パチンコバイトの時給はどのくらい？私の周りの相場や時給の決まり方を紹介します

パチンコバイトの時給の相場を皆さんはご存知ですか？

アルバイトの中でも、楽しく働けて効率良く高時給が得られるバイトを探している人が多いと思います。

ここでは、パチンコ店のホールでのアルバイトが皆さんのイメージ通りのアルバイトなのかどうかということや、私の周りの給与相場や時給の決まり方を紹介します。

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パチンコバイトの仕事の大まかな仕事内容とは？

まず、仕事内容から紹介しましょう。

パチンコ店のホールでのアルバイトと言えば、大きく三つの仕事内容に分かれます。

一つ目はホールでの接客、二つ目はカウンターでの接客、三つ目はバックヤードでの業務になります。

以下に、それぞれの仕事について詳しく紹介しましょう。

ホールでの接客

ホールでの接客業務では、お客様の出玉搬送や、玉詰まりを起こした時の処理、ホール内の案内、その他の接客等を行います。

出玉の搬送は女性には辛い仕事の一つとして挙げられますので、注意が必要です。

ドル箱に溜まった玉やメダルが重いからです。

出玉が良いパチンコ店ですと、何回も運ばなければなりません。

しかし、「自動計数機」を導入しているパチンコ店の場合、この作業がありません。

全遊技台に自動計数機が設置されている店舗の場合では出玉の搬送を行う必要がなくなりますので、チェックしておくと良いでしょう。

玉詰まりを起こした時の処理ですが、例えばパチンコの盤面で玉が詰まる（専門用語で「玉がかり」「ぶどう」と呼ばれる）状態になってしまった場合の処理があります。

この場合、アルバイト初心者は社員を呼んで対応してもらいますが、ベテランのアルバイトになると自分で処理できるようになります。

また、お客様からの苦情や相談なども懇切丁寧に聞くことがあります。

ホール内で飲食サービス（ワゴンサービス）を行っているパチンコホールもありますが、飲食サービスは別業者が行っている場合が多いようで、パチンコホールに勤めているアルバイトは担当しないことがほとんどです。

カウンターでの接客

お客様がお店のカウンターに来る時は、主にジェットカウンター（計算機）で勘定した貸玉のレシートを持って来て、それを景品に交換する場合が多いです。

その他にも会員カードの申し込み、遊技台の説明などの場合があり、やや煩雑な作業が多いようです。

特にお客様に景品交換する際には間違わないようにしなければならず、責任が重くなります。

景品の交換については、店舗によって交換規定が異なります。

経験者の場合、他店とは交換内容が異なる場合が多く、文鎮や栞が何玉分との交換比率になっているか事前に覚えておく必要があります。

会員カードの申し込みでは、店舗所定の用紙に記入していただかなければなりませんので、やや時間がかかります。

パチンコ台やスロット台を案内する際には、遊技台の入れ替えによりその都度変わりますので、社員に対応を任せた方が良い場合もあります。

バックヤードでの業務

事務所や倉庫など、バックヤードでの作業を任せられる場合もあります。

この仕事には倉庫内の整理整頓や景品類の棚卸作業、各種電子機器の充電作業が含まれます。

しかし、アルバイトが行えるバックヤードの仕事は多くはありません。

なぜなら、バックヤードは金銭や重要書類などが取り扱われることが多い場所ですので、アルバイトに任せられる仕事はそんなに多くないのが実情です。

ただし、倉庫からの景品出し、景品在庫の確認などは行う必要があります。

また、清掃用具などがバックヤードにある場合には、そのメンテナンスなども含まれる場合があります。

パチンコバイトの時給の相場はどのくらい？

時給の相場は？

パチンコ店のホールでのアルバイトの相場はどの程度なのかを分かりやすく説明しましょう。

まず、ホールの時給は普通のアルバイト時給と同様に、地域により差が大きいです。

東京、横浜、名古屋、大阪、福岡といった大都市圏では当然高い時給になりますが、田舎へ行けば行くほど安くなる傾向があるのが実情です。

全国チェーンのパチンコ店でもその店舗のある地域で時給の相場が決まるので、地域によって格差があることは間違いないです。

また、パチンコ店のホールでのアルバイト自体の時給相場を見る前に、全国的な相場を見てみて、高時給か否かを判断したいと思います。

2018年10月現在、アルバイト専門情報会社「バイトル」で見た場合、全国のアルバイトの総平均は、1,055円／時になります。

また地域格差としては、「関東エリア」の平均時給は1,106円、東海エリアの平均時給は1,027円、関西エリアの平均時給は1,063円、九州エリアの平均時給は938円になります。

