美容師をおすすめする6個の理由。こんな方には美容師がオススメです!
美容師求人に興味のある方は、この記事をご一読いただければと思います。
常に一定の人気を保つ美容師という職業。
その募集内容にはどのようなものがあるでしょうか。
具体的な業務内容や給与、求人の選び方、そして転職にあたっての注意事項など「美容師」について幅広くお話していきます。
また、美容師についてよく持たれる疑問にもお答えします。
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目次
閉じる美容師のおおまかな仕事内容
おおまかな仕事内容
美容師の大まかな仕事内容はシャンプー、カット、パーマそしてカラーリングです。
そこに店舗営業に関する業務が加わります。
その業務とは受付、清掃、商品や薬剤の発注や在庫管理などです。
美容師は技術力によって担う仕事が決まっていますが、店舗に関わる仕事は全員で分担して行っています。
美容師の仕事内容は、こちらの記事を参考に!
美容師にはどういう役割が求められる?
美容師の仕事はお客様に直接触れる仕事です。
要望に合わせたヘアスタイルを作る技術力はもちろん、清潔感や安心感、そして信頼感を与えることが求められます。
また、自分自身がヘアスタイルの見本になるというアイコンの役割もあります。
美容師にはどんな種類があるの?
国家試験に合格し美容師免許を取得した時点で美容師になれるのですが、技術力は免許を取得した後に積み重ねていきます。
そのため、その技術力に合わせて「スタイリスト」と「アシスタント」の2種類に分けられれています。
スタイリストは顧客を持つことができ、カットからスタイリングまでを担当します。
一般的に認識されている美容師というのは、このスタイリストのことです。
アシスタントは美容学校を卒業してスタイリストを目指し技術を学んでいる美容師のことです。
このアシスタントもレベルによって「中間アシスタント」という呼び方をすることがありますが、現在はどの技術力であっても一貫してアシスタントと呼ばれています。
またアシスタントとスタイリストの間に、スタイリストの卵である「ジュニアスタイリスト」というものもあります。
こちらはアシスタント業もこなしながら少しずつお客様のカットにも入ります。
美容師の募集によくある施設のパターンとは?
個人経営店
個人経営と言っても店舗の規模は様々です。
スタッフの数が総勢で5名程の店舗もあれば、10名ちかく在籍している店舗もあります。
個人経営の場合はオーナーがスタイリストを兼任している場合がほとんどで、スタッフ同士やスタッフとお客様の距離感が近く、いわゆるアットホームな雰囲気の店舗が多いでしょう。
チェーン店
チェーン店は法人化され、全国や地域などで複数の店舗を展開しています。
この場合のオーナーは社長で、各店舗に店長やマネージャーが存在します。
チェーン店の場合、社長は第一線を退いていたり美容師ではなかったりもします。
個人経営店に比べスタッフ間やお客様との関係は少し事務的な面もあり、会社員色が強くなります。
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美容師によくある募集内容とは?
美容師の募集内容とはどういうものでしょうか。
給与や福利厚生などを細かく見ていきましょう。
給与相場
美容師の給与は地域や店舗形態そして経験によって大きく変わります。
募集の中で最も給与が低いのがアシスタントで、平均月収は13万円〜17万円程です。
アシスタントの中でも美容学校の新卒であったり一定のアシスタント経験や技術力があり且つブランクがない人は給与が高く設定されますが、美容室での仕事と平行して通信教育の美容学校へ通う人などは最も低い給与設定になります。
一方でスタイリストは月収20万円〜が平均的です。
このスタイリストは技術力だけでなく集客力も求められるので、スタイリストになりたての人や、経験はあるが集客力が少ない場合は給与が低く設定されます。
しかし顧客がついてくればインセンティブとして給与に上乗せされることもあり、結果が給与に反映されやすいのがスタイリストの特徴です。
勤務時間や休日、残業
勤務時間は平均10時間程です。
しかし営業終了時間ちょうどに終了することは少なく、1日1時間程は残業が発生するでしょう。
また、勤務は終了してもレッスンやミーティングなどが入れば12時間以上店舗にいることも珍しくはありません。
