エステティシャンの仕事内容&業務内容を、現役エステティシャンが教えます!

エステティシャンは「ボディケア」「フェイシャル」「痩身機器」「脱毛」などの施術を行いクライアント様(お客様)のお悩みを解決し、心から全身まで、より美しくなるように導く職業です。

知っているようで知らない方も多いのではないでしょうか?

エステティシャンになる夢がある方、エステティシャンを目指したい方の為に解説したいと思います。

エステティシャンの仕事は大きく3種類の役割に分けられる

エステティシャンの業務は、カウンセラー、受付業務、施術者の3種類の役割に分けられます。

それぞれの業務について詳しく解説していきます。

カウンセラーの2個の業務

プレカウンセリング(施術前カウンセリング)

お客様に体質やアレルギーの有無、顔や身体に関する悩み等をお聞きする為、カウンセリングシートに記入して頂きます。

フェイシャルの場合は肌診断を行います。

肌診断機がある場合は機械で、診断機が無い場合は手でお顔を触り水分チェックをします。

施術前は目を守る為コンタクトレンズのご使用の有無も忘れずにお聞きしましょう。

ボディケアの場合は身体が冷えているところが無いか、疲れているところ、気になるところ、ケガなどで触ってはいけないところなどをお聞きします。

特に、触ってはいけないところはとても重要です。

実は『効果より安全』を守ることがリピート率を高められる基本のテクニックです。

お客様とコミニュケーションを取る重要なプレカウンセリング。

『お客様がどんな悩みをもっているか』『お客様が求めているゴールは何か?』をお聞きしそれに合わせて施術内容を決めてお客様にご紹介します。

その時に料金・時間の説明を忘れずにお話します。

エステティシャンは施術者(技術者)ですが、お客様にとっては先生と一緒です。

お客様の悩みがどうしたら解決するかを考え、ご説明します。

その為には豊富な引き出し(知識)が必要ですね。

顧客満足度を高める為にもプレカウンセリングはとても重要です。

お客様が悩みを話したくなるようにゆっくりお話しましょう。

この時重要なのは、カウンセラーは自分のことを話してはいけません。

アフターカウンセリング

施術後、効果を実感して頂けたのか?

喜んで頂けたのか?

お客様にお聞きします。

リピート客を得る為には決して押し売りしてはいけません。

「通わないと大変なことになりますよ」と伝えるのではなく、通って頂いたらこんな『メリット』がありますよ!と、お客様が通いたくなるような言い回しをすると、カウンセラーがお客様のことを真摯に考えていることが伝わるはずです。

