ここ数年、外国人が日本の商品を買い求めるインバウンド需要が高まっています。

特に外国人に人気のある商品が日本の化粧品です。

日本の化粧品は品質が頗る高く、諸外国の人はこぞって買い求めているようです。

その為か、ここ数年化粧品会社の採用活動が盛んになってきています。

化粧品会社で働きたいと考える人は、どんな資格やスキルを獲得することで有利になるのでしょうか。

数か月前まで化粧品会社に勤務していた私が、今回は化粧品会社へ就職するためのコツとをまとめさせていただきました。

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化粧品会社で働くには?

化粧品会社へ就職するために必要な資格というものは特段ありません。

どちらかというと、ビジネススキルやコミュニケーション能力が重視される傾向にあります。

それでも職種によっては、特定の資格を持っていると有利ということがあります。

化粧品会社で働くのに有利な資格とは?

それでは、具体的にどのような資格を持っていると有利にはたらくのか 列挙していきます。

普通自動車免許

当然ではありますが、普通自動車免許を持っていると有利に働きます。

特に営業など客先へ頻繁に訪問することが多い職種では、普通自動車免許を必須としているところも多くあります。

薬剤師免許

いきなり難易度の高い資格ではありますが、化粧品会社で一番需要の高い資格は薬剤師免許でしょう。

化粧品の処方組みだけではなく、多くの化粧品会社が頭を悩ませている「薬事法」について詳しいことが理由でしょう。

薬事法管理者

前述のとおり、薬事法は化粧品会社が最も頭を悩ます点です。

薬事法管理者は民間資格ではあるものの、薬事法についてしっかりと勉強していることをアピールすることができ、かなり有用な資格と考えられます。

各種化粧品に関する検定

様々な団体が化粧品や肌、毛髪に関する検定を出しています。

例えば以下のようなものがあります。

  • 日本化粧品検定
  • 化粧品検定
  • スキンケアアドバイザー
  • 毛髪診断士

このような資格が直接役に立つことは少ないかもしれません。

しかし転職の際にこのような資格を取得しているということで、基礎知識を身に着けていることや美容に関して興味関心があることを伝えられます。

また働き始めても資格勉強で得た知見は必ず役に立ちます。

薬剤師の資格取得ルート

厚生労働省が示している薬剤師国家試験の受験資格を見ると、薬剤になるためには薬学部がある大学を卒業する必要があります。

薬学部自体もかなり難関のため、合格率は低い極めて難しい試験と考えられるでしょう。

薬事法管理者の資格取得ルート

薬事法管理者の試験はWEBから申し込みをする形になっています。

合格率は50%程度で、毎日2時間ほど勉強をして3か月程度で取得可能です。

各種検定の取得ルート

取得したい検定の団体が定期的に試験を開催をしているので、申込をして受験をしてください。

各種試験によって難易度は異なりますが、全体的に合格率50%程度のようです。

他に勉強しておくべきことは?

資格取得以外に勉強することをお薦めするのは、フォトショップやイラストレーターです。

これらが使用できると、マーケティングや販促部門では大いに役立つと考えられます。

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化粧品会社の就職先や募集状況は?

それではどのような化粧品会社の求人の募集があるのでしょうか。

企業名を出して具体的に見ていきましょう。

化粧品会社の主な就職先

化粧品会社の就職先として、大きく「メーカー」、「OEM会社」の2通りがあります。

それぞれのおすすめの就職先をご紹介します。

株式会社資生堂

まずは日本の化粧品会社といったら資生堂です。

大手中の大手。

老舗ブランドですね。

営業から開発、デザイナーまで幅広い役職を募集しています。

給与面では新卒5年目で500万ほど、グループリーダーで1000万を超える人もいるとのことです。

それ以外の福利厚生もかなり良いので、待遇面は手厚いですね。

花王株式会社

花王も資生堂と並び立つ化粧品会社の大手です。

給与面も資生堂と同じくかなり手厚いです。

花王はトイレタリー分野も積極的に商品展開をしているため、資生堂以上に事業の幅が広いです。

ホーユー株式会社

ヘアケアをメイン商材にしている名古屋の会社です。

ホーユーのように地方に本社があったり、多方面に商品展開をするのではなく「ヘアケア」など部分特化している会社もあります。

給与面も資生堂、花王には及ばなくとも、福利厚生が良く働きやすい環境が整っています。

株式会社コスメテックジャパン

おそらく名前を聞いたことがない会社かと思います。

実は化粧品メーカーの多くが自社で化粧品を作ってはおらず、処方開発も含めOEM会社と呼ばれる会社に製造委託をしています。

コスメテックジャパンはOEM会社の代表的な大阪の会社です。

募集人数はメーカーよりは少ない傾向があります。

化粧品会社の働き口はどの程度あるの?

前述のとおり、日本のコスメ業界はインバウンド需要の影響で盛り上がっっているため、化粧品会社での働き口はたくさんあります。

特に営業や受発注担当者、物流関連の既存商品を国内外に広げていくための人材は特に需要が高いです。

とはいえ、大企業などは人気も高いため狭き門といえます。

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化粧品会社の転職事情

別の化粧品会社から転職する人が多いようです。

好きなブランドに携わりたいというものや、今までの販売チャネルや扱う商材が限られていたので多くの商品を扱っている会社に移動したいなどの理由が多いです。

いずれにせよ、化粧品業界は各社ごとに扱っている商品やブランドが異なるため、何故その会社を志望するのか明確にする必要があるでしょう。

経験者が解説!私はこうやって化粧品会社に転職しました

私は化粧品会社で働く以前、海外で働いている時期がありました。

そこで培われたスキルは、文化が違う土地での商品ニーズやどのようなプロモーションが刺さるかを設計することでした。

先にお話しした通り、現在日本の化粧品会社はグローバル化を急速に進めています。

海外の売り上げを上げていく成長過程の環境で、この経験を生かしたいと考え面接官に伝えました。

つまり、現在の化粧品会社を取り巻く環境の中で自分の持っているスキルの何が利用できるか考えアピールすることが重要です。

化粧品会社の仕事に興味がある方へ

前述のとおり、現在の化粧品会社を取り巻く環境のキーワードは「グローバル化」「インバウンド」です。

それ以外にも、「オーダーメイドコスメ」「オーガニック」「IoT」「高品質で安いコスメ」などもトレンドです。

そういった化粧品会社の潮流と自分自身のスキルを照らし合わせ、面接に臨んでくださいね。