いずれも上昇傾向にあるとのことです。

それでは、パチンコホールでのアルバイトの相場と言えばいくら位なのでしょう。

おおむね昼間で、関東エリアでは1,300円前後、関西エリアでは1,200円前後が相場になっています。

夜間には一割増し程度を想定すると良いでしょう。

全国平均の時給よりも高く設定されていることは、業種特殊性にもあると考えられます。

しかし、1,100円前後の時給が多い地域もあるようで、時給だけを見るとやはり都市部の店舗の方が時給が良いと言えます。

基本給以外で時給に影響するものはどうなっているの？

時給だけを見てみると上記の通り、やや他のアルバイトよりも良いような印象を受けます。

しかし、時給以外の付加価値はあるのかを次に見てみたいと思います。

昇給

昇給は、アルバイトにも設定しているところが多いようです。

アルバイトとして勤め始めて3ヶ月間の試用期間が終了した際など、時給○○円アップ等を謳っている店舗が多いようです。

また、1年毎に時給の見直しを行ってくれるパチンコホールもあります。

しかしこの場合、評価が悪ければ時給が下がるような場合もありますので、注意しなければなりません。

各種手当

昇給以外にも各種手当等が支給される店舗もあります。

入社祝い金として3万円～10万円が、試用期間終了後に支給されるような場合もあります。

更に交通費の全額支給がある店舗もありますが、多くは「1万円まで」など上限が設けられています。

その他、皆勤手当、精勤手当、各種コンテスト賞金など、思わぬ金銭支給を望める場合もあります。

福利厚生制度

チェーン展開している店舗では、福利厚生制度が整っていることが多いようです。

会員制福利厚生サービスに加入している会社であれば、アルバイトでも加入できる仕組みとなっています。

各種レジャー施設が安く利用できたり、通信教育を特価で学べたりする場合があります。

また、ポイント制度を設けていて他のサービスの利用に使えたりすることもあり、思いがけず便利な制度を持っている会社もあります。

給与が高い人は何が違うの？

同じパチンコ店のホールで同じアルバイトとして働いているのに、給与の違いが大きく出てしまう場合があります。

このような場合いくつか原因がありますので、アルバイトする際には気を付けておくことが大切です。

そこで、給与に差が出てしまう理由を以下にご紹介します。

募集時期の違いで基本時給自体が異なる場合

該当する店舗が、以前は時給1,300円で募集していたものの、正社員で人員の補充ができた場合や店の方針の変更により、時給1,250円募集に変更するといったケースなどがあります。

月給で計算すると大きく異なりますが、基本的に店の方針変更ですので、仕方がない格差と言えるかもしれません。

残業、夜間勤務が多い場合

当然ですが、残業時間や夜間・深夜業務が多いような人では大幅に給与が異なってきます。

都道府県によって若干異なりますが、パチンコ店の営業時間は午前10時～午後11時位までが多いです。

営業時間としては12時間～13時間になるため、前半と後半のシフト勤務となります。

そうした場合に、後半勤務が多く残業時間が多いような人で当然給与に違いが出てきます。

コンテスト等の成果により時給アップする場合

例えばチェーン展開しているようなパチンコ店の場合、各店舗の従業員同士で接客技術を切磋琢磨させる目的で定期的にコンテストを行っていることがあります。

その場合、コンテストの結果に応じてインセンティブとして時給が上がることがあるのです。

接客能力の優秀さが評価された結果としての昇給という意味では、誰にでも公平にチャンスがある昇給と言えます。

永年就労している人の場合

アルバイトでも、数十年働いている人がいます。

そうした人の場合、特別接客能力が優れているというわけではなくても昇給する制度を設けているところも多いようです。

長くホールに出て接客していると、馴染みのお客様と親しくなったりして、お客様が再来店する動機を作ることができているスタッフもいます。

そうしたことで店舗に対して貢献を行っている部分が評価されていると言って良いでしょう。

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パチンコバイトの給料の決まり方

パチンコ店のホールでのアルバイト時給は、どのように決まるのか？という質問を多く受けます。

各店舗によってそれぞれ異なるのですが、ここではその一例をご紹介します。

周辺サービス業との比較で決める場合

店舗の周辺にあるサービス業の時給を調査し、その時給よりもやや高めに設定することで応募者を集める方法で、これが最も多い方法だと思います。

例えば駅前の居酒屋が1,100円の時給で募集をしていた場合、時給を1,200円に設定するということです。

居酒屋やカラオケ、ボーリング場、ゴルフ練習場等でのアルバイト時給を比較対象としますが、パチンコ店は風適法（風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律）下での営業になることもあり、やや高めに設定しています。

