リゾートバイトは夏季休暇や冬期休暇中、観光地やリゾート地に下宿しながら働くアルバイトです。

働けてお金を稼げてしかも遊べる、友人同士での仕事も大歓迎の、とても魅力的なアルバイトです。

そこでこのリゾートバイトの『魅力』と『給料』『やりがい』と『大変なこと』という、リゾートバイトについてまずは知っておきたい事を、リゾートバイトを経験した筆者がお教えします。

リゾートバイトを検討している、経験者に話を聞いてみたい、そんな方にありのままの事をありのままに教えます。

私はこんなところでリゾートバイトをやりました

筆者のアルバイト先は軽井沢の峠にある茶屋でした。

メニューは蕎麦やお餅がメインの和風な軽食屋で、テラス席からは山並みや遠くの街を一望でき、雨の日は濃い霧に包まれて冷え込み、夏でも肌寒いほどの高所にありました。

夏の期間と秋の一週間の合計で2ヶ月ほど、ホールとキッチンの簡単な手伝いをしました。

下宿先は店舗の2階で、日々の食事は店舗の厨房でしていました。

厨房といってのその広さは普通の家庭と同じくらいです。

その脇に家庭的なテーブルとテレビがありました。

仕事の日の昼食もここで食べ、冷蔵庫も使っていいことになっていました。

仕事内容は主にホールの注文取りとレジ打ちで、よくある飲食店とほとんど同じです。

ただレジは手打ちで注文書は手書きなど、地方ならではの昭和感はたくさんありました。

家具も内装も懐古的なもので、店の中央には薪ストーブもありました。

軽井沢の冬は雪が多くとても冷える上、電気もたくさんは使えないので、伝統的な薪ストーブだったのです。

水はキッチンの水からトイレの水まで、全て湧き水でした。

澄んで綺麗な混じりっ気のない水は、そのまま飲むだけでも美味しいものでした。

筆者は軽井沢の峠だったので、住む環境も良く涼しく過ごせました。

自分に合ったところだと、こんなに快適に働けるのがリゾートバイトです。

リゾートバイトの大まかな仕事内容

リゾートバイトは観光地や旅行地など、環境の違いこそありますが、店がやっていることは地元と同じです。

飲食店ならホールでの注文やレジ、キッチンの簡単な調理補助、倉庫作業や清掃などがあります。

誰でも出来る簡単な仕事を一通り行うのが基本です。

リゾートバイトのアルバイト時給は?

