工場派遣の仕事がおすすめな理由は?高収入?!興味のある人は今すぐチェック!
工場派遣で働いてみたい方は必見です!
ネットやフリーペーパーで工場の派遣労働者や日雇い、短期アルバイトの求人をよく見かけますよね。
筆者は、人材派遣会社の正社員として工場に派遣されて働いていた為、一般的な派遣労働者と違ってやや特殊な部類でした。
今回は、そんな経験をもとに工場派遣に向いている人の特徴やスキル、適性、業務内容等をご紹介していきます。
派遣で使える人と思われるにはどうすればいいのかをこの記事で学んでみてください。
自分には「どんな仕事」が向いているか、診断するにはこちら →
(正社員希望の人限定)
目次
閉じる工場派遣の大まかな仕事内容
工場に派遣された人に任される仕事というのは、大体の場合、細かい作業と力仕事の大きく二つです。
パソコンを扱う仕事や事務的な仕事は正社員の方がします。
また専門的且つ技術的な仕事はそれを行う上で必要な免許やスキルを持った人にしかできないことが多いので、派遣された人に任されることはほぼありません。
そういった仕事をしたい場合はそういう人達だけを集めている派遣のエージェントがありますので、そちらにご登録いただくとより専門的な仕事ができるようになります。
派遣での工場勤務が向いている人の5つの特徴とは?
地味で細かい作業が大好きな人
工場での仕事は接客がない為、製品やその製造過程に向き合う時間が非常に多いです。
そして、製造過程で避けて通れないのが地味で細かい作業です。
工場で製造しているものによって、作業の具体的な内容は変わってきます。
とても地味な作業が多いので、元々細かい作業が大好きな人にとってはこれほど夢中になれる作業はないかと思います。
パワーに自信がある人
工場は、まず業者から送られてきた製造で必要な原料を指定の場所まで運ぶところからスタートします。
大きな移動は正社員の方がリフトカーでやってくれますが、その後は自分たちで運ばなくてはなりません。
工業系であっても食品系であっても、莫大な量の原料があるのでかなり重くなります。
そのため、パワーがある人または運動が好きな人にとっては良い筋トレにもなりますし、そういう人は正社員の方からも気に入られます。
要領の良い人
どの工場も、大量生産が基本です。
その分仕事の量もかなり多いので、要領よく仕事をこなす能力も必要になります。
最初は指導担当の上司が付きっきりで指導してくださることもありますが、少しでも早く自立して短時間でより多くの仕事をこなせるようになっていかなくてはなりません。
要領を掴むのが早い人は向いているでしょう。
素早く動ける人
工場で派遣されてきた人に任せられる仕事は、基本的に簡単なものばかりです。
だからと言って、ゆっくりとマイペースに作業をしていて良いというわけではありません。
前述の通り仕事の量がかなり多いですし、状況が急に変わることもあります。
素早く動けるならそういったことにもすぐに対応できますので、とても重宝されます。
細かいところに気付ける人
筆者の場合は、半導体メーカーの工場に派遣され、担当していたのは原料の中から異物を見つける仕事でした。
しかも、その異物というのが非常に小さなビニール片だったので、スピードを意識しつつも、かなり目をこらしながらやってました。
これほど地味な作業は今までしたことがありませんが、実はこれが一番重要な仕事だったのです。
工業系の製品なら、原料に異物が混入されたままだと、完成したときにその性能や見た目が大きく影響してきます。
言ってしまえば、使えない物が出来上がってしまうわけです。
食品系なら、よくニュースでも取り上げられているように、全国のお店に卸された商品を全部回収する羽目になります。
なので、製造の過程に入る前の異物チェックで細かいところに気付ける人は非常に重宝されます。
自分には「どんな仕事」が向いているか、診断するにはこちら →
(正社員希望の人限定)
派遣での工場勤務が向いていない人の4つの特徴とは?
