高度医療成長期に入った現代の日本において「看護師」の免許を取得する人は増えています。

ここでは、看護師になるにはどうしたらいいのか、免許はどうやってとるの?どれくらい時間がかかるの?等、看護師の免許をとる為に必要な事や看護師になった後の病院選びについてご紹介します。

看護師になるには?

看護師になる為には、少なくとも5年の勉強時間が必要となります。

その勉強の中で人体についての基礎知識を身につけ、その勉強内容を一定の条件をクリアした後、実習での実務研究となります。

実務研修ではあらゆる科に配属され、准看護学校・正看護学校合わせて約3年間の研修となります。

この期間を長いと思うか短いと思うかは人それぞれですが、患者さんや高齢者の方の命を預かる職業につくには、それなりの時間と知識が必要となってくる事は必須でしょう。

そして、何より自分がどんな看護師になりたいか、どういう病院に勤務したいかを考え、目標をもつ事が大切になります。

なりたい看護師や勤務したい病院が決まってない人でも「看護師になる」と思う気持ちを持ち続けましょう。

看護師の実習や勉強は予想以上に大変です。

人の命を預かる職業なので、大変なのは当たり前です。

自分の目標がこれから看護師の免許を取得するまでの厳しい道のりの支えになるでしょう。

人気の資格、看護師とは?

