イベントやアミューズメント施設で時折登場する着ぐるみ。

あの中に入る仕事にあこがれたことはありませんか?

多くの場合、着ぐるみの中に入るのは単発で募集したアルバイトであることが多いです。

しかし、着ぐるみのアルバイトといってもさまざまなものがあります。

ここでは、着ぐるみのアルバイトを経験し、着ぐるみのアルバイトやってて良かった3個のことについてご紹介します。

私はこんなところで着ぐるみのアルバイトをやりました

学生時代に1日限りの単発のイベントのアルバイトの募集としてアルバイト情報誌で見つけました。

ある出版社の子供向け雑誌のイベントで、その雑誌のメインキャラクターの着ぐるみ担当者を募集していました。

1日8時間の拘束で、前後にはイベントの準備として椅子を並べたりすることもありますが、基本は着ぐるみとそのアテンドのみという募集要項でした。

着ぐるみアルバイトの時給は?

1日のうち8時間の拘束で時給は850円でした。

イベント開始前に椅子を並べたり、配賦物を準備するなどの事前作業や、イベント開始直後にはお客様の誘導などその他イベント全般に関する業務もありました。

しかし、基本的には着ぐるみとして1時間に1回登場するのみでしたので、そこまで時給が安いという印象はありませんでした。

着ぐるみアルバイトでやりがいを感じたこと

着ぐるみのアルバイトは初めてでしたが、とても楽しくやりがいを感じることができました。

その3個のポイントについてご説明いたします。

華やかに見えるイベントでも、多くの人の準備や苦労で成り立っていることが分かった

学生は、なかなかイベントなどの裏側を知る機会はありません。

これまで自分が子供の頃や、ショッピングセンターなどで開催されていたイベントはなんとなく見ていました。

しかし、実際にその準備や裏側に携わる中で多くの人の準備と苦労の上に成り立っていることがわかりました。

例えばイベント会場は利用料を支払い決められた時間の間しか借りることができません。

そのため、私たちアルバイトは業務開始の9時になるとすぐに椅子を並べる作業が発生しました。

前日から並べて置けばいいのに、と思いましたが9時からの利用契約のため9時にならないと準備が出来ませんでした。

さらに、着ぐるみも9時に会場着で宅配されてきたため、急いで箱から出して広げておくなど準備は時間に追われていました。

その苦労や裏事情を知ることができたのは良い社会勉強になりました。

また、イベントの司会者の方が発声練習をしていたり、雑誌の編集長がスポンサー企業の方の対応をしているなど大人の社会の裏事情などが見えたのも学生時代にはいい経験となりました。

多くのお客さんを集客するためのコツや、イベントの目的を達成する秘訣を垣間見ることができた

人気の子供向け雑誌のイベントでしたが、その雑誌を普段購入していない子供連れの家族にも出来るだけ多く参加してもらい、興味をもってもらう為の工夫が多くされていました。

集客するためのメインの目的にしてもらうための着ぐるみの登場だけでなく、そのキャラクターのステッカーを配布したり、着ぐるみのアテンド担当は風船を配布するなど、まずは着ぐるみのキャラクターに親しみを持ってもらう作戦がなされていました。

そして着ぐるみやステッカー・風船で集客し、その雑誌のサンプル版を子供たちに配布して、購入してもらえるように工夫をしていました。

また、アンケートに答え個人情報を記入するとオリジナルグッズがもらえるなど、来場者を逃さないための工夫があちこりにちりばめられていました。

そんなイベントの目的を達成する秘訣を垣間見ることができたことや、その一端を自分の仕事が担っていることがやりがいにつながりました。

体力のいる仕事ではあるが、初対面の一緒にアルバイトをした仲間ともその大変さを分かち合うことができた

着ぐるみの仕事はかなりの体力勝負です。

単発のアルバイトだったため、全員が初対面のメンバーでした。

最初は体力もいるのに初対面の人と一緒に出来るか不安がありました。

しかし、交代でアテンドと着ぐるみを担当したため、初対面であってもその大変さを自然とわかちあうことが出来ました。

お互いに「さっき私汗めっちゃかいたのでタオル首にかけておいたほうがいいですよ」などとアドバイスすることで仲良くなることができました。

単発のアルバイトではなかなかコミュニケーションがとりづらいものですが、その心配がいらないほどにやりやすい環境であったことでより、やりがいを感じることができました。

