2020年12月14日

美容師には、おしゃれでかっこいいというイメージがあると思います。

しかし、「職業としての美容師のメリット」というと、すぐに思い浮かぶ人は少ないと思います。

今回は、誰もが身近な存在である美容師のメリットについて、私の経験を基にご紹介させていただきます。

反対に美容師のデメリットについても触れていきますので、将来なりたい職業が「美容師」の方は必見です。

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経験者が語る!私はこのような美容室で美容師をしていました

私が勤めていた美容室は、市内に2店舗を構える小規模のお店でした。

どちらの店舗も駅の近くにあり、スタッフの総数8名程で平均年齢は約27歳です。

スタイリストは固定店舗で働き、アシスタントは両方を行き来するシステムでした。

レッスン日は各店舗で設けられていますが、月に1回合同レッスン日もありました。

美容師業界が非常に厳しい時代に修行を積まれたオーナーだったので、指導はとても厳しいものでした。

テスト課題もとても細かく大変でしたがスタッフ同士はとても仲が良く先輩も熱心に指導にあたっていました。

変わらず持ち続けるものと平行して新しいものを追いかけていく、そういった考えを持つ美容室でした。

美容師として働くメリット5選

一生ものの資格を手にできる

やはり美容師の一番のメリットは、資格が一生ものだということではないでしょうか。

美容師の資格は医者や教員と同じ国家資格です。

有効期限などはありませんので、自ら登録を抹消しない限り資格は一生ものです。

国から認められた資格と考えると、改めて凄いものを手にしているのだなと感じることでしょう。

国家資格の中でも合格率が高くハードルが低いのも魅力ではないでしょうか。

定年がない

2013年から日本の定年は65歳となりました。

その後働くとしても、その会社からは定年退職をしなければなりません。

美容師の場合、定年を設けている店舗は非常に少ないと思います。

それは、ある程度の年齢になり実績を積むと独立する人が多く、自身で店を経営していることから定年退職という概念がないためです。

テレビなどで、白髪のおじいさんやおばあさんが自営の美容室で働いているシーンを見たことがあるかと思います。

自分自身で働けないと感じた時が定年となるので、70歳であっても現役ということだってあるのです。

流行に敏感になれる

美容師は流行をキャッチし発信することが必要です。

まだ携帯電話が普及していなかった時代には芸能人のヘアスタイルなどから流行が生まれましたが、最近はInstagramやTwitter、読者モデルの登場により個人発信の流行が当たり前になってきました。

移り変わりの早い流行に対して常にアンテナを張り、そこから美容師個人のセンスやアレンジによって流行を生み出せるかもしれない楽しみがあります。

人を笑顔にできる

髪の毛に対する悩みは老若男女誰しも持っているもので、その悩みをできるだけ和らげることも美容師の仕事の一つです。

また、それができるのは美容師だけとも言えます。

スタイルが決まらず出かける気分が半減してしまう経験をしたことがある方も多いと思います。

スタイリングが楽になった、似合うと褒めてもらった、イメチェンできたなど個人で感じ方は様々ですが、それまでの悩みのタネが解決され笑顔で帰られる姿を見るのは美容師冥利に尽きます。

個人の感性が活かせる

美容師の仕事は感性や個性を活かせる仕事です。

働く店舗を探す際にも、自分の感性に合っている店舗の方が刺激も多く意欲も湧いてきます。

美容師におしゃれな人が多いというのはこういう理由からで、ファッションを感性や個性を表現するツールとして使っているからです。

社会人である以上基本的なルールは守らなくてはなりませんが、感性や個性が武器となることに間違いありません。

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美容師として働くデメリットも押さえておこう

メリットがあればデメリットもあるものです。

では、美容師として働くデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。

実際に私が経験したことも踏まえてお話します。

手が荒れる

美容師はとにかく手が荒れます。

特にアシスタント時代は、スタイリストよりも手荒れが酷いです。

美容師目線で見ると、カサカサしている程度で手荒れとは思わないでしょう。

しかし、指が線上にひび割れし曲げられなくなるということも珍しくはありません。

これはお湯やドライヤー、シャンプーや薬剤などが原因です。

仕事中にハンドクリームなどを塗れないことも多く、痛くても我慢しなければなりません。

まさに、手を酷使する仕事です。

土日は休みが取りにくい

美容室はサービス業なので、一般企業が休みの土日祝日は稼ぎ時となり休みはほぼ取れないと言って良いでしょう。

もちろん理由があれば休むことも可能ですが、基本的には法事などでなければ難しいです。

また個人的な理由で休むスタッフが滅多にいないので休みにくい環境でもあり、店舗スタッフが多くない場合には休んだ理由をほぼ全員に知られてしまいます。

余程の事情でない限り気まずくなってしまう可能性もあります。

休憩時間が不規則になりがち

美容院では明確な休憩時間が設けられていない所が多く、基本的には手が空いた時に休憩を取ります。

休憩と言っても10分~15分で、お昼ご飯をかき込む程度です。

忙しい時などは、その10分のお昼ご飯すら食べられないこともあります。

空き時間を見つける・作るのも仕事の内だと先輩に言われたことがありました。

表では華やかな美容師ですが、休憩に関しては非常にサバイバルと言っても良いでしょう。

仕事服が髪の毛だらけになる

スタイリストはもちろん、アシスタントであっても気づけば服が髪の毛だらけだった、ということがよくあります。

目の粗いニットやパンツの折り返しなどに髪の毛が溜まっていたり、男性の顧客が多いスタッフは靴の中にまで髪の毛が入っていることもあります。

服についた髪の毛を取るためにバックヤードに粘着テープを常備している美容室が多いです。

まとめ

いかがでしたか。

どのような仕事にもメリットとデメリットがありますが、美容師においてはどちらも独特のものであったかと思います。

デメリットを見ると美容師の仕事は体を張っているように感じるかもしれませんが、それを超える充実感という大きなメリットがあることも事実です。

ぜひ参考にしてみて下さい。

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