イベントコンパニオンが向いている人の6個の特徴や必要なスキル・適正とは?
会場を華やかに彩るイベントコンパニオンは、女性にとって憧れの仕事ではないでしょうか。
例えばレースクイーンは、レースを盛り上げる上で無くてはならない重要な存在です。
しかし、イベントコンパニオンは簡単になれるものなのでしょうか?
モデルなど限られた人だけがなれる職業なのでしょうか?
ここでは、イベントコンパニオンに興味がある人のために、仕事内容や向いている人の特徴等を解説致します。
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目次
閉じるイベントコンパニオンとはどんな仕事?
イベントコンパニオンとは展示会やカーレース会場、新商品の紹介説明会など様々なイベントで商品の説明や紹介を行う、女性に限られた仕事です。
会場の華となり、また各企業の顔となります。
会場に来ている多くの人の注目を集めるため、また商品をより良く見せるために、ボディラインの強調された露出度が高いコスチュームが用意されることが多い傾向にあります。
そのため、それを着こなすスタイルや容姿の持ち主でないと採用されづらい、厳しい一面のある仕事です。
その分お給料は高く用意され、待遇も良いことが多いです。
イベントコンパニオンの大まかな仕事内容
イベントコンパニオンには、実に多くの仕事があります。
この仕事で働く女性たちは、基本的に人材派遣会社かイベントプロダクションのいずれかに所属しており、雇用形態は派遣社員であることがほとんどです。
所属する会社によって得意な分野が違うので、モデルやレースクイーン、イベントモデル等、華々しい仕事を求める場合はそれが得意な会社に登録した方が良いでしょう。
中には、パーティーコンパニオンや街角でのサンプリング、イベントの受付等、そこまで自分をアピールしないような仕事が多い会社もあります。
このような特色は事前に各会社のホームページを確認し、過去の仕事実績を見て判断しておくと良いでしょう。
仕事内容は様々ですが、いくつか紹介します。
- モデル・・・雑誌の撮影や、新商品のPR撮影を行う、個人で撮影会を開く
- レースクイーン・・・カーレースの際にレース会場で応援、イベントを盛り上げるトークショー、グッズ販売、写真撮影会を行う
- パーティーコンパニオン・・・パーティーでお客様の接待をする(お酒を注ぐ、空いたお皿を下げる等)
- サンプリング・・・繁華街で道行く人にサンプルを配布する
- イベント受付・・・各イベントでお客様の案内や、内容説明、人数管理等を行う
この他にも書ききれないくらい沢山の仕事があり、毎回違う仕事に携われるので、飽きのこない仕事であると言えます。
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イベントコンパニオンが向いている人の6個の特徴とは?
では、イベントコンパニオンが向いている人はどのような人でしょうか。
いくつか特徴を挙げてみます。
人前に立つのが好きな人
イベントコンパニオンは、見られるのが仕事です。
そのため人前に立って自分をアピールでき、同時に商品をアピールできる人でないと荷が重いお仕事です。
一人のお客様だけと会話をする仕事もあれば、新人コンパニオンであっても何十人という人の前でトークをすることもあります。
また売れっ子コンパニオンになると、ステージで何百人もの人の前でトークショーをすることもあります。
初めは緊張すると思いますが、いつまでも人前でガチガチになっていると務まりません。
コミュニケーション能力が高い人
人対人のこの仕事、コミュニケーション能力が高くないと仕事がしにくいです。
イベントコンパニオンは、各仕事で初対面のスタッフや仲間と出会い、一緒に仕事をしていきます。
年単位で付き合う仕事もありますが大体の仕事は単発なので、一日で業務内容や相手を覚え、仕事後は解散することがほとんどです。
自己管理能力のある人
イベントコンパニオンの仕事は、代わりがききません。
その仕事のために書類選考をしオーディションを開催し、見事選び抜かれた人ができる仕事なので当日キャンセルはご法度なのです。
そのため、日頃から体調管理に気を遣い、常に万全の状態で仕事ができなければなりません。
また、売れっ子コンパニオンになってくるとファンがつきます。
