今回は、警備のアルバイトについて、その時給ややりがい、やってて良かった事やそこで身に付く力等について書いていきたいと思います。

警備の仕事といっても実は幾つか種類があるのですが、ここでは主にビルやホテル、施設等の建物を管理する施設警備と、駐車場や工事現場の出入り口等で車両に対して行っている交通誘導警備業務について話を進めて行きたいと思います。

私はこんなところで警備アルバイトをやりました

私が以前経験したのはオフィスビルや高級マンション、ショッピング施設の駐車場の警備です。

警備会社によって扱う現場には偏りがある事が多く、例えばマンションの警備が多い会社とか病院やオフィスビル中心の現場を持つ会社等、それぞれに得意分野があります。

またTV局等の特殊な場所は、ある特定の警備会社が常に受け持つようになっているようです。

警備のアルバイトの時給は?

時給で言えば1000円前後。

こうして見ると他の一般的なバイトとあまり大差はありません。

ただ、この仕事は業務の特性上、夜勤や8時間以上の勤務が多く、そうした手当が付きやすいのも特徴です。

夜間の仕事には夜勤手当がついたり時間外労働や休日出勤等も保障されますので、そうした部分が積み重なると貰える金額にも結構な差が出てくるのではないでしょうか。

警備のアルバイトでやりがいを感じたこと

この仕事をやっていて、やりがいを感じた事を2つ程挙げてみます。

稼げる

先にちょっと述べたようにこの仕事は時給自体は特別高いものではありませんが、拘束時間が長く、残業や夜勤が多いのでその分稼ぎは多くなります。

まとまった銭が要るという人にもおススメだと言えるでしょう。

ノルマという悩みから開放される

警備員をやる前はある民間企業で働いていたのですが、これがものすごく忙しかったのです。

それがこの警備の仕事についてからというもの、残業やノルマという仕事の悩みからはすっかりと開放され、精神的にもかなりのびのびと業務に就く事が出来、精神的な負担も大分減ったという思い出があります。

やりがいという観点からは少しズレているのかも知れませんが、こうした開放感を求めて転職してくる人はこの業界に多いです。

警備のアルバイトをやってて良かった4個のこと

今度はこの仕事について良かったと思える事を幾つか挙げてみましょう。

冒頭で断っておいたようにこの文全体で述べているのは、あくまでも施設警備や交通誘導警備に限った業務であるという事をお忘れなく。

例えば体力を使わないとか、高齢者でも出来るというのは貴重品や要人の警備業務には当てはまりません。

貯金が出来た

この仕事をしていると、必然的に泊まり業務が多くなります。

その為、遊びに使う金が減り、その分貯蓄に回るという流れが出来る事になります。

マグロ漁船の仕事と同じく、使いどころが減ればその分だけ貯まるという仕組みなのですが、とにかく思ったよりも金が貯まったのは嬉しい思い出です。

仕事のノルマがない

この職業は一日にこなさなければならないノルマというものが存在しません。

なので交通誘導であれば、極端な話、一日に車が2~3台しか来なければその分だけ誘導すればよいので、後はずっと立っているだけです。

施設の警備も同様で、来客や関係者の入館がなければ受付でじっと座っているだけで良いのです。

実際にはそんな事が一日ずっと続く事はありえませんし、配属される現場によっては四六時中かなり忙しいという所も存在します。

おいしい待機時間

警備の仕事に待機というのがあります。

これは火災や事件等、いつ何時何があってもすぐに対応が出来るように室内で待っているという状態なのですが、実際には何も起こらない事が殆どなのでほぼ休憩と変わりありません。

昼寝しててもご飯を食べていてもTVを見ていてもOKです。

しかも、しっかりと時給は発生するので単なる休憩よりもおいしいと言えます。

休憩室で寝られる

一般的なオフィス等で行うようなバイトの場合、休憩室ではせいぜいコーヒーを飲んだり昼食をとったりする程度迄しか許されませんが、特に施設警備の場合は警備室には座敷や布団やTVがあり、待機や休憩時間は横になって昼寝してもOKです。

