常に一定の人気を保つ美容師の仕事。

その募集内容はどんなものがあるでしょうか。

仕事内容や給与、求人の選び方、そして転職にあたっての注意事項など、美容師という仕事について幅広くお話ししていきます。

また、美容師についてよく持たれる疑問にもお答えしていきます。

美容師のおおまかな仕事内容

おおまかな仕事内容

美容師の大まかな仕事内容は、シャンプー、カット、パーマそしてカラーリングです。

そこに店舗営業に関する業務が加わります。

それは、受付、清掃、商品や薬剤の発注や在庫管理です。

美容師の仕事は技術力によって担う仕事が決まっていますが、店舗に関わる仕事は全員で分担して行っています。

美容師の仕事内容は、こちらの記事を参考に!

美容師はどういう役割を求められる?

美容師の仕事は、お客様に直接触れる仕事です。

要望に合わせたヘアスタイルを作る技術力はもちろんのこと、清潔感や安心感、そして信頼感を与えられるということを求められます。

また、自分自身がヘアスタイルの見本となるといった、アイコン的な役割もあります。

美容師にはどんな種類があるの?

美容師は国家試験に合格し、美容師免許を取得した時点で美容師となるのですが、技術力は免許を取得した後に積み重ねていきます。

なので、その技術力に合わせて「スタイリスト」と「アシスタント」の2種類に分かれています。

スタイリストは顧客を持つことができ、カットからスタイリングまで担当します。

一般的に認識されている美容師というのは、このスタイリストのことです。

アシスタントは美容学校を卒業して、スタイリストを目指し技術を学んでいる美容師のことです。

このアシスタントもレベルによって「中間アシスタント」という呼び方をすることがありますが、現在はどの技術力であっても一貫してアシスタントと呼ばれています。

また、アシスタントとスタイリストの間で、スタイリストの卵である「ジュニアスタイリスト」というものもあります。

こちらはアシスタント業もこなしながら、少しずつお客様のカットに入っていきます。

美容師の募集でよくある施設のパターンとは?

個人経営店

個人経営といっても店舗の規模は様々です。

スタッフの数が総勢で5名程であるところもあれば、10名近く在籍している店舗もあります。

個人経営の場合は、オーナーがスタイリストを兼任している場合がほとんどで、スタッフ同士やスタッフとお客様の距離感が近く、いわゆるアットホームな雰囲気の店舗が多いでしょう。

チェーン店

チェーン店とは、法人化され全国や地域などで複数の店舗を展開している店舗です。

この場合オーナーは社長で、各店舗に店長やマネージャーが存在します。

チェーン店の場合、社長は第一線を退いていたり美容師ではなかったりもします。

個人経営店に比べ、スタッフ間やお客様間の関係は少々ドライで、会社員色が強くなります。

美容師でよくある募集内容とは?

美容師の募集内容とはどういうものでしょうか。

給与や福利厚生など細かく見ていきましょう。

給与相場

美容師の給与は、地域や店舗形態そして経験によって大きく変わってきます。

募集の中で最も給与が低いのがアシスタントです。

平均で月収13万円〜17万円といったところです。

アシスタントは、美容学校の新卒であったり一定のアシスタント経験や技術力があり、且つブランクがない人は、アシスタントの中でも給与が高く設定されますが、美容室での仕事と平行で通信教育の美容学校へ通う人は、給与が最も低い設定になります。

