思います。
転職への心構えや、年収アップを狙う方法、自分に合う農家の求人の選び方など、とにかく興味のある方には必見な内容ばかりです。
ぜひ農業への転職を成功させて、よりあなたの日々の暮らしが少しでも前進しますと幸いです。
目次
閉じる農業への転職で注意したほうが良い4個のこと
農業は自然に囲まれた余裕のある生活というイメージはありませんか?
田舎暮らしやアウトドアブームがあると必ずと言っていいほど農業ブームも起こります。
確かに田舎暮らしやアウトドアを突き詰めると、自給自足もしてみたいという思いに行き着く気持ちもわかる気がします。
しかし田舎暮らしで生活の基盤ができたからと言って、何も考えずに農業を仕事とするのは危険です。
事実地元の人は田舎に暮らしているからと言ってみんなが農業で生計を立てているわけではありません。
田舎暮らしを始める場合、生活空間と生計をたてることを別にして考えることをお勧めします。
また気象条件や地理的条件など様々な要因が結び付いて農業が成り立っています。
しっかりと下調べをしてどのような作物が適しているかを考えて農業を始めないと高い確率で失敗してしまいます。
そうならないように綿密に計画をたてて農業に参入することをお勧めします。
時間や組織などに縛られたくないからと転職を決めていませんか?
時間や組織に縛られたくないため農業の世界に入ってくる方は多いです。
田舎暮らしの延長でのんびり仕事をしたいと考え農業へ転職を考えるのは危険です。
農業も時間に縛られることが多々あります。
私の場合は高校卒業から県外で大学生活、農業研修を経て現在の場所で農業を始めました。
当時私は県内の農業界では最年少でバリバリ働いていました。
自然相手なので大雪が降ると深夜でもハウスの雪よかしなど、台風前にはハウスの点検や畑の整備など時間に関係なく働きます。
いまでも時間は作物のためにあるもので、人間は作物が気持ちよく育つためのサポーターとしての仕事をする役割であると認識して農業に携わっています。
また当時の私は、自分の畑やハウスのことばかりを考えて地域の活動に参加していませんでした。
田舎生活では都会と比べて人間関係が濃厚です。
住民が協力し合って草刈りや溝掃除をして地域環境を整えているんです。
都会ではお金を払って解決していたことが、田舎ではみんなで協力して義理と人情をより大切にする風潮があります。
生活の中に地域付き合いが溶け込んでいます。
野菜がなったらおすそ分け。
寒い中外仕事をしていたら温かい飲み物の差し入れなど、慣れてくると地域の連帯感が出てきて心地よい環境になります。
家庭菜園やペットの世話と同じに考えていませんか?
家庭菜園は自分の食べたいものを食べたいだけ作ることができます。
肥料も自分のこだわり通りに施肥することができます。
一方で仕事としての農業はコスト感覚、リスク管理能力が必要になります。
施肥することで生育にどのような影響があってリスクは無いかなど建設的に考え肥料を選択します。
例え劇的に良い生育を謳う肥料であってもコストが非常に高い場合は選択できません。
反対に肥料効果が微妙であっても土壌の環境が良くなり将来的にプラスになる場合は選択します。
また生産物は自分で食べる物ではありません。
お客さんの口に入る物なので残留農薬など健康被害のリスク管理はシビアです。
私自身農薬は苦手なので、最低限の農薬で対応できるように農薬散布プランを組みます。
家庭菜園は失敗したらまた来年頑張ろうと諦めることができますが、本業の場合は失敗が許されません。
どんな自然条件でも確実に出荷できる最低出荷ラインの見積もりができることが大切です。
このように家庭菜園の延長ではなく、計画性をもって生産するということが重要になってきます。
未経験からの自営農業は難しい
結論から言うと、決してそんなことはありません。
やる気と学習意欲、自然条件に柔軟に対応できるフットワークの軽さの3点があれば栽培に関しては未経験でも問題ないです。
ただし、理論を学ばずにやる気だけで突っ走ると大きな失敗をします。
ベテラン農家さんと仲良くなるなど自分で見本になる農家さんを探すと良いです。
本などで栽培の基本を学ぶことも同時に進めましょう。
また県など農業関連団体が農業研修などのイベントを開催しているので積極的に参加しましょう。
県の農林課などのホームページに情報は載っています。
同時に経営の感覚は身に着けていきましょう。
一年単位でしか結果が出ないため他業種とは少し違います。
就農当初は戸惑うかと思います。
これらのことを同時に進めていかなくてはいけないので大変ですが、決してできない内容ではありません。
未経験から自営で農業経営している人はたくさんいます。
ぜひ挑戦してみてください。
転職を成功させるためには何をすれば良い?