大雑把すぎる人
膨大な量の仕事をこなす上ではスピードも大事になってきますので、ある程度の潔さも大切ではあります。
しかし、あまりにも度が過ぎていたらいけません。
重い原料を運ぶ力仕事でも原料はほとんどが袋詰めされているので、あまりにも雑に扱いすぎると、袋が破れて原料を一気にこぼすという悲惨な事態にもなりかねません。
なので、スピーディーに仕事をこなす力を持ちつつ、物を丁寧に扱う繊細さも兼ね備えている必要があるのです。
細かい作業が苦痛になる人
原料を運び終えたら、今度はそれを使った細かい作業に移っていきます。
地味且つ繊細で非常に量が多いので、慣れる前は本当に「自分は何をしているんだろう」と考えてしまう状態に陥ることもあります。
そこを乗り越えられるならまだ良いのですが、元々細かい作業が苦手な人の場合は途中で投げ出してしまう危険性が非常に高いです。
接客や営業の方が好きな人
工場作業員は、正社員としてそこで長年勤めているならまだしも、派遣や短期アルバイトで来ている場合は自分の仕事が誰の役に立っているのか分かりにくいところがあります。
その点、接客や営業であれば、お客様からのリアクションを直接いただけるので分かりやすいです。
工場内での人間関係が上手くいっていたとしても、接客や営業のようにもっと人と接する仕事がしたいという人には、工場派遣の仕事は向かないと思います。
コミュニケーションが取れない人
工場派遣の仕事に接客や営業はありませんが、だからと言って人と接さなくて良いわけではありません。
膨大な量の仕事をこなす上で、チームワークが大切になります。
そこで問われるのがコミュニケーション能力です。
コミュニケーションを通じて他の人達との連携プレーをすることで、仕事のスピードが上がります。
コミュニケーションが取れない人は周りの人達にとっても扱いにくいので、余計な苦労をかけてしまいます。
また、仕事を進めていく上で状況が変わることがあるので、視野を広く持ち周囲の状況をしっかりと把握して、それに応じた行動を取ることも大切になってきます。
工場派遣の仕事経験は、その後どんな職種・仕事に活かせる?
惣菜の仕事で活かせました
これは筆者が体験したことです。
工場派遣で経験した原料の中に異物が入っていないかチェックする仕事が、惣菜店での仕事に常に活かせました。
食材を扱うとき、誰よりも異物が混入していることに気づくことが多かったので、その点は上司達からかなり評価されていました。
それによりお客様からのクレームも減らせました。
これは惣菜に限らず、飲食全般で活かせるスキルであると思いました。
基本的に、どの仕事にも活かせる要素があります
筆者が工場派遣の仕事をしていた時、当時の指導担当だった上司から「仕事は流れるようにやりなさい」と言われていました。
それは、「まず仕事のやり方を最優先で覚えなくてはいけないけど、そこから徐々にその場の流れを掴み、臨機応変に対応できるようになりなさい」という意味でした。
筆者はその流れで惣菜の仕事も覚えて上達させましたし、今でも時間が空いた時に入る単発の仕事で活きています。
工場で経験した仕事がその後の別の仕事に直接活かせるかどうかはやってみないと分かりませんが、そこで関わった人達から学んだことは何処かしらで活きるようになると思います。
これからの工場派遣の仕事を始めるには、どうしたら良い?
工場派遣の仕事に関しては、求人を見るとかなり多いので、始める際のハードルもかなり低いです。
ただし中には専門的な資格やスキル、経験が必要なものもありますので、その点は要注意です。
以下でより具体的にお話していきます。
まず何から始めれば良い?
人材派遣会社の正社員になるのは、さすがに苦労すると思います。
なので、派遣エージェントに登録する、工場での短期アルバイトに応募するといったところから始めると良いでしょう。
そこで、簡単な仕事でも良いので、経験を積んでいくと今後のキャリアにも繋がると思います。
派遣エージェントに登録した場合、その後の頑張りや成果次第でそこの正社員になれる可能性も少しだけあります。
必要なスキルや経験は?
工場派遣の仕事をする上で必要なスキルや経験は、基本的には特にありません。
ただし、特に工業系の製品を扱う工場では、専門的且つ技術的な仕事の募集が派遣でも稀にあります。
そういった仕事の中には資格や経験がないとできないものもありますので要注意です。
もしもそのような専門的で技術を要する仕事がしたい場合は、他の工場派遣で簡単な仕事をこなしつつ、資格取得のための勉強を進めていくというのもアリです。
適性は?
基本的に簡易的な作業が多いので、特別な適性を求められるということもありません。
詳しいことについては求人の中身によって違ってくるので、ご自身でお確かめになるのが一番です。
適性云々というより、工場側は真面目に働いてくれたらそれで良いので、そこまで深く考える必要もありません。
なので、実際の求人情報を確認した上で直感で応募されるのもアリかと思います。
工場派遣で働くメリットはコレ!
