「日本各地で仕事をしたい」

「日本のリゾート地で仕事をしたい」

「短期間で多くのお金を稼ぎたい」

そんな要望を叶える手段として、「リゾートバイト」が有名です。

今回は、実際に働いている私が、経験者目線で解説致します。

新しく始める人が、事前に知っておきたいと感じることをまとめました。

これからリゾートバイトを始めたいと考えている人は、必見です。

リゾートバイトはどんな仕事?

リゾートバイトは、日本各地にあるリゾート地で働く制度のことです。

基本的にはホテルや旅館の仕事がほとんどです。

しかし、中にはフットネスジムトレーナー、北海道でのジャム作りなどのレア職種も多くあります。

冬季にはスキー場の仕事など、期間限定の求人もあります。

スキー場の仕事は仕事が終わった後に、リフトやゲレンデを無料で使える特典もある為、スノーボードがしたい人にはおすすめです。

そして基本的には、寮が用意されて居る為に、生活費を大幅に節約出来るメリットがあります。

場所によっては食事も無料で提供されます。

日々の生活の固定費がほぼ掛からない為、短期間で大きな金額を稼ぎたい人にはおすすめです。

リゾートバイトの仕事の大まかな内容

「リゾートバイトって何するの?」

初めてリゾートバイトを始める方に向けて、ここでは、募集している主な業務をまとめさせて頂きます。

基本的にはこのどれかの業務をすることがほとんどなので、参考にして頂ければ嬉しいです。

仲居

歴史ある旅館に多い職種です。

主に朝食、夕食の準備や料理出し、宴会の運営を行います。

お客様のお見送りやお出迎えなど、宿泊客に近い位置で接客するお仕事です。

接客を学びたい人にはおすすめです。

レストランサービス

朝食や夕食の配膳をメインに行います。

お客様のお席までのアテンドやオーダー取り、バイキング形式であれば料理の差し替え、ライブキッチンでの調理など多岐に渡ります。

それぞれのホテルによって、業務は変動しますが、お客様が集中する時間に対応するスピードと、正確性が求められます。

フロント(ナイトフロント)

