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新型コロナウィルスの感染拡大を通して「その地域の実情と住民のニーズに応えながら政策を行う地方分権」の大切さが浮き彫りになりました。
同時にコロナという未曽有の危機状態下で各都道府県の知事の力量が問われる機会にもなっています。
各都道府県がそれぞれの判断で感染対策を発令し、自治体では対応に追われる日々が続いていますが、少しでも市民の心身の安心&安全を確保するため、各都道府県では様々な取り組みが行われています。
今回は静岡県にターゲットを絞り、自治体がどういった取り組みを行っているのかご紹介します。
コロナで様々な規制がかかる中、静岡市では市民の誰もが心身共に健康でいられるように「地元を元気に大応援!~エール静岡~」という取り組みを行っています!
静岡市では、この取り組みを通して今まで様々な応援事業を行ってきました。
実施期間などの詳細は、静岡県のサイトをご確認ください。
ラインで「静岡市」を友達登録をしておくと最新情報を受け取ることができるので、この機会に是非ご登録ください(https://line.me/R/ti/p/%40120nefsk)。
【詳細ページ】https://www.city.shizuoka.lg.jp/801_000077.html
うなぎ養殖の発祥の地として有名な浜松市でも、コロナ禍の今、市民誰もが少しでも快適な生活を送ることができるように様々な取り組みが行われています。
コロナの感染リスクをフォローアップするするために浜松市がスタートした新たなシステムです。
店舗や施設、会場に掲示されているQRコードをLINEアプリで読み取ると、コロナ感染者と同一時間帯に利用した人へ浜松しからお知らせが届くというものです。
浜松市では三密回避支援のため、株式会社ロコガイドと協力し、市内店舗・施設などの混雑状況をWebやアプリで確認することができる「混雑ランプ」システムの実証実験を行っており、現在は当該公式サイト上で混雑状況を知ることができます。
今後は混雑情報サイト上でも各施設の混雑状況が分かるようになる予定です。
ある一定の基準をクリアした店舗を「はままつ安全・安心な飲食店」で公表しています。
コロナ禍で売上が落ち込んでいる飲食店を支援するため、飲食店の各種情報と配送事業者を結びつけた浜松市独自のデリバリープラットフォーム「Foodelix(フーデリックス)」の構築に取り組んでいます。
令和2年12月23日~令和3年1月31日まで配送料無料キャンペーンを実施中です♪
コロナ禍で影響を受けている生産者や販売事業者を支援するため、インターネットショッピングモール「楽天市場」内にて特設ページを開設してオンライン物産展を開催します。
令和3年1月20日~2月25日に第四回のオンライン物産展が開催予定です♪
浜松市では上記取り組みの他にも「【飲食店対象】パーテーション設置支援事業」など様々な取り組みを行っているので、是非チェックしてみてください。
【詳細ページ】https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/koho2/emergency/korona.html
自然環境が豊かな沼津市には美しい富士山を眺めることができる海岸線をはじめ、のどかな狩野川沿い、戸田に続く峠道など自然環境に恵まれたサイクリングルートが多々存在することから「沼津サイクリストフレンドリーエリア創造プロジェクト」が発足され、様々な取り組みを行っています(https://www.city.numazu.shizuoka.jp/cyclist/index.htm)。
また、2019年2月に日本初の包括連携協定を日本フェンシング協会と締結したこともあり、沼津市では「フェンシングの街」としてトップ選手が育つ環境づくりを行っています(https://www.city.numazu.shizuoka.jp/fencing/index.htm)。
コロナ禍で気持ちが滅入ってしまいそうな今、沼津市では心弾む「SNSに登録して沼津市グッズを当てよう!キャンペーン」を開催しています♪
応募期間:令和3年1月12日~3月17日
Facebook、Twitter、LINE、Instagramなどで対象アカウントを三つ以上フォローして所定の入力サイトから応募すると、抽選で40名様に沼津市グッズの詰め合わせ(Aコース~Dコース)が当たりますよ♪
フォローする数によって応募できるコースが違うので、一つでも多くフォローして豪華賞品を当てちゃいましょう!
【詳細ページ】https://www.city.numazu.shizuoka.jp/numazutopics/campaign.htm
自然豊かな歴史あふれる下田市は、東京から直通電車で1本というロケーションの良さを活かして「ワーク(仕事)」と「バケーション(休暇)」が両立できる「ワーケーション」事業を積極的に推進しています。
令和元年12月11日には株式会社LIFULLと「空き家等の利活用等を通じた地域活性化連携協定」を締結し、テレワークやワーケーションなど新しい働き方(生き方)の推進と同時に下田市内の空き家等の情報を発信して、物件活用を目指した人材育成&外部人材のマッチングを目指しています(https://www.city.shimoda.shizuoka.jp/category/090100workation/146648.html)。
また下田市では市内の魅力発信とPRを積極的に行い、映像制作者が撮影しやすい環境をつくるため、ロケ地に関する情報の提供&公共施設の使用などを支援する「下田市ロケーションサービス」も行っています。
1月7日に東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県を対象に緊急事態宣言が発令された今、市内感染の制御&社会経済活動の両立を図るため、下田市が取り組んでいるのが「下田冬モデル」です。
下田市出身の漫画家鈴木由美子先生のポスターが印象的な「下田冬モデル」では、三つの安心(みんな安心、どこでも安心、もしもの時も安心)の提供のために様々な取り組みを行っています。
詳細については下田市サイトをご確認ください。
【詳細ページ】https://www.city.shimoda.shizuoka.jp/category/030000kenkou_hoken/147884.html
島田市では品質の高さが全国的に評価されているお茶を通して「島田市緑茶化計画」というプロモーション施策を推進しています。
「島田市緑茶化計画」のロゴマークとイメージカラーの緑茶グリーンを使用し、市内外に向けて島田市の魅力や個性を積極的に発信♪
「稼ぐ仕組みが構築された街も人も元気な島田市」を目指します!
