ヘアメイクの仕事内容7個の業務。向いている人の特徴や活かせる経験
「ヘアメイク」とは、ヘアセットやメイクを施すことを職業とする人。
最近では自身の個性を生かし、タレントとして活動するヘアメイクさんもよく目にしますよね。
そのせいか、とても遠い世界の職業だと感じている人もいらっしゃるかもしれません。
そのイメージ通り、きらびやかなテレビ業界で活躍するヘアメイクさんもいますが、世の中には一般人にメイクを施すヘアメイクさんもいるのです。
今回はヘアメイクを目指す人、または興味をお持ちの方のために、「ヘアメイク」の仕事内容や活動場所について解説いたします!
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目次
閉じるヘアメイクの仕事は大きく3個の場所に分けられる
冒頭部分で述べたとおり、一言で「ヘアメイク」といっても、活動場所は様々。
活動場所によって一般人を相手にするのか、芸能人を相手にするのかが変わります。
では、活動場所にはどのような種類があるのでしょうか。
以下にまとめます。
美容室やサロン
もっとも一般的なのが、美容室やサロン。
それぞれ所属する美容室やサロンで美容師として働きながら、ヘアメイクとしても活動するパターンが多いです。
この場合、相手にするのは一般人のお客さんがほとんど。
基本は美容師としての活動がメインですが、浴衣のシーズンや成人式・卒業式などのシーズンはヘアメイクとして活動する機会が増えます。
したがって、メイクだけでなく着付けや着物にある日本髪のセットもできなければなりません。
また、結婚式のヘアメイクなどを依頼されることもあります。
結婚式場
結婚式場の社員として式場に所属し、活動するヘアメイク。
新郎新婦やその親族の方のヘアセットやメイクアップを担当します。
したがって、この場合も相手にするのは一般のお客さんがほとんどです。
フリーランス
どこにも所属せず、仕事の依頼が来たらそこへ出向くという働き方。
テレビ業界で活躍している方や芸能人を相手に仕事をしているヘアメイクのほとんどは、フリーランスか自身で起業して働いています。
もちろん、依頼があれば一般のお客さんにメイクを施すこともあります。
美容室やサロンで働く場合の3個の業務
美容師としての接客
美容室に就職する場合、美容師の資格が求められることがほとんど。
つまり、ヘアメイクではなく「美容師」として採用されるのです。
ですから、基本的にはお客さんの髪を切ったり染めたりするのがメインの仕事です。
ヘアメイクとしての接客
美容室に勤務していても、ヘアメイクとして活動する日も当然あります。
そのうちの多くは、イベントがある日。
浴衣を着るシーズン、成人式や卒業式などが多く開かれるシーズンはヘアメイクとしてメイクをしたりヘアセットをしたりすることが多いです。
和装のヘアメイクも担当できる技術が必要不可欠です。
売り上げの管理、レジ作業
美容室では当然、金銭のやり取りがありますよね。
髪を切ったお客さんからご料金をお支払いただき、レジに登録するというのもサロンで働く場合の業務のひとつ。
また、自身がサロンのオーナーや店長を務める場合、売り上げの推移を確認したり、それに伴い何らかの背策を考えたりするという仕事もこなさなければなりません。
結婚式場に勤務する場合の2個の業務
新郎新婦のヘアメイク
結婚式当日、新郎新婦のヘアセットとメイクアップを行うのが主な仕事。
ヘアメイクは当日のインスピレーションで行うわけではなく、事前に何度も打ち合わせを行います。
その上で、当日ヘアメイクを施すのです。
新郎新婦の親族のヘアメイク
最近は結婚式場でヘアメイクを行うご親族の方も多くいます。
したがって、新郎新婦だけでなく親族のヘアセットとメイクアップを行うのも仕事です。
新郎新婦の両親は和装のことが多いので、着付けの技術や和装に合わせたヘアメイクを施すスキルが必須。
新郎新婦の兄弟は洋装で参加するケースもあるので、幅広い対応力が必要です。
フリーランスの場合の2個の業務
依頼があった場所でメイクを施す
フリーランスの場合、依頼があったところへ出向きヘアメイクを行います。
テレビ撮影、CM撮影、雑誌撮影など、現場は様々。
撮影前か当日にクライアントと打ち合わせをし、与えられたテーマに沿ったメイクを施します。
道具の選出・手入れ
どこかに所属する場合、ヘアメイクに使う道具は会社にあるものを使うことがほとんど。
しかし、フリーランスの場合は自分でコスメを用意して活動しなければなりません。
つまり、道具を選んで買いに行ったり手入れをするというのも重要な仕事です。
ヘアメイクの仕事はどんな人に向いている?