どんな農業がしたいのか分析しよう
慣行農業、有機農業、自然農など様々な栽培方法があります。
それぞれに特徴があります。
またそれぞれにリスクがあります。
簡単に説明します。
慣行農業はいわゆる一般的な農法です。
特徴として、農薬、肥料を使い栽培をします。
適切な施肥管理、農薬散布管理が大切です。
有機農業は有機農業認証機関によって有機JAS規格に適合している商品であると認定されて初めて有機農家として作物の生産が可能になります。
有機JASマークやオーガニックのマークがついている商品は厳しい規格(登録有機肥料の使用、使用可能農薬は限りなく安全性が証明された天然由来のものになっています)を通った安全性の高い生産物です。
自然農は化学肥料や化学農薬を使わずに自然に近い形で生産する農法です。
自然に近い形で生育するため自然災害の影響は受けやすいですが、作物本来の味がすると言われ高値で取引されます。
簡単な説明ですが各々の特徴が分かったかと思います。
それらの栽培方法を考慮したうえで、地域の特性(自然環境や気候、日照時間など)を理解しましょう。
そのうえで特性に合った作物を選択します。
作物によって地域の土壌に合わない場合もあるので注意しましょう。
これらを総合的に調査・分析したうえで決定しましょう。
独学ではなく研修などを経て学べる環境をつくろう
独学で学んでいくことは大切ですが、一人で勉強するとどうしてもはかどらなかったりするものです。
そんな時に活用してほしいのが、県や農業関連法人などの主催する農業研修会です。
各県で新規就農者向けの農業研修や、農業簿記などの研修会を開催しています。
農業学校、農業高校などの専攻科に入学することもお勧めです。
県、農業学校の研修では実技を実際に経験しながら学ぶことができます。
またクラスのメンバーは卒業した後もいろんな機会に協力しあったり相談しあったりできます。
一人で学ぶよりも効率よく学ぶことができますよ。
大型免許など農業で活きる免許があると有利
各種免許があると農業で生かすことができます。
特に大型特殊免許はトラクターの運転に必要となります。
どのような生産物を生産する場合でもトラクターは必須機械になります。
大型特殊免許(農耕車限定)、牽引免許は都道府県の講習で取得できる都道府県もあるので確認してみましょう。
転職するに当たっての必要な心構え
明確な目的を持つ
自分がどのような農家、農業社員になりたいのか明確な目的があると良いです。
例えば限りなく農薬を使わずに安全に口にできる生産物を直接販売する農家になりたいなど。
より具体的な計画が立てることができると良いです。
農業は作物を生産することが実際の仕事です。
生き物を育てて販売する仕事はかなり特殊な仕事と言えます。
具体的に目的をたてるときも地域性、気象条件、土壌状態などの実際の仕事場となる現場に足を運んでより具体的に進めていくと良いでしょう。
そうすることで意識も高まり、自分の中のイメージも膨らみますよ。
人付き合いを大切にする
農家同士の付き合いや近所付き合いは大切にしましょう。
地域の一員として地域活動に積極的に参加しましょう。
田舎は人付き合いが都会よりも密接なので地域で協力して生活します。
また地域の付き合いも含め人との出会いは大切にすると良いです。
例えば私はお気に入りのレストランの店長さんと仲良くなって最終的には生産物の取引をして頂けるようになりました。
自分の気に入っているお店に自分の製品が並んだり料理に使ってもらえると嬉しいですよ。
学ぶ気持ちや追求する気持ちを大切にする
農業は非常に奥が深い仕事です。
作業が早くなったり、効率よく段取りを組むことができるようになったり、日々成長しているはずなのに、不思議なことに新しくわからないことがいっぱい出てくるんです。
生き物相手ではっきりした答えがないのでしょうがないんです。
それでも文献や仲間や先輩に聞いたりして、時には解決したり、時にはもやもやしながら前進していくのです。
困ったときは一度立ち止まって様子を見るくらいの余裕をもっているといいですね。
受け身にならず積極的に取り組む
転職した当初は経験が少ないためにどうしても受け身になってしまいます。
分からないことだらけで実際に作業するとなるとどうしても消極的になってしまいますね。
そんな時には、初心者だからと割り切ってしまいましょう。
最初から上手にできる人なんていないし間違いなんて怖くないと。
繰り返し経験することで自然に仕事ができるようになります。
上手に作業ができるようになるのは時間の問題です。
焦らず丁寧な作業こつこつ続けましょう!