一方のスタイリストは月収20万円〜というのが平均的です。

このスタイリストは技術力に併せて集客力が求められるので、スタイリストになりたての人や、経験はあるが集客力が少ない場合は給与が低く設定されます。

しかし、顧客がついてくればインセンティブとして給与に上乗せされるので、結果が給与に反映されやすいのがスタイリストの給与の特徴です。

勤務時間や休日、残業

勤務時間は平均10時間程度です。

しかし、営業時間ぴったりに終了することはあまりありませんので、1日1時間程度は残業が発生するでしょう。

また、勤務は終了してもレッスンやミーティングなどが入れば、12時間以上店舗に居ることも珍しくはありません。

美容室の定休日は、地域によって定められています。

月曜日もしくは火曜日が定休日という地域がほとんどではないでしょうか。

また一般的な企業とは違い、週休二日ということはほぼないと言っていいでしょう。

最近は隔週二日の定休日を設けている店舗も多くありますので、休日は少ない場合は月に4日、多くて6日といったところでしょう。

福利厚生

美容師が受けられる福利厚生は、交通費、社会保険、厚生年金、労働災害保険(労災)です。

ここに店舗により、賞与や育児休暇などが加わってきます。

ここで注意しなければならないことがあります。

先に、美容室の施設パターンが個人経営店とチェーン店(法人)の2つに分けられるとお話ししました。

個人経営店は「個人事業主」として経営をしていますので、法律上国民健康保険の加入になります。

それにより、個人経営店での社会保険加入率は非常に低くなっています。

この場合、交通費と雇用保険を福利厚生として受け取れるということになります。

一方のチェーン店は法人として経営していますので、社会保険加入が義務づけられています。

しかし、その分インセンティブへの条件が高いものだったり、ノルマ等が課せられたりする場合もあります。

この福利厚生は、美容業界において長く続く問題の一つです。

数年前までは美容師は社会保険に加入していない人達がほとんどだったのです。

しかし、ここ何年かで見直されてはいるものの、社会保険完備の店舗はまだまだ一部だというのが事実です。

募集項目を確認することはもちろん、面接の際に必ず確認をするようにしましょう。

勤務場所

全体的に、個人経営の美容室は繁華街から離れた場所にあります。

これは、隠れ家的なサロン、ゆったりできるサロンを目指すオーナーが増えているからでしょう。

駅から随分離れているということもありますし、車やバイクなどが停められないといったケースも考えられます。

そして比較的路面店であることが多いです。

一方のチェーン店は、駅近くや繁華街といった集客が見込める立地のいい場所に店舗を構えていることがほとんどです。

チェーン店の場合は、ビル内や商業施設内にあることも多く、路面店であることは少ないです。

募集広告にはどの店舗で募集がされているのかが記載されているので、必ず確認しましょう。

また、チェーン店では技術や会社理念などの統一のため、研修期間は本店に勤務するといった場合がありますので、募集店舗だけではなく、本店の場所も確認しておいた方がいいでしょう。

