美容師になるにはどのような事をすればいいのかご存知でしょうか?

憧れる職業として、変わらぬ人気を誇る美容師。

ここでは、美容師に必要な資格やそのためのルートと種類、そして美容師になるための条件、美容師の道に進む時に知っておくべき知識などを詳しくご説明します。

興味のある方はぜひご一読いただき、自分に合う方法で美容師を目指してみてはいかがでしょうか?

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まずは「美容師」の仕事例をチェック

美容師になるには?

まずはじめに、美容師になるためにはどのような資格が必要なのか、受験資格があるのか、そしてどのような経路を辿り美容師の資格を取る事ができるのかなど、美容師になる方法をご紹介します。

美容師とはどんな資格?

美容師の仕事は「美容師免許」がなければできません。

この美容師免許とは国家資格の一つで、「美容を業とする者」と美容師法で定義されています。

ここで言う美容とは、「パーマネントウェーブ、結髪、化粧等の方法により、容姿を美しくすること」で、私たちが普段美容室を利用する目的として多いカットや染毛(カラーリング)も含まれています。

この免許を持って、初めて美容師の仕事をすることができるのです。

美容師の受験資格

美容師免許には受験資格があります。

その受験資格とは、まず高等学校を卒業している事です。

そして、厚生労働省指定の美容師養成施設、いわゆる美容学校を卒業している事です。

この2点がそろってはじめて、美容師の国家試験を受験する事ができるのです。

美容学校で学ぶ事は意外と多く、実技に加え学科があります。

国家資格であることから関係法規、美容師法における「清潔に保たなければならない」ということから衛生法といった、普段耳にしないような少々難しく感じるものに加え、物理や化学といった学科もあります。

これはハサミを使う・熱を利用する(=物理)、パーマやカラーリングで薬剤を使う(=化学)からです。

ここが高校を卒業している事が受験資格となる所以でしょう。

美容師の資格取得ルート

では美容師の資格を得る為にはどのようなルートがあるのでしょうか。

受験資格に条件のある美容師は、基本的にこれからお話しする3つのルートを辿る事となります。

資格取得ルート1

昼間課程の美容学校で2年間学科と実技を学び、美容師試験に合格して免許を得る。

これが一番一般的な免許資格ルートです。

美容学校は高校卒業が入学条件になっていますので、高校を卒業していれば年齢問わず入学が可能です。

しかし実態としては90%以上が高校卒業後すぐに入学しています。

一般的な学校と同じように、朝から夕方までの授業があり、夏期・冬期などの長期休暇があります。

学園祭や卒業展など、学校ならではの催し物があるのも特徴です。

資格取得ルート2

美容学校の夜間課程にて2年間、昼間課程と同じように学科と実技を学び、美容師試験に合格し免許を得る。

こちらは社会人や大学生など、昼間に美容学校に通えない人達のためのカリキュラムです。

夕方から夜にかけて授業が行われますが、授業内容は昼間課程と同じものです。

昼間課程と違い年齢層が様々である事と、授業料が昼間課程より安く設定されている事が特徴です。

資格取得ルート3

美容学校の通信課程にて3年間、レポート提出と定められた期間のスクーリングで学科と実技を学び、美容師試験に合格し免許を得る。

この通信課程の学生は、ほとんどが現在美容室で働いている人達です。

一般社会人の方でもこの通信課程を受ける事は可能ですが、その場合スクーリング時間が美容室に勤めている人より長く設定されている場合があります。

自宅で学習し、決められた期日までにレポートを提出する、スクーリングは昼間課程の授業がない期間(主に夏期)に朝から夕方まで美容学校にて授業を受けます。

したがって、フルタイム勤務の社会人はこのスクーリングに通えるかどうかという見極めが必要になります。

こちらも夜間課程と同じで年齢層が様々です。

また、普段交流する事が少ない他店舗で働く美容師と交流が持てるといった特徴もあります。

合格率はどれくらい?

