外来看護師求人の募集内容は？給料の相場や求人の選び方・注意点もご紹介します！

外来看護師が実際にどのような仕事をしているかイメージできますか？　

病棟勤務の経験がない看護師の場合「外来看護師ってどんな仕事をしているの？」「お給料は同じ？」など疑問に思う人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、『外来看護師の求人でよくある募集内容や給料相場、他の科との仕事の違いや気になる疑問』についてご紹介します。

興味のある方はぜひこの記事の内容を参考にしてみてください。

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外来看護師のおおまかな仕事内容

おおまかな仕事内容

外来看護師の基本的な仕事の流れは、『問診→医師の診察介助→処置・検査→患者指導』です。

処置や検査は医師の指示に基づいて、注射や点滴、処置や検査があります。

患者指導は患者さんが自宅に帰ってから、どのようなことに注意したら良いかなどの指導を行います。

外来看護師は病院でどういう役割を求められる？

外来は一般的な風邪や病気の治療の為に受診する沢山の患者さんを毎日受け入れる部署です。

外来でのイメージ＝病院のイメージとなりやすい為、患者対応や言動に特に注意が必要です。

外来看護師でよくある募集内容とは？

外来勤務は病棟勤務とは業務内容が違うので、「外来の勤務経験はあるか」を問う求人が多いです。

また契約社員やパートでの雇用条件が多いのも特徴です。

給与相場

外来看護師の平均年収は約400万円です。

夜勤がなかったり残業が少ないことで、病棟勤務の看護師と比べると年収は低い傾向にあると言えます。

勤務時間や休日、残業

基本的に日曜・祝日が休日です。

クリニックなどでは土曜日半日勤務があり、その場合は平日のどこかで半日休みとなる場合が多いようです。

外来の診療時間は決まっているので、残業は少ないのですが、救急を要する場合や診療時間内に患者さんの診察や処置が終わらない場合は残業となります。

福利厚生

外来は契約社員やパートでの雇用が多いので、正社員に比べると福利厚生が整っていない場合があります。

就職の際には福利厚生の確認をしましょう。

勤務場所

外来看護師の勤務場所は基本的に外来です。

デイケアを併設している病院では、応援業務で配属されることがあります。

人数は病院によりますが、病棟より少ないです。

求められる人物像

外来で特に求められる人物像についてご紹介します。

対応力のある人

外来では、待ち時間の間に急変する患者さんもいらっしゃいます。

病院によっては待合室に一人看護師を配置させるケースもあるほどです。

急変時に即座に行動できる判断力と対応力が求められます。

また患者さんが多いため、優先度を決めて対応する力が求められます。

スピード感を持って仕事ができる人

とにかく業務量が多い為、ゆったり構えて仕事はできません。

同僚の動きを見て自分が何をすべきか判断し、次々と仕事をこなしていく俊敏さが必要です。

必要なスキルや資格、経験

必要な資格は看護師・准看護師・助産師・保健師であれば勤務可能です。

また、外来での勤務経験は優遇されます。

近年外来においても認定看護師や専門看護師の需要が高まっている為、専門資格を持っている場合も優遇されるでしょう。

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外来看護師の雇用形態による違い

看護師の雇用形態には「正社員」「契約社員」「派遣」「アルバイト」があります。

正社員であればボーナスの支給など安定的な給与と保証がありますが、病棟看護師と同様の責任が求められます。

入院施設のある病院では、病棟勤務への異動を命じられることもあります。

契約社員や派遣は、正社員ほどの責任は求められないかもしれませんが、契約や派遣期間の終了と同時に切られる可能性もあるので、継続的な雇用としては不安定な面もあります。

自分に合った外来看護師の求人の選び方や注意点

数ある求人の中から自分に合うものを選択するには時間と労力がかかります。

そこで、条件を絞って検索する方法をご紹介します。

【選び方①】雇用形態から探す

前述の外来看護師の雇用形態による違いをご参照ください。

【選び方②】職種から探す

求人で「看護師」と検索すると広い枠組となり、病棟も外来も含まれるので時間がかかります。

求人検索の際は「外来看護師」にターゲットを絞りましょう。

【選び方③】会社の業態から考える

会社の業態は主に「法人事業（医療法人）」と「個人事業（個人経営）」があります。

法人事業の場合は保証面の安心が得られますが、病院の規模が大きくて残業が多かったりと忙しい環境です。

個人事業はアットホームな職場であったり、勤続年数が長い看護師が多いです。

離職率も低い傾向にありますが、法人事業に比べて事務作業など看護業務以外の仕事をしなくてはならないケースがあります。

【選び方④】給与や雇用条件から考える

高収入・好条件は魅力的ですが「残業が多い」「診療科目が多くて、忙しい」などといったデメリットもあります。

一日の外来受診人数や診療科目、外来医師やスタッフの出勤人数などを事前に確認しましょう。

【選び方⑤】エリアから考える

自分の住んでいるエリア（市や区）から離れている場所に勤務すると、毎日の通勤に苦痛を感じて続かない場合があります。

苦痛を感じない通勤範囲での勤務地のエリアを絞って検索しましょう。

注意点

条件を絞って検索するということは、自分にとって何を優先したいのかを考えるということです。

しかしそこにはデメリットも存在します。

一例を挙げると「高収入を優先するとその反面忙しい」「勤務地を近くに設定すると給料が現在より低くなる場合がある」となります。

優先順位を考えてバランスを考えた求人検索が必要でしょう。

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外来看護師についてよくある疑問

病棟勤務しか経験のない人にとって、外来勤務にはイメージがつかず数多くの疑問が生まれることと思います。

ここではよくある疑問についてご紹介します。

求人への応募方法は？

• 直接病院へ問い合わせる
• ハローワークを利用する
• 転職サイトを利用する
• 転職サイトを介さず、求人の応募フォームから直接応募する
• 知り合いに紹介してもらう

などがあります。

面接でよく訊かれることは？面接合格の秘訣！

外来勤務の経験があるか、正社員雇用の場合、病棟への勤務移動は可能かなどが問われます。

外来勤務に必要な「対応力がある」「仕事が早い」など、自分が外来勤務に向いていると思う特性を熱意を持って伝えましょう。

未経験でも応募できる？

応募は可能です。

職場の雰囲気は？

仕事中は人の動きも多く救急対応もある為穏やかではありませんが、人数が少ないので比較的アットホームな雰囲気があります。

正社員、派遣社員、アルバイトの募集があるの？

病院にもよりますが、求人としては全てあります。

派遣社員は募集していない場合が多いようです。

雇用形態によって給与体系はどう違う？

正社員は安定した給与が貰えます。

派遣の場合ボーナスはありませんが時給が高く設定されており、効率的に高収入を得ることができます。

アルバイトは時給制の為、働く時間によって毎月の給与は変わるでしょう。

残業って多いの？

前述しましたが、外来の診療時間は決まっているので、残業は少ないところが多いでしょう。

シフトの自由度ってどうなの？

正社員の有給消化は、スタッフ間の調整で取ることが可能です。

アルバイトの場合、基本的に1ヶ月に1回希望を取りシフト通りに勤務するため、自由ではありません。

資格って必要なの？

看護師・准看護師・助産師・保健師のいずれかを要します。

まとめ

外来勤務と病棟勤務では仕事内容や求められるもの、給与に違いがあることが分かっていただけたかと思います。

「やりがい」を感じるポイントも違う為、人によっては「外来の方が面白い！」という方もいます。

あなたもこれを機に、外来看護師を経験してみてはいかがでしょうか？