いくら技術職だからといっても、手先が器用なだけではヘアメイクという仕事は到底務まりません。
では、ヘアメイクの仕事はどんな人に向いているのでしょうか?
ここでは6つ挙げていきます。
向上心がある人
技術職は日々勉強です。
流行はどんどん変わります。
日々、SNSを見たり、雑誌を読んだり、アンテナを張っていなければいけません。
流行を追いかけると共に、いつの年代に何が流行っていたかを理解する必要があります。
例えば「80年代風のメイクにしてほしい」というオーダーがあったとします。
そのときに、自分の頭の中に80年代の光景や流行っていたものが浮かばなければ、そのオーダーに応えることは出来ません。
勉強をしていれば、少し調べただけでなんとなく近づけることは出来るかもしれませんが、すぐに頭に浮かばない時点で、勉強不足とも言えます。
また、そのオーダーに対してのレスポンスが曖昧だと、クライアントは不安になります。
施術する前日にオーダーが決まっていて、それがヘアメイクに伝わっていることは意外にも少ないことです。
現場で突然変更がある場合もよくあります。
どんなオーダーにも対応出来るように、過去のことや流行をインプットしたり、日々自分の技術を磨くために練習するような、向上心のある人が向いています。
臨機応変な対応が出来る人
自分が想像していることと違うことが起こったときに、臨機応変に対応出来る能力が求められます。
例えばヘアメイクが仕上がった後に「やっぱりイメージと違うから変えてほしい」と言われることは、一般の方が相手でも芸能人が相手でもよくあることです。
ヘアメイクをしている最中に「アイメイクはこだわってるから、自分が言う通りにやってほしい」と言われることもあるかもしれません。
そのような時に、焦らず、冷静に対処することが大切です。
正直、この能力がないと、ヘアメイクとして働くことは困難でしょう。
内心では焦っていても、相手にはそのことを悟られてはいけません。
ヘアメイクをする上で大切なことは「相手に不安を与えないこと」です。
美意識が高い人
人を美しくする仕事をしている人が、だらしない服装ですっぴんだったらどうでしょうか。
大抵の人は「この人にヘアメイクしてもらうの不安」と思うはずです。
成人式の現場での出来事です。
ヘアメイクが何人かいて、成人を迎えたお客様が好きな場所に行くというスタイルだったのですが、その中にすっぴんのヘアメイクがいました。
彼女はその日寝坊をしてしまい、すっぴんで髪の毛も寝起きのままでした。
するとやはり、彼女の場所には誰も並ばなかったのです。
そのくらい、美に関する仕事は容姿が大切です。
顔の造りではなく、「気を遣っていること」が大切です。
誰でも自分の大切な日のヘアメイクを任せるのであれば、センスがある人にお願いしたいですよね。
センスを磨く、美意識を磨く、ということもヘアメイクの大切な仕事の一つです。
時間意識の高い人
どの現場でも、ヘアメイクにかけられる時間は決まっています。
大体の現場が20分から40分で、1時間ある現場はあまりありません。
その時間の中で、クライアントの好みを聞き出し、芸能の現場であれば監督と確認をし、施術をしなければいけないのです。
無駄に出来る時間は1分もありません。
無言で施術をするわけにもいかないので、クライアントに気を遣いながら、楽しくヘアメイクの時間を過ごしてもらうことも考えなければいけません。
そして、時間に関してはそれだけではありません。
ヘアメイクの現場に行く場合、その現場に道具があることもありますが、自分の道具を持っていくことがほとんどです。
集合時間の30分前には現場に到着し、準備万端にしておかなければいけません。