農業の転職で年収を上げるためにやるべきこととは?
免許を取得する
大型特殊免許、牽引免許があると良いです。
また最近では野菜ソムリエの資格に挑戦する人もいます。
自分で作った野菜の知識をイベントなどでアピールできますよ。
またお客さんも新しい食べ方や意外に知られていない栄養価などの知識を求めているんです。
そんなお客さんの実際の需要を聞き出せるのも農業イベントなどなんです。
生産するだけでなく現場から離れているところでも農業の仕事はあるんですよ。
現場から離れてみることで新しい発見があるんです。
一見農業とは結び付かないと思われる資格でも挑戦してみる価値はありますよ。
農業で人気な職種や業界とその理由
畑作、稲作、果樹、畜産などのいろんな分野があります。
どのような生産物を選択するかでまったく違う作業になります。
そんな中でも人気の職種、業界を簡単に紹介します。
果樹生産
私は自分が一番食べたいものを生産したいと思いいちごを選択しました。
自分の好きなものは人一倍味には敏感なものです。
味が分かるのでこだわって生産することもできるんですよ。
就農する人の中でも果樹は人気がある生産物です。
人気な理由
果物を嫌いな人はあまりいないと思います。
ビタミンが豊富でデザートとしてもスウィーツとしても人気の果物を自分で生産したいと思う人は多いです。
私の場合は買わなくても新鮮ないちごをたくさん食べることができるという安易な理由でした。
しかし、実際のところは他生産物と比べて単価を高く設定でき、経営計画が立てやすいんです。
天候によって収穫量が大きく変動することや日持ちしない物が多いなどリスクは多いですが、それ以上に魅力のある作物だということが大きいんでしょうね。
いちご農家の大変なところは、こちらの記事を参考に!
稲作
日本人の主食は米です。
その主食の生産を担うのが稲作農家です。
農家の王道と言ってもいいではないでしょうか。
人気な理由
なんといっても収穫量の予測が立てやすい点が魅力です。
最近は大規模化が進み、減反の影響もあり新規参入はなかなか増えない現状があります。
またTPPで外国産の米が安く輸入されてくると国産の米は値段では到底太刀打ちできません。
そして最近の外国産米は国産米と同等においしい米なんです。
そんな外国の米に対抗するにはどうしていくといいのか。
どのようにして国産米に付加価値をつけて行くか。
長い間関税によって守られていた業界から、新しく道を作る時代になり若い世代が頑張っています。
そんな新しいことに取り組む米農家が増えているんです。
具体的には、機械でコメを乾燥するのではなく、旨味成分が増すと言われるはさ掛けという昔ながらの太陽光による自然乾燥を行うなどです。
私は小規模ですが米も生産しています。
工夫する面白さを身をもって体感しています。
外国の米が日本に蔓延する前に、外国の米と対等に勝負できる米づくりを目指していきましょう。
自分にあった農業の求人の選び方や注意点
転職が決まるまで不安でいっぱいですよね。
また農業はかなり特殊な職業と言えます。
スーツで面接に行くと浮いていたなど普通では体験できない経験をする場合もありますよ。
ここでは農業の求人の選び方、注意点などを紹介します。
【選び方①】雇用形態から探す
アルバイト、派遣社員、正社員など様々な雇用形態があります。
また特殊な雇用形態としてボラバイトというものもあります。
ボラバイトとは短期間の雇用でボランティアとアルバイトを足して二で割ったようなものです。
初めての農業で自信がない場合や、まだ何を生産したいかわからないなど方向性を絞り切れていない人にお勧めです。
謝礼金はアルバイトに比べると少ないですが、気楽に参加できるのが魅力です。
またボラバイト先では宿舎を用意しているところがほとんどなので生活もすぐに始めることができます。
実際に私も最初はボラバイトで経験を積んで農業の仕事への転職を決めました。
【選び方②】職種や業界から探す
簡単に職種別で農業の仕事を分類してみます。
まず野菜生産、果物生産、稲作、畜産などの作物の生産に特化した仕事があります。
次にそれに付随した加工の仕事があります。
例えば野菜生産でいうと大根の漬物を作って販売するなどです。
加工の魅力は生産した作物のロスを減らすことができる点です。
野菜を購入する際にM、L、2Lなどのサイズの表示を見たことはないでしょうか?