求められる人物像

美容師に求められる人物像は、社交性、努力家、協調性、この3つです。

おしゃれであることが一番大事だと思われるかもしれませんが、美容師はサービス業であり技術職です。

アシスタント期間は平均3年と言われていて、この期間は基本的な技術を学び磨いていかなくてはなりません。

スタイリストになった後もこの技術鍛錬は続いていきます。

努力なくして美容師の仕事は務まりません。

そして、美容師の仕事はアシスタント同士、アシスタントとスタイリスト間の連携がとても重要になるので、協調性がない人は続かないでしょう。

社交性に関しては、決して明るく交友関係が広い人ということではありません。

人見知りであっても恥ずかしがり屋であっても、人と関わっていこうとすることが大事です。

スタッフ同士の信頼関係を深めるため、お客様に快適な時間を過ごしていただくために、必要になってくるのです。

必要なスキルや資格、経験

美容師に必要な資格は、国家資格である「美容師免許」です。

無免許の人が美容行為を行った場合は、法律により罰せられます。

が、現状としては美容室で働きながら美容学校(通信教育)に通うことも可能です。

ただし、これは店舗により許容範囲が違いますので、事前に確認が必要です。

一般的には、美容学校に通い美容師免許を取得してから、美容室に就職するという流れです。

美容師免許は、定められた美容学校に全日制で2年、通信教育で3年通い、国家試験を受験する資格を取得します。

その後国家試験に合格することで、美容師免許を取得できます。

その他には特に、必要な経験等が問われることはありませんが、カラーコーディネーターや色彩検定などを持っている場合は、後にカラーリングで役立ちます。

美容師の雇用形態による違い

美容師には正社員以外にも働き方があります。

まずはアルバイトです。

美容学校に通う学生が、就職活動の一環として、希望する美容室でアルバイトとして働けることがあります。

個人経営店よりチェーン店などで受け入れている場合が多いでしょう。

先に美容学校に通いながら働くということをお話ししましたが、こういった場合、正社員ではなくアルバイト契約となる場合もあります。

比較的アシスタントは、正社員以外の雇用形態は少ないと言っていいでしょう。

しかし、スタイリストに関してはアシスタントより雇用形態の選択肢が幅広くあります。

女性の美容師は結婚や出産で現場を離れることがあります。

勤務時間が長い美容師は、出産直後に復帰というのも難しいところがあるのも現状です。

そういった方たちはスタイリストとして、アルバイトやパート勤務をしています。

正社員に比べると募集は少なくなりますが、比較的地方都市では募集数が多いでしょう。

また最近増えているのがフリーランスという働き方です。

このフリーランスは「業務委託」と「面貸し(ミラーレンタル)」に分かれており、業務委託は店舗売上げの中から、委託した美容師に報酬を支払います。

業務委託は依頼主(店舗)と請負人(美容師)が対等でなければなりません。

なので、美容師は店舗側に報酬の交渉をすることが可能です。

次に面貸しですが、こちらは業務委託と違い、場所(店舗)を借りて施術をします。

報酬は歩合制となっていますので、顧客をたくさん抱えた美容師は、正社員で働くよりも高い報酬を得ることができる場合もあります。

最近ではシェアサロンというものも出来てきています。

独立を夢見る人が多い美容師ですが、コンビニより多いと言われている美容室事情で、勝ち残っていくのは至難の技です。

そのためこのような新しい独立のカタチができているのです。

自分にあった美容師の求人の選び方や注意点

コンビニよりたくさんある美容室。

この中からどうやって自分にあった求人を選んでいけばいいのでしょうか。

様々な視点から選ぶ基準をお話しします。

【選び方①】雇用形態から探す

美容師には正社員、アルバイト、パートそしてフリーランスがあるとお話ししました。

未経験者の場合は雇用形態の選択肢が少なく、正社員かアルバイトのみとなりますが、スタイリストまで登りつめた場合は、雇用形態の選択肢は広がります。

その場合、自分のライフスタイルに合わせた働き方を選ぶのがいいでしょう。

【選び方②】職種から探す

職種で選ぶ場合は、自分の経験値(技量)をしっかりと把握することが大切です。

アシスタント経験が長くても技量が少ない場合は、スタイリストに応募することは不可能といっていいでしょう。

また、ジュニアスタイリストに関しては、アシスタントなのかスタイリストなのか分別が難しくなりますが、それまでどの位のお客様の施術をしたのか、面接時に正確に伝えましょう。

それによって店舗側がアシスタントとして迎え入れるのか、スタイリストとして迎え入れるのか判断するでしょう。

【選び方③】会社の業態から考える

美容室は個人経営店とチェーン店の2つに分かれます。

この場合、双方のメリットやデメリットを踏まえて、自分がどのように働いていきたいかを考えるといいでしょう。

個人経営店のメリットは、少人数のため仕事を与えられる機会が多くなります。

レッスンも細かく見てもらうことができるので、質問なども聞きやすい環境になります。

また、美容室全体のことも勉強できるので、将来独立を目指している人は経営についても学ぶことができるでしょう。

また、個人経営店は、オーナーの個性が店舗の雰囲気に色濃く出ていますので、おしゃれな店舗で働きたいと思う方にも向いています。

客層も個性的な方が集まりやすいです。

反対にデメリットは、社会保険などの福利厚生が完備されていない可能性があること、人数が少ない分仕事量が多くなる傾向にあること、勉強会などは先輩が優先になってしまうことでしょう。