旅行先は商品の値段は街より高めに設定されています。

即ち、入ってくるお給料も高め、ということです。

平均的な時給は1200円以上、2000円に届くようなところもあります。

一夏だけでこれだけ稼げてしまうのはリゾートバイトだけです。

筆者は約2ヶ月の期間に30万円以上稼ぎました。

リゾートバイトをやっていて良かったこと5個

リゾートバイトをやるかどうか迷った人・迷ったことがある人には是非オススメします。

リゾートバイトはそれだけ得られるものが多く、経験すべき事だからです。

向き不向きはあるかもしれませんが、自分に合っていればやりがいをいくらでも感じることが出来、その後のキャリアに於いても確実に役に立ちます。

気分転換が出来る

人間生活にストレスは付き物です。

嫌なこと、面倒くさいこと、いくらでもあります。

旅行に行くにしてもお金は当然時間も必要です。

そこでお金を稼げて、観光も出来、働いて自堕落な生活を送らなくても良いリゾートバイトです。

知らない土地、体を動かす行為、どちらも気分転換にもってこいです。

精神的に健やかでないときでも、環境が変われば一気に良くなることもあるくらい、人間の心にとって刺激は大切なものです。

心の余裕なくして良い毎日は過ごせません。

大自然を満喫できる

都会や郊外などある程度整った街に住んでいると、ふと自然に触れたくなるのが人間の性です。

なんだかんだいっても人間も動物ですから、自然のほうが居心地がよく感じるのです。

都合の良い事に、リゾートバイトの舞台は大自然のど真ん中です。

働きながらでも、窓や入り口から吹き込む自然の風を感じられます。

いろいろな人と出会える

観光地には日本国内のみならず、世界中からたくさんの人が訪れます。

特にトップシーズンはどこもかしこも人でごった返します。

店にも毎日たくさんのお客さんが、あちらこちらから来ます。

自ら「東京から来た」と話してくる人、方言や車のナンバーでどこから来たか判る人、芸能人も来たことがあります。

接客してみると性格も様々で、せっかちな人も居れば、3時間近くのんびりする人も居ます。

見識を広め、いろんな人の姿を見ることが出来ます。

仕事を覚えられる

筆者はリゾートバイトをするまで、レジ打ちは一切出来ませんでした、接客が苦手でしかも一対一の仕事であり、苦手意識もあったためです。

今でも苦手ではありますが、大抵のレジは操作できるようになりました。

地方のレジは手打ちだったり自動レジじゃなかったりするため、計算は街のほうがずっと楽です。

一つでも何か基礎さえ経験してしまえば、後はすっと入れるものだと痛感しました。

知識の海を広くできる

人間視野を広く持ちたいものですが、それは知識に於いても実際の視野に於いても同じことです。

長期間知らない土地に住むことで、自分の価値観や世界を広めることが出来るので、リゾートバイトはもってこいの仕事です。

土地勘が付くだけでなく、その地方に愛着が湧いてしまったり、もっと知りたくなって通ってしまうようになったり、自ずと知識の海が広がっていきます。

リゾートバイトでのアルバイトで身についたこんなスキル

リゾートバイトを経験して得られるものは、何も現物だけではありません。

人間としてのスキル、社会人としての知恵など、人間的に成長させてくれることもたくさんあります。

ただがむしゃらに働くのではなく、心も体も成長していく実感を得ながら働けるのは、リゾートバイトの小さな魅力です。

暮らしの基礎

規則正しい生活や買い物のスキル、人間が生きる上での基本中の基本が身につきます。

特にリゾートバイトの時期である夏休みや冬休みは、生活リズムが乱れがちになりやすいもの、こんな時にいやでも規則正しい生活をすることになるリゾートバイトは最適です。

一人で生活するためのお金の使い方、洗濯や掃除の仕方も覚えられます。

上手い接客技術

接客が初めての人には大変かもしれませんが、接客で最低限すべきことは覚えられます。

高級ホテルではないので、あまりに丁寧な言葉づかいや細心の気配りは必要ありません。

またお客さんの気分も損ねないように、上手く立ち回る技術も覚えられます。

手取り足取り教えてくれるわけではないので、自分でスキルを身につけられます。

新しい『出来ること』が増える

筆者の場合はレジ打ちのように、今まで経験したことのない仕事をすることで、出来ることが増えていきます。

実は苦手だったり食わず嫌いだっただけで、思わぬ才能が開花するかもしれません。

出来ることが増えれば後の人生でも大いに有利です。

リゾートバイトのアルバイトで大変だったこと

仕事であり、慣れない土地であるリゾートバイトですから、大変なことも当然あります。

知らなかったもの、初めて見るものに恐怖を感じるのは当然のことです。

それ以外にも観光地ならではの大変さもそこかしこにあります。

繁盛時は死に物狂い

有名な観光地や人気スポットであればあるほど、トップシーズンは人でごった返します。

店中を埋め尽くす人の波はまさに猫の子も通れないほどです。

