遊園地や観光施設、イベント会場などで着ぐるみが登場し、テンションのあがったことがある方は多くいらっしゃると思います。

子供の頃はもちろん、大人になっても着ぐるみがいるとワクワクしてしまいますよね。

そんな誰もがワクワクしてしまう着ぐるみになれる仕事があるのをご存じでしょうか?

着ぐるみの求人でよくある募集内容や働き先の種類・おすすめ求人のポイント、気になる疑問について解説します。

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着ぐるみ求人のおおまかな仕事内容

おおまかな仕事内容

着ぐるみ求人は多くの場合、1日限りの単発での仕事が多いです。

時給や日給で、6~8時間程度の拘束時間中に、着ぐるみのキャラクターが登場する時間に着ぐるみを着てお客様の前に登場し、その他の時間は休憩となります。

しかし、イベント会社などの着ぐるみ募集求人では決まったキャラクターに継続して募集があることも多く、その場合は事前にそのキャラクターの動きやしぐさなどの習得の時間が必要となります。

また、ピカチュウや仮面ライダーなどキャラクターとしての細かいしぐさや動きのクオリティが版元から厳しく求められているキャラクターもいます。

その着ぐるみに入ることができるのは、専属の着ぐるみ担当としてそのキャラクターの動きを完全に習得したと認定された人のみとなり、その場合は定期的に仕事が発生します。

着ぐるみ求人の働き先の業種の種類にはどんなところがあるの?

着ぐるみ求人の働き先の業種の種類にはいくつか種類があります。

まずは着ぐるみの派遣をしているイベント会社に登録をする場合があります。

次に、東京タワーなどのアミューズメント施設や観光スポットと直接契約をする場合があります。

あるいはイベントを行う企業が単発で着ぐるみ担当を募集している求人に応募する場合などです。

順番に見ていきたいと思います。

着ぐるみの派遣をしているイベント会社に登録をする場合

着ぐるみの派遣を専門で行っているイベント会社では、継続して着ぐるみアクターとして活動してくれる人材を募集しています。

前述した、動きにキャラクターとしての細かいしぐさや動きのクオリティが版元から厳しく求められている着ぐるみなどはこういったイベント会社が派遣していることが多いです。

デパートや商業施設など、あるいは住宅展示場やイベントごとなどで「○○くんがやってくる!」といった着ぐるみ需要は毎週どこかしらであるため、土日祝日の度に業務が発生します。

イベント会社によっては全国のイベントに着ぐるみを派遣している会社もあるため、出張が発生することもあります。

アミューズメント施設や観光スポットと直接契約をする場合

遊園地や動物園などで、オリジナルの着ぐるみを保有している場合、その着ぐるみの求人を募集していることがあります。

そこまでキャラクターの動作に対するこだわりやクオリティが必要なく、初めての方や未経験者でもOKの場合がほとんどであるのが特徴です。

毎週土日の継続した勤務の募集であることもありますが、多くの場合は夏休み期間だけ、ゴールデンウィークだけなど期間限定の募集であることがほとんどです。

イベントを行う企業が単発で着ぐるみ担当を募集している求人に応募する場合

出版社や一般企業などが、顧客向けに単発で1~2日だけイベントを行う場合などに、その企業のキャラクターの着ぐるみを募集することがあります。

多くの場合事前の練習や打ち合わせなども必要なく、その日その場に行って1日拘束で日給が支払われ終わり、といった1日完結型の求人がほとんどです。

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着ぐるみ求人でよくある募集内容とは?