また、島田市では藤枝市・焼津市と協力して「志太3市連携UIJターン就職促進事業」にも力を注いでいます。
【就職促進事業の目的】
など
多彩なイベントが開催される予定となっており、現在「オンライン集団面接練習会&企業との交流会(2月15日)」「冬のオンラインde就活!(2月19日)」などが開催予定となっています。
新型コロナウィルスの感染拡大状況によって内容が変更になる可能性があるので、詳細については島田市サイトご確認ください。
【詳細ページ】https://www.city.shimada.shizuoka.jp/kurashi-docs/syuusyokusien.html
山本有三をはじめ、谷崎潤一郎、志賀直哉、舟橋聖一、太宰治、武田泰淳など名だたる文豪が愛した旅館「起雲閣(熱海市指定有形文化財)」を2000年から所有することになった熱海市は、文化・観光の拠点として多くの観光客を起雲閣に迎え入れてきました(2012年に入館者数100万人突破)。
令和元年7月から保存修理工事を行っている「旧日向別邸(重要文化財)」については、工事見学会が開催される予定です♪
公益財団法人文化財建造物保存技術協会技術主任の加治屋嘉文氏、清水建設株式会社静岡営業所工事長の稲葉実氏が案内人となり、旧日向別邸の工事現場を見学して回る予定となっているので、興味がある方は是非足を運んでみてください。
※新型コロナウィルスの感染状況に応じて内容が変更になる場合があります。
また熱海市では定期的に花火の打ち上げをし、夜の熱海を彩るという取り組みを行っています。
残念ながら1月開催予定だった花火大会については延期となりましたが、新型コロナウィルスの感染症対策全体の方針のもと2月以降も開催予定となっているので、楽しみにしていてください♪
今まで開催された花火大会については、その様子をインスタグラム熱海市公式アカウントから観ることができるようになっています。
【詳細ページ】
駿河湾に面し漁港を中心に発展してきた焼津市では、「焼津市LINE公式アカウント」を開設し、市民が生活に必要な情報を必要なだけ入手できるシステムがスタートしました!
焼津市の情報受信はもちろん、チャットボット用アカウントも登録しておけば投げかけた質問に対して24時間365日回答してもらうことができるようになっています。
また焼津市では、コロナ禍におけるテレワークや移住支援にも積極的に取り組んでいます♪
魚の街として有名な焼津市♪
コロナ禍の今だからこそ思い切り楽しみたいイベントが開催されています!
特産品を使用した各店自慢の「焼津のおでん」を堪能することができる「焼津のおでん味くらべ」です(2021年1月9日~2月14日)。
対象となる12店舗がそれぞれ自慢の「焼津のおでん」を提供しているので、あなた好みのおでんを見つけることができますよ♪
「焼津の魅力(総額100万円分)」が当たるスタンプラリー・謎解きゲームも同時に開催されるので、専用サイトから詳細をチェックしてみてください。
【詳細ページ】
歴史と水に関連した観光スポットが数多く存在する三島市では、コミュニケーションアプリ「LINE」を利用した情報発信を令和元年7月からスタートさせ、各種情報を市民に向けて発信しています(災害・緊急情報、イベント情報、市からのお知らせ、その他属性に応じた情報など)。
スマートシティへの取り組みを積極的に行っており、令和2年8月に「三島市スマートシティ推進協議会」を設立。
目的に賛同する産官学民団体を三島市サイト上から募集しています。
また、庄司昌彦氏(武蔵大学教授、三島市情報戦略アドバイザー)、関治之氏(一社:コード・フォー・ジャパン代表理事)を迎えた三島市のデジタル推進に向けたシンポジウム「デジタルでまちを変える」も開催予定となっています。
スマートシティ&デジタル推進におけるデータ活用の方法やシビックテックとの連携について学ぶことができます。
コロナ禍の今だからこそ、より必要性が増したスマートシティへの取り組みを一緒に考えてみてはいかがでしょうか。
【詳細ページ】
今回はコロナ禍における静岡県の取り組みについてご紹介しました。
それぞれの市町村自治体がその地域の特性を活かして行う取り組みは、とてもユニークで参考になるものばかりです。
自身が暮らしている市町村に活用することができる事例も数多くあるので、是非参考にしてみてください。