2021年4月20日

看護師として働くと言っても様々な働き方がありますよね!

今回は、大学病院の看護師求人について詳しくお話していきたいと思います。

大学病院と聞くと医療の最先端で大きな病院というイメージでしょうか。

大学病院の看護師は給料は良くても残業が多いかもと思うかもしれませんが、実際は雇用形態やどこの科に所属するかで違ってきます。

大学病院の看護師の求人について募集内容や気になる点をまとめましたので、参考にしてみてください。

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大学病院の看護師求人でよくある募集内容とは?

まず最初に、大学病院の求人内容について紹介していきます。

給与相場

大学病院だと「給料が多そう」というイメージを持つ人がいると思いますが、実際は看護師の平均年収と同じくらいかそれより少し多いくらいです。

基本給や夜勤手当は意外と安かったりします。

長年働いていればそれなりの昇給も望めますし、看護部長クラスになると医師と同じくらいの給与を得られるようです。

賞与も高く、私が勤めていた病院は年3回の賞与がありました。

勤務時間や休日、残業

看護師が充分な数を確保されていることが多いため、勤務体制がしっかりしていたり、希望通りに休みが取れると思います。

ただ残業は、急性期ということもあり多めです。

診療科にもよりますが、比較的落ち着いた病棟に配属されると定時上がりや残業があっても30分以内という所も存在します。

福利厚生

様々な病院がありますが、大学病院はどこの病院よりも福利厚生は良いと思います。

やはりそこが大学病院で働く魅力の一つだと思います。

求められる人物像

それでは、大学病院ではどんな人を求めているのでしょうか?

自身が該当しているか確認してみてください。

最先端の医療に触れてスキルアップしたい方

治療方法や医療器具、看護師のエビデンスなどは常に最先端をいっています。

知識を学びたい方におすすめです。

後輩の育成をしていきたい

大学病院には、必ずと言って良いほど実習などの看護学生が来ます。

そのため、指導者が必ず必要となります。

経験年数3年~5年の間で離職する方が多いので、中堅クラスの看護師は臨床指導を任されることも多く、大学病院にとっては貴重な存在となります。

必要なスキルや資格、経験

看護師免許さえ持っていれば経験などは問われない場合が多いです。

しかし病院によっては、40歳までなどの年齢制限がある場合もあります。

大学病院の看護師求人の雇用形態による違い

常勤看護師の場合、交代制に沿って勤務します。

非常勤看護師の場合は、自分で希望する時間帯で勤務します。

筆者自身が働いていた職場では病棟には非常勤の看護師の数は少なめで、ほとんどが外来や透析室など限られた所にしか配属されませんでした。

そのため非常勤の場合はもしかすると選択肢が少ないのかもしれません。

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大学病院の看護師求人について気になる疑問

筆者自身も大学病院で勤務していた経歴がありますので、疑問点をまとめて回答していきます。

あくまで経験談なので、全て鵜呑みにはしないでくださいね。

応募方法は?

応募方法は電話での問い合わせかWebからの申し込み、ハローワークなどからの紹介などです。

注意していただきたいのは、採用する時期です。

月の途中で入職してくる方も中にはいますが、やはり年度初め則ち4月入職のほうが何かと良いと思います。

大学病院は4月に大勢の新入職者が入ってきます。

4月から翌年の3月という流れでステップアップしていくような研修プログラムを組まれていることが多いからです。

また希望している診療科が満員の場合、年度途中入職となると希望通りに働けない可能性もあります。

面接でよく訊かれることは?面接合格の秘訣!

筆者自身の経験から言うと、志望動機、どんな看護師を目指しているかなどの看護観、新人でなければ退職理由や実務経験のことは訊かれると思います。

合格の秘訣は、とにかく正直に自分のことを話すことだと思います。

注意してもらいたいのは希望の診療科です。

「どこでも良いです」と答えてしまうと、本当にどこでも回されてしまいます。

理由付けは必要かと思いますが、希望の診療科があれば必ずきちんと伝えましょう。

未経験でも応募できる?

大学病院は教育機関ということもあってか毎年新人看護師が沢山入職してきます。

理由としては、大学病院には看護大学や専門学校が併設されていることも多く、大半は卒業生がそのまま入職してきますので、未経験の方でも成長できるプログラムがきちんと整っているのです。

新人看護師以外の中途で入職される方にもプログラムが組まれていることが多いので、安心して大丈夫かと思います。

看護師を目指していて大学病院で働きたいと思う方は、付属の看護大学や専門学校に入学することを強く勧めます。

病院の雰囲気は?

トップである師長さんや働いているスタッフにもよりけりですが、筆者自身の印象としては結構殺伐としています。

病院にもよると思いますが、アットホームに働きたいという方には不向きかとは思います。

正職員、派遣、アルバイトの募集があるの?

基本的に夜勤もこなす常勤看護師がほとんどを占めていますが、もちろんアルバイトの方もいます。

時間に制約がある方はアルバイトで働くのも一つの方法だと思います。

派遣社員は、大学病院の場合はほとんど存在しません。

理由としては、派遣を使わなくても看護師の数を充分に確保できているからです。

筆者自身が知る範囲では、派遣で働いている人は見たことはありません。

雇用形態によって給与体系はどう違う?

常勤の場合は月額で給料が支払われるのに対し、非常勤は時間や日数で給料が支払われます。

賞与も常勤と非常勤ではかなり額が変わってきます。

残業って多いの?

先に述べた通り、所属する部署によって残業が多いかが決まります。

忙しく残業が多い部署を挙げると、混合内科、外科、循環器内科、心臓血管外科、脳神経外科、呼吸器内科などは残業が多かったです。

反対に、精神科、眼科、皮膚科あたりは定時で帰ってましたね。

あくまで参考なので病院によって違うと思います。

気になる方は、実際に働いている方から話を聞いて見たり面談などで確認してみてください。

まとめ

以上、大学病院についての記事でした。

やはり看護の基礎を学ぶ環境としては最高の環境であり、自分の目指す道も探すことができると思います。

大学病院に興味がある方は是非とも病院主催の見学会などに参加してみてはいかがでしょうか?

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