それでは、着ぐるみ求人でよくある募集内容について見ていきたいと思います。

給与相場

着ぐるみ求人はアルバイトでの募集がほとんどのため、時給900円程度、あるいは日給10,000円前後であることが多いです。

拘束時間は求人により異なりますが、半日~1日です。

着ぐるみとして動いている時間以外は休憩として何もしなくていい場合が多いので、稼働に対してもらえる給料が多いという考え方もあります。

勤務時間や休日、残業

たいていの場合は土日祝日など休日や、夏休みやゴールデンウィークなどレジャー需要がある時期に仕事が多くあります。

着ぐるみの登場時間はきっちりと管理されているため、残業が発生することはありません。

決められた登場時間に着ぐるみとして動き、その時間が終われば終了となります。

福利厚生

アルバイトや単発の仕事であることが多いため、福利厚生はありません。

しかし、イベント会社にて勤務する場合にはレジャー関連の割引チケットがもらえることもあります。

求められる人物像

着ぐるみは、そのキャラクターになりきって動くことが一番求められます。

そのため、何かになりきることに抵抗のない人物であることは必須条件です。

また自分で思っている以上に、着ぐるみの中に入ってしまうと動きが小さく見えてしまい、少しでも動きを止めると置物のように見えてしまいます

そのため、常にオーバーリアクションをし続けることのできる体力や体の柔軟さなども求められます。

ほかにも、子供たちが群がってきたり、握手を求められたり、衝突されたりした際でも子供たちが喜ぶようなしぐさで応えるなどサービス精神を持ち合わせた人物であることが望ましい仕事です。

間違っても、子供たちに衝突されたり殴られたからといってイラっとしてしまい殴り返す、なんてことがあってはいけません。

必要なスキルや資格、経験

経験やスキル、資格などを求められることはほとんどありません。

しかし、着ぐるみによっては身長制限があるものが多くあります。

キャラクターによって異なりますが、身長160センチ以上の方は入ることの出来る着ぐるみが限られてきてしまうことがあります。

身長145~155センチくらいの方であれば、大抵の着ぐるみに入ることができるので重宝されるでしょう。

また、着ぐるみによってはハリボテのような狭い空間の中に閉じ込められたような状態で動くものもあるので、閉所恐怖症の方にはおすすめできません。

着ぐるみ求人のおすすめ求人のポイント

着ぐるみ求人を探す場合には、求人のどのような部分に注目するのがポイントなのでしょうか。

目的に合わせて探し方を変え、求人は複数を見比べる

前述のように、着ぐるみ求人には着ぐるみ派遣のイベント会社であったり、観光スポットや遊園地との直接契約などいくつかの種類があります。

着ぐるみを1回くらいやってみたいな、という場合であれば単発の1日限りの仕事を探す必要がありますし、継続したアルバイトとして探している場合にはイベント会社の求人を見る必要があります。

また、その時給や日給にはかなりのばらつきがありますので、いくつかのイベント会社や観光スポットを見比べてみることをおすすめします。

体力に自信がなければ交代制もある

あまり体力に自信のない方であれば、連続して着ぐるみに入るのではなく、着ぐるみの補助係として着ぐるみをアシストする担当と着ぐるみを交互に交代して行う求人を探すとよいでしょう。

1日に6回着ぐるみが登場する場合にその着ぐるみ担当とアシスト担当を2名募集しており、3回ずつ交互に着ぐるみの中の担当と誘導のアシストの担当を行う求人もあります。

その場合、連続して着ぐるみの中に入るのは自信がなかったとしても、交互で着ぐるみの中に入るので、休憩のインターバルが取れるため、そこまで体力を奪われる心配もありません。