美容師試験は学科と実技で構成されていて、2つとも合格点に達していなければ合格できません。

しかし、美容師試験の合格率は60〜90%とばらつきはあるものの非常に高く、決して難易度が高い試験ではありません。

美容学校は美容師試験に合格するための学校なので、授業をしっかり聞き、実技も練習を積めば合格できるでしょう。

余談ですが、試験当日は服装と身だしなみの規則があり、この規則が守れていないと失格となってしまいます。

中卒・高卒でも美容師になれる?

美容師は中卒や高卒でも目指す事ができるのでしょうか。

それぞれの美容師になるための方法をご紹介します。

中卒

先に美容学校の入学条件は「高校を卒業していること」とお話しましたが、美容学校の中には中卒の人向けに、美容学校の授業課程に加え、高等課程の認可を得ている「専修学校」というものがあります。

通常の美容学校で学ぶ内容の他に一般授業が組み込まれるので、学校によっては通常の学生に比べると在校期間が長くなる場合もあります。

また全ての美容学校がこのシステムを取り入れているわけではありませんので、「専修学校」や「美容学校・高等課程」といったワードで調べるといいでしょう。

高卒

高校を卒業していれば、美容学校にそのまま入学する事ができます。

そこで2年勉強し、美容師試験に合格すれば美容師になる事ができます。

また、高校卒業後すぐに美容室で働き、美容学校へは通信課程で通うといった方法もあります。

通信課程はスクーリングがあるので、その期間は仕事を休まなければなりません。

入学時に「就業証明書」が必要となる事もあるので、この場合は就業先の理解が絶対に必要となります。

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大学に行きながら美容師を目指すことは出来る?

大学生であっても美容師を目指す事は可能です。

しかし、大学生である以上大学の授業をおろそかにする事はできませんので、昼間課程の美容学校へは通う事は不可能でしょう。

なので、夜間学校または就業証明書の必要がない、一般向けの通信課程を設けている美容学校へ入学する方法のどちらかを選ぶ事になります。

通信教育は毎週の様にレポート提出があります。

この提出が遅れると留年になる事もありますし、夏期などの長期休暇にスクーリングが設けられたりもしますので、サークルやアルバイトなどの兼ね合いには気をつけなければなりません。

美容師の就職先や募集状況は?

美容師試験に合格し、晴れて美容師になったら次は就職口を探さなくてはなりません。

美容師の就職先は美容室の他にあるのでしょうか。

また、募集状況などはどんなものなのでしょうか。

美容師の働き口はどの程度あるの?