看護師の免許はもちろん女性が持つ資格として人気でしたが、近年では男性看護師も増えてきています。

精神科や整形外科等の患者さんを抱える機会が多い病院では、男性看護師の方が多い所もあります。

そもそも看護とは「個人や家族の最大限の健康を取り戻し、出来る限り質の高い生活が出来る事を援助する事」です。

看護師はその理念に基づき病院や施設やクリニック等で業務をしています。

看護師の受験資格

看護師になる為には、まず看護師の受験資格を取得する必要があります。

看護師になる為には「高校過程卒業後看護師の総合カリキュラムを3年(大学では4年)学ぶ事」で看護師の免許の受験資格があります。

看護師の資格は国家試験となる為、1年に1度しかチャンスがありません。

看護学校を卒業し、試験に不合格だった場合は来年まで再度勉強しなおす事が出来ます。

看護師の資格取得ルート

看護師の資格を取る為には、高校を卒業し、大学に行かなきゃいけないと考えている人は少なくありません。

普通科高校を卒業したぐらいじゃなれない。

とか頭が良くないと看護師にはなれない。

と思う人も多いですが、実際そうではありません。

時間はかかりますが極端に言えば「義務教育を受けていれば看護師にはなれます。」

では、どうやって看護師になればいいのか、どうすれば看護師の免許が取得できるのかご紹介します。

資格取得ルート1:中学校卒業後免許をとる場合

まず、中学校卒業後入学出来るのは「准看護学校」です。

准看護学校は2年間、看護についての基礎知識を学びます。

その後、准看護師の試験を受けますが、准看護師は国家資格ではありません。

看護師の登録は国になりますが、准看護師は都道府県の登録になります。

その為、看護師に比べ比較的簡単に資格取得が可能です。

ただし准看護師の資格を取得した後に看護師の免許も取得する為には、文部科学省の実施する「高校認定試験」を受けなければなりません。

この試験は8月と11月に行われている為、年に2回チャンスがあります。

もうひとつ中学卒業後に看護師になれるルートは「高等学校衛生看護科」への入学です。

この高等学校衛生看護科は、看護師の免許を取得する上で最短ルートになります。

衛生看護科は5年過程で、高校過程3年+看護専攻過程2年で学ぶ事が出来ます。

ただし、准看護学校から正看護学校に入学するルートと比較しても同じ事を学びながら高校過程の勉強のもしなくてはならない為、根気と体力も必要となるでしょう。

資格取得ルート2:高校卒業後免許をとる場合

高校卒業後看護師を目指す場合は、看護大学の看護総合カリキュラム校に4年間通う事で看護師の国家試験受験資格をえる事が出来ます。

看護大学で看護師に国家試験受験資格を取得した場合はさらに「保健師」「助産師」の受験資格も得る事が出来ます。

その他にも高校卒業後准看護学校に入学し、2年間看護の勉強のみ行い、その後正看護学校に入学する方法もあります。

だったら4年大学で学んだ方がいいのではないかと考える人も多いと思いますが、准看護学校の2年過程での利点は、ゆっくり学ぶ事が出来る事です。

例えば、主婦やサラリーマンから看護に道を志した場合、お金の問題や自分の生活の中で勉強して行かなくてはなりません。

准看護学校はほとんどの学校が半日の授業を2年間行うのです。

つまり「働きながら看護を学ぶ事が出来る」のです。

また高校卒業から時間が経っている為、しっかり復習しながら、じっくり学びたい人には准看護学校からの入学が良いでしょう。

資格取得ルート3:准看護師の免許取得後、看護師を目指す場合

准看護師の免許を取得後正看護師の免許を取得する場合、現在働いている病院から直接学校に通う事が出来ます。

規模の大きい病院となると奨学金制度もあり、正看護師の学校に通う為のお金を免除してくれたりもします。

また奨学金制度の無い病院に勤務しているにしても「働きながら学校に通う事」が出来ます。

ここで高校卒業後に看護師の学校に通う事と違う所は、准看護師として働きながら安定した収入を得ながら学校に通う事が出来るという事です。

自分の慣れ親しんだ病院から学校に通う事が出来ると、精神的にも初めて仕事をしながら学校に通う事と比較しても、自分に余裕を持ちながら勉強できますし、実際に患者さんを見ながら勉強する事も出来ます。

看護師の合格率はどれくらい?

看護師の合格率は低いのではないかと思う人が多いですが、看護師の合格率は思ったよりも高いです。

2017年の看護師国家試験の合格率は88.5%です。

今までの国家試験で一番合格率が高かったのは2013年の第100回看護師国家試験は91.6%です。

看護師学校でしっかり勉強し、きちんと実習もこなせれば確実に看護師の免許を取得する事が出来ます。

ですが、ただ単に自分の得意分野だけ点数を取れれば良いわけではありません。

看護師の国家試験では「必須科目」があり必須問題の80%を解けなければ、他の科目がどれだけ点数を取れていても不合格になります。

その必須問題はもちろんどのような問題がでるか分からないので、一般科目だけでなく、いろんな教科を一通り一定程度勉強する必要があります。

看護師の就職先や募集状況は?

看護師の免許を取って、つぎに考える事は就職先ですよね。

やはり看護師の就職先で一番に思い浮かぶのは「病院」ではないでしょうか。

病院の看護師の求人は確かに一番多くなっていますが、他にも看護師の求人はたくさんの種類があります。

高齢者施設や保育園も看護師は働いていますし、訪問看護や障害者施設などたくさんの就職先があります。

ここではどのような就職先があり、どのような特徴があるのかご紹介します。

看護師の主な就職先

看護師の主な就職先は第一に病院です。

病院と一言で言っても色んな病院があります。

大規模病院から小さいクリニックまで、たくさんの就職先があります。

看護師の免許を取得したからと言って、誰しもが大規模病院で働く事も目標にしているわけではないでしょう。

自分の生活習慣に合わせた時間で働きたい人や、看護師と他の仕事と併用して仕事をしたい人、もちろんがっつりと働いて稼ぎたい人もいるでしょう。

ここでは、たくさんある就職先の中でどんな所にどんな就職ポイントがあるのかご紹介します。

正職員としてバリバリ働いて経験を積みたい人向け

正社員でしっかり働きながら、自分のスキルを上げたい人は「大規模から中規模病院」がおススメです。

大規模から中規模病院は、看護師を育てる環境が整っています。

先輩看護師が一人につき一人付いて指導するプリセプター制度や、各科目についての勉強会もたくさんあります。

患者さん自体の重傷~中傷の患者さんも多くなってきますので、自分自身でたくさんの経験をしながら看護師として成長する事が出来ます。

最近では「専門看護師」も増えてきており、たくさん経験を重ねた後、自分が目指す看護師の専門性を高める事が出来ます。

例えば癌患者さんや痛みのある患者さんの最後の人生の役に立ちたいと思う人は、ホスピスの専門看護師にもなれますし、ドクターヘリに乗る看護師になりたい人は、救急専門の看護師にもなれます。

他にも疼痛緩和の専門や、糖尿病・腎臓病専門の看護師もいらっしゃいます。

大規模病院から中規模病院では、自分の専門性を高められるシステムを導入している所が多くあります。

なので、たくさんの経験を積みながら自分の理想とする看護師像に近づく事が出来ます。

また、大規模から中規模病院では日々毎日の様手術が行われています。

手術専門の看護師の求人もあります。

手術専門の看護師は他の病棟や外来の看護師と違って、手術で使用する器具の滅菌作業や、直接手術に関わったりしますが、病棟看護師と違ってあまり直接患者さんに接触する機会が少なくなってきます。