出荷する際に生産物はサイズや重さの規格に沿って分別して出荷されます。
その規格に分別できない生産物がロスとなるのです。
私はいちごのロスをジャムにしたりアイスにして販売しています。
食品ロスが激減すると同時に収入も入ってくるので一石二鳥ですよ。
そして最後に農業関連資材の設備の仕事です。
潅水設備や、スプリンクラー(シャワーのように水を撒く装置)などの配管、設置作業が仕事です。
またこれらの装置にタイマーを付けるなど生産者が便利になるように提案することも大切です。
そのために生産の全般について幅広い知識があると良いです。
農業にはいろんな仕事があるので他業種でも前職で経験してきたスキルを生かせることもありますよ。
【選び方④】給与や雇用条件から考える
転職する際、給与や雇用条件は非常に重要なウェイトを占めると思います。
正直に言うと農業の給与は他業種と比較して低いと言えます。
また農業に転職する場合、経験の有無で給与は変わります。
作業自体は覚えてしまえば簡単な作業が多いですが、強風や日照りなどの自然がもたらす問題が発生した時の特別な処置などは経験がないと対応できません。
そんな訳で実際に農業経験があるとやはり給与は高いです。
雇用条件は組織の形態によって変わってきます。
会社組織になっている場合は社会保険など福利厚生も充実している場合が一般的です。
個人の農家に就職する場合は自分で国民健康保険、国民年金に加入する必要があります。
最終的に独立して自分で農業経営したいなどの目標があるときは、個人の農家で働くことをお勧めします。
新規就農者に対しては自治体からの補助金があります。
その補助金を活用して個人で農業経営するノウハウを学ぶことが出来ます。
最終的に給与がネックになって農業への転職を諦めてしまった人を何人も見てきました。
本気で農業を仕事としたい人は、活用できる補助金は活用してしっかりと学んで就農の準備をしてください!
【選び方⑤】勤務地や通勤状況から考える
農業は一般的に外の仕事が多いです。
土を触ったり外の作業が多いです。
そのため体が汚れることが多いです。
着替えはできますが、体が汚れている状態で長時間電車に揺られて帰宅するのは気持ちのいいものではありません。
できるだけ勤務地は近いほうがストレスなく働くことができます。
勤務地が決まると近くにアパートなどを用意することをお勧めします。
転職前に自分の強みやスキル、弱みなどを振り返ってみましょう
転職を決断したときから自己分析は少しづつ進めていると思います。
自分の分析はなかなか難しいですね。
しかし新しいことに挑戦する良い機会なのでしっかりと分析してみましょう。
最近では畑違いの分野からの転職も珍しくありません。
私の友人はプログラマーからの転職でした。
彼は前職のパソコンの知識を使ってネット販売で野菜のセット販売をしています。
また別の友人は公務員からの転職でした。
彼は行政の仕事の知識を生かして地域を引っ張っていく元気な個人農家として活躍しています。
それぞれ人は強みや弱みを持っていますが、しっかりと自己分析することで前職の知識や経験を十二分に生かすことができるんです。
農業へ転職する人は多い?