子供たちに囲まれるのが怖い場合は、そうでない着ぐるみもある

着ぐるみの中に入ってしまうと想像以上に周囲が見えないものです。

そんな中で子供たちに囲まれたり突撃されることが最初は怖いかもしれません。

そんなときには、まずはイージーモードの着ぐるみとしてそこまで多くの人に囲まれない着ぐるみの求人もあります。

例えば携帯電話の販売店の店頭で客寄せのためにその携帯電話の会社のキャラクターの着ぐるみに入る求人などがあります。

そこまで人が集まらない場所での客寄せの着ぐるみであれば初心者でも安心してチャレンジすることができます。

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着ぐるみ求人についてよくある疑問

それでは着ぐるみをやってみたい方によくある疑問についてお答えしていきます。

着ぐるみの種類やキャラクターは選べるのか

多くの場合、着ぐるみの求人の募集要項にはそのキャラクターの名前は記載されていません。

そのため、事前に「このキャラクターの着ぐるみがやってみたい!」と思い応募することは難しいでしょう。

しかし、アミューズメント施設や観光スポットと直接契約をする場合であればある程度分かっている場合もあります。

東京タワーであれば東京タワーのキャラクターの「ノッポン」しかいないであろうことがわかりますし、遊園地であればその遊園地のオリジナルキャラクターの着ぐるみでの募集でしょう。

また、着ぐるみを派遣するイベント会社の場合であれば、経験を積み実績を残すことで希望のキャラクターの着ぐるみを担当することができる場合もあります。

キャラクターのクオリティが厳しく、事前の練習や習得が必要な場合その時間も時給が発生するのか

キャラクターのクオリティが厳しく動きや、しぐさなどの練習を着ぐるみに入る前に練習し習得する必要がある場合もあります。

その場合はスタジオなどでビデオをみながら練習したり、講師がその動きについてレクチャーする場合もありますが、その練習時間にももちろん時給は発生します。

オーバーリアクションに自信がないが、コツはあるのか

着ぐるみは自分の体形よりもふっくらと丸みをおびた形に作られていることが多いため、自分で思っている以上にオーバーリアクションをしないとじっとしているつまらない人形のように見えてしまいます。

また、少しでも動きを止めるとまるで置物のように見えてしまうこともあり、常に動き続ける必要があります。

慣れないうちはオーバーリアクションをどのようにすればいいのか戸惑うこともありますが、コツとしては手足を大きく動かすことです。

かかとが自由に動く着ぐるみであれば、かかとを地面につけ、つま先を上に向けることで可愛らしいポーズを取っているように見えます。

また、膝を大きく曲げ足の甲を上に向けて飛び跳ねているように見せたり、お子様を見つけたら脇から大きく腕全体を動かすことでオーバーリアクションになります。

子供たちが着ぐるみの周囲に集まり過ぎてしまい、あまりオーバーリアクションをすると危険であると判断した場合には首を左右に動かしたり、上下に揺れるだけでもOKです。

着ぐるみの大変なところ

楽しいだけの仕事に見える着ぐるみの仕事ですが、大変なこともあります。

オーバーリアクションをしなければならないのですが、着ぐるみによっては狭い箱のような空間の中に送風機で空気を送り込みながら、着ぐるみ全体を風船のようにふくらましていることがあります。

そのため、時間がたつにつれその送風機の電力が弱まり、しぼんできてしまったりします。

着ぐるみの登場時間が厳守されているのはこの時間制限があることが要因の一つでもありますが、他にも理由はあります。

ハリボテのような形の固定された着ぐるみで、送風機が必要ない場合であっても、オーバーリアクションをしているうちに着ぐるみの中でとてつもない汗をかきます。

また、同時に激しい酸欠状態にも陥ります。

そのため、着ぐるみの仕事はキャラクター登場時間以外はほとんど休憩なのです。

合間に体力の温存と酸素の補給をしなければとても1日数回も着ぐるみにはなれません。

どのような着ぐるみであっても、多くの場合は最大でも30分~40分程度までと決められています。

ごくまれに子供たちに囲まれ、裏に戻るまでに時間を要した場合、最後の方は意識がもうろうとしてくることもあります。

まとめ

楽しいイベント会場や観光施設、遊園地などで登場し子供たちだけでなく大人にもワクワクした気持ちを与えることのできる着ぐるみは最高に楽しい仕事です。

正社員求人は少なく、またオーバーリアクションが求められ、体力も必要であるなど大変なこともありますが、学生時代に一度は体験しておくことでその喜びや苦労がわかります。

そして、その後着ぐるみを見かける度に仲間意識が芽生えることもあります。



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