カルテでの情報や医師からの情報をもとに手術の補助を行う事がありますので、情報収集を密に行う事が大切です。

どの手術にどの器具を使用するのか、どのような手順で手術を行うのかも一通り頭に入れておく必要があります。

さらに手術中は何が起こるか分かりません。

手術の手順・患者さんの情報・緊急時の対応をしっかり把握しておきましょう。

とても難しい部署になる為、プリセプター制度や実施訓練が他の部署より多くなってくるでしょう。

子育てや介護などある程度プライベート優先で働きたい人向け

子育てや介護などでは、勤務中や勤務当日の朝にいきなり欠勤せざるおえない状況になる事も多いですよね。

そんな時は「クリニックや高齢者施設」での看護師の仕事がおススメです。

クリニックでの看護師は、病院と違って患者さんの数で仕事量が異なってきます。

そして、クリニックでは医師と看護師は1人づつと言う状況はなかなか無いですよね。

常に看護師が2人~4人態勢での業務が多いです。

中には看護師も1人しかいないというクリニックもありますが、それくらいの小さい規模の病院となると、CTや胃カメラなどの難しい検査は行っていない所が多い為、医師一人でも診療は可能です。

また、クリニックは特に日曜日や祝日が休診日の所が多いです。

保育園がお休みだったり、デイサービスがお休みだったりする時に、自然と休める環境にあるという事は、子育てや介護をしながら看護師といて働く人にとっては大きいメリットではないでしょうか。

夜間のみ働きながら、しっかり収入を得たい人向け

夜間仕事をしながら、昼は自分の自由に過ごしたいと思う人が近年では増加しています。

病院での夜間専従勤務はなかなかありません。

理由としては、病院では患者さんの状態が日々大幅に変わってくるからです。

3交代の病院が増える中、昼間の患者さんの状態を把握しながら、夜間の状態も観察できるように病院の夜間専従勤務の求人は少ないのです。

では夜間専従はどんな所が多いのかと言うと、やはり「高齢者施設」です。

高齢者施設の患者さんは主に継続看護を必要としている患者さんです。

もちろん高齢者施設でも患者さんの状態が変化しない事はありませんが、急変する事も多くはありませんし、患者さんの状態が悪化すれば、医師の指示のもと病院への搬送が可能です。

医師がいない高齢者施設では、看護師の判断で病院に搬送する事もあります。

ですので、ここではゆっくりと患者さんの状態を観察しながら、自分の力で判断する事が求められます。

夜間専従の求人も一番多く、給料も比較的高くなります。

日勤帯の業務と違って夜間の転倒の防止やオムツ交換などの作業が主になります。

新卒看護師に人気の就職先はどんなとこ?

