「リハビリ助手の仕事、受けてみたい!でも私にできるかな?」って思っているあなた。

ご安心ください。

自信をもって面接を受けるには、リハビリ助手の仕事内容を知り「この仕事向いているかも!」と思えるかどうかです。

リハビリ助手の仕事は、誰にでもできそうな簡単な仕事ですが、働く上での向き不向きがあります。

そこで今回は、「私にできるかな?」という方にむけて、リハビリ助手の大まかな仕事内容と向き不向き、やりがいについてお伝えします。

リハビリ助手の適性を知り「いける!」と思えば、転職を考えてみてはいかがでしょうか。

「リハビリ助手の仕事」が自分に向いているか診断するにはこちら →

リハビリ助手の仕事の種類と大まかな仕事内容

リハビリ助手は、整形外科やリハビリテーションセンターで理学療法士の補助をするお仕事です。

理学療法士になるには難しい国家資格が必要ですが、リハビリ助手になるには特別な資格や専門的な知識は必要ありません。

リハビリ助手は、理学療法士の指示のもとで仕事を行いますので、勝手な自己判断で仕事を進めることはできませんが、仕事内容は多様にあります。

理学療法士のサポート

主な仕事内容は、理学療法士のサポートです。

病院には毎日たくさんの患者さんが来院されるため、大変混雑しています。

そんな忙しい状況の中、理学療法士がリハビリに専念できるように、リハビリ助手がサポートします。

その仕事内容は?

来院された患者さんをリハビリ機械へ誘導し、機械の操作を行います。

いかに効率よく患者さんを誘導できるかはリハビリ助手のチームワークにかかっています。

「どのメニューから始めたら、少ない待ち時間で誘導できるか」お互いに声を掛け合って進めていきます。

誘導後は、機械の操作を行いますが、患者さんに不快感を与えてはいけないので、操作をする前に必ず患者さんに声を掛けて「苦しくないですか?」「(電気の吸盤は)どのあたりにつけましょうか?」と確認をします。

一人の患者さんの誘導が終わると、また次の患者さんを誘導し、機械の終了のタイマーが鳴れば機械を取り外したりと、午前中は特に忙しく、休む間もなくバタバタと動き回ります。

患者さんのサポート

リハビリを行う患者さんの症状は人それぞれです。

患者さんの症状の度合いに合わせてサポートします。

その仕事内容は?

患者さんの中には、歩行ができる方もいらっしゃれば、一人で歩行するのが困難な方、車椅子を使用して移動される方など様々な症状の方がいらっしゃいます。

車椅子を自走できない方は、待合室や病室に迎えに行き、車椅子を押してリハビリ室まで誘導することもあります。

一人で歩行するのが困難な方には、転倒事故が起きてしまわないように患者さんのペースに合わせて歩行の介助を行います。

万が一、患者さんがバランスを崩して倒れてしまいそうになったとしても、一緒に倒れてしまうことがないように、支えられる程の体力は必要です。

ベットで体を起こすことができない方には、背中を支えたり、靴を履くのを手伝ってあげたりと患者さんの必要に応じてサポートします。

事務作業

リハビリの仕事は、体を動かす仕事だけでなく、座って行う事務作業もあります。

電子カルテの入力や、電話対応、簡単な書類の作成などが挙げられますが、事務作業の主な仕事は、電子カルテを入力する業務です。

その仕事内容は?

電子カルテの入力は、リハビリを行った患者さんの請求金額を決める、大変重要なお仕事です。

PCを使用し、一人一人の患者さんのリハビリ内容(点数)を電子カルテに入力することによって、医療事務が請求する金額を算定します。

もしミスをしてしまった場合、患者さんの請求金額が誤ってしまいトラブルになりますので、スピーディーかつ慎重に処理をしなければなりません。

「PCを使うの慣れていないけど大丈夫かな?」と心配になる方もいるかもしれませんが、2週間もあればすぐにできる簡単な入力なので、ご安心ください。

リハビリ機械の準備・片付け

診療中にバタバタと機械の準備をすることが無いように、必ず診療前に機械の準備を行います。

また診療が終わってから機械の片付けとリハビリ室内の戸締りを行います。

その仕事内容は?