『次回以降も定期的に通ったらこんな良いことがある』と思って頂けることが大切です。

受付業務の1個の業務

サロンの“顔"とも言えるエステサロンの受付業務。

サロンを訪れるお客様をお出迎えする仕事です。

受付、フロント、レセプション等と、サロンによって呼び方が違います。

呼び方はそれぞれですが、基本的な業務内容は同じです。

まずはお客様からの電話対応の仕事があります。

お客様からのお問い合わせや予約を受け付けます。

予約管理では、お客様のご希望もお聞きし、尚且つサロンが円滑に回るように予約が取れるよう調整します。

スケジュール管理をしっかりい施術にかかる時間以外の無駄を作らないようにすることも大切な仕事の一部です。

予約は、電話予約以外に、今はインターネットを経由することもあります。

パソコンの難しいスキルは要りませんが、多少のパソコンのスキルも持っておくと働くのに楽ですよね。

電話は取引先からの電話応対や接客応対もあります。

受付はお客様の接客の仕事もあります。

受付をしてからお客様をカウンセリングルームへご案内し、プレカウンセリングが終わった後、施術室へとご案内します。

施術が終わった後は会計を行います。

サロンによってはご来店時や施術後におしぼりやドリンクを出すところもあります。

受付もお客様と接する機会が非常に多く、きちんとしたマナーとコミュニケーション能力が求められます。

受付もお客様から施術の内容について質問をされることもありますので、メニューや料金を把握しておく必要があります。

受付はサロンの顔ですので、美容の知識や流行を勉強し、お客様に何を質問されても恥ずかしくないようにしましょう。

施術者(お客様にお手入れする人)の1個の業務

お客様がご希望されるメニューに沿って行います。

『顔』への施術をフェイシャルと言います。

フェイシャルは、エステティシャンのハンドの手技や美容機器を用いてケアすることです。

お肌の状態を整えるメニューです。

毛穴をお掃除したり、ビタミンCやプラセンタ導入等などの機器を使うところもあります。

肌質改善コース、お顔を小さくする小顔矯正を取り入れているサロンもあります。

『身体』への施術はボディケアと言います。

ボディケアは、エステティシャンのハンドの手技や、美容機器や痩身機器を用いて身体の悩みを整えることです。

リンパの流れを良くしたり、お客様が気にされている身体の部分などを整えたり身体の疲れをほぐしたりします。

痩せたい方はダイエットのコース、疲れを癒すリラクゼーションコースもあります。

結婚式前に身体を整えるブライダルコースは人気のメニューです。

その他の4個の業務

商品を勧める

施術者又はカウンセラーがお客様にホームケア商品をおすすめします。

お客様の悩みを改善する為には毎日のケアが大切なことを説明します。

悩みに合ったホームケアをおすすめすることによって、お悩み解決の近道となることを“無理な押し売り”ではなくお客様にご説明できるエステティシャンになれたら一人前です。

ホームケアを提案するかどうかはサロンによっても異なります。

開店前の業務

身だしなみチェックを行います。

清潔感のある髪型をしているか?

化粧は薄すぎないか?

濃すぎないか?

お客様は目を閉じて施術を受けますので、視覚より嗅覚が敏感になります。

匂いは大丈夫か?

自分で確かめ、時には仲間にチェックしてもらいます。

開店前には掃除、朝礼、ミーティングも行います。

開店中の業務

開店中は上記記載のお客様に施術を行ったりカウンセリングを行ったり使った後のお部屋の掃除などを行います。

開店中はお客様の施術はゆっくり丁寧に、他はスピードが求められます。

開店後の業務

後片付け、終わりのミーティング、明日のスケジュール確認を行います。

エステティシャンの良いところ

やりがいを感じるポイント

お客様の悩みやコンプレックスを解決することができれば、「綺麗になりたい」というお客様の望みを叶えるお手伝いができます。

喜んで頂けることによって、エステティシャンの自信にも繋がります。

『お客様は人につく』ということを実感できるのではないでしょうか。

施術を気に入って頂けたらリピートしてずっと通って頂けますし、中には長い付き合いで家族のような存在になる方もいらっしゃいます。

頑張れば給料もUPします。

サロンによって異なりますが、固定給+歩合(物販・コースなど月の売上の何%か)の給料を貰えるところもあります。

面白いポイント

美容のプロが集まる業界なので、美容の豆知識が聞けたりします。

エステティシャンの仕事はこんな人にはおすすめ

人の役に立つのが好きな方

悩みを人に言いづらい、という方もいますよね。

しかし「友達には言いづらいけれど、担当のエステティシャンには不思議と悩みなど何でも話すことができるのです」という方も多いです。

話すだけでも気持ちはすっきりされますし、綺麗になれたら喜んで頂け、最高ですね!

あなたの【ファン】を作りたい方

お客様が施術や効果に喜んで頂けたら、感謝をお伝えして下さる方も多いですし、リピートして下さいます。

あなたの【ファン】になって頂けたら嬉しいですよね。

お客様の喜びを直に感じたい方

お客様に寄り添い施術を行っていると、お客様が変わって綺麗になり笑顔が増えることで、エステティシャンまでも笑顔になり、やりがいを感じることができます。

手を動かすことが好きな方

施術は音楽と一緒。

音楽の様に流れるように手を動かすとお客様も喜んで下さるのはもちろん、自分までも癒されます。

豆知識ですが、指を動かすことは脳細胞に刺激を与え、脳の活性化へと繋がります。

手を使うと、手を使わない時に比べて脳の血流量が10%程度上がるという研究結果もあるのです。

少し早いと思いますが、ボケ防止や物忘れ対策をしながら脳にも良いお仕事ができるなんて最高のお仕事だと思いませんか?