大きな所では何人もが一度に休憩、睡眠がとれる場合もあります。

最近の企業では仕事の能率アップに繋がるとして欧米のシエスタを見習って日本にも無理やり採り入れたりしているようですが、とても従業員全員が横になって休めるようなスペースを社内に確保出来るわけも無く、寝るのは机に突っ伏して無理な体勢で、許される昼寝時間もたった10~20分といった何ともお粗末なもの。

あんな体勢で寝ていたらそれこそ首がおかしくなってしまいそうですが、最近では一部の小学校でも採り入れられてきているようです。

警備のアルバイトで身についたこんなスキル

この仕事をしていて身に付くようなスキルとは何かあるのでしょうか?

実際にやっていた私が逆に問いたいくらいですが、交通誘導が上手く出来るようになった事くらいでしょう。

ただ、本人が希望するしないに関わらず、会社は従業員に警備に関する色々な資格の取得を勧めてきます。

というか現在では初歩的な資格に関してはほぼ強制的に講習会等に参加させられて取らされることになります。

勿論費用は会社持ちなのでこちらはタダで資格が取得出来たりしてラッキーと思うのですが、誰もが簡単に取得出来るような資格と言うのは実際大して役には立ちませんし、所詮警備業界以外では通用しないようなものばかりです。

しかし、会社としては自分の抱えている従業員に何かしらの資格保持者が多ければそれだけ営業の時のアピールポイントになりますし、会社の信頼度アップという点からもこういう部分にせっせと投資をするというのはどこの業界でもやっている事でしょう。

そうでなければわざわざ大金を出してPマークの取得等ありえないというわけです。

じっとしている事

警備の仕事はヒマな時間も多く、特に人通りが無くなる深夜や早朝はやる事が無い場合もしばしばです。

しかし、例えそういう状況であっても勤務中は一応形としてはじっと座ったり立ったりしたままでいる事が求められます。

実際は、夜中の受付等は暇なので、皆漫画を読んだりスマホをいじったりしているのですが、人の目があるのであまりおおっぴらにはやれないだけです。

警報装置の扱い

特に施設内では火災等が起こると甚大な被害に発展する事が多い為、火災報知機の取り扱いは施設警備に就くにあたっては必ず覚えることになります。

といっても大して難しい操作はありませんし、はっきりいって簡単です。

こうした警報装置の取り扱いは警備関係の資格を取る時にも必要となってきますのでしっかりと記憶しておきたい所なのですが、たまにしかこういうのは発報しないものですから時間と共にやり方を忘れてしまう事も多いのです。

そして、実際にいざそういう事態が起こると結局は何も出来ないような醜態をさらす警備員も珍しくはありません。

接客対応

この業務は建物を訪れてくる来客者に対して、適切なマナーをもって対応しなければいけません。

たまにやたらと横柄な警備員も見受けられますが、そういうのはいつか必ず誰かのクレームの対象となりますので、所属会社から注意を受ける事になるでしょう。

そうなれば当人も態度を改めざるをえなくなります。

社員に対しては規律や礼式の遵守にルーズな会社もありますが、古くからあるような大手警備会社になってくるとその辺はかなり徹底しているようで、警察や軍隊並みの厳しいルールを守らせているような所もあります。

警備のアルバイトはこんな人におすすめです!

警備業務はバリバリと仕事をこなしてどんどん昇進していこうという出世欲、上昇志向の強い方にはあまり向いていないかも知れません。

この仕事に向いているのは、身体を酷使せずにマイペースで長く気楽に仕事を続けていきたいという性格の人だと言えます。

ただ、あまりに適当でだらしないような性格の人はこの仕事には向きません。

服装に関しても制服やネクタイ着用で前髪もきちっと整えて髭もしっかりと剃っておかなければならないのですから、例えいくら自分にとってこだわりのドレッドヘアだったとしても、その頭で勤務する事は不可能なのです。