美容室の定休日は地域によって定められています。
月曜日もしくは火曜日が定休日という地域がほとんどではないでしょうか。
また一般的な企業とは違い、完全週休二日ということはほぼないと言って良いでしょう。
最近は隔週二日の定休日を設けている店舗も多くあり、休日は少ない場合は月に4日、多くて6日といったところでしょう。
福利厚生
美容師が受けられる福利厚生は交通費、社会保険、厚生年金、労働災害保険(労災)です。
更に店舗によっては賞与や育児休暇なども加わります。
ここで注意しなければならないことがあります。
先に美容室の施設パターンが個人経営店とチェーン店(法人)の二つに分けられるとお話しました。
個人経営店は「個人事業主」として経営をしていますので、法律上国民健康保険への加入になります。
それにより個人経営店での社会保険加入率は非常に低くなっています。
この場合、交通費と雇用保険を福利厚生として受け取れます。
一方のチェーン店は法人として経営していますので、社会保険加入が義務づけられています。
しかしその分インセンティブへの条件が高いものだったり、ノルマなどが課せられたりする場合もあります。
この福利厚生は美容業界において長く続く問題の一つです。
数年前までは社会保険に加入していない美容師がほとんどだったのです。
しかしここ何年かで見直されてはいるものの、社会保険完備の店舗はまだまだ一部というのが事実です。
募集項目を確認することはもちろん、面接の際に必ず確認をするようにしましょう。
勤務場所
全体的に見て個人経営の美容室は繁華街から離れた場所にあることが多いです。
これは、隠れ家的なサロン、ゆったりできるサロンを目指すオーナーが増えているからでしょう。
駅から随分離れている場合もありますし、車やバイクなどが停められないというケースも考えられます。
そして路面店であることが多いです。
一方のチェーン店は、駅近くや繁華街といった集客が見込める立地の良い場所に店舗を構えていることがほとんどです。
ビル内や商業施設内にあることも多く、路面店は少ないです。
募集広告にはどの店舗で募集されているのかが記載されているので、必ず確認しましょう。
またチェーン店では技術や会社理念などの統一のため研修期間は本店に勤務するという場合がありますので、募集店舗だけではなく本店の場所も確認しておいた方が良いでしょう。
求められる人物像
美容師に求められる人物像は、社交性、努力家、協調性の三つです。
おしゃれであることが一番大事だと思われるかもしれませんが、美容師はサービス業であり技術職です。
アシスタント期間は平均3年と言われていて、この期間は基本的な技術を学び磨いていかなくてはなりません。
スタイリストになった後もこの技術鍛錬は続きます。
努力なくして美容師の仕事は務まりません。
そして、美容師の仕事はアシスタント間、アシスタントとスタイリスト間の連携がとても重要になるので、協調性がない人は続かないでしょう。
社交性に関しては決して明るく交友関係が広い人という意味ではありません。
人見知りであっても恥ずかしがり屋であっても、人と関わっていこうとする姿勢が大事です。
スタッフ同士の信頼関係を深めるため、お客様に快適な時間を過ごしていただくためにも必要なのです。
必要なスキルや資格、経験
美容師に必要な資格は、国家資格である「美容師免許」です。
無免許の人が美容行為を行った場合は、法律により罰せられます。
しかし、現状としては美容室で働きながら美容学校(通信教育)に通うことも可能です。
ただし店舗により許容範囲が違いますので、事前に確認が必要です。
一般的には美容学校に通い美容師免許を取得してから美容室に就職するという流れです。
美容師免許は、定められた美容学校に全日制で2年、通信教育で3年通い国家試験を受験する資格を得た後に国家試験に合格することで取得できます。
その他には特に必要な経験などを問われることはありませんが、カラーコーディネーターや色彩検定を持っている場合はカラーリングなどで後々役立ちます。
美容師の雇用形態による違い
美容師には正社員以外にも働き方があります。
まずはアルバイトです。
美容学校に通う学生が就職活動の一環として、希望する美容室でアルバイトとして働けることがあります。
個人経営店よりチェーン店などで受け入れている場合が多いでしょう。
先に美容学校に通いながら働くということをお話しましたが、そのような場合も正社員ではなくアルバイト契約となる場合があります。