着ぐるみのアルバイトをやってて良かった3個のこと

初挑戦ではありましたが、着ぐるみのアルバイトをやって良かったなと思えたこともたくさんありました。

着ぐるみのアルバイトをやってて良かった3個のことをご紹介します。

子供たちの無邪気さと触れ合うことができたり、そのコツをつかむことができた

普段あまり子供と触れ合うことのない環境にいるため、自分は子供が苦手だと思っていました。

そんな先入観があったにも関わらず、着ぐるみを着た私を本物のキャラクターだと思って無邪気に抱き着いてくる姿は可愛いと思えました。

そして、いきなり突進してきたりぶつかってきたり、かと思ったら後ろから回り込まれたりと予想外の展開が起こることは面白く、子供と触れ合うことの楽しさを知ることができました。

いつのまにか子供がどうすれば喜び、どうすればあまり反応がないかを身を持って理解しており、子供と打ち解けるコツをつかんでいました。

以降、友人の子供と会った際にも着ぐるみであることをイメージして接することで喜んでもらえたり、一緒に遊びたいとなついてもらうことができました。

実は休憩時間が普通のアルバイトよりも多く得!?

イベントのアルバイトはイベント開始前と終了後には準備や後片付けが発生しますが、イベント中は着ぐるみの仕事しかありませんでした。

着ぐるみは1時間に1回20分間の登場でしたので、その他の時間はすべて休憩でした。

着ぐるみは1回入るとかなりの体力を奪われます。

そのための配慮ということもありますが、アテンド担当との交代であることもあり、多くの時間が休憩であったのはお得に感じました。

水分補給をしながらお菓子を食べたり、一緒にアルバイトに入った人たちとおしゃべりを楽しんだり、少し横になっていたり、携帯をいじって時間をつぶしている人もいました。

なかなか出来ないアルバイトのため「話のネタ」には事欠かない

あまり着ぐるみのアルバイトをしたことがある人は多くありません。

そのため、着ぐるみのアルバイトの経験はかなり「話のネタ」になりました。

空気でふくらますタイプの着ぐるみが途中で送風機の故障でしぼみかけた話はテッパンでウケるネタです。

さらに、背の低い着ぐるみには着ぐるみ内でゴーカートのようなものに乗り、こぎながら前に進んだ話なども意外と知られていないため面白がられます。

着ぐるみの裏話はかなり知られざる面白いものが多いため、多くの人に興味を持ってもらえます。

また、着ぐるみを見る度に「あの着ぐるみはどこから目が見えてるの?」など聞かれて当てるのも、経験したからこそわかる面白い部分でもあります。

就職活動の際の面接で「学生時代にやったアルバイト」というテーマで話をふられたときにも、あまり周囲に着ぐるみのアルバイトの話をする学生がいないため、面白がって聞いてもらえました。

着ぐるみのアルバイトをやっている中で嬉しかった瞬間

想像以上の苦労も多いアルバイトではありましたが、実は嬉しかったことも多くありました。

着ぐるみのアルバイトならではの喜びが多くあります。

着ぐるみのアルバイトをやっている中で嬉しかった瞬間を3つご紹介します。

親御さんが喜んでいる姿を見ることができる

多くの場合、着ぐるみショーは子供たちが大喜びで寄ってきてくれます。

そして写真撮影会などがあると、親御さんは子供と着ぐるみの写真を撮ることができるととても喜んでくれくれます。

さらに、子供たちだけでなく親御さん自身も「うちの子に手を振ってくれた!」「私とも握手してくれた!」などといった非日常を楽しんでくれます。

また、「どうやって動いているのかしら?」「こんなに動いて大丈夫なのかしら?」などという声も実はすべて聞こえていて、心配してくれているんだなと暖かい気持ちになります。

そんな親御さんの楽しそうな姿を見ることができたのも嬉しかった瞬間でした。

だんだんコツをつかむことができると快感!