また、いい加減な性格だと仕事上のミスも犯しやすくなります。

この仕事にはそう難しく複雑な業務は無いのですが、それでもやはりこれはやってはいけないミスというのは幾つか存在するもので、その一つが鍵の紛失でしょう。

施設警備では、その建物に関する殆どの鍵をこちらで預かり管理する事になります。

ですから、その鍵を紛失したとなるとこれは防犯上極めて由々しき事態にも繋がってくる可能性がある訳で、重大な失態となります。

無くしたのがボイラー室だとかゴミ置き場の鍵ならばまあ、大した事も無いのでしょうが、これがマスターキーとかになってくるとかなり大変ですから、鍵の保管と取り扱いには十分に気を付ける必要があります。

また、警備員の着用する制服は悪用する事も出来る為、やはり紛失には気を付けたいものです。

残業したくない人

今月はここまでやらなければいけないという仕事のノルマがこの警備業にはありません。

その為、仕事が終わらなくて残業、それでも終わらず自宅に持ち帰って休日も出勤という事も無く、時間がくればきっちりと帰る事が出来るのも嬉しいところです。

リストラの心配無し

警備員はクビになりにくい事で有名です。

もちろん、重大なミスを犯したり会社の金を横領したりした場合は話が別ですが、この職種の特性上、業務成績がどうこう言われるような場面は無いので、リストラにビクつく事無く安心して淡々と業務をこなせます。

加えて警備業界というのはドライバーと並んで深刻な人手不足と従業員の高齢化に悩んでいるような所。

そんな業界でクビになるような心配は無用です。

マイペースな性格の人

現場や時間帯によって多少の差はありますが、仕事は至ってマイペースで進められます。

締め切りとか納期とかそういう概念が警備業には無いのであまり焦ったりする必要も無しに業務に取り組む事が出来ると思います。

警備のアルバイトのおすすめの選び方とは?

大抵は求人雑誌や求人サイト等から募集を探す事になると思います。

警備員とか警備と検索すれば募集はそれこそ幾らでも簡単に見つけられます。

問題は玉石混淆な警備会社の中からどうやったら少しでも自分に合った所を見つけられるかというのがポイントとなってくるでしょう。

これまで散々書いてきた事と矛盾するようですが、警備の仕事と言うのは現場によってかなり当たりハズレがあります。

また、所属する警備会社も規律や業務に関して緩い所もあれば厳しい所もありでその辺の下調べはしっかりしておいたほうが良いでしょう。

警備の仕事に就く為には多くの証明書、書類の提出が義務付けられており、様々な審査をパスしてやっと入社の資格が得られます。

めでたく入社となった後もすぐに現場に入って業務がスタートするというわけではなく、何日間も退屈な講習を受けなければならず、それが全て終わってやっと仕事がスタートする事になります。

これはバイトでも契約社員でも皆同じ。

これからどういう事が言えるのかというと、一般的なバイトであればとりあえずやってみてどうも仕事や職場が自分に合わないようだと感じたならば早々に辞めてまた次を探す、という手も可能なのですが、警備の場合前述のように仕事に就くまでとてつもなく面倒な手続きと長い期間を要する為、なかなかすぐに辞めて次という訳にはいかないのです。

つまりやり直しがききにくいという事で、仕事に就く前の十分なリサーチが不可欠なのです。

経験者に聞いてみる

何処の会社が良くてどの現場かきついといった情報は実際にそこで働いている人に聞いてみる事が一番です。

自分が働こうとしている現場(ビルや駐車場)を回ってそこの警備員に実際にどんな感じなのか聞きまわってみましょう。

警備専門のサイト

警備員の仕事に特化した募集サイトが存在しますので、そうしたものを利用すると効率的に警備の仕事だけを探す事が出来るでしょう。

まとめ

今回は、警備の仕事について色々と書かせて頂きました。

現在では、警備業界に入ろうとするような若い人が少なく、殆どの警備会社では人材の確保に躍起になっています。

が、一般的にはあまり魅力的な業務として映らないのでしょうか、依然として人手不足に頭を悩まされているのです。

という事で警備業界に入ろうと考えている人は今が入り易い時です。

この仕事はハマル人にとってはとてもいい職だと言えるので、どしどし応募してみる事をおススメします。


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