自店の損益計算から決める場合

経営管理の行き届いたパチンコ店に見られる方法です。

自店の経常利益（企業が通常行っている業務の中で得る利益）に大きく影響する人件費をできるだけ少なくすることで、利益の上昇を図りたい店長（店舗責任者）がいます。

自店での粗利の固定率を人件費の上限として、人数と就労時間帯などを詳しく分析し、時給を決定しています。

パチンコ店の取り扱う金額は、他のサービス業と異なり巨額になるため、こうした詳細な分析を行っている会社は少ないと思います。

しかし、経営に厳しい店舗ではそうして時給を決定しているところもあります。

このような考え方のもとに経営している店舗の場合、アルバイトの人数が多く正社員が極端に少ない傾向にあります。

特に決まっていない場合

1店舗～2店舗しか経営していないようなパチンコ店の場合、時給の決定にはっきりとした基準を設けていないこともあります。

同業他社店舗の時給を見て、それをそのまま流用しているケースが多いようです。

パチンコバイトで給料を上げるためにやるべき三つのこと

パチンコ店でアルバイトを始めるにあたって、当初の雇用契約で決められた時給をアップさせる方法をみなさんに紹介しましょう。

いつまで経っても時給が上がらないようでは、モチベーションも上がらないと思います。

勇気を出して上司である正社員と話し合い、進める方法がメインになります。

はじめから目標を共有し、その達成で時給をアップしてもらう

働き始めて早々に時給アップの約束を取り付けることは難しいので、まずはそのお店によって「一番困っていることは何か」をよく見ておくことです。

お客様の来店数が少なく困っているのか、店舗会員が少なく困っているのか、客単価が低いから困っているのかなど、その店の状況を正社員と話をする際などに聞いておくことが第一です。

そうして、その困りごとを克服する道筋を提案し、目標を社員と共有することで、自分の認知度を徐々に上げていくことが重要です。

お客様第一の姿勢を貫き、お客様目線で仕事をする姿勢を見せる

パチンコ店で最も目につくアルバイト従業員の不愉快なシーンとして、アルバイト同士でおしゃべりをしてがベラベラしていることが挙げられます。

お客様をお客様だと思っていない態度だと感じられてしまいます。

これはアルバイトに限ったことではありません。

正社員でも同じような人がいますが、管理職にとっては非常に困ったことです。

自身の評価を高めるためには、周囲の雰囲気に流されずあくまで接客業であるということを忘れずに対応することが大切です。

パチンコ業の流儀を理解しておくこと

パチンコはエンターテインメント（娯楽）業ですが、少なくない金銭のかかった娯楽です。

お客様は、お金を使うことでより大きなお金を得ようとして来店しています。

単にパチンコ台やスロット台でゲームすることだけを楽しみに来店している人は、ほんの一握りです。

そうした心情を理解し、勝った人に対しては負けた人に対してよりも愛想良く接客する場合があります。

なぜなら、勝った人は「また勝つかもしれない」と思い再来店するからです。

お客様の再来店しようと思う気持ちに拍車をかけるように、接客するわけです。

当然負けた人には、再来店した際の幸運を願うことは言うまでもありません。

そうしたパチンコ業に関わる流儀のようなものを、一早く掴んでおくことが大切です。

まとめ

パチンコ店のホールでのアルバイトは、他のサービス業でのアルバイトよりも高時給を望めます。

働く内容も、接客以外はそう難しいことはありません。

ただし、風評が気になる方はやめた方が良いかもしれません。

「あの人、パチンコ屋で働いてるんだよ」などと言うような人がいまだにいることもあるので、そういった声を気にする人には向いていないかもしれません。

今は、会社組織として合理的に運営されているパチンコ店も多いので、経営する会社がどのような会社なのかを調べてみてから安心して働くことも重要かと思います。

パチンコ店のホールでのアルバイトを検討している方の参考になれば幸いです。

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