美容室は年々増加傾向にあり、コンビニよりも多いと言われています。

それにより就職口はたくさんあります。

美容学校では就職支援もしているので、卒業したのに就職先がないといった事は少ないでしょう。

美容師試験に合格しても、経歴としては新米美容師です。

就職を探す場合はアシスタントを募集しているというところに注目して探すといいでしょう。

また、美容室でなくても美容師免許が必要な就職口もあります。

例を挙げるとアイリスト、毛髪サロンです。

他に美容師免許があれば有利なのが、ヘアメイク事務所やブライダル業界です。

美容師の転職事情

美容師は非常に転職率が高い職業です。

美容師1年目の転職や離職率は50%と言われており、経験と年数が増えるとこのパーセンテージも比例して増えていきます。

これには様々な理由があり、技術向上や労働条件といった、働く環境に関する事が中でも多い転職理由です。

働く美容室を変えるといった転職も多いですし、結婚や出産、体調などから美容師を辞める人も多くいます。

スタイリストになってから転職する人で最も多いのは、収入に関する理由や独立をするといった内容が多いです。

大抵の美容師が独立を目指しているという背景から、美容室がコンビニ以上に増えてきているのです。

美容師になるために、他にも知っておいた方が良いこと

お客様として美容室に行く時に見えているのは、美容師の一部でしかありません。

美容師として働くということを前提に、美容師について他に知っておくべき事はあるでしょうか。

手荒れに悩む

アシスタント時は特にこの悩みが季節を問わずつきまといます。

一般的にはパーマやカラーリングなどの薬剤が原因と思われがちですが、実はシャンプーとお湯、そしてドライヤーが一番の原因なのです。

シャンプーは頭皮や毛髪の汚れや皮脂を洗い落とします。

これを一日に何回もする事で、手の油分を必要以上に奪われてしまうのです。

その油分がなくなった手にドライヤーの熱が当たる事で水分が奪われ、激しい乾燥状態になってしまうのです。

酷い場合はドクターストップがかかる場合もあるので、強い敏感肌であったりアレルギー疾患があるという人は、事前に医師に確認しておいた方がいいでしょう。

拘束時間が長い

平均的な労働時間は、9時間拘束8時間労働です。

しかし、美容師の実際の拘束時間は10時間以上ある場合がほとんどです。

10時開店で21時閉店であっても、施術が終わらなければ閉店する事ができませんし、露骨な閉店作業をする事もできません。

全てのお客様が帰られてはじめて閉店作業に取りかかる事ができるのです。

そこに練習日であれば2時間程度技術練習が入るので、12時間程は拘束される事になります。

とはいっても、美容師の仕事は流動的で集中力が切れる事が少ないので、あっという間に一日が終わるといった感覚の方が強いでしょう。

アシスタント時は給料が低い

同じ国家資格である小・中学校教諭の初任給の平均は20万円ほどです。

しかし、美容師の初任給の平均は13万円~15万円ほどと少ないのが現状です。

これは、美容師は個人経営が多い事、各店舗に技術マニュアルがあり、美容学校で習う事が実践ではあまり役に立たないという事が理由です。

また、美容師は技術職でもあるので、資格があると言ってもアシスタントは「見習い」という扱いになるのです。

少々古い言い方になりますが、お金をもらいながら勉強しているという考えが美容師の世界にはあるのです。

その反面、技術テストがある事で、自分だけでなく先輩やオーナーに、成長を評価してもらえるというメリットもあります。

給与も大切ですが、仕事ではやりがいも同じくらい大切なものではないでしょうか。

上下関係が厳しい

もちろんどの職業でも、目上の人に対する礼儀は必要になりますが、技術職のため体育会系の態勢が残る美容師の世界では、目上の人は絶対なのです。

理不尽な様に感じてもそこには経験に基づくという理由があるのです。

また、美容師の仕事は基本的にやり直しがきかない事が多いので、お客様に迷惑をかけない・怪我をさせないといった美容師や店舗の信頼を守るために、厳しく指導をするのです。

美容師の世界は厳しいというのは、こういった理由や背景があるのです。

健康管理が必要

美容師は拘束時間も長く、立ち仕事です。

持久力も必要ですが、実は瞬発力も必要になり、そして細かい作業もあるので集中力を切らす事もできません。

それにより非常に体力を使うのです。

忙しい時は満足に休憩を取れない事もあるので、健康管理は美容室で働きだした時からしっかりとしておく必要があります。

スタイリストはもちろんの事ですが、アシスタントも一人休んだだけで大きな穴が空いてしまいます。

自分のため、店舗のため、そしてお客様のためにも、日々の健康管理には気をつけましょう。

美容師の仕事に興味がある方へ

いかがでしたでしょうか。

美容師になるためには、まず美容学校に通い美容師試験の受験資格を得る必要があります。

その美容学校も、昼間課程の他に夜間課程や通信課程があり、中には高等課程も取得できる専修学校がある事が分かりました。

誰でも美容師にチャレンジする事ができるのです。

社会人になってしまったから、大学に入学してしまったからといった事で、美容師を諦める必要はないのです。

美容師は拘束時間も長く、厳しい世界ではありますが、自分の成長を実感する事ができますし、自分の技術でお客様を喜ばせる事ができる素晴らしい仕事です。

また、美容師であり続ける間は常に勉強なので、いつまでもチャレンジし続けられる刺激のある仕事でもあります。

自分に合った美容師へのルートを見つけ、理想の美容師になる一歩を踏み出せるよう願っています。

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