アシスタントは正社員以外の雇用形態が比較的少ないと言って良いでしょう。
しかしスタイリストに関しては、アシスタントより雇用形態の選択肢が幅広くあります。
女性の美容師は結婚や出産で現場を離れることがあります。
勤務時間が長い美容師は、出産直後の復帰が難しいのも現状です。
そういう人はスタイリストとしてアルバイトやパート勤務をしています。
正社員に比べると募集は少なくなりますが、地方都市では比較的募集数が多いでしょう。
また最近増えているのがフリーランスという働き方です。
このフリーランスは「業務委託」と「面貸し(ミラーレンタル)」に分かれており、業務委託は店舗売上げの中から委託した美容師に報酬を支払います。
業務委託は依頼主(店舗)と請負人(美容師)が対等でなければなりません。
そのため、美容師は店舗側に報酬の交渉をすることが可能です。
面貸しは業務委託と違い、場所(店舗)を借りて施術をします。
報酬は歩合制ですので、顧客を多く抱えた美容師は正社員で働くよりも高い報酬を得ることができる場合もあります。
最近ではシェアサロンというものも出てきています。
独立を夢見る人が多い美容師ですが、コンビニより多いと言われている美容室事情の中で勝ち残っていくのは至難の技です。
そのため、このような新しい独立のカタチが出てきているのです。
自分に合った美容師の求人の選び方や注意点
コンビニより沢山ある美容室。
この中からどのようにして自分に合った求人を選んでいけば良いのでしょうか。
様々な視点から選ぶ基準をお話します。
【選び方①】雇用形態から探す
美容師には正社員、アルバイト、パートそしてフリーランスがあるとお話しました。
未経験者の場合は雇用形態の選択肢が少なく正社員かアルバイトのみですが、スタイリストまで登りつめると雇用形態の選択肢は広がります。
その場合、自分のライフスタイルに合わせた働き方を選ぶと良いでしょう。
【選び方②】職種から探す
職種で選ぶ場合は自分の経験値(技量)をしっかりと把握することが大切です。
アシスタント経験が長くても技量が少ない場合は、スタイリストに応募することは不可能でしょう。
またジュニアスタイリストに関してはアシスタントかスタイリストかの分別が難しくなりますが、これまでどの位のお客様の施術をしたのかを面接時に正確に伝えましょう。
それによって店舗側がアシスタントとして迎え入れるのかスタイリストとして迎え入れるのかを判断します。
【選び方③】会社の業態から考える
美容室は個人経営店とチェーン店の二つに分かれます。
双方のメリットやデメリットを踏まえて、自分がどのように働いていきたいかを考えると良いでしょう。
個人経営店のメリットは、少人数のため仕事を与えられる機会が多い点です。
レッスン時も細かく見てもらうことができるので、質問などをしやすい環境です。
また美容室全体のことも勉強できるので、将来独立を目指している人は経営についても学ぶことができるでしょう。
また個人経営店はオーナーの個性が店舗の雰囲気に色濃く出ていますので、おしゃれな店舗で働きたいと思う人にも向いています。
客層も個性的な方が集まりやすいです。
反対にデメリットは社会保険などの福利厚生が完備されていない可能性があること、人数が少ない分仕事量が多くなる傾向にあること、勉強会などは先輩が優先になってしまうことでしょう。
チェーン店のメリットは福利厚生がしっかりしている、カリキュラムやマニュアルがしっかりと出来上がっている、同期がいるので切磋琢磨ができる、そして沢山の先輩から技術を学ぶことができる点です。
また勉強会などは個人経営店と違い参加可能人数が多く設定されているので、参加しやすいでしょう。
デメリットは、仕事は取りに行かなければ与えられないところです。
チェーン店は店舗に在籍するスタッフ数が多いです。
それにより同期や同じ技術レベルのスタッフも多く、仲間であってもライバルなのです。
そして、上下関係が少し厳しいのもチェーン店のデメリットと言えます。
元々美容師は体育会系な面があり、若い世代がオーナーの個人経営店とは違いそのような部分が残っているのがチェーン店です。
【選び方④】給与や雇用条件から考える
給与や雇用条件というのは美容師として働くことに加え、生活をしていくことに深く密接しています。
特に一人暮らしをしている人や家庭を持っている、出産を考えているという人はこの給与や雇用条件を吟味しなくてはなりません。
