リゾート地で短期間アルバイトとして雇用されるリゾートバイトは、普段の生活では出来ない新鮮で斬新な体験がたくさん出来ます。

何よりも元来「遊ぶ場所」で働くわけですから、楽しいのは当たり前です。

しかし慣れない環境がストレスになったり、今まで知らなかったからこそ負担に感じてしまうことが多いのも現実です。

普段の生活では体験できない良いこと悪いこと、どちらもあるのがリゾートバイトなのです。

しかも辛いと感じるものは、自分の住んでいる場所ではそうは感じない事ばかりです。

この事態を迎えてしまった場合の対処法も控えておいて、楽しいアルバイトを過ごせるように、実体験も交えてご紹介します。

リゾートバイトがつらい仕事だと感じる人の6個の理由と乗り越え方とは?

通常のアルバイトと違う環境だからこそ、普段では起こりづらい問題が起きるのがリゾートバイトです。

不測の事態はいつでも起こる覚悟をしておかないといけません。

その中でも特にリゾートバイトに於いて注意する点を抑えておきましょう。

自然の驚異・天候編

普段町で生活していると、意外と解らないのが自然の恐ろしさ。

『猛暑日の猛烈な暑さ』なんてものではありません。

特に夏の時期に多いリゾートバイトは、海なら大しけ、山なら嵐や濃霧が発生といった、その土地ならではの自然の驚異に襲われてしまうことも多いです。

また気温は低くても湿気が多くて不快な場所が多いのも、リゾートバイトのバイト先の特徴です。

自然の驚異は詳しい人にお任せしましょう

町で暮らしていても、雨が降らないで水不足が心配されることはあります。

ではどうしたら水不足を感じないで過ごしていけるでしょうか。

その点では、住み慣れているリゾートバイトの雇用主や地元の人は、そんな問題にも動じずに対処できます。

霧が濃ければ逆手に取り「霧でも楽しめる店」なんて宣伝してしまうことも。

ここは地元の逞しい人達に大いに甘えましょう。

自然の驚異・生き物編

お天道さまの気分次第で忙しくなったり暇になったりしますが、何も恐ろしいのはそれだけではありません。

なにせ自然は生き物の宝庫。

彼らの住処なので、町では見慣れない虫が大発生します。(筆者はバイト先で溶けかかった飴を置きっぱなしにしてしまい、アリの行進を店舗にお招きしまったことがあります)。