チェーン店のメリットは、福利厚生がしっかりしている、カリキュラムやマニュアルがしっかりと出来上がっている、同期がいるので切磋琢磨ができる、そしてたくさんの先輩から技術を学ぶことができる点です。

また勉強会などは、個人経営店と違い参加可能人数が多く設定されているので、参加しやすいでしょう。

デメリットは、仕事は取りに行かなければ与えられないところです。

チェーン店は店舗に在籍するスタッフ数が多いです。

それにより、同期や同じ技術レベルのスタッフも多く、仲間であってもライバルなのです。

そして、少々上下関係が厳しいのもチェーン店のデメリットです。

元々美容師というのは体育会系なところがあり、若い世代がオーナーの個人経営とは違い、その体育会系が残っている所があるのがチェーン店です。

【選び方④】給与や雇用条件から考える

給与や雇用条件というのは、美容師として働くことに加え、生活をしていくことに深く密接しています。

特に一人暮らしをしている人や、家庭を持っている、出産を考えているという人は、この給与や雇用条件を吟味しなくてはなりません。

美容師のアシスタントは決して高い給与とは言えません。

ハサミや練習用のウィッグなどの出費もかさみますし、チェーン店によっては制服がある場合がありますが、服代もかかります。

募集内容の最低額の給与でも生活ができるのか、必ず確認しましょう。

また雇用条件は募集には細かく明記されていない場合もあります。

自分の希望を明確にし、予め問い合わせをしたり面接時に確認漏れがないようにし、店舗側にもしっかりと伝えましょう。

【選び方⑤】好きなファッションから考える

美容室はファッションの様にジャンルがあります。

多くはコンサバティブなスタイルを得意とした店舗ですが、その他にモード系、ストリート系があります。

コンサバ系を得意とする店舗は流行に敏感です。

最新のヘアスタイルを作りたい、または生み出したいと感じる方は、このような店舗を視野に入れるといいでしょう。

また、コンサバ系の店舗のお客様のほとんどが女性客なので、接客スキルも上がるでしょう。

次にモード系ですが、こちらは流行に流されず、ヘアスタイルもファッションの一部と捉える傾向が強い店舗です。

モード系の店舗はカット技術が高い傾向にあり、都心などの中心部に店を構えていることが多いです。

また固定客が多いのも特徴です。

最後にストリート系ですが、こちらは若い層のお客様が多いことと、カラーやパーマも特殊なものが多く、ドレッドやエクステンションなどの特殊技術に強いということが特徴です。