美容師のアシスタントの給与は決して高いとは言えません。
ハサミや練習用のウィッグなどの出費もかさみますし、チェーン店によっては制服がある場合もありますが洋服代もかかります。
募集内容の最低額の給与でも生活ができるのかを必ず確認しましょう。
また雇用条件は募集には細かく明記されていない場合もあります。
自分の希望を明確にして予め問い合わせをしたり面接時に確認漏れがないようにし、店舗側にもしっかりと伝えましょう。
【選び方⑤】好きなファッションから考える
美容室にはファッションの様にジャンルがあります。
多くはコンサバティブなスタイルを得意とした店舗ですが、その他にモード系やストリート系などがあります。
コンサバ系を得意とする店舗は流行に敏感です。
最新のヘアスタイルを作りたい、または生み出したいと感じる方は、このような店舗を視野に入れると良いでしょう。
またコンサバ系の店舗のお客様のほとんどが女性客なので、接客スキルも上がるでしょう。
次に、モード系は流行に流されずヘアスタイルもファッションの一部と捉える傾向が強い店舗です。
カット技術が高く、都心などの中心部に店を構えていることが多いです。
また固定客が多いのも特徴です。
最後にストリート系ですが、若い層のお客様が多いことと、カラーやパーマも特殊なものが多くドレッドやエクステンションなどの特殊技術に強いということが特徴です。
個性的なヘアスタイルを作りたい、多様な技術を身につけたいと感じる人に向いているでしょう。
注意点
美容師の募集は紙面や文字、写真だけでは店舗の雰囲気などを掴みにくいことがあります。
募集を見て気になる店舗があったら、まずはその店舗にお客様として足を運んでみましょう。
スタッフがどのように働いているか、その中で自分が働いている姿が想像できるかを実際に感じた方が仕事に対するイメージもしやすくなると思います。
最近ではほとんど耳にしなくなりましたが、美容師が「先生」と呼ばれていることをご存知でしょうか。
美容師が縦社会と言われる所以はここにあり、オーナーは先生、そこに勤める美容師は先生の技術を学んでいる「生徒」だったのです。
もちろん今もそうであることには変わりはありません。
特に経験の浅いアシスタントなどには、店舗側が給与を含めた希望を考慮するということはないに等しいでしょう。
優先としては技術を学ぶ、向上させることを目的に店舗を選びましょう。
美容師に向いている人
おしゃれが好き
これは自分自身が楽しむように人に対して「こうしたら可愛く(格好よく)なるのではないだろうか」と感じられるかということです。
美容師におしゃれな人が多いのは、人と同じはつまらないと感じ、より自分に似合うものを探求しているからでしょう。
この自分に似合うものを探すということをお客様にもできる美容師は、お客様からの信頼も厚くなります。
地道な努力ができる人
美容師は華やかな職業に見られますが、実際はお客様を引き立てるための裏方の仕事です。
また現役の間は常に勉強の日々ですしアシスタント時代は練習漬けです。
もちろん壁にぶつかり思うようにいかないと悩むこともあるでしょう。
それでも目標にたどり着くためには練習するしかないのです。
この地道な努力なくして美容師の道を歩くことはできません。
人の役に立ちたいと感じる人
美容師をしていて良かったと感じるのは、やはりお客様が喜んでくださった時です。
髪の毛には悩みやコンプレックスを抱えやすく、そういう悩みを持ったお客様のために頑張ろうと思えることが大切です。
美容師は技術をもって人と向き合う仕事なので、誰かの役に立ちたいと感じる人に向いているでしょう。
美容師に向いていない人
前項では美容師に向いている人について挙げてきましたが、では逆に美容師に向いていない人とはどのような人なのでしょうか。
いくつか挙げてみます。
自己中心的な人
美容室での主役はお客様です。
カウンセリングで自分の意見ばかり言う美容師、施術中に自分の話しかしない美容師はお客様としては心地良く感じないと思います。
自己中心的な人は横柄な態度を取る場合もあるので、美容師のみならずサービス業全般にあまり向いていないと言えるでしょう。
また、美容師は個人プレーのように見えますがチームプレーの仕事です。
スタイリストもアシスタントも支え合って仕事をしますので、自己中心的な人はこのチームプレーが上手にできない可能性があります。
皮膚疾患がある人
美容師は手を酷使します。
シャワーのお湯、ドライヤーの温風、そしてパーマやカラーの薬剤。