チェックインとチェックアウト業務、団体の清算対応の仕事とは別に、宿泊客から連絡があれば、届け物をしたり、逐一対応を行います。

チェックインの際に、お客様の情報を多く聞くことがある為、レストラン・宴会場・清掃業務などに、連絡をすることが多いです。

そんな意味で、多くのホテルではフロントが全体の司令塔という位置付けで動くことが多いです。

予約担当

宿泊したいと思うお客様からの問い合わせに対して、旅館やホテルの情報を伝える業務です。

また団体の宴会に必要な情報を事前に聞きだすという、重大な役割を担います。

ホテルの予定到着時間、アレルギー対応、精進料理の提供有無など、確認事項は多岐に渡ります。

その他、宿泊サイト経由の宿泊申込対応もあります。

売店業務

旅館やホテルの中にある売店で、お客様の対応を行います。

商品の賞味期限切れのチェック、在庫の補充、レイアウトの変更、試食の準備などが作業としてあります。

売店業務は、チェックアウトの時間が物凄く混み合います。

レジ打ちを間違えると売り上げにも影響が出る為に、確認しながら慎重に作業を進める必要があります。

また、荷物の配送業務も一緒に行うことが多い為、配送のサイズを測ったり、梱包対応などの作業もあります。

短い時間で多くのお客様を処理する力が求められます。

カフェラウンジスタッフ

ラウンジでは主にコーヒーや紅茶などのドリンク、場所によってはアフタヌーンティーや季節のフルーツなどを提供しています。

オーダー対応から、コーヒーメーカーのチェック、ケーキ類をディスプレイに陳列したり、これもホテルによって作業は様々です。

土曜日、日曜日はラウンジは大変混み合います。

空いたテーブルを素早く片付けて、回転率を上げるスピード感も求められます。

客室清掃・裏方業務

チェックアウトからチェックインの間に、客室の清掃に入ります。

部屋内のゴミの回収、浴室の清掃、シャンプー、リンスの補充、ベットのシーツ交換、アメニティの補充など多くあります。

一本の髪の毛が見つかるだけで、クレームに繋がるとてもシビアな仕事です。

チェックアウトからチェックインの時間しかない為に、時間に追われる仕事でもあります。

その他、朝食や夕食で下がってきた食器を、食器の種類ごとに分けたり、食洗機に掛けたりする裏方業務などもあります。

アクティビティスタッフ

レア職種の部類に入りますが、近くに有名な景勝地がある場合は、そのスポットを一緒に歩いてガイドをしたりする仕事もあります。

楽しい仕事ではありますが、周辺の知識や、花の種類など、プロのガイドとしてお客様から見られる為、豊富な知識が必要な仕事です。

リゾートバイトの仕事に必要なスキルや経験は?

「経験などはあった方がいいの?」

結論から話すと、経験は全くない人でも問題ありません。

むしろ実際にリゾートバイトをしている人は、ほとんどが未経験で初めています。

私自身も未経験からスタートしているので、特に不安に感じることはありません。

しかし、個人的に「このスキルがあったらいいな」と感じることはあるので、ここでまとめていきます。

英語または中国語が話せる力

日本のホテルや旅館に泊まるお客様は、ここ数年で外国人観光客が増加の一途を辿っています。

土日などの休日に関しては、日本人のお客様で埋まりますが、平日は外国のお客様が多くなります。

そういう意味では、英語対応が出来るスタッフが居ると、とても重宝されます。

語学はホテルの仕事以外にも、多くの仕事で活用出来る武器なので、学ぶことで仕事の幅が大きく広がります。

接客業を経験している方

接客業の経験は、お客様の次の行動を察する力を作ると感じます。

「タバコを吸いたくなると思うから灰皿を出そう」

「お酒がなくなってきたからもう少し新しいのを出そう」

相手が言葉にする前に、こちら側が声を掛けてあげると、サービスの質は向上します。

小さなことですが、相手が求めていることに対して、想定して行動出来る力を身につけておくと、印象に残りやすい対応になります。

リゾートバイトが得意な人の4個の特徴

「結局はバイトでしょ!?」

そう思う人もいると思いますが、基本的にはお客様の前に出る以上は、最高のサービスを提供することを考えないといけません。

ここでは、私が個人的に考えるリゾートバイトが得意な人の特徴をまとめました。

環境を変えても結果を出せる人

同じ会社の中でずっと働きながら、会社が作成したキャリアパスに沿って、成長していくのが正社員です。

沢山のホテルでリゾートバイトを経験している人は、他のホテルの良い部分や悪い部分を学んできています。

その為、ある局面における、ひとつの選択の精度は向上すると感じます。

新しい環境に変わったとしても、対お客様であることは変わりません。

またホテルによっては、前のホテルではやってはいけないことも、新しく働き始めたホテルでは平気でやっていたりします。

その誤差を多く見ていることで、新しい環境でも仕事のパターンをより効率的に変えることも可能です。

環境を変えても、過去の経験を生かして、仕事をしていけることは大きな武器です。

誰とでも仲良くなれる人

私自身、リゾートバイトを2年ほどやって、10社の旅館とホテルを回りました。

自分と性格の合う人も居れば、当然、合わない人も勿論います。

ここで言う「仲良くなる」は、「無理して仲良くなる」のではなく、「いかに周りを上手く活用出来るか」と言う意味です。

いくら自分ひとりが頑張ったところで、ひとりが出せる力は小さいものです。

「どんな姿勢だったら手伝ってもらえるか?」

「どんな言葉を投げかければ助けてくれるか?」

相手に応じて、一番あった対応を見つけ出すことが必要です。

新しいことを吸収する意欲が高い人

「これってもう少しこうしたらいいですか?」

「この時ってどんな対応をすればいいですか?」

自分から教えてもらった人に対して投げる質問は、それを早く自分のものにしたいと言う気持ちの表れに繋がります。

本当に小さなやり取りですが、そんな姿勢はかなり見られていて、そこで相手の印象を決めたりします。

印象が良くなれば、新しい環境でも相手から話しかけて貰えたり、スタッフ間でもより近い距離感で仕事が出来ます。

どんな仕事も率先して出来る人

意外と言葉には出さないですが、「この仕事はやりたくない」と言う仕事はどの現場でもあります。

そんな仕事を率先してやることで、周りの自分に対する印象が変化します。

例を挙げると、埼玉西武ライオンズの菊池雄星投手は、花巻東高校時代は3年生でも、トイレ掃除を率先してやっていたそうです。

私自身も、誰もやりたがらない仕事を自分で率先してやったら、周りの方が手伝ってくれたりしたことがあります。

そんな小さな一歩を踏み出せると、働きやすさも上がるので、とてもおすすめです。

リゾートバイトをしている年齢層は?