また山の上では大きなカマドウマが出ます。

ネズミが出てくることもあります。

とにかく、店舗だろうが宿泊先だろうが、どこに居ても虫や害獣は避けられません。

対策は自分とバイト先と連携して取るべし

虫は網戸や締めたドア、場所によってはふすまなど、人間が開けっ放しにしていなければ入ってきません。

こまめに、少し部屋を離れるときにでも扉は閉めましょう。

また、バイト先の人々も虫対策はしてくれます。

網戸に防虫剤を貼ったり、虫よけ対策をした宿泊先を提供してくれます。

雇用先の人に言えば、防虫剤を買ってもらえることもあります。

困ったらすぐに相談しましょう。

繁盛時は休む暇なし

リゾートバイトは8月の旅行シーズンは大繁盛期を迎えます。

朝早くから夕方3時頃まで、店の中は押しかける人で歩くスペースもなくなります。

次から次から訪れる団体客や家族連れ、予約の集団の外国人など、波のように押し寄せます。

バタバタ動き回って、気がつけば1日が終わっていることも。

しかも、リゾートバイトは繁盛期の増員は自分たちだけです。

体力を自己管理、休憩時間も必ず取ること

時間を見つけて休むことが難しいようならば、少し水分を取ったり、息をつく時間を1分でも作るように心がけましょう。

汗だくになることは殆どありませんし、立てないほどくたくたになることもほぼありません。

雇用主にとっても大事な短期従業員です。

休憩も必ず与えてくれます。

リゾートバイトにブラック企業はありません。

しっかり休憩しましょう。

気の大きいワガママがたくさん居ます

旅行という非日常空間は、人を変えます。

ゆったりと落ち着いて、楽しんでいるならいいのですが、同伴者に懐の深さや器の大きさを誇示するため、日々のストレスから解放されて奔放になる人の方が多いです。

すると普段では言わないようなワガママを言ったり、社長気取りになる人も居ます。

接客業であれば、難しいのはどこも同じです。

自覚すべきは「お客様第一」

接客や運営の勉強でよく言われることがあります。

それが、「お客様は自己中心的である」ということです。

飲食店に入って注文したのに、後から来た人の方が先に料理が来てしまった時、先に入った人は不快感を覚えます。

これは「先に入った自分のほうが先に食べられて当たり前」という自己中心的な考えが働くためです。

こんな時のご機嫌取りは店の、働く人間の役目です。

お客様第一で「お待たせしました」の一言を忘れずに、笑顔で接客しましょう。

暇すぎて辛いこともある

観光地といえど、毎日繁盛していて忙しいということはあまりありません。

特に午後5時や6時で閉店する店舗は、午後3時を過ぎたら客足が遠のきます。

天気が悪ければ、閉店まで誰も来ないこともあります。

忙しすぎて辛いこともありますが、逆に暇すぎて辛いこともあります。

とにかく動くこと

じっと座ったりボーっとしているのが一番辛い過ごし方です。

テーブルを拭く、トイレ掃除をする、窓を拭くなど、とにかく目についたものは掃除するくらいの勢いで、とにかく動き回りましょう。

売り物のホコリを払う、床を拭く、何でも構いません。

それら全てが終わったら、仕事中であっても景色に見入ったり、宿題や作業があったらコツコツ進めてしまってもいいです。

ただしお客さんが来たらお客さん第一です。

作業を中止して、接客に移りましょう。

万一の事態の可能性も!

風邪を引いてしまったり、怪我をしてしまったり。

自然の中では危険にさらされやすいものです。

その事態になった場合リゾート地で多いのが、病院が遠いということです。

そうなれば病院の行き帰りにも時間はかかり、丸一日かかってしまうこともあります。

徹底した自己管理をする

言わずもがな、体調管理と安全管理はきっちりとやりましょう。

しっかり寝てしっかり休み、心も体も十分に休めるのは勿論、食事をちゃんと摂り、宿泊先も清潔にします。

また危険な虫やヘビ、地方によってはクマも出ます。

いずれも出る時間や場所には条件があります。

対処法もちゃんとあります。

バイトに向かう前に調べておく他、地元の人である雇用主や先輩に聞いてみましょう。

また、万一に備えて保険証は必ず持っていきましょう。

リゾートバイトが辛いこともあるけど…この仕事のやりがいとは?

対処法が解らない問題にぶち当たると、心が折れるのは当たり前です。

やり方の解らない事など、出来るはずがないのです。

そんな時は直接の原因を解決するのではなく、角度を変えて見るのが、出先での問題の解決法です。

リゾートバイトはそういった柔軟性が大いに役に立ちます。

問題そのものは、アルバイト期間が終わってしまえば一緒に片付きます。

なので角度を変えて、違う考え方で見るのが素早く、効率的な方法です。

毎日変わる景色が見られる

自然の中に居ると感じるのは、同じ日は一日もないということです。

晴れた日は遠くの景色までくっきり見え、仕事の合間にも仕事中にも一日中見ていられます。

雨の日はしずくに濡れる緑色の木の葉や、サラサラとなる雨音でリラックス出来ます。

霧の日は白く霞んだ景色が広がり、神秘的な光景となります。

またバイトを始めたばかりの時には蕾だった花が、帰る頃には咲いている事も。

自然は毎日変わります。

小さな楽しみですが、見つけると嬉しいものです。

気持ちが一日一日で変えやすい

バイト先は観光地です。

毎日違うお客さんが来ます。

嫌な思いをした客や、競り市のようになる団体客は、今日は大変でも明日には来ません。

気持ちのリセットがしやすいので、「今日はきっといい日になる」なんて思いやすいのも、リゾートバイトならではです。

なんといっても遊んで忘れられる!