お客様の守秘義務を守れる方

お客様が心を開くようになると、秘密や自分のお話を打ち明けてくれることもあります。

自分を信頼して打ち明けて下さる気持ちはとても嬉しいですよね。

しかし、エステティシャンが秘密を守れないと、お客様からの信用を失います。

エステティシャンに限ってではないですが、秘密を守ることはスマートに働く基本です。

エステティシャンの仕事でよくある疑問

未経験でも応募できますか?

ずばり、未経験者でも応募できます。

エステティシャンは様々な知識や技術が求められる仕事ですが、民間の資格はありますが、公的な資格制度がありません。

専門学校や通信教育などでエステについて勉強することはできますが、それはあくまで民間団体や企業が認定している資格を取得するためのものです。

エステティシャンの資格は絶対に取得しなければならない資格ではないのです。

もちろん、そこで学んだ技術はその後のキャリアに活かせますし憧れの有名エステサロンに就職できる可能性が高まります。

しかし、必ず取得しなければならない資格でもない為、未経験からでもチャレンジしやすい仕事と言えます。

未経験者OK!の求人を出しているサロンは少なくありません。

未経験者は経験者と違いサロンの色に染まりやすくオーナーによっては「未経験者から教えたい!」「経験者より未経験者の方が良い」という方もいます。

その場合は、入社後の研修で必要な知識や技術を身につけていくことが必須です。

研修では、技術向上の為の施術の研修やサロンならではの接客、一般的なビジネスマナーの他、美しく見えるための立ち居振る舞い等も学んでいきます。

お肌や身体に関する基礎知識を身につけることもできますし、女性には嬉しいお仕事ですよね。

未経験からエステティシャンを目指したいなら、研修制度が整っているサロンを選ぶと良いです。

サロンでは『働くやる気』を重要視されるサロンが多いので未経験でも充分働くことができます。

未経験でエステティシャンの仕事に就くときは、こちらの記事を参考に!

休日・残業はありますか?

お客様層にもよるのですが、年齢層が高めのサロンを選ぶと日曜日が定休のところがあります。

基本は、求人情報誌に掲載されているサロンはシフト制で週2日の休みが貰えます。

年中無休サロンや大手サロンでもない地域密着型の小規模のエステサロンや個人経営サロンでは、週1日程の定休日が設けられているところがあるので、その日は公休となりますし。

そんなエステサロンに勤務となれば、公休日はしっかりと貰えるので安心して勤務できますね。

完全予約制のところが多いですが、残業はお客様のご予約状況によっては発生してしまうこともあります。

これは各サロン会社によって異なるものですが、だいたいはサロン営業時間の1時間~2時間前に出勤し、営業終了後にも1時間~2時間程の勤務が残っています。

給料・待遇はどうですか?福利厚生はありますか?

エステサロン勤務のエステティシャンのイメージと言えば、高所得。

給料を沢山貰っていて若くてお金持ちな女性のイメージがあると思います。

地域によって異なりますが、正社員として働くエステティシャンの月給は18万5,000円〜22万円くらいが相場で、平均年収は30歳代前後で300万円〜400万円程となります。

早番・遅番のシフト制をとっているところが多く、シフト制をとっていないエステサロンに勤務する場合、開店から閉店まで働かなければならないこともあります。

サロンによっては、長時間勤務と労働量の多さに比べて、給与面ではあまり恵まれていないところもあるようです。

場所、勤め先によっては、新人時代はボーナスもなく生活に苦労することもあるかもしれません。

一方で、福利厚生も整っていて、給料面もしっかりしているところも沢山あります。

この仕事は年齢とともに給料が上がるというよりは、経験や知識やスキルがある人ほど多くの収入を得やすい職業です。

また、比較的福利厚生が充実しているところが多いと感じます。

エステティシャンの年収は、こちらの記事を参考に!

まとめ

いかがでしたか?

あなたも憧れのエステティシャンになってみませんか?

この記事があなたにとって役に立つことを願っております。

素敵なエステティシャンになって笑顔溢れる毎日が過ごせますように。

エステティシャンとして働きたい方は、こちらの記事を参考に!


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