皮膚が強い人であっても手荒れから逃れることはできません。
最近はお客様だけでなく美容師の手荒れ対策として肌に優しい薬剤が開発されていますが、皮膚が弱い人や持病として皮膚疾患を持っている人は事前に医療機関で相談をしておいた方が良いでしょう。
美容師の転職で注意したほうが良い3個のこと
技術レベルを確認する
これはアシスタント時に一番気を付けなければなりませんが、店舗の技術判断基準は全く異なります。
ある程度アシスタントの経験を積んだ場合、転職をするとまた一から始めるといったことになる可能性があります。
それでも構わないというのであれば問題はありませんが、積み重ねた時間を無駄にしないか一度しっかり振り返りましょう。
スタイリストの場合は2年~3年のスタイリストとしての経験があれば転職時にもスタイリストとして採用されますが、経験が浅い場合はアシスタントから始まる可能性もあります。
店舗が変わることにより今まで学んだ技術を活かせないということも珍しくありません。
もちろん個人にとっては技術の肥やしにはなりますが、転職先でそれが活かせるかどうかは転職先次第なのです。
周りのスタッフへの配慮
美容師は美容室という空間の中で日々同じメンバーで仕事をします。
期間はどうであれ、やはりスタッフの転職には動揺を隠せないものです。
同期のスタッフは苦楽を共にした仲と感じるでしょうし、先輩としても後輩が居なくなるというのは寂しいものです。
転職をする際はオーナー以外のスタッフへは安易に口にすることを避け、他のスタッフのモチベーションに支障が出ないよう配慮をし、退職するその日まで変わらぬ態度で臨みましょう。
引き継ぎはしっかりと
こちらはスタイリストがメインになりますが、お世話になったお客様へは退職のことを必ず伝えましょう。
次回から担当するスタイリストが決まっている場合は、提案している内容や注意点などの引き継ぎをしっかりとしておきましょう。
このスタイリストが転職する際に問題になるのが、次の職場をアナウンスするかどうかです。
自分を指名して下さっていても、あくまで店舗のお客様です。
スタイリストがお客様を連れて行くということは、店舗の売上が下がるということです。
これについてはオーナーとじっくり話し合う必要があります。
美容師の転職後に活躍しやすい職場を見つけるにはどこを見れば良い?
給与や待遇が良い
給与は美容師に限らず働く上でのモチベーションの一つです。
美容師という仕事内容に不満はないが給与面だけに不満がある、福利厚生がないので困っているなどという場合は、どのレベルで給与はどのくらいなのか、昇給やインセンティブの条件は何なのかなどの項目をしっかりと確認しましょう。
新規のお客様が多い
スタイリストに昇格しても、新規客の少ない店舗だと顧客を掴める確率が低くなります。
特に給与がインセンティブによって変わる場合は注意が必要です。
これは面接時に質問をすれば答えてもらえる話ですが、やはり自分の目で確認をした方が現実味を帯びるでしょう。
土日や季節の変わり目、イベントシーズンなどの繁忙期にお客として店舗に足を運んでみると良いでしょう。
美容師についてよくある疑問
ここまで美容師の募集についてお話してきました。
最後に、美容師を目指している人が持ちやすい疑問と、それについての答えをいくつかご紹介します。
美容学校の通信教育とはどのようなものですか?
多くの美容学校では通信教育を実施しています。
美容学校の通信教育は年に一度~二度のスクーリングと呼ばれる通学と、レポート提出を3年間行います。
単位制の所が多いので、レポートが遅れたり未提出の場合には卒業ができなくなり国家試験を受験する資格を得ることができませんので注意が必要です。
スクーリングは学校により授業スケジュールが違いますが、平日の朝から夕方までが基本です。
同世代の集まる全日制とは違い様々な年代の、様々な店舗で働いている人がいるので、店舗以外に美容室で働いている友人が作れるというのが面白いところです。
美容師は離職率が高いと聞きますが本当ですか?
美容師は1年目で半数ちかくが離職すると言われています。
理由は低賃金であることや拘束時間が長いこと、人間関係の問題など様々です。
しかし一般企業に就職するにあたっても最初の数年の給与は低いものです。
職種によっては残業が当たり前ということもあるでしょうし、人間関係の問題はどこにでもつきものです。
面接の時は何を着ていけばいいのですか?