4月になると、他の企業と同じ様に看護師の求人も大幅に増加します。

もちろん新卒看護師を多く病院に迎える為です。

新卒看護師が多く入社する事で、病院側も長い目で新卒看護師の育成をしたり、病院の掲げる理念にあった看護師の募集があるでしょう。

ここでは新卒看護師にどんな病院がおススメなのか、病院ごとの特徴についてご紹介します。

多様な経験が積める大規模病院

まず、やはりおススメなのは「大規模病院」です。

大規模病院のおススメ出来るポイントはたくさんの経験と自分の看護師としてのスキルアップが十分に出来るという点です。

看護師の免許を取得した以上、看護師として一流になりたい。

どんな症例の患者さんでも見れるようになりたい。

と思う方もいるのではないでしょうか。

最近では、ドクターヘリや専門看護師の募集もありますが、どちらにせよ「正看護師」の免許が必要となります。

また専門看護師も内容によりますが経験年数が必要になる事もあります。

どんな現場でも対応できる看護師や難しい症例でも症状を明確にかつ、正確に観察できる看護師なんて、とてもかっこいいですよね。

研修制度が充実している病院

看護師の資格は免許を取ればそれで終わりではありません。

これから先たくさんの研究成果が上がり、今までと違う症例や看護技術が発見されるかもしれません。

看護師の仕事というのは「日々勉強」なのです。

もちろん新卒看護師は学ぶ事が人一倍あります。

研修制度が充実している病院は、ほとんど新卒看護師一人につき、先輩看護師一人が指導するプレセプター制度が導入されています。

もちろん先輩看護師は日勤だけでなく、早出や遅出・夜勤等の業務をしています。

その業務に新卒看護師がべったりと貼りつくわけではありません。

一人につき担当の看護師はいますが、病院や病棟全体で新卒看護師の指導に当たる事となるでしょう。

研修制度の充実している病院は定期的に勉強会が開催されます。

その内容も病態についてのものだったり、新しい薬や注射の効能だったり、他の専門分野のリハビリや検査についての事だったりと様々な勉強会があります。

何故、他の分野の事も勉強するのかと言うと、患者さんの状態を観察し健康な状態に戻す業務を行うのは看護師だけではないからです。

医師や理学療法士・作業療法士、ケアマネージャー、栄養士とたくさんの専門職の人は一人の患者さんに対してアプローチを行います。

その中で一番密に患者さんと触れ合う機会は多いの「看護師」です。

日々の状態や、患者さんが今一番何に困っているのか、何を一番して欲しいのか、患者さんから情報を得る事ができる職種が看護師です。

自分に知識が無いと、患者さんにどうアプローチすれば良いか、どのようにすれば一番回復に向かうのか「判断し相談する」事が出来ませんよね。

その為に各職種の知識がある程度必要となってくるのです。

ゆっくりと地域医療に関わる

看護師になった人みんながバリバリ働く事を望んでいるわけではないはずです。

高校卒業後看護師になった人も、他の職種から看護師を目指して准看護師学校から看護師になった人も年齢は違えど「新卒看護師」です。

年齢が若ければ大規模病院での業務も苦ではないでしょう。

ただ、ゆっくりと地域医療に関わりながら自分のペースで学んでいきたい看護師には、クリニックや小規模病院がおススメです。

クリニックや小規模病院にいるからと言って全く勉強する機会がないわけではありません。

外部からの講習や自分が外部の勉強会に参加する事も多々あります。

大規模病院と違う所は勉強会に頻度です。

クリニックや小規模病院は1カ月~2カ月に1回~2回程度ですが、大規模病院は週単位で勉強会があります。

クリニックや小規模病院はゆっくり自分のペースで勉強できる利点の他に、残業や夜勤が少ないという利点もあります。

これは、家庭を持っている看護師に対しての良い利点になると言えるでしょう。

看護師の働き口はどの程度あるの?

看護師の働く所は多種多様にあります。

病院だけではなく、診療所・クリニック・検診センター・献血センター・保育園・学校・企業専門看護師など、看護師の資格はどんな所でも使用できます。

看護師の資格を取ったから病院で働く事が当たり前ではありません。

自分のなりたい看護師になる為に一番条件の良い看護師の求人を見つける事も大切です。

もちろん他の職種と同じように「看護師アルバイト」もあります。

求人も見るたけでは分からない事やどんな業務をしているのかは企業や場所によっては一日体験やアルバイトもありますので、自分で体験した後決定する事も視野に入れて考えましょう。

看護師の転職事情

看護師として就職した場所が自分の考えているような所じゃなかった。

こんなに残業があるなんて思わなかった。

先輩看護師や上司にあたる看護師と考えが合わない。

このような事は多々あります。

いくらお給料が良くても働きにくい職場では長くは働けませんよね。

ましてや看護師の仕事は患者さんの命を預かっている職場ですので、一般企業と比較しても少なかれストレスはかかります。

また看護師として働きながら別の職種にも興味が出てきた。

看護師だけでなくもっと助産師やケアマネージャーの資格も取得して働いてみたいと転職する看護師もいます。

新卒の看護師に多く見られる転職理由は「人の死に自分の心がついて行かない」事です。

病院や高齢者施設にはこの理由で転職する看護師が多くいらっしゃいます。

病院とは本来「病気を治す場所」ですが「人が命を落とす場所」でもあります。

つまり患者さんに入れ込みすぎる事は厳禁なのです。

看護師の平均給与はどれくらい?

