児童館は0歳から18歳未満の子どもとその保護者が利用できる施設です。

利用者の年齢層が幅広いため、その仕事内容も様々です。

今回は児童館指導員の仕事内容を紹介したいと思います。

児童館指導員の仕事は大きく3個の役割に分けられる

児童館職員としての役割

遊びを通して子どもたちの健やかな成長を図り、情操を豊かにするための遊びや遊びの場を提供します。

児童館を利用できるのは0歳から18歳未満と年齢に幅があるため、子どもたちの安全を確保しながら一緒に遊んだり見守ったりすることが主な仕事です。

子育て支援センター職員としての役割

育児に関する相談や指導・子育てサークルの育成や支援・保育サポートの情報提供などのさまざまな取り組みをしていきます。

利用者は専業主婦が多く、子育ての悩みを話せる人がいないことが少なくありません。

そのような保護者に対し悩みを聞いたり、同じような悩みを抱えている人を集めて、悩みを話し合う場を提供したりする役割をしています。

放課後児童クラブ職員としての役割

放課後児童クラブでは仕事や病気などの理由で日中保育ができない家庭の児童を預かり、遊びや生活の場を提供することを目的としています。

学校から帰ってきた子どもたちの安全を確保しながら一緒に遊んだり見守ったりする役割を担っています。

児童館職員としての3個の業務

環境整備

庭の草取りや部屋の掃除をして子どもたちが遊ぶスペースを清潔に保ちます。

また大型積み木や絵本など子どもたちが使う遊具が壊れていないかを確認し、壊れている場合は修理します。

子どもたちの安全を確保したり、遊びを充実させるために場を整備するのも職員の仕事です。

おもちゃ作り・夏休みの工作などでできそうな製作物の教材研究

木材やフエルト、毛糸などを使って子どもたちが楽しく遊べそうなものは何かを考え、どのような材質なら子どもが扱いやすいかなどの教材研究をします。

そうやってできた工作や製作物を使って飾ったり実際に使ったりしていると夏休みの工作として作ってみたいという声があったり、どうやって作ったか教えてと言われることがあります。

子どもたちに作り方を教えたり、この材料でこのようなものができると提示したりします。

子どもたちの安全確保や見守り

室内や室外での遊具で子どもと一緒に遊びながら安全を確保したり、危険なことをしていないか見守ったりします。

子ども同士でトラブルがあった時には必要に応じて仲介したり理由を聞いたりして、お互いの気持ちを受け止めます。

子どもたちが楽しく過ごせるような環境を整えます。

子育て支援センター職員としての3個の業務

子育て相談・アドバイス

核家族家庭が多い現代では、子育て悩みを抱えていても気軽に相談できる人がいないという保護者が多くなっています。

そのような保護者が子どもを連れて児童館に来た時に話しかけ、コミュニケーションをとりながら信頼関係を築いていきます。

そして子育ての悩みを聞いたり、必要に応じてアドバイスしたりします。

子育てサークルの育成

子育てをしている保護者が集まって楽しく交流できる場を提供したり、親子サークルのイベントを企画したりします。

親子サークルでは手遊びや親子でできる触れ合い遊び、親子でできる簡単な製作やクッキングなどをします。

天気が良ければ近くの公園や散歩に出かけたりすることもあります。

保護者同士が集まって子育ての悩みを話したりや友達をつくる場にもなり、保護者が安らげる空間づくりを目指しています。

子育てサポートの情報提供

保育の研究をしている大学教授やNPO法人で活動している方による子育てに関する講習会がある時に情報を提供します。

また地域の子育てサポートセンターが協力し合いイベントを主催することもあります。

情報提供の方法としてはポスター提示をしたり、児童館に来た親子に今度このようなイベント(講習会)があるので良かったら参加してみて下さいねと直接声をかけたりします。

放課後児童クラブ職員としての3個の業務

環境整備

庭の草取りや部屋の掃除をして子どもたちが遊ぶスペースを清潔に保ちます。

また大型積み木や絵本など子どもたちが使う遊具が壊れていないかを確認し、壊れている場合は修理します。

子どもたちの安全を確保したり、遊びを充実させるために場を整備するのも職員の仕事です。

お楽しみ会や行事などの計画作成

学校の夏休みや冬休み・春休み期間中は、朝から夕方まで子どもたちがいます。

一日中児童館の中にばかりいると子どもたちがストレスを感じ、子ども同士のトラブルにつながることもあります。

ストレスを発散させるためには単調な毎日ではなく、お楽しみ会や行事を取り入れます。

子どもたちの安全が保証でき、子どもたちが楽しめるような内容を職員で考えて実施するようにします。

子どもたちの安全確保と見守り

室内や室外での遊具で子どもと一緒に遊びながら安全を確保したり、危険なことをしていないか見守ったりします。

子ども同士でトラブルがあった時には必要に応じて仲介したり理由を聞いたりして、お互いの気持ちを受け止めます。

子どもたちが楽しく過ごせるような環境を整えます。

児童館指導員の仕事の良いところ

やりがいを感じるポイント

職員間で話し合い、企画したことを実践できる

児童館職員は午前中は未就園児とその保護者を対象にした触れ合い遊びや絵本の読み聞かせ・親子で楽しめる製作などをします。

また学校が夏休みや冬休み・春休みの時は学童保育の子どもたちが一日中児童館にいるので、学童独自でイベントを企画します。

どのような製作・イベントをするのかは職員間で話し合い、それが安全であるか、経費はどのくらいかかるかなどを検討します。

職員で話し合い企画したことを実践できた時はやりがいを感じます。

子どもたちと信頼関係ができた時

児童館の利用者は主に小学生です。

大人に隠れていたずらしたり、乱暴な動きをして周りに迷惑をかけたりして大人に叱られると、たいていの子どもが口ごたえしてきます。

その対応が難しいと感じる職員は少なくありませんが、その学年の子どもの気持ちや成長過程を学び、向き合おうとすることで少しずつ信頼関係ができてきます。

そうなるまでには時間がかかりますが、時間がかかった分信頼関係ができた時の喜びは大きいです。

まとめ

児童館は利用者の年齢層が幅広いので、それぞれの利用者に合わせた対応が必要とされます。

そのためたくさんの知識や保育技術を求められるので難しい仕事になりますが、その分スキルは高まります。

児童館はその地域に住んでいる子どもや保護者の心のよりどころになっている場でもあるので、保育園や幼稚園での仕事とはまた違うやりがいや楽しさを感じることができます。