地方公務員というと、一般的には行政職、いわゆる事務職の仕事を想像されるかと思います。

しかし、地方公務員の職種にはこれ以外にも技術職というものが存在します。

今回はこの技術職の仕事内容について説明と紹介をしていきたいと思います。

地方公務員の技術職の仕事は8個以上の役割に分けられる

技術職とは

建築、土木、機械、電気・電子、情報、化学、農学、畜産といった、各分野ごとの専門的な仕事を担う地方公務員を技術職と呼びます。

一般的に行政職は文系出身の方が受験する傾向が多いですが、技術職は理系出身の人に向いている職種と言えます。

これらの仕事に就く方は、各自治体により細かい点は異なるものの、技師という呼ばれ方になる仕事がこの技術職です。

大学時代に専攻した内容をそのまま仕事に活かすことができるのが特徴です。

どのような技術職が募集されているかは、各自治体により異なるため、自分の希望する自治体がどのような技術職を採用しているのかチェックする必要があります。

資格免許職というものも存在する

資格免許職は技術職と非常に似ています。

技術職は多くの自治体で、技師と呼ばれながら仕事をします。

これと同じく技師と呼ばれる中に、資格免許職が存在します。

これらは採用される際に国家資格をはじめとした資格を有していることが前提の職種です。

例えば、薬剤師、看護師、臨床心理士などがこれに当たります。

先程紹介した技術職と同様に、専門的な仕事に就くことになりますが、とくにこれらの資格免許職は、その資格にしか許されない仕事が多岐にわたっていることが通常の技術職と異なる点になります。

以下、代表となる技術職の業務(建築職、土木職、農学職)について簡単にご紹介していきます。

建築職における主な2個の業務

建築職はいわゆる都市計画を担う部局や道路等の交通を管理する部局などに配属されることになります。

その中で様々な業務を専門的に行っていくことになります。

事業計画

各自治体ごとの都市計画等の分野において、その事業計画を立案します。

公営施設等の建設の計画、設計、施工管理

必要となる公共事業を実行するためのいわゆる箱物を建築するために、建設までの計画、設計を行い、施行までの管理を実施します。

土木職における主な2個の業務

土木職の場合、建築職と同様に都市計画を担う部局であったり、上下水道を管理する部局などに配属されることになります。

上下水道のインフラ管理

各自治体が管理する上下水道における水道管の更新計画を立案します。

道路、河川等の公共施設に関する更新計画、維持管理

欠かせない道路や河川に関連する施設の新規計画であったり、土砂災害等に対策するための維持管理であったりを行います。

農学職における主な2個の業務

農村進行であったり、農林産業を維持管理をするような部局での配属がメインになります。

農村地域の活性化

農学職の場合、地域の農業を活性化するために様々なイベントを考えたり創意工夫をしていくことが業務の一つとなります。

農業技術の改良

地域の特産物をより効率よく栽培する方法を研究したりするなど、農業技術を改良し地域の活性化につなげることも農学職の担う業務になります。

地方公務員の技術職の良いところ

やりがいを感じるポイント

技術職の場合、興味関心がありなおかつ得意とされる内容を仕事に活かすことができるのが特徴です。

そのため、自分の興味をそのまま仕事に繋げられるので、面白みややりがいを感じやすく、行政職とはまた違う地方公務員の良さを感じることができるでしょう。

そして民間企業と違い、利益の追従ではなくいかに人の役に立てるかに重きをおいて仕事をすることができます。

企業利益ではなく、市民や県民のために自分の知識を役立てられた時にやりがいを感じることができるでしょう。

また、各自治体には研究機関も設けられており、そういった場で自身の知識を活かした研究を行い、地域の活性化に貢献することも可能です。

これは理系である技術職ならではの仕事となり、こういう点にやりがいを感じる方は非常に多いです。

面白いポイント

行政職では幅広い業務を行うものの、事務職になるためデスクワークや窓口対応業務がメインになります。

一方技術職では、同様にデスクワークや窓口対応業務を行いつつも、自分の足で外に出かけて、そこでさらに県民や市民と接していきながら業務を行うことができます。

人と人との関わりに面白さを感じる方は、技術職での仕事は行政職以上に面白さを感じることでしょう。

地方公務員の技術職の仕事はこんな人にはおすすめ!

大学で理系の科目を専攻している人

理系科目を専攻し、その分野についてしっかりした知識を持つ方は、それを活かすことが可能です。

自身の強みをうまくプラスに活かすことができるため、文系専攻ではなかったからと諦める必要はありません。

個ではなく全体を見つめることのできる人

やはり地方公務員の仕事になりますので、いくら専門のある技術職といえども、ルールに則って全体を見ることの視野の広い人が求められます。

ですので、市全体や県全体といったことを考えながら業務に当たれる人はおすすめの仕事です。

安定を求める人

地方公務員になるので、やはり安定して仕事を行うことができます。

バリバリと働くことを希望するよりも、ライフワークバランスを重視して生活したい人にはおすすめの仕事と言えるでしょう。

地方公務員であるので、やはり福利厚生が充実していますし、女性にとってはかなりありがたい待遇が用意されています。

将来、結婚をしたり、子どもをもうけて育児に専念したいと考えている理系の女性には、地方公務員の技術職というのは選択肢のひとつとして考えると良いでしょう。

まとめ

少しマイナーな響きのする技術職ですが、行政職と同じように地方公務員としての福利厚生が充実し、安定している仕事です。

地方公務員になりたい理系の人にはおすすめできる仕事です。

各自治体により募集している職種に差が出てしまうことはありますが、専門化されている分面白みも深い仕事になります。

ライフワークバランスを重視したり、人との交流を楽しみたいような方には、この地方公務員の技術職は魅力的なものになるでしょう。


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