美容師というと、おしゃれでかっこいいというイメージがあると思います。

しかし、「仕事としての美容師のメリット」というと、すぐに思い浮かぶ人というのは少ないと思います。

非常に身近な存在ではあるけれど仕事という側面は見えにくい、そんな美容師として働くメリットを経験を基にお話しします。

経験者が語る!私はこんな美容室で美容師をしていました

私が勤めていた美容室は、市内に2店舗構える小規模のお店でした。

どちらの店舗も駅の近くにあり、スタッフは総人数8名ほどで、平均年齢は27歳くらいです。

スタイリストは固定店舗で働き、アシスタントは両方を行き来するといったシステムです。

レッスンは各店舗で設けられていますが、月に1回合同レッスン日もありました。

オーナーは美容師世界の非常に厳しい時代に修行を積まれた方だったので、指導はとても厳しいものでした。

テスト課題もとても細かく大変でしたが、スタッフ同士はとても仲が良く先輩も熱心に指導にあたっていました。

変わらず持ち続けるものと平行して新しいものを追いかけていく、そういった考えのある美容室でした。

美容師として働くメリット5選

一生ものの資格を手にできる

やはり美容師の一番のメリットは、資格が一生ものだという事ではないでしょうか。

美容師の資格は医者や教員と同じ国家資格です。

有効期限などはありませんので、自ら登録抹消をしない限り資格は一生ものとなります。

国から認められた資格と考えると、改めて凄いものを手にしているのだなと感じる事でしょう。

国家資格の中でも合格率が高くハードルが低いのも魅力ではないでしょうか。

定年がない

2013年から日本の定年は65歳となりました。

その後働くとしても、その会社からは定年退職をしなければなりません。

美容師の場合、定年を設けている店舗は非常に少ないと思います。

それは、ある程度の年齢や実績を積んだら独立する人がほとんどだからです。

つまり、自分で店を経営しているので定年退職という概念がないのです。

テレビなどで、白髪のおじいさんやおばあさんが自営の美容室で働いているシーンを見た事があるかと思います。

自分自身で働けないと感じた時が定年となるので、70歳であっても現役という事だってあるのです。

流行に敏感になれる

美容師は流行をキャッチすることと発信することが必要となります。

まだ携帯電話が普及していなかった時代は、芸能人のヘアスタイルから流行が生まれましたが、読者モデルやinstagram、Twitterの登場により、個人発信の流行が当たり前になってきました。

移りの早い流行に常にアンテナを張り、そこから個人のセンスやアレンジによって流行が生まれるかもしれない、そんな楽しみが美容師にはあります。

人を笑顔にできる

髪の毛に対する悩みというのは老若男女誰しもが持っているもので、美容師はその悩みをできるだけ和らげる事も仕事のひとつです。

また、それができるのは美容師だけとも言えます。

スタイルが決まらない事で出かける気分が半減してしまうのは、誰でも経験した事があると思います。

スタイリングが楽になった、似合うと褒めてもらった、イメチェンできた等個人で感じる事はバラバラですが、それまで悩みのタネだったものが解決され、笑顔で帰られる姿を見るのは、美容師冥利に尽きるというものです。

個人の感性が活かせる

美容師の仕事は美容師の感性や個性を活かせる仕事です。

働く店舗を探す際にも、自分の感性に合っている店舗の方が刺激も多く、意欲も湧いてきます。

美容師におしゃれな人が多いというのはこういった理由からで、ファッションを感性や個性の表現のツールとして使っているからです。

社会人である以上、基本的なルールは守らなくてはなりませんが、感性や個性が武器となる事は間違いありません。

美容師として働くデメリットも抑えておこう

メリットがあればデメリットもあるものです。

では、美容師として働くデメリットとはどんなものがあるでしょうか。

実際に私が経験した事も踏まえてお話しします。

手が荒れる

美容師はとにかく手が荒れます。

特にアシスタント時代は、スタイリストよりも手荒れが激しいです。

美容師目線だとカサカサしている程度であれば手荒れと思わないでしょう。

指の線という線が切れ、指が曲げられなくなるという事も珍しい事ではありません。

これは、お湯やドライヤー、シャンプーや薬剤などが原因です。

仕事中にハンドクリームなど塗る事もできませんし、痛くても我慢しなければなりません。

まさに、手を酷使する仕事です。

土日は休みが取りにくい

美容室はサービス業ですので、一般企業が休日となる土日祝日は稼ぎ時となります。

そのため休みはほぼ取れないといっていいでしょう。

もちろんそれなりの理由があれば休む事も可能ですが、基本的には法事などでなければ難しいです。

また、個人的な理由で休むスタッフがほとんどいないので、実に休みにくい環境でもありますし、美容室は店舗スタッフが多いわけではないので、休んだ理由をほぼ全員に知られてしまいます。

よほどの事でない限り、気まずくなってしまう可能性もあります。

休憩時間が不規則になりがち

美容師の世界では、休憩時間というものが設けられていない所が多いです。

基本的には手が空いた時に休憩を取ります。

休憩といっても10分15分でお昼ご飯をかき込む程度です。

忙しい時などは、その10分のお昼ご飯すら食べる事ができない事もあります。

空き時間を見つける・作る事も仕事のうちだと先輩に言われた事がありました。

表では華やかな美容師ですが、休憩に関しては非常にサバイバルといってもいいでしょう。

仕事服が髪の毛だらけになる

スタイリストはもちろんの事、アシスタントであっても気づけば服が毛だらけだった、という事がよくあります。

目の粗いニットやパンツの折り返しなどに毛が溜まっている事もあります。

男性の顧客が多いスタッフだと、靴の中にまで毛が入っている事もあります。

バックヤードには服の毛を取るための粘着テープを常備している美容室が多いです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

どんな仕事でもメリットとデメリットがありますが、美容師においてはどちらも独特のものだったと思います。

デメリットを見ると美容師の仕事は体を張っているように感じるかもしれませんが、それを超える充実感という大きなメリットがある事も事実です。

ぜひ参考にしてみて下さい。


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