農業に転職する人は毎年横ばい状況です。
景気の見通しが不安定な昨今、なかなか勇気を出して農業に転職しようとする人は増えない現状があります。
自然環境に影響を受けやすい農業は、不安定な職業に見られ敬遠されるのでしょう。
最近では大きな自然災害が全国規模で発生しています。
またTPPの問題など、農業界を取り巻く環境は決してやさしいものではありません。
このようなことからなかなか大きく増えることはこれからも無いように感じます。
しかし農業転職者が減少していない訳は、国・県・各自治体が連携して各種補助金を用意している点にあると思います。
このような制度を上手に利用して技術の習得に努める人が多いようです。
よくある転職理由
家庭菜園のトマトを小さい娘さんに食べさせたところ「お父さんのトマトが一番おいしい」との感想を聞いてトマト作りに目覚めた友人がいます。
いちごが大好きで自分で作りたいと思い、農業に転職した友人もいます。
人それぞれにいろいろな理由があって面白いですよ。
そんないろいろな転職理由を何点か紹介してみます。
自然が好き・田舎が好き
自然・田舎が好きで都会から移住してくる方が最近増えてきています。
コンクリートの割合が多い都会では夏に気温が上がると夜でもなかなか温度が下がりにくいんです。
コンクリートの性質上熱を逃がすことが難しいので気温が下がらないのです。
一方で田舎は土の土地が比較的多く残っています。
土は夜になると冷えるので都会と比べると心地よい夜を過ごすことができます。
また海の近くの田舎などは浜風が吹いてとても気持ちがいいんですよ。
時間に追われる社会人生活から抜け出したい
びっしり詰まったスケジュールの書かれた手帳やタブレット・携帯がないと生活できないほど現代人は時間と闘っています。
最近になって過労の問題が大きく取り上げられるようになってきましたが、まだまだ改善途上といったところでしょうか。。
私も過労で体を壊し、農業に転職した人間です。
精神的・肉体的疲労にとって食は大きな疲労回復要素となります。
おいしいものを食べている時が人間にとって一番の幸せといっても過言ではないと思います。
本来の人間らしい生活を求めて農業に転職する人が増えてきています。
生き物や植物を育てることが好き
最近では家庭菜園や観葉植物を育てる人が多くなってきているように感じます。
私の友人も家庭菜園が趣味でしたが、そこから農家に転職しました。
農業は好きという気持ちを持っていると必ず結果がついてくる仕事です。
生き物相手の仕事なので予測不可能の事態が起こることもあります。
冷静に、そして柔軟に対応したいですね。
そんなときに好きという気もちを持っていると対応も変わってきます。
昨年、大雪でハウスがつぶれるくらいまで積もった時がありました。
私の友人(おいしい野菜を作ると評判の農家さん)はそんな中、ハウス横の雪よかしを徹夜で行っていました。
好きという気持ちこそ良い作物を生産する一番の近道だと日々感じます。
まとめ
さて今回は農業の転職のための注意点、転職の方法などを説明してきました。
注意点としては家庭菜園などとは違い仕事としての自覚が必要ということでした。
転職の方法として補助金を有意義に活用して自分の目指す農業像を確立していくということでした。
簡単な説明でしたがこの記事がこれから農業で働く皆さんの役にたつとうれしいです。
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この記事を見ている人は転職を考えている人、もしくは農業に興味がある人だと思います。私は現役の農家として働いていますが、農業は長くやるほど面白さが増していく職業です。毎年毎年天候によって生産物の生育も違ってきますし、土の出来で思いがけず豊作になったりと、予想できないことが起こることが農業の醍醐味とも言えます。安定感がないと言われるとそれまでですが、それでも日本の食を支える一人として安定して生産できる技術を身に着けるために毎年努力しています。今回はそんな農業について、お勧めな点を農家の視点から紹介していきたいと思います。農業のおおまかな仕事内容農業を大きく分別すると作物を生産する分野と、生産に付随
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農業の仕事は他業種からの転職や、農業従事者などの同業者からの転職が多いです。どんな仕事でも転職となると勇気がいりますね。給与が下がる可能性もあります。今の会社の地位が無くなって、また一からのスタートになります。しかし色々悩んでいても答えが分からなくなると思います。農業は他業種と比べると、天候に左右されやすいなど特殊な業種ですが、お勧めのポイントも沢山あります。今回は農業の転職でお勧めの農家の特徴、おすすめの農作物について紹介します。農業はどんな仕事?食事は素材があって初めて料理として食卓に並びます。材料が新鮮であると食事もおいしいものになります。そんな材料、食材を栽培や飼育して、食材として生産