オープン前にリハビリ機械をセッティングします。

機械の電源をオンにし、電気(低周波)機械のスポンジをセットしたり、ホットパックの用意をします。

患者さんが安全にリハビリを行うことができるように、オープン前には必ず全ての機械を作動させて、不具合が無いかをチェックします。

診療が終わる時間に近づくと、患者さんの邪魔にならないように、片づけを進めていきます。

電気(低周波)機械のスポンジを外し、消毒するために消毒液に漬けておきます。

あとはホットパックで使用したタオルを干したり、全ての機械の電源をオフにし、リハビリ室内の戸締りを行います。

雑務

リハビリ助手の仕事は雑務が多いですが、雑務の内容は患者さんが気持ちよくリハビリを行って頂くことに繋がる、大切なお仕事です。

その仕事内容は?

室内の温度調整、洗濯、掃除や整理整頓など、患者さんが気持ちよくリハビリを行える環境作りを行います。

診療前に清掃を行い、ベットの上に髪の毛が落ちていないかを確認し、タオルがぐちゃぐちゃになっていたら畳んだり、ゴミ箱のなかが一杯になっていたら回収するなど、細かい部分を整えて診療前の準備を行います。

また、リハビリでは毎日大量のタオルを使用するので、定期的に洗濯をします。

雑務が多いですが、患者さんが快適にリハビリを行って頂くための、欠かせないお仕事です。

リハビリ助手の仕事はどんな人に向いている?

リハビリ助手は簡単な仕事が多いですが、誰にでもできる仕事ではありません。

それでは、どんな人が向いていて、どんな人が向いてないのでしょうか。

コミュニケーション能力が高い人

リハビリ助手は老若男女問わず様々な年齢の方と接することができる楽しいお仕事です。

特にご高齢の方は「話を聞いて欲しい」方が多いので、コミュニケーションが上手にとれる人が向いています。

人見知りで「会話を続けられるかな?」と不安になる方もいるかもしれませんが、大事なのはトーク力ではありません。

自分の話をベラベラ話すことよりも、傾聴する=「聞いてあげたい」気持ちが大切です。

患者さんの中には、悲しそうに体の痛みを語られる方もいらっしゃいます。

悲観的になっている患者さんの気持ちに寄り添い、その時々に合った明るい言葉を掛けてあげられることも必要です。

また、会話の中から患者さんの身体の異変が分かることもあるので、必要に応じて理学療法士に報告します。

そういった点でも、コミュニケーション能力が必要不可欠です。

協調性のある人

医療の現場には、医師や看護師、医療事務などの他部署との連携をとって業務を行うことがあります。

他部署のサポートをするケースもあるので、協調性がある人が向いています。

リハビリ助手の仕事もチームワークが大切です。

例えば患者さんを誘導する順番を決めるとき、リハビリ助手同士で声を掛け合って進めていくと、より円滑に誘導することができます。

そのため、個人プレーが好きな人は向きません。

みんなで協力しあうことができる、協調性が必要です。

体を動かすのが好きな人

リハビリ助手の仕事は肉体労働なので体を動かすのが好きな方や、体力のある人が向いています。

基本的に事務作業以外は座って仕事をすることはなく、バタバタと動き回っていることが多いので、体力的に決して楽ではありません。

また、介助時に患者さんが倒れてしまいそうになった時に、支えられなければいけないので、事故を防ぐためにも十分な体力が必要です。

「リハビリ助手の仕事」が自分に向いているか診断するにはこちら →

逆にリハビリ助手の仕事に向いていない人とは?