ファンはそのコンパニオンを見るために予定の調整をし、有給を取って会いに来てくれることもあります。
もし仮に代理のコンパニオンが来たとすると残念な思いをさせてしまうことになりますので、自己管理は徹底しましょう。
自己アピールができる人
商品をより良く見せるためのイベントコンパニオンですが、自分のこともより良く見せなければなりません。
実際イベントコンパニオンには容姿端麗な人が多く、美意識が高い人が多いです。
また、オーディションを通過しないとできない仕事もあるので、まずはオーディションに受かるためにしっかり自分をアピールできないと仕事自体入らなくなってしまいます。
体力がある人
イベントコンパニオンは「笑顔で立って商品をアピールするだけ」というイメージがありますが、これがかなりの重労働です。
もちろん休憩は取らせてもらえますが、タイトなコスチュームにヒールのある靴を履いて何時間も立ち続けなければならないので、体力が必要です。
イベントコンパニオンの中でも特にレースクイーンは、炎天下であっても笑顔で姿勢を保って立っている必要がありますし、真冬であっても露出のあるコスチュームを着なくてはなりません。
日頃からの体力作りと体調管理も大切な仕事の一つです。
容姿端麗な人
イベントコンパニオンは、商品をより良く見せるための謂わば企業の顔です。
そのため、容姿端麗であることは必須条件となります。
ただ、クライアント側がプロフィール画像やオーディションでどのコンパニオンを起用するか決めるので、容姿プラス特技で選ばれることもあります。
例えば容姿は人並みだが英語が堪能など、特技を生かせる仕事もあります。
またイベントコンパニオンは様々な仕事があるため、サンプリングやイベント受付等ある一定の基準を満たした容姿ならOKという仕事も多数あります。
イベントコンパニオンが向いていない人の2個の特徴とは?
では、反対にイベントコンパニオンが向いていない人はどのような人でしょうか。
こちらもいくつか特徴を挙げてみました。
人前に立つのが苦手な人
前項でも申し上げたように、イベントコンパニオンは見られるのが仕事です。
仕事内容にもよりますが基本的に人前に立つ仕事が多いので、それが苦手であれば仕事自体が苦痛になってしまうでしょう。
空気が読めない人
人間関係の構築が重要なイベントコンパニオンの仕事。
仕事現場では基本的に初対面の人ばかりのため、初めから上手に付き合っていけるような工夫が必要です。
空気が読めず場の雰囲気を悪くしてしまう人は、イベントの仕事自体上手くいかなくなる恐れがありますので注意しましょう。
イベントコンパニオンのスキルを活かせる職種・仕事にはどんなものがある?
イベントコンパニオンとして活躍してきた人も、30代中盤くらいからは引退を考え始めます。
この経歴を生かして次の仕事に就職するためには、今まで培ってきたスキルを武器にキャリアアップすることが一番の成功例と言えるでしょう。
例えばトークを生かしナレーターやMCになれば、30代を過ぎても活躍できる場がありますし、アナウンスのスキルを生かして結婚式の司会業等ができることもあります。
また所属している事務所で就職し、今度は若手のイベントコンパニオンの教育に当たったり、仕事の調整をしたりすることもできます。
そのためにはイベントコンパニオン時代に事務所の社長と良い関係を築き、社長の片腕となって働けるほどの信頼を得ることが必要です。
ナレーターコンパニオン
イベントコンパニオンの経験が生かせる仕事と言えば、まず頭に浮かぶのがナレーターコンパニオンです。
商品の前でPRをするイベントコンパニオンに対し、ナレーターコンパニオンはステージ上でマイクを使って商品の説明や特色の紹介をするのが仕事です。
イベントコンパニオンより待遇が良く給料も高い上に、イベントコンパニオンとしての経験を採用条件としていることが一般的です。
そのため、イベントコンパニオンからキャリアアップした仕事であると言えるでしょう。
人材派遣会社勤務
派遣されていた立場から管理する立場に回ることによって、今まで培ってきた経験が役に立ちます。
お互いの立場から物を考えられるので、イベントコンパニオンとしての現場経験が、プラスの実績として認められます。
これからイベントコンパニオンの仕事をはじめるにはどうしたらいい?