個性的なヘアスタイルを作りたい、多様な技術を身につけたいと感じる人に向いているでしょう。

注意点

美容師の募集は紙面や文字、写真だけでは店舗の雰囲気などは掴みにくいものがほとんどです。

募集を見て気になる店舗があったら、まずはその店舗にお客様として足を運んでみましょう。

スタッフがどのように働いているか、その中で自分が働いている姿が想像できるかを実際に感じた方が、仕事に対するイメージもしやすくなると思います。

最近ではほとんど耳にしなくなりましたが、美容師が「先生」と呼ばれていることをご存知でしょうか。

美容師が縦社会と言われる所以はここにあり、オーナーは先生、そこに勤める美容師は先生の技術を学んでいる「生徒」だったのです。

もちろん今もそうであることには変わりはありません。

特に経験の浅いアシスタントなどは、店舗側が給与を含めた希望を考慮するということは無いに等しいでしょう。

優先としては技術を学ぶ、向上させることを目的に店舗を選びましょう。

美容師が向いている人

おしゃれが好き

これは自分自身が楽しむように、人に対して「こうしたらかわいく(かっこよく)なるのではないだろうか」と感じられるか、ということです。

美容師におしゃれな人が多いのは、人と同じはつまらないと感じ、より自分に似合うものを探求しているからでしょう。

この自分に似合うものを探すということをお客様にもできる美容師は、お客様からの信頼も厚くなります。

地道な努力ができる人

美容師は華やかな職業に見られますが、実際はお客様を引き立てるための裏方の仕事です。

また現役の間は常に勉強の日々ですし、アシスタント時代は練習漬けとなります。

もちろん壁にぶつかり、思うようにいかないと悩むこともあるでしょう。

それでも目標にたどり着くためには練習しかないのです。

この地道な努力なくして美容師の道を歩くことはできません。

人の役に立ちたいと感じる人

美容師をやっていてよかったと感じるのは、やはりお客様が喜んでくださった時です。

髪の毛は悩みやコンプレックスを抱えやすいものなので、そういったものを持ったお客様のために頑張ろうと思えることが大切です。

美容師は技術をもって人と向き合う仕事なので、誰かの役に立ちたいと感じる人が向いているでしょう。

美容師が向いていない人

上では美容師に向いている人について挙げてきましたが、では逆に、美容師に向いていない人はどんな人なのでしょうか。

いくつか挙げてみます。

自己中心的な人

美容室では主役はお客様です。

カウンセリングで自分の意見ばかり言う美容師、施術中に自分の話しかしない美容師は、お客様としては心地よく感じないと思います。

自己中心的な人は横柄な態度を取る傾向にあるので、美容師のみならずサービス業全般にあまり向いていないと言えるでしょう。

また、美容師は個人プレーのように見えますが、チームプレーの仕事です。

スタイリストもアシスタントも支え合って仕事をしますので、自己中心的な人はこのチームプレーが上手にできない可能性があります。

皮膚疾患がある人

美容師は手を酷使します。

シャワーのお湯、ドライヤーの温風、そしてパーマやカラーの薬剤。

皮膚が強い人であっても手荒れから逃れることはできません。

最近は、お客様だけでなく美容師の手荒れ対策として肌に優しい薬剤が開発されていますが、皮膚が弱い方や持病として皮膚疾患を持っている方は、事前に医療機関で相談をしておいた方がいいでしょう。

美容師の転職で注意したほうが良い3個のこと

技術レベルを確認する

これはアシスタント時に一番気をつけなければなりませんが、店舗の技術判断基準は全く異なります。

ある程度アシスタントの経験値を積んだ場合、転職をするとまた一から始めるといったことになる可能性があります。

それでも構わないというのであれば問題はありませんが、積み重ねた時間を無駄にはしないか一度しっかり振り返りましょう。

スタイリストの場合は、2~3年のスタイリストとしての経験値があれば、転職時にもスタイリストとして採用されますが、経験が浅い場合はアシスタントから始まる可能性もあります。

店舗が変わることにより、今まで学んだ技術が活かせないということも珍しくありません。

もちろん個人にとっては技術の肥やしにはなりますが、転職先でそれが活かせるかどうかは転職先次第なのです。

周りのスタッフへの配慮

美容師は美容室という空間の中で日々同じメンバーで仕事をします。

期間はどうであれ、やはりスタッフの転職には動揺を隠せないものです。

同期のスタッフは苦楽をともにした仲と感じるでしょうし、先輩としても後輩が居なくなるというのは寂しいものです。

転職をする際は、オーナー以外のスタッフへは安易に口にすることは避け、他のスタッフのモチベーションに支障が出ないよう配慮をし、退職するその日まで変わらぬ態度で臨みましょう。

引き継ぎはしっかりと

こちらはスタイリストがメインになりますが、お世話になったお客様へは退職のことを必ず伝えましょう。

また、次回から担当するスタイリストが決まっている場合は、提案している内容や注意点などしっかりと引き継ぎをしておきましょう。

このスタイリストが転職する際に問題になるのが、次の職場をアナウンスするかどうかです。

自分を指名して下さっていても、店舗のお客様です。

スタイリストがお客様を連れて行くということは、店舗の売上げが下がるということです。

これについてはオーナーとじっくり話し合う必要があります。

美容師の転職後に活躍しやすい職場を見つけるにはどこを見れば良い?