仕事量は倍増し、足を止めてなどいられません。

そう長くは続きませんが、怒涛のラッシュが過ぎた後の疲労感は比ではありません。

暇すぎても辛い

逆に暇な日もあります。

来客数は一日に20組来るか来ないかで、ひたすらテーブルや小道具を拭いていたり、やることが無さすぎて呆けるしかない事もあります。

天気の悪い日やお盆など、筆者が居たのは峠なので、麓よりもお客さんが入りづらかったのでしょう。

この時に過ぎる時間はとても遅く感じます。

自然の驚異に脅かされる事もある

濃霧が出て車が走れず殆ど誰も来ない日、雷雨で濡れる座席で限られる席数のために混む店内、突然現れるスズメバチ・・・自然の中は人間の想像を超える驚異でいっぱいです。

街では見たことのない虫や、動物のサイズの大きさに驚かされます。

虫も動物も平気ならなんてことはありませんが、苦手な人は覚悟しておく重要ポイントです。

リゾートバイトのおすすめの選び方と注意点

リゾートバイトに興味が出たら、気軽に求人サイトででも検索できます。

リゾートバイトはレアバイトではないので、すぐに見つけられるし種類もたくさんあります。

目移りしてしまう前に、自分に合ったバイトの探し方を3つの観点に絞ってから探しましょう。

【選び方①】エリアから選ぶ

自分が働いてみたい・気になる・好きな地方を真っ先に考えて探します。

旅行で行ったことがあったり実家があったり、土地勘がある場所でもいいし、全く知らない場所でもいいです。

エリアだけに関しては、自分の好みを優先して考えてOKです。

【選び方②】給与・雇用条件から選ぶ

給与は大概理想より高く設定されているので、欲しい金額や目標金額を定めて自分で計算し、希望に近いところを選びましょう。

交通費が出ないことも多いので、その分も考えておきます。

またリゾートバイトは勤務地が家から遠いところなので、当然泊りがけになります。

その際持っていく荷物はなるべく軽くしたいものです。

そこで雇用条件は『制服貸与』など、自分が用意するものがなるべく少なく出来る場所を優先します。

服一枚でも大荷物です。

身軽に行けて身軽に帰れるよう、持ち物の少ない場所を選びましょう。

【選び方③】職種から選ぶ

これは完全に好みです。

オシャレな海沿いのレストランが良いのか、落ち着いた和風旅館がいいのか、山の上の茶屋でしたいのかです。

また表に出る仕事なのか裏方が良いのかも含めて考えます。

接客がしたいのなら飲食店や遊興施設、裏方が良いなら旅館の手伝いや簡単な警備の仕事もあります。

【注意点】

リゾートバイトは超短期間勤務であり、通常のアルバイトのような保険や保証はありません。

雇用契約書すら無い事もあるので、何かしらのトラブルが起こった時は泣き寝入りになり、自分で全て対処しなければなりません。

自身の健康状態やこれまでの経験から考えて、無理なく働けるような店舗・場所である事も忘れないように。

加えてこれまで知らない、もしくは馴染みのないところに行くので、土地勘が無いのは当然です。

周辺地図を必ず確認して、仕事場の位置とその周辺はチェックしておきましょう。

その点で、土地勘が多少なりともある場所が有利です。

【モデルケース】

大学2,3回生で就職活動は夏休みの間はセーブして、単位取得のために勉強しながらアルバイトしたい人は、近隣都道府県の自然のど真ん中にある飲食店がいいです。

休みの日には思い切り遊び、仕事終わりには勉強出来ます。

家や学校以外での勉強は集中できます。

高校生で友人同士で一緒に働きたいならリゾート施設がおすすめです。

お客さんも自分も楽しめるリゾート施設は、自分一人より気の合う友人と行ったほうが楽しいし、仕事のモチベーションも高いままに維持できます。

フリーターでなんでもいいから働きたい人は、少し遠方の未経験の職種がいいです。

接客の経験はあっても裏方スタッフはやったことがないなら、イベント施設や遊興施設のスタッフなどがおすすめです。

自分の時間をいかに有効に使えるか・使うことが出来るかが大切です。

また見聞を広めるためにも遠方をオススメします。

あくまで一例ですので好みで構わないのですが、アルバイト期間中楽しく働けるのはこのようなケースが多いです。

参考までに。

まとめ

あくまでほんの一例ではありますが、筆者の体験を元にご紹介しました。

興味があるならば是非経験してみることをオススメします。

時間の無駄には決してなりません。

またどういったやりがいを感じるのかも、仕事内容や地方、一緒に働く人によって変わります。

挙げた以外のやりがいや楽しさもいくらでも発見できます。

今や国内のみならず、外国のリゾート地でもリゾートバイトは可能なので、更に世界は広がっています。

やりたい仕事、行きたいところを仕事目的で、ちょっと旅行気分で探してみるのも楽しいものです。

一夏・一冬しか経験できないリゾートバイトを、公私共に楽しめたら最高です。


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