イベントコンパニオンになるには、学歴や経験の有無などは関係ありません。
イベントコンパニオンになるに相応しい容姿と笑顔、やる気があれば充分です。
年齢は10代後半~20代が多いですが、30歳を過ぎても仕事を続けているイベントコンパニオンも多くいます。
1.事務所に所属する
まずは所属する事務所を選び、面接を受けます。
前述した通り事務所によって仕事の内容が変わってくるので、面接の際にどのような仕事がしたいのか、ビジョンをはっきりさせておくと良いでしょう。
2.書類選考→オーディションを受ける
面接が終わり晴れて事務所に所属できたとしても、すぐに仕事があるわけではありません。
希望の仕事に応募する→書類選考を通過→オーディションを通過
上記のような手順を踏み、ようやく仕事ができるのです。
また、仕事を積み重ねることで次の仕事も受けやすくなり、自分のスキルも上がってきます。
事務所によってはイベントコンパニオンとして活躍するために、歩き方や話し方、サインの練習等様々な研修が受けられるところもあります。
資格は必要?
必要ありません。
仕事によっては語学などの資格があるイベントコンパニオンが有利になる場合もありますが、基本的には資格より容姿が優先されます。
必要なスキルや経験は?
特に必要ありません。
しかし仕事をしていく上でいくつかコンパニオンの経験があった方が仕事を取りやすくなるので、事務所に所属してから仕事を頑張りましょう。
イベントコンパニオンの仕事をするにあたって覚えなければいけないこと
仕事内容をしっかり把握しておく
商品のPRをするためには、その企業と商品のことをしっかり理解しておく必要があります。
事前に研修がある場合は、お客様に分かりやすく説明できるよう概要を把握しておきましょう。
仕事開始前に簡単に内容を教えてもらう場合もあるので、事前に自分がPRする商品のことを調べておくと仕事がしやすくなります。
イベントコンパニオンのやりがいはコレ!
時給が高い
イベントコンパニオンは他の業種と比べて圧倒的に時給が高く、待遇も良いです。
例えば、1時間ごとに休憩があったり、休憩時間であっても給料が発生することもあります。
しかしイベントは基本的には土日が中心なので、毎日仕事があるわけではありません。
そのため、イベントコンパニオンの収入だけで生活していくのは困難であることが多いです。
学生や本職を持つ人が空いている日に仕事をする程度であれば、良いお小遣い稼ぎになるでしょう。
華々しい舞台に立てるという魅力
誰でもなれるわけではないイベントコンパニオンの仕事。
人生の内で素敵なコスチュームを身につけ、注目を浴びることは滅多にない経験です。
しかし、イベントコンパニオンになればそれが日常茶飯事です。
また同じように働いている仲間も容姿端麗で美意識が高いことが多いので、自分に磨きがかかるのも魅力です。
芸能界への道や就職へとつながる可能性がある
普通の仕事をしているとまず出会うことのない偉い方々と出会うことができます。
大きな展示会へ仕事に行くと、出店しているスポンサーとお話をすることがあります。
そこで気に入ってもらえると次の仕事に繋がったり、上手くいけば就職に繋がったりします。
またイベント中にプロダクションからスカウトを受けたり、ファンが撮った写真がきっかけでモデルやグラビアアイドルとしてデビューすることもあります。
このように、イベントコンパニオンとして注目を浴びる仕事をしているからこそ出会えるチャンスがあるというのも、この仕事の大きな魅力です。
まとめ
以上、イベントコンパニオンの仕事についてまとめてみました。
いかがでしたでしょうか。
イベントコンパニオンとして活躍するためには、容姿を磨くことの他に人間性を磨くことも必要です。
人対人の仕事なので、いくら仕事が完璧でも先方と気持ち良く接することができなければ、案件のレギュラー化には直結しません。
また事務所の信用問題にもなり得るので、仕事を受ける際は「事務所の代表として行く」ということを念頭に置きましょう。
実際に働いているイベントコンパニオンは、気配りができて愛想の良い人が多く、初対面でもすぐに打ち解けられる人ばかりです。
イベント中には休憩やお昼ご飯、滞在するホテル、翌日以降の仕事に至るまで、数日間行動を共にすることも少なくありません。
そのため、コンパニオン同士親友のように仲が良くなることもあります。
仕事をしながら美意識が高まり人間力も磨かれる、とても魅力的な仕事です。
イベントコンパニオンを目指している人が楽しく仕事ができるよう、心から願っています。
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