給与や待遇が良い

給与は美容師に限らず働く上でのモチベーションの一つです。

美容師という仕事内容に不満はないが給与面だけに不満がある、福利厚生がないので困っているなどという場合は、どのレベルで給与はどのくらいなのか、昇給やインセンティブの条件は何なのかなど、この項目をしっかりと確認しましょう。

新規のお客様が多い

スタイリストに昇格しても、新規客の少ない店舗だと顧客を掴める率が低くなります。

特に給与がインセンティブによって変わってくる場合は注意が必要です。

これは面接時に質問をすれば答えてもらえる話ですが、やはり自分の目で確認をした方が現実味を帯びるでしょう。

土日や季節の変わり目、イベントシーズンなどの繁忙期にお客として店舗に足を運んでみるといでしょう。

美容師についてよくある疑問

ここまで美容師の募集についてお話ししてきました。

最後に、美容師を目指している方が持ちやすい疑問と、それについての答えをいくつかご紹介します。

美容学校の通信教育はどんなものですか?

美容学校の多くでは通信教育を実施しています。

美容学校の通信教育は、年に1、2度のスクーリングと呼ばれる通学と、レポート提出を3年間行います。

単位制となっているところが多いので、レポートが遅れたり未提出の場合は卒業ができなくなり、国家試験を受験する資格を得ることができませんので注意が必要です。

スクーリングは学校により授業スケジュールが違いますが、平日の朝から夕方までが基本です。

同世代の集まる全日制とは違い、様々な年代の方がいること、さまざまな店舗で働いている方がいるので、店舗以外で美容室で働いている友人が作れるというがおもしろい所です。

美容師は離職率が高いと聞きますが本当ですか?

美容師は1年目で半数近く離職すると言われています。

理由は低賃金であることや、拘束時間が長い、人間関係の問題など様々です。

しかし、一般企業に就職するにあたっても最初の数年は給与は低いものです。

職種によっては残業が当たり前ということもあるでしょうし、人間関係の問題はどこにでもつきものです。

面接の時は何を着ていけばいいのですか?

基本的には私服で問題ありません。

しかし美容師の仕事は意外と汚れるので、気合いを入れてあまり高価な服を着ていくと、汚れなどの心配も含め、指摘をされる可能性があります。

動きやすくかつ自分という個性をアピールでき、お店の雰囲気に合うような服装が好ましいでしょう。

またチェーン店などは、面接時はリクルートスーツが指定されることもあります。

恥ずかしがらずに店舗に確認しましょう。

レッスンは何時間くらいあるのですか?

これは店舗により様々です。

レッスン日が週1回のところもあれば、2~3回あるところもあります。

時間も始業前に行うことも、終業後に行うこともあります。

店舗全体のレッスン日が月ごとに指定されていて、他は自主練習という店舗もあります。

1レッスンの時間はたいてい2時間くらいでしょう。

美容師は男性と女性どちらが多いですか?

結論から言うと女性の方が多いです。

男性3に対し女性が7といったところです。

しかし、独立する美容師は男性の方が圧倒的に多いです。

店舗の雰囲気によってスタッフの男女比率が変わるといった特徴もあります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

現在は様々な分野で働き方が多様化してきています。

美容師もその波に乗って、フリーランスという働き方ができたり、古くから存在はしていた面貸しが注目され始めています。

給与が低いと認識されている美容師も、実力をつければ見合った報酬が得られる可能性も十分にあるのです。

美容師免許を取得した時点ですでに美容師にはなっています。

なので、自分が美容師としてどう働きたいのか、どう活躍したいのか、ビジョンをしっかり持って美容室を選びましょう。

アシスタント時はレッスン量も多く、なかなか先に進まない悔しさもありますが、技術を得られた時の喜びはとても大きいものです。

そして着実に技術が身についていると自覚できるのも、美容師の醍醐味の一つでもあります。

夢を持って仕事を選んでいるというのは、とても素晴らしく貴重なことなのです。

その夢を実現させるためにも、思い描く美容師像を実現できる店舗を見つけて、まっすぐに突き進んで下さい。


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