看護師の平均給与は各都道府県によってちがってきます。

もちろん平均物価が高い東京や名古屋福岡のような主要首都となると、正社員の平均給与は25万を超えてきます。

パートタイムの時給計算の看護師も主要首都は1500円以上と高くなっています。

郊外や他の都道府県となると、正社員の看護師給与は20万~27万程度となります。

パートタイムの看護師の時給も1000円~1300円となります。

看護師の給与で一番時給が高くなっているのは「派遣看護師」です。

派遣社員の看護師の時給は郊外でも1300円から1600円と高い傾向にあります。

主要首都ではそれ以上になるでしょう。

病院での派遣社員の求人は多くありませんが、高齢者施設やクリニックになると、多くの求人があります。

また訪問看護師の求人も派遣会社を通した求人があります。

元々訪問看護師の給与は高めになりますので、派遣会社を通すとやや高めにはなりますが、ここで一つ注意点があります。

派遣会社の全てが社会保険の対象ではないという事です。

派遣会社からでた給与から別に国民健康保険等の支払いをしなければならなくなります「派遣会社の方が高いから」と一律に良いとは言えませんので注意しましょう。

経験者が語る!できる看護師はこんな人

他の営業職や自営業等向き不向きがあるように看護師にも向き不向きがあります。

「看護師は将来困らないから」「収入が安定しているから」という理由だけで看護師の仕事に就くと、辛い事の体験がトラウマになる人もいます。

では、どんな人が「看護師」に向いているのか、看護師として必要な事は何かご紹介します。

患者さんの心に寄り添うことができる人

病院に入院したり、体が辛い時に対応して欲しいのは「優しい看護師さん」ですよね。

優しい看護師さんとは、自分がこうだったら、こうなったら辛いだろうな。

と考えられる看護師です。

もちろん加齢からくる症状や、自分が体験した事のない症例では、患者さんの気持ちを100%理解する事は出来ませんし、痛みや苦しい感情は人それぞれ違ってきます。

私はこれ位大丈夫だったのにこれ位で辛いわけ無い。

そんなに痛まないはずだろう。

と考えるのではなく、痛みをどうやったら柔らげることができるだろうか、自分の時はこうしたら楽になったから試してみてはどうだろうか。

と考えながら看護してける人が看護師の向いているでしょう。

観察力のある人

学校でいくら知識を得ても、実際に患者さんが観察できるとは限りません。

患者さんを見るポイントは表情や訴えだけではありません。

レントゲンやCT等の画像や血液検査等の検査結果の観察も大切になります。

言葉が話せない患者さんや認知症があり自分の症状が分からない患者さんは表情・画像・検査だけではなく、体の色の変化や、食事状態・言葉数等の細かい情報も大切になってきます。

もちろん自分一人で患者さんを見ているわけではありません。

他の看護師の情報をカルテの中から得る「観察力」も必要です。

自分で考えて行動できる人

新卒の看護師やブランクのある看護師に多いのは「自分の考えや観察した事は間違っているかも知れない」と思う事です。

医師や先輩看護師が観察する事と、新卒の看護師が見る視点は少し違っています。

もちろん、間違っている事もあります。

ただし、その観察した事が不要な事なのか、新しい症状なのか判断するのは先輩看護師や医師です。

自分が見た観察を「先輩看護師や医師に相談出来る」行動力は大切な事です。

また、看護師になったばかりだから出来ない・自分は新人だから分からない。

等は患者さんには関係ありません。

極端な例えになりますが病院勤務初日に心肺停止の患者さんに出くわす事もあるのです。

学校や実習で学んだ事を実際に行動に移す事が出来る人は看護師に向いているでしょう。

ある程度度胸を持ち合わせている人

看護師の仕事は今まで学んできた事とは全く異なります。

また仕事をする相手は「人の命」になるわけです。

初めて受け持つ患者さんや初めての採血・注射。

初めての症例。

初めての手術等たくさんの「初めて」の経験があります。

採血の結果を見たり、レントゲンを見たりする事は特に緊張はしませんが、いざ患者さんの目の前に立つともちろん緊張します。

看護師の業務は時間が限られています。

人相手でも初めての業務が遂行出来る度胸が必要です。

また病院は「治療する場」でもありますが「死を迎える場所」でもあります。

人が死ぬという経験はあまり経験出来る事ではありません。

看護師の仕事は人の死に多々遭遇します。

人の死に対応出来る度胸が必要になります。

人が死ぬと言う事は予想以上に辛い事です。

自分の受け持った患者さんや自分が一生懸命看護した患者さんの死になると、患者さんの死を受け入れられない看護師も多くいます。

ですがどんなに自分が受け持った患者さんでも、仲良くなった患者さんでも「亡くなった患者さんの家族の前で泣く事」は看護師には許されない事なのです。

亡くなった患者さんの家族の前で泣いていけない理由は「家族の悲しみを煽る行為」だからです。

ただでさえ家族を亡くし、悲しんでいる家族にそれ以上悲しい思いをさせてはならないのです。

この「人の死を受け入れる覚悟」は人の死を経験しないと身につかないかもしれません。

ですが、その死を体験し、それにこだわらず前に進む事が大切です。

看護師の仕事に興味がある方へ(まとめ)