着ぐるみの動きはなかなか最初は難しく、どう動いていいのかわからなかったり、写真撮影でも固まってしまっておかしなポーズになってしまったりします。

しかし、何回か回数をこなすうちに、それぞれの着ぐるみの動きに合わせてコツをつかむことができるようになります。

写真撮影の時には、特に決めポーズのないキャラクターであれば手を顔の横に持ってきて、かかとを上に向けたり膝をまげたりして、手と足両方でポーズをとると決まる!と気づいた時には嬉しかったです。

また、この動きをすれば子供たちが喜んでくれる、といったその場のノリのようなものも徐々につかむことができると快感です。

初対面の人とのコミュニケーションにも苦労しない

前述のように、同じ大変さを共有するアルバイト仲間と、他のアルバイトに比べコミュニケーションがとりやすいことが特徴です。

特に、着ぐるみとアテンドの担当でペアになると、たとえ初対面であってもアテンド担当は着ぐるみ担当にため口でキャラクターに話しかけるように誘導しなくてはなりません。

それが最初はなんだか申し訳なく、「●●ちゃん~もう少し右にずれて…いただけないでしょうか」と不自然に敬語を使ってしまうこともありました。

しかし、最後にはため口で話しかけるようになり、それもまた距離を縮めるきっかけにもなりました。

着ぐるみのアルバイトはこんな人におすすめです!

着ぐるみのアルバイトはあまり周囲にも経験者がいない着ぐるみのアルバイトですので、イメージがわかない、怖いといった印象があると思います。

しかし、以下のような人にはおすすめします!

体力に自信があり、汗をかくのが好き!

とにかく体力勝負の着ぐるみは、夏でも冬でも関係なく一度の着ぐるみ登場で多くの汗をかきます。

そのため、とにかく体力には自信があったり、汗をかくのが好きな人にはおすすめできます。

また、重たい着ぐるみの場合であってもその重い頭部分を背負いながらジャンプをしたりとかなり力を必要とされることもあります。

「アルバイトするなら思いっきり体を動かしたい!」という方にもおすすめです。

子供が大好きで触れ合いたい

着ぐるみは、たとえ無名の動物のキャラクターであっても子供たちからは大喜びされます。

子供が大好きで、たくさん触れ合えるアルバイトは、着ぐるみ以外にはなかなかありません。

パンチされたり、突撃されることもありますが、抱き着かれたり、握手をしたりとより可愛らしい姿を見ることもできます。

初対面の人とでも協力し合いながらアルバイトを楽しみたい

単発のアルバイトは友達と一緒に応募しなければ、アルバイト中ずっと無言……というイメージがありますが、着ぐるみのアルバイトはチームで行うためそんなことはありません。

むしろ初対面でもすぐに打ち解けてわいわいと楽しい時間を過ごしたり、苦労を分かち合ったり、多く与えられる休憩時間にはたくさんコミュニケーションがとれる現場です。

友達を多く作りたい方は、初対面の人とでも協力し合いながらアルバイトを楽しみたい方にはぴったりのアルバイトであるといえます。

まとめ

着ぐるみのアルバイトは、体力が必要とされたりイベントの準備も手伝わなくてはならなかったりなど、苦労は多くありますが、それ以上にやりがいや喜びも多いのが特徴です。

イベントなどの着ぐるみで募集しているアルバイトは多くの場合単発のため、継続してお金を稼ぎたい人はイベント会社やアミューズメント施設との直接契約の長期間での着ぐるみのアルバイトを探してみると良いでしょう。

しかし、たとえ単発であっても、1日だけでもすぐに仲良くなれる環境のため友達がたくさんできるのも着ぐるみのアルバイトの魅力です!

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