撮影や成人式などの現場は朝が早く、夜中の3時に集合なんてこともあります。
時間に対して真面目で、時間を無駄にしない人が向いています。
コミュニケーション能力が高い人
ヘアメイクという仕事にコミュニケーション能力は不可欠です。
いろんなヘアメイクの人がいます。
底抜けに明るい人、穏やかで優しい人、サバサバしている人。
その人達に共通していることは、「コミュニケーション能力が高い」ということです。
どんなに人間のタイプが違っていたとしてもです。
クライアントを安心させることも、ヘアメイクのコミュニケーション能力にかかっています。
中には全てを語らない人もたくさんいます。
言葉だけでなく、その人の態度や間合いで、何を考えているか予想することが大切です。
例えば、「このアイメイクは好みじゃないから直してほしい」と直接はっきりと言える人がどれだけいるでしょうか。
気に入っていないとき、一般の方だと特に、態度に出ていることが多いです。
そこで気付くことが出来るか出来ないかで、ヘアメイクとしての技量は大きく変わります。
コミュニケーションをとらなければいけないのは、クライアントとだけではありません。
状況に応じてカメラマンや監督とも話をしなければいけませんし、その場が円滑に進むように振る舞わなければいけません。
まさに「縁の下の力持ち」であるといえるでしょう。
また、フリーランスで働く場合は人脈が命といえます。
人脈を広げていくフットワークの軽さとコミュニケーション能力の高さが大切です。
怖がりな人
ここまでにご紹介したポイントを見ると、向いている人は、前向きで明るく、しっかりしている人、というイメージだと思います。
しかし案外、怖がりな人にも向いている仕事です。
心配しすぎるくらい前日から準備をしたり、人が嫌な気持ちになっていないかな、と気を遣ったり。
人相手の仕事はやりすぎくらいがちょうどよかったりするのです。
そのため、心配性で怖がりな人にも、案外向いている仕事です。
ヘアメイクの仕事をするために活かせる、今までの経験は?
ヘアメイクになりたい!
と思ったら、今までしてきた経験で、活かせるものがないかどうか考えてみましょう。
案外、ヘアメイクという道に繋がっていることもあるかもしれません。
接客業の経験
アルバイトでも社員でも、接客の経験は強みとなります。
いつでも笑顔で明るく接する、ということに慣れている人が多いと思いますが、そのことはヘアメイクの仕事をする上で非常に重要なことです。
一般の方相手でも芸能人相手でも、ヘアメイクの施術中はもちろん、撮影中も乱れがないかチェックすることが多い仕事です。
つまり、一緒にいる時間が一番長いのがヘアメイクです。
特に一般の方の場合、撮影に慣れていない人がほとんどです。
緊張している中で、ずっと一緒に話していたヘアメイクさんが、笑顔でいてくれたら安心しませんか?
接客業で培ってきた笑顔で明るく、という経験は、ヘアメイクという仕事をする上で強い武器になります。
美容業界で働いたことがある経験
直結する経験と言えますが、やはり美容業界での経験は役立ちます。
一番役立つ経験は美容師経験でしょう。
美容師とヘアメイクの仕事は似ているようで違います。
美容師は髪の毛を切ったり、カラーリング、パーマをすることがメインとなる仕事で、ヘアセットやメイクを日常的に行っている美容師は少ないです。
一方で、美容師の経験は、1対1の接客という面や、お客様に気を遣うという面でヘアメイクの仕事と似ています。
美容師経験があれば、比較的に簡単にヘアメイクの現場に馴染むことは出来るでしょう。
1対1の接客というところでは、美容部員の経験も、同じように活かすことが出来る経験です。
その後のキャリアについて
この仕事についた後のキャリアアップの道は?