「リゾートバイトをしている平均年齢は?」

結論をお話しすると、一番多い年代は20代前半です。

勿論30代や40代の方も居るので、問題なく働けると思います。

しかし、実際に業務を教えて貰う人は、自分より年下だったりすることも多いです。

そのような状況でも、教えて貰う相手からしっかり学ぶことが、とても大事です。

年齢を重ねると、その職場での基礎が出来ていないにも関わらず、自分の長年の経験という「自己流」でやったりする人がいます。

いくら過去に積み重ねた経験があったとしても、時代や働く場所が変われば常識は変わります。

どんな年齢でも、新しいことを学べる環境に感謝しながら、仕事を覚えていくことが大切です。

リゾートバイトの仕事をするメリットとは?

物事をより多面的に見る力が身に付く

「これが当たり前なんだよ!」という言葉を過去に沢山浴びせられてきた中で、「当たり前」という言葉が引っかかっていました。

多くのホテルや旅館で働くと、ある旅館では当たり前でも、他のホテルでは当たり前じゃないことは沢山あることに気付きました。

「当たり前」という言葉で、より効率的に出来る仕事も、その機会を失うことになります。

常識は会社によって様々あるということと、当たり前こそ疑うという姿勢は、私にとっては大きな経験だと感じます。

日本全国いろんな場所に行ける

この仕事をして居る中で、「仕事じゃないと来ないだろうな」と思う場所に沢山行くことが出来ました。

実際に聞いていたり、ネットで調べた情報よりも、何倍も美しい観光名所に行けるのも、リゾートバイトの醍醐味だと感じます。

大切なパートナーも見つかるかも?

過去に働いていた場所では、一緒に働いていたメンバー同士が結婚したりすることもあります。

これは現場にもよりけりですが、全国各地から集まって、出会った人とお付き合いして、そのまま結婚ということも珍しくないです。

私はそういうことはありませんでしたが、確実に過去に働いた会社よりも、出会いの数は多いと感じます。

リゾートバイトの求人の見つけ方

基本的には派遣会社を経由して申し込むパターンが多いですが、それ以外にも方法はあります。

派遣会社経由での申し込み

派遣会社は有名な会社と小さな会社を含めると、私が知って居るのは6社位だと思います。

派遣会社によって、現場までの交通費、時給などの条件が違います。

様々な派遣会社を比較しながら、選ぶことがおすすめです。

ホテルに直接問い合わせる

ホテルに直接問い合わせて働くことも可能だと感じます。

間に派遣会社が入らない分、時給も派遣会社経由に比べて上がります。

場合によってはこのパターンでの申し込みもありだと感じます。

その後のキャリアについて

この仕事についた後のキャリアアップの道は?

リゾートバイト自体は、基本的には派遣契約の仕事の為、キャリアアップは難しいと感じます。

色んな場所で働いて、気に入った場所があれば正社員登用なども、確認して見ると良いと感じます。

他の仕事にもこの経験を活かせる?

接客業は実際に経験する前と後では、かなり雰囲気も違うと感じます。

「この方に対して何が出来るのか?」を考えて行動するというのは、今後の仕事でも生かされる武器になります。

常に相手の求めているものを考えて予測する力を、付ける意味でもどんな仕事にも活きると感じています。

まとめ

いかかでしたでしょうか?

今回はリゾートバイトについて、お話しさせていただきました。

多くの人が知って居ることから、実際に働いた経験談を含めて、まとめることが出来たと感じます。

「リゾートバイトをやってみたい!」

「リゾートバイトをもっと知りたい!」

そんな方々の、小さな参考になれば嬉しいです。


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