簡単な仕事が多い
難しい仕事は基本的にありません。
大体の場合、3日程度で内容は覚えられて、1週間で流れを掴める仕事ばかりです。
最初は多少苦戦するかもしれませんが、慣れたらかなり面白くなります。
特に簡単な作業ほど同じ時間内でこなせる仕事の量が増えたことが実感しやすいので、最初に思っていた以上にハマる可能性もあります。
様々な人と出会える
特に続々と副業が解禁されていってる今の時代はそうだと思います。
工場派遣とは別に様々なお仕事をされてる人達と出会え、面白い話も沢山聞け、世界観が一気に広がります。
その中には、今後も連絡を取り合ったり定期的に会ったり、また別の現場で会ったりする人もいることがあります。
人との縁は面白いものです。
意外と正社員の方たちから可愛がられる
筆者が工場に派遣されていた時、人間関係のストレスはゼロでした。
珍しくハラスメントのない職場で、態度が大きく強気な上司や先輩もいませんでしたし、むしろ可愛がられていました。
正社員の方たちと新歓にも参加させて頂けましたし、上司や先輩から食事をおごって頂いたこともありました。
なので、派遣は人間関係が不安だという人もそこまで悲観しなくて大丈夫と思います。
意外とネガティブなイメージがない
一昔前までは派遣に対してネガティブなイメージが強くて、冷たい目で見る人たちが多かったそうです。
しかし、今は非正規雇用が拡大していることもあって、派遣も平等に扱われるようになっています。
そして、もしあなたが人生で悩んでいたとしても、同じように悩んでいる人が他にもいるということにも気付けますし、そこで悩みが消えることもあります。
まとめ
以上が、工場派遣の仕事に関して向いている人の特徴や必要なスキル、適性、仕事内容等の紹介でした。
工場派遣の仕事は簡易的な作業が多いのですが、力仕事と地味で細かい仕事ばかりなので非常に退屈だと思います。
しかし、力仕事は普段筋トレの習慣のない人にとっては良い運動になりますし、地味で細かい作業につきましては特に女性が繊細さをフルに活かせる可能性があります。
このような感じでお金を稼ぐところ以外にもメリットがありますので、経験しておいて損はないと思います。
近年はAIが発達してきており、工場作業員の仕事も将来的にAIに完全に代替されると言われています。
しかし求人誌やネットを見てみると、まだ工場派遣の募集は沢山あります。
と言いますのも、工場側も下手に人を雇うと人件費が大きくかさんで経営が危なくなるそうです。
そんな人件費を削減するためにも、派遣の受け入れに積極的になっているようです。
派遣に対する給料や保険料等は派遣会社が負担するので、工場側にとっても経費削減になります。
AIに取って代わられるとは言っても、そんなに悲観する必要はありません。
それはまだ先の話ですし、実際にまだまだ沢山の求人があるからです。
また、今の時代は働き方が沢山あって、二つ以上仕事をしていても何ら不思議ではありません。
特に派遣の場合は副業が自由なことが多いので、正社員のようにいちいちその辺の就業規則を気にする必要もありません。
なので今別の仕事をしている人も、工場派遣の仕事を収入源の一つとして持っておくのもアリかと思います。
積んでおいて無駄な経験はありませんし、そこで面白い人と出会える可能性も充分にありますから。
関連キーワード
工場派遣求人についてもっと深堀りした情報を見る
工場派遣の仕事がおすすめな理由は?高収入?!興味のある人は今すぐチェック!
工場派遣がおすすめな理由を詳しくお話しさせていただきます。工場勤務は高収入で接客もない為、作業さえ覚えてしまえば誰でもできる上に、土日祝日休みで勤務が安定しているなどのメリットがあります。なので、工場勤務を希望する人は少なくありません。今回はそんな工場勤務を希望する人に向けて、派遣での工場勤務の経験を基に、おすすめなポイントや工場勤務の魅力をご紹介致します。私はこんな所で工場派遣の仕事を経験しました私は某バッテリー製造工場で派遣として勤務をしていました。主に車のバッテリーをライン製造する工場で、製造だけでなく機械のメンテナンスも自分達で毎週行う職場でした。従業員数としては非常に広大な土地での工
工場派遣時給の相場は?給料を上げるためにやるべき3個のことも紹介します
工場の時給は高時給とよく聞きますが、派遣の工場時給の相場はどれくらいなのでしょう?今回は、工場勤務をする上で気になるお金の事情について詳しくご紹介していきたいと思います。経験談のご紹介と共に時給を上げる為にやるべきことなどもお話ししますので、最後までお見逃しなく!工場派遣の時給相場はどのくらい?工場の時給は基本的に高給となります。そんな工場勤務の派遣に関しまして、長期や短期の給与相場、また福利厚生についてお伝えします。長期派遣の場合長期の派遣の場合はステップアップ式で時給が上がる仕組みが多いです。例えば、勤務して3ヶ月経ったら昇給や役職が上がったら昇給など、通常のサラリーマンの昇給スタイルとほ
派遣として工場で働く時の2個の注意点とおすすめの工場仕事3選
会社の方針に縛られることなくある程度自分の裁量で働きたい方は、派遣で働くというワークスタイルを好まれる方が今の時代多いかと思います。ここでは、派遣として工場で勤務する際の二つの注意点と、おすすめの仕事三選をご紹介していきたいと思います。また、メリットやデメリットについてもご紹介しますので、派遣での工場勤務の将来性を見極めてみてはいかがでしょうか?派遣として工場で働く時の2つの注意点工場で働く際に注意しなくてはならない派遣労働者のテーマがあります。まず、派遣労働者と言えども危険な労働には注意することです。それなりに危険な箇所や部署があるので、そこで怪我をしないようにしなくてはなりません。派遣労働