いかかでしたでしょうか。

これから看護師の免許を取得しようと考えているあなたに良い情報はありましたでしょうか。

看護師と言う仕事は一般的には「収入も安定していて魅力的な職業」なのでしょう。

もちろんそれは嘘ではありません。

収入も一定して安定していますし、病院やクリニックは全国どこでもありますから、家族の転勤や、急な引っ越しにも対応出来る職種です。

働く女性が増えている現代において、特に女性にとってとても魅力的な職業でしょう。

たくさんの人と出会い、自分の知識と経験からたくさんの人を助ける手助けをする事が出来ます。

良い面もたくさんあるように、嫌な面も多々あります。

体が動かない患者さんの下の世話や、認知症の患者さんから暴力や暴言もあるでしょう。

先輩看護師と意見が食い違ったり、患者さんの死に向き合い、考え込む事もあるでしょう。

ですが「看護師」と言う仕事は人の命と向き合い、患者さんの人生に入り込む唯一の仕事です。

一般の職種では、他人の人生に入り込む事なんて出来ませんよね。

看護師として仕事をしていくなかで大切なのは、自分の知る知識をフルに使い患者さんを助ける手助けをする事と、患者さんが亡くなった後すぐに次に進む事です。

すぐに次に進む事が大切なんて、冷たいんじゃないかと感じる人もいるでしょう。

ですが、亡くなった患者さんを気にしていたら、自分がダメになってしまいます。

ふさぎこまず、今自分が看護するべき患者さんから目をそらさずに常に前をみる事を意識して業務にのぞみましょう。



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小児科には0歳~15歳の子ども達が受診する病院です。受診される患者さんは、産まれたばかりの赤ちゃん(乳児)、小さな子ども(幼児)、また小学生~高校生(青年期・思春期)の子ども達がメインとなります。子ども好きな人にとっては憧れる診療科のひとつでもありますよね。可愛い子ども達と関わることができる診療科という以外にも看護師としてさまざまな経験できる診療科でもあるのです。小児科外来の看護師として働いた経験を元に、仕事内容ややりがいについて今回お話をしていきたいと思います。小児科看護師の仕事は大きく4個の役割に分けられる小児科での看護師の役割りとはどんなことがあるのでしょうか。さまざまな役割がありますが

看護師のチームワークを強化するためにやるべき4つのこと

看護師として働いているとチームワークについて考える機会はとても多いです。患者さんの治療を行う上ではチーム医療というのはとても重要視されています。なぜそんなにチームワークが大切なのでしょうか?医療現場では様々な職種が連携し、業務を行っています。看護師だけでなく医師、看護師、薬剤師、栄養士、事務、作業療法士、理学療法、看護助手など多くの人が関わっています。このような環境で質の高い看護や治療を行うためにはチームワークは必須なのです。今回はチームワークの重要性とそこから得ることができるもの、またチームワークが不十分であるがために起こりやすいことについてもお話をしていきたいと思います。看護師の仕事ってど

看護師で稼ぎたい!稼ぐのにオススメな働き方や勤務場所などをご紹介

看護師として働いていて、こんなに働いているのに給料と労働力が見合っていないと感じることありますよね。国立病院などで働いていると給与は良いと思います。しかし、総合病院などは忙しいわりに給料が見合っていないと感じている看護師は少なくありません。では、どうやったら看護師の資格を活かして稼ぐことができるのでしょうか?今回は看護師の資格や経験を活かして稼ぐことができる方法についてお話していきたいと思います。どのような場所で働くと高収入を得ることができるのか?看護師として働きながら副業を行うにはどのようなことができるのか?このような内容についてお話していきたいと思います。看護師の仕事で稼ぐにはどうすればい

看護師が苦労する7つのこと。経験者が紹介します!

看護師とイメージすると色々なイメージがありますよね。優しい印象、やりがいがある印象、人のためになる仕事など好感を持つイメージも多いです。また、それとは反対に危険、大変、体力的にも辛いなどマイナスな印象もあります。私も実際に自分の職業を話す機会があると、「看護師さんなんだ!大変だね」とほぼ9割近くの人に言われます。一般的なイメージからも看護師と聞くと大変な仕事という印象があるようですね。今回は看護師ならではの苦労した話についてご紹介します。一言に大変な仕事と言ってもどんな苦労があるかはなかなか体験してみないと実感できませんよね。イメージできる具体的な場面やその苦労の乗り越え方について私なりに分か