どのような現場を選ぶかにもよりますが、弟子入りして師匠についた場合は、独り立ちがキャリアアップです。
独り立ちというのは、師匠の仕事のアシスタントではなく、自分の名前で仕事を取ることが出来るようになることです。
この師弟関係は芸能関係の仕事に多いです。
クライアントに指名をされて仕事が取れるようになり、師匠の仕事を手伝う時間がなくなると、独り立ちと言えます。
どこかの会社に就職をしている場合は、フリーランスになることをキャリアアップと考えることも多いです。
月給ではなく1件1件の仕事に対して給料が発生するので、仕事を選びながら働く働き方です。
他の仕事にもこの経験を活かせる?
美容専門学校の講師や、ヘアメイクスクールの講師など、教える立場で活かせるでしょう。
学校の講師は、ヘアメイクとしての経験者を採用しています。
フリーランスで自分のヘアメイクの仕事をしながら、講師活動を行っている人も多いです。
美容室・サロン・結婚式場にはどうのように所属するの?
一般的な転職サイトや求人サイトからアプローチをすることが多いです。
「ヘアメイク募集」というワードで検索すると、現在ヘアメイクを探しているサロンや結婚式場に出会うことができます。
また、憧れのサロンや好きな結婚式場など働きたい場所が決まっている場合は、そこへ直接問い合わせてみるというのも手段の一つ。
募集はしていなくても、技術次第では雇ってくれることがあるかもしれません。
給与について
サロンや結婚式場に所属する場合、正社員や契約社員として雇用されることがほとんど。
したがって、毎月給料が支払われます。
お客さんからの指名が増えれば、インセンティブをもらえることもあるかもしれません。
また、休日も定められているケースが多いです。
必ずしも決められた曜日ではないかもしれませんが、シフト制で週1〜2日休みをもらえます。
どんな人に向いている?
生活や仕事に安定を求めるタイプの人は、どこかに所属して働く方がいいかもしれません。
給料や休日も一定の決まりがあるため、仕事が全くない・全然休めないということはほぼないでしょう。
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フリーランスとして活動するにはどうしたらいいの?
無名の状態でフリーランスとして活動するのは、かなりハードルの高い話。
まずは現在フリーランスとして活躍しているヘアメイクのアシスタントとして活動するのがおすすめです。
アシスタントとして同行することで様々な現場をみることができますし、仕事のノウハウについても学ぶことができます。
さらに、今後の活動に有益な人脈が増えることも。
アシスタントとして活動しつつ、現場で出会った人から個人の仕事をもらうことで、徐々にフリーランスとしての活動が成り立って行くのです。
また、個人名義のサロンを運営しながら活動するという人もいます。
最初はサロンに所属し、自分のお店を持つという形で独立した後、フリーランスとしての仕事を受けるという流れ。
この場合時間はかかりますが、一般のお客さんとも芸能関係のお客さんとも関わりを持つことができ、幅広く仕事をすることができます。
給与について
フリーランスの場合、完全歩合制です。
したがって、仕事がなければ収入はありません。
しかし、人気が出れば出るほど高いギャランティーで活動することができます。
中には日給何十万というギャランティーで活動する方も。
また、休日を作るか否かは自分次第。
自由度は非常に高いです。
どんな人に向いている?
仕事や休日に安定を求めない人、実力主義の世界が好きな人には向いていると言えます。
非常に不安定ですが、逆境も楽しめるという方にはおすすめです。
スタイリストの仕事とどう違うの?
スタイリストとヘアメイクは撮影現場でも一緒になることが多くありますが、仕事内容は全く別物。
ヘアメイクがヘアセットやメイクを施すのに対し、スタイリストは洋服や小物のコーディネートを担当します。
ヘアメイクの仕事の良いところ
ここまでで仕事内容についてはお分りいただけましたでしょうか?