基本的には私服で問題ありません。
しかし仕事中には汚れることもあるので、気合いを入れてあまり高価な服を着ていくと汚れなどの心配も含め指摘をされる可能性があります。
動きやすく且つ自分という個性をアピールでき、お店の雰囲気に合うような服装が好ましいでしょう。
またチェーン店などでは面接時にリクルートスーツが指定されることもあります。
恥ずかしがらずに店舗に確認しましょう。
レッスンは何時間くらいあるのですか?
店舗により様々です。
レッスン日が週1回の所もあれば、週2回~3回ある所もあります。
時間も始業前であったり終業後に行うこともあります。
店舗全体のレッスン日が月ごとに指定されていて、他は自主練習という店舗もあります。
1レッスンの時間は大抵2時間くらいでしょう。
美容師は男性と女性どちらが多いですか?
結論から言うと女性の方が多いです。
男性3割に対し女性が7割といった割合です。
しかし、独立する美容師は男性の方が圧倒的に多いです。
店舗の雰囲気によってスタッフの男女比率が変わるといった特徴もあります。
まとめ
いかがでしたか。
現在は様々な分野で働き方が多様化しています。
美容師もその波に乗ってフリーランスという働き方ができたり、古くから存在していた面貸しが改めて注目され始めています。
給与が低いと認識されている美容師も、実力をつければ見合った報酬が得られる可能性も充分にあるのです。
美容師免許を取得した時点ですでに美容師にはなっています。
自分が美容師としてどう働きたいのか、どう活躍したいのかビジョンをしっかり持って美容室を選びましょう。
アシスタント時はレッスン量も多くなかなか先に進まない悔しさもありますが、技術を得られた時の喜びはとても大きいものです。
そして着実に技術が身についていると自覚できるのも、美容師の醍醐味の一つでもあります。
夢を持って仕事を選んでいるのはとても素晴らしく貴重なことなのです。
その夢を実現させるためにも、思い描く美容師像を実現できる店舗を見つけて真っ直ぐに突き進んで下さい。
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美容院でカットやパーマなどをしてもらうと、とてもすっきりしますよね。美容師は、技術とセンスを活かしてお客様を美しくすることで笑顔になってもらう職業です。手に職をつける職人的な仕事でありながら、カリスマ美容師がテレビで取り上げられるなど華やかなイメージもあります。その一方でカットの練習などで拘束時間が長く、給料が安いというイメージもあるかだと思います。今回は、実際に正社員として働く美容師のリアルな姿を交えながら、求人情報を解説します。美容師ってどんな仕事?美容師は国家資格が必要で、その仕事内容は美容師法で定められています。美容師法(第二条第一項)には美容師とはパーマ、ヘアセット、メイクアップによ
美容師を辞めたいと思う6個の理由とその乗り越え方とは?
現在、美容師を辞めたいとお悩みの方はぜひこの記事をご覧ください。おしゃれで男女共に人気がある職業ですが、実は美容師は離職率が高いとも言われています。その原因は一体何だと思いますか?この記事では、美容師が辛いので辞めたいと思う理由とその対策、辛いことがあっても頑張れるのは何故かという点について詳しくお話します。美容師を辞める理由を考える前に、まずは乗り越える方法を考えましょう。美容師のおおまかな仕事内容とは?美容師のおおまかな仕事は、カット、カラー、パーマなどでお客様の容姿を美しくすることです。スタイリストやアシスタントという立場の違いにより携わる内容は変わりますが、美容師の仕事内容の基本はこの
美容師の仕事内容をご紹介!理容師との違いは?向いてる人の特徴もお話しします!
美容師の仕事内容というと、どのようなものを思い浮かべるでしょうか。オシャレなサロンで自分の希望する髪型にしてくれる美容師という職業に、人生で一度は憧れた方も多いと思います。実はそんな美容師の仕事の中には、カットやシャンプーなど技術的なもの以外にも数多くの業務があるのです。この記事では、美容師をしていた筆者が自身の経験を基に、基本的な美容師の仕事内容やメリット、美容師に向いている人の特徴、その後のキャリアについてお話します。美容師はどんな仕事?美容師は一見華やかなサービス業に見えますが、国家資格が必要な技術職です。カットやパーマ、カラーリングそしてシャンプーなど技術職の要となる技術を磨き提供する