勤務地は観光地です。

休日は観光地に出かけて遊び放題です。

朝早くにバイト先を出て、観光地に出て買い物したり、リゾート気分に浸れるお店でまったりしたり。

友人を観光地に呼んで、休日に遊びに出るのもいいでしょう。

気持ちのリフレッシュのしやすさは抜群です。

リゾートバイトを辞める前に考えること

リソートバイトは、元々短期間で雇用契約が終了するものです。

長くて2ヶ月ほどの期間しかありません。

その期間だけ我慢して働ければいいのですが、どうしても続けていけなくなる事も出てくるかもしれません。

その前に少しだけ、考えてほしいことがあります。

今後の人生に於いてリゾートバイトが悪い思い出とならないように、勤務地が嫌いになって以降行かなくなったりしないようにしたいものです。

まずは勤務先のこと

まず考えてほしいのは、勤務先のことです。

雇用主も辞めてほしくないので、居心地のいい環境を用意してくれています。

毎日の朝夕食や、寝るところも用意してくれています。

短期間とはいえ、大切な従業員の一人です。

居なくなることで起こる影響はなかり大きいものです。

現実面も見直してみる

次は金銭面です。

お給料は辞めてしまえば勿論入りません。

そして帰路につくまでのお金も必要です。

慣れない観光地からの帰宅は、想像以上に大変です。

もし辞めたとして、次にリゾートバイトを探したろところでもう見つかりません。

せっかくの夏を無駄に過ごすことになってしまいます。

初心忘れるべからず

最後は、最初にバイト先に来た時の事を考えてみましょう。

期待や緊張でわくわくしていたはずです。

その時の高揚感は、そう簡単には忘れられません。

夏の間の短い時間を良い思い出にしようと、期待に胸を膨らませていたはずです。

その時の事を思い出してみましょう。

どうしても辞めたくなったらしてほしいこと

直接雇用先に相談する

絶対にしてほしいことです。

必ず引き留められますが、事業は『「辞めたい」といった人を辞めさせなければならない』法律があります。

一度でも辞めたいと感じたら、早めに雇用先の店長や店主に相談しましょう。

雇用条件を変えてくれたり、休日を増やしてくれたり、柔軟に対処してくれます。

前述の通り、リゾートバイトにはブラック企業はありません。

強引に引き留めたり辞めさせたりはしません。

バイト先を客として利用してみる

自分が普段接客している店舗を、お客さんとして利用してみましょう。

店員とは違う視線や、思いに必ず気付けます。

友人や家族を招待した際に利用すれば、周囲の客観的な意見も聞けます。

客席から景色も眺めてみましょう。

自分が何故ここに居るのか、考えられるはずです。

リゾートバイトが続けやすい理由

辛い、辞めたいと感じた時、いかにして思い留まれるかが大切になります。

リゾートバイトには思い留まれるポイントが揃っています。

思い留まらせてくれる人、環境が揃っていること

雇用主にとって、アルバイトは短期間でも大切な従業員です。

おやつを出してくれたり、地元ならではの面白い話や怖い話、観光地周辺のお得情報も色々話してくれます。

特に雇用主が個人で高齢なら、夏だけ来てくれる子供や孫のように猫っ可愛がりすることもあります。

親身になって話も聞いてくれます。

『雇用主』ではなく『親』と考えても決して大げさではありません。

やりがいを感じやすいこと

「やってよかった」「ここに来てよかった」と思える瞬間が多いのも、リゾートバイトの特徴です。

忙しい一日の終わりを窓からの夕日を眺めながら迎えられたり、お客さんからの「ありがとう」や、飲食店なら「ごちそうさま」の一言が貰えたり、美しい風景や優しい人の心に触れられる機会が多いものです。

バタバタと働いて大変だと思っていても、些細な環境の変化で案外簡単に思い留まれます。

割り切りやすいこと

言い方はよくありませんが、「どうせ短期間で終わるから」と割り切りやすいのが出先のいいところです。

せっかく遠出したのですから、バイト中だけと割り切って楽しんでしまえます。

まとめ

辛くなって、どうしても辞めたくなってしまうことは、働いていると環境・地域に関わらず感じてしまうものです。

家の近所なら例え辞めても、家もあるし環境もあります。

しかし出先では、簡単に終われることはなにもありません。

一度辞めてしまえば、その時は辛い、大変と思っていても、離れてしまえば後悔しか残りません。

貴重な一夏の時間を大切に、楽しく過ごすため、雇用先も尽力してくれます。

温かい人々、美しい自然に囲まれながら、任期が終わるまで楽しんで働きたいものです。


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