キラキラしたコスメや、肌が劇的に変化するスキンケア。

化粧品開発のお仕事は、すごく華やかなイメージがありますよね。

その為、メーカーの開発職には珍しく、女性に大変人気のある仕事です。

そんな化粧品開発のお仕事は、どんな人に向いているんでしょうか。

今回は化粧品会社の開発のお仕事の紹介と、どんな人に適性があるのかご紹介していきます。

化粧品開発はどんな仕事?

化粧品開発のお仕事は、化粧品の新製品を新しく生み出し世の中に送り出すお仕事です。

しかし、「化粧品」と一言で言っても色々な種類があります。

例えば化粧品の一例を下記に挙げます。

メイクアップ用コスメ

ファンデーションやアイシャドウ、口紅、マスカラといったメイクアップに特化したコスメ。

「色」や「質感」の開発がメインで、毎シーズン新しい新商品を販売する必要があります。

エンドユーザーの満足度を高めるため、バリエーションを色々開発する必要がある分野ですね。

スキンケア用コスメ

化粧水や美容液、クリーム、パックといった肌の質を上げるための剤の開発です。

最近は脱毛クリームなども人気があります。

エンドユーザーが自宅で使用するものだけでなく、エステサロンなどでプロが使う剤もあります。

ヘアケア用コスメ

シャンプーやトリートメント、ワックスなどヘアケアに関係するものです。

こちらもスキンケアと同じく、美容室といったプロが使用するカラー剤やパーマ剤も含まれます。

上記すべてのコスメを製造している会社は、日本メーカでいえば資生堂やKOSE、花王といったように大手の会社に限られています。

ほとんどの会社は扱っている商品が違い、得意分野がそれぞれあります。

化粧品開発の大まかな仕事内容

化粧品開発の仕事は、マーケティング、商品企画、開発と分かれています。

多くの会社はこの4つの役割すべてをひっくるめ、化粧品開発と呼んでいることが多いです。

それでは、それぞれの職種に応じて求められる役割をご紹介していきます。

仕事上の役割とは?

マーケティング

市場で売れている製品やエンドユーザーのニーズを分析する外部環境。

そして、自社のリソースの内部分析をして商品企画へマーケティング情報をつなぐ役割です。

商品企画

マーケティングデータをもとに、商品企画を作成します。

時には商品PR戦略や薬事法のチェックも行ったりすることもあり、業務は幅広いです。

開発

商品企画に基づいて、化粧品の処方組みをします。

例えばジェリー状のコスメが人気ありますが、あの質感をどうやって生み出せばいいのか。

品質の劣化はしないのかなど開発します。

また、コスメを使用した際の効果測定も行います。

化粧品開発の仕事はどんな人に向いている?

それでは、化粧品開発のお仕事はどのような人に向いているんでしょうか。

以下にまとめました。

美容が好きな人

好きなことを仕事にすると張り合いが出ますよね。

その為、美容が好きな人には化粧品開発のお仕事はおすすめです。

女性

コスメを使うお客さまは女性が大多数です。

そのため、珍しく女性が優位となる開発職です。

何よりも女性の視点を重要視し、女性管理職の登用も多い業界です。

化粧品開発のお仕事は女性が活躍できるお仕事のため、女性の方にはお勧めです。

化学や生物の知見が深い人

化学や生物の知見は、化粧品開発にとても役立ちます。

化学は処方開発の際に役に立ちますし、生物の知識があることはエビデンス取りだけではなく、新しい開発をする際にも大いに役立ちます。

以上より、コスメ開発では女性の薬剤師の需要が高いです。

化粧品開発の仕事をするために活かせる、今までの経験は?

それではどんな経験が化粧品開発に活かせるのでしょうか。

薬剤師

薬剤師の免許を持っている人は、化粧品メーカーで大変重宝されます。

化粧品と医薬品は表裏一体なところがあり、薬剤の知見は化粧品開発で即戦力となります。

また、薬事法について詳しい薬剤師は、さらにPR戦略などにも参画することができます。

化学や生物の学習経験

薬剤師とまではいかなくても、前述のとおり化学や生物の知見がある人を、化粧品メーカーはのどから手が出るほど欲しいです。

特に修士まで収めているような人材は、ぜひチャレンジしてくださいね。

語学力

最近はグローバルに商品展開をする企業も多く、英語が得意な方は重宝されます。

また化粧品を中国へ展開しようとすると、開発段階から様々な調整が必要になってきます。

そういったところで中国語の使える人材は大変強く求められています。

商品開発経験

また、まったく違う業界でも商品開発の経験がある人は化粧品開発にその経験が活かせると思います。

特にBtoC商品の開発経験があれば強いです。

化粧品開発で働くメリットとは?

それでは化粧品開発で働くメリットは何でしょうか。

以下にまとめました。

女性が活躍できるフィールド

まず、化粧品メーカーは女性が活躍できるフィールドです。

男女平等と叫ばれている世界ですが、まだまだ女性が活躍できない場面も多いです。

しかし、化粧品業界では女性が活躍しやすい環境が整っています。

その為、女性にとってはキャリアアップもできるメリットの多い職場と思います。

転勤が少ない

大抵の会社で本社に開発機能があるため、転勤が少ないことが多いです。

同じ化粧品会社でも営業職はどうしても転勤が多くなってきますが、開発は転勤することがほぼ無いため、家族がある人や家を購入している人にとっては大きなメリットですね。

自分が開発した製品が世の中に出る嬉しさがある

開発職はどの会社でも等しく言えますが、自分が会社でも開発した商品が世の中に出て人の役に立っているのは大変うれしいものです。

特に化粧品会社は商品の広告プロモーションを積極的に行うところも多く、TVCMや雑誌の広告で自分が開発した商品が紹介されていると、心から開発してよかったと感じます。

その後のキャリアについて

この仕事についた後のキャリアアップの道は?

多くの人は、コスメ業界内のしかも開発職として転職することが多いです。

また、化粧品メーカー側の開発にいた人が、OEM会社側へ転職をしたり、より研究に特化したポジションにつくこともあります。

基本的にはコスメ業界の開発という職種内で、係長、課長、部長とキャリアアップすることが多いです。

他の仕事にもこの経験を活かせる?

BtoCのメーカーであれば、化粧品会社の開発経験を生かすことができると思います。

美容業界以外ですと、食品業界や製薬会社などへの転職も人気があります。

私の化粧品会社での同僚も、製薬会社のサプリメント事業部へ転職しました。

人の健康や美容を生業としている会社とは相性がいいと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

開発というと、ついつい男性のフィールドのように感じてしまいます。

しかし、化粧品開発ほど女性が活躍しやすいフィールドはありません。

ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。