続いて、ヘアメイクの仕事の魅力的な点を下記にまとめます。
やりがいを感じるポイント
日々様々な人に接客を繰り返すヘアメイク。
やりがいは下記のような瞬間に感じることが多くあります。
綺麗になったお客さんが喜んでいるとき
ヘアメイクを担当したお客さんが、仕上がり具合に満足しているのを見るとやりがいを感じます。
基本的にヘアメイクを依頼する日というのは、そのお客さんにとって大切なイベントがある日。
結婚式など大きなライフイベントの日、意中の人との浴衣デートといったちょっと特別な日など内容は様々ですが、お客さんが綺麗に仕上がった自分に自信を持ち、イベントへ向かう姿を見ると非常にやる気が出るもの。
また、そのような人生の大切な日に携われるというのも魅力の一つです。
ヘアメイクを施しているとき
好きなことであれば、なんでもやりがいを感じながら取り組めるもの。
ヘアメイクも同じです。
基本的には仕事でなくてもヘアスタイルやメイクにこだわる人が多い世界ですから、仕事であってもヘアメイクを施しているだけで強いやりがいを感じるという人が多くいます。
友人や知人のメイクの悩みを解決できたとき
ヘアメイクとして活動していれば、ヘアアレンジやメイクアップに詳しくなるのは当然のこと。
ですから、ヘアメイクとして活動していると友人や知人にメイクやスキンケアのアドバイスを求められることが多くあります。
また、ちょっとしたヘアアレンジやメイクアップをお願いされることも。
そんな時、友人の悩みに的確なアドバイスができたりヘアメイクを施してあげたりできると、「この仕事に携わっていてよかった!」と強いやりがいを感じることが多くあります。
面白いポイント
ご紹介した通り、ヘアメイクという仕事はたくさんのやりがいを感じる仕事。
だからこそ、面白みを感じる瞬間も多くあります。
以下に一例をまとめますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
様々な人と出会うことができる
どこかに所属して活動するケース、フリーランスとして活動するケースのどちらでも、日々たくさんの人と出会います。
店舗に所属する場合は来店したお客さんと毎日のように一期一会の出会いがありますし、フリーランスとして撮影現場などに出向く場合はヘアメイクを担当するモデルさんはもちろん、多くの撮影スタッフとも出会うことができます。
その結果毎日たくさんの情報が舞い込み、常になんらかの刺激を受けながら働けるというのが本当に面白いところ。
人脈も知見もぐんぐん広がっていきます。
自分のセンスを試すことができる
一般の方、芸能人の方問わず、ヘアメイクはなんらかの要望やテーマを元にヘアセットやメイクを施します。
しかし、テーマどおりに仕上げるだけでなく、そこへうまい具合にトレンドや自分らしさを盛り込むというのがヘアメイクの技術。
常にセンスが試されているわけです。
また、一般の方を相手にする場合、時には「お任せで」という方もいます。
そのときにどれだけお客さんに満足していただけるかというのも腕の見せ所。
常に自分のセンスを試しながら働けるというのは、ヘアメイクの仕事が好きな人にとってはたまらなく面白いものです。
実力主義!
ヘアメイクは、人気が出れば出るほど仕事が増えるもの。
「この人のヘアメイクはとてもよかった!」と思ったら、次回もお願いしたくなるのは当然のことですよね。
つまり、人気のヘアメイクには絶えずご指名が入るわけです。
どこかに所属して活動する場合、お客さんからの指名がなくてももちろん仕事はあります。
しかし、指名が増えればインセンティブをもらえるなんてことも。
また、フリーランスとして活動する場合は、指名が入らなければ仕事はありません。
実力があればたくさんの仕事とともに充実したヘアメイクライフを送ることができますし、実力がなければ指名や仕事もない寂しいヘアメイクライフになるというスリルさに面白みを感じる人も多くいます。
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まとめ
以上、ヘアメイクの仕事内容ややりがい・面白みについてまとめました。
「ヘアメイク」という仕事のイメージがあやふやだった方、なんとなくご想像いただけたでしょうか?
本文でご紹介した通り、ヘアメイクは全員がスリリングな働き方をしているわけではありません。
結婚式場やサロンに所属しながら働くことで、一般的なサラリーマンのような安定した生活はできるのです。
不安定さからヘアメイクを諦めようとしていた方、ぜひもう一度考え直してみてくださいね。
また、日々多くの人や情報に出会いながら働くヘアメイクは、本当に刺激の絶えない職業。
上手くこなすことで人脈も広がりますし、人間的な深みも増します。
決して楽な道のりではありませんが、少しでも興味のある方はぜひチャレンジしてみてくださいね。
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