主体性をもって仕事をしたい人

リハビリ助手の仕事は、名前の通りあくまでも「助手」です。

自分で判断して仕事を進めたい人には向きません。

もし業務中に、分からないことがあった場合は素直に理学療法士や先輩に相談し、決して自己判断で進めないことです。

リハビリ助手が勝手な判断で仕事を進めて、患者さんの身体が悪化してはいけませんので、必ず確認を怠らないようにしましょう。

体を動かすのが好きではない人

前述したとおり、体を動かすのが苦手で、座って仕事をしたい人は向いていません。

座って行う業務もありますが、ほとんどの業務が体を動かす肉体労働です。

「長時間立っている自信がないので、座って行う仕事を希望している」という人は、事務系の仕事を探してみてはいかがでしょうか。

リハビリ助手の仕事のやりがいとは?

毎日たくさんの患者さんと接するリハビリ助手の仕事だからこそ、やりがいがたくさんあります。

「ありがとう」と言ってもらえる

リハビリ助手の仕事をしていると毎日たくさんの「ありがとう」を頂きます。

「ありがとう」と言って頂けるのは、何年勤めても本当に嬉しいです。

特に嬉しかったのは、退院される患者さんが最後の日「今まで優しくしてくれてありがとう」と個人的に挨拶に来てくださったことです。

患者さんとのお別れは寂しいですが、「人の役に立つことができたんだ」と思うと嬉しくて、リハビリの仕事に携わって良かったって実感します。

たくさんの人に感謝されるのが、この仕事の魅力であり、やりがいです。

チームで達成感を味わえる

リハビリ助手の仕事はチーム内の連携が大事です。

混雑している日は、特にチーム内の連携が求められます。

患者さんの身体の負担も考えて、なるべく待ち時間を短縮するにはどうしたらいいのか、チーム内で相談します。

もしリハビリ後⇒診察予定の患者さんを、なかなかリハビリに案内することができない場合は、診察室の空き状況を確認します。

そこで診察が空いていた場合は、診察から誘導することで時間の短縮に繋がります。

このようにチーム内で連携をとることによって、スムーズに誘導ができるので、次々にパズルを埋めていくような感覚が面白いです。

混雑していた日の業務が終わると、リハビリ助手同士で「今日も頑張ったね」「お疲れさま」と声を掛け合い、清々しい気持ちになります。

リハビリ助手として働いた経験をどんな仕事に活かせる?

リハビリ助手の仕事で培った経験は、どんな仕事に活かすことができるのでしょうか。

介護職

介護の仕事と同様に、高齢者と接する機会が多いリハビリ助手の仕事。

リハビリ助手で培ったコミュニケーション能力や観察力、人間関係を構築する力は、介護の現場でも活かすことができます。

介護の仕事には排泄、食事、入浴など身の回りの介助を行います。

リハビリ助手は歩行介助などの簡単な介助の経験を活かして、専門的に介助方法を学ぶ必要がありますが、高齢者との会話に慣れているので、利用者さんとすぐに信頼関係を築くことができるはずです。

医療事務

医療事務の仕事は受付業務・電話対応・カルテ処理などのリハビリ助手と同様の仕事があります。

カルテ処理は、リハビリ以外の入力方法を覚える必要がありますが、リハビリ助手で培ったカルテの処理スピードや、正確に入力する土台を活かしてステップアップできます。

医療事務も様々な年齢層の患者さんとコミュニケーションをとったり、他部署との連携をとって仕事を進めていくので、リハビリ助手と似通ったところもあり、すぐに馴染むことができるでしょう。

理学療法士

理学療法士の仕事が気になっていて、リハビリ助手を受けようか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

まず理学療法士になるのは簡単ではありません。

社会人で理学療法士を目指しているのであれば、実際にリハビリの現場で働いてみることをオススメします。

理学療法士の国家資格を受けるには、専門学校か短期大学に入学して単位を取得する必要があります。

それから国家資格に合格して、やっと理学療法士になることができるので、お金も時間もかかってきます。

そのため、リハビリ助手として仕事をしながら理学療法士が実際にどういった仕事をしているのかを見て、生の声を聞いてから決断するのも手でしょう。

仕事を通じて、知識や専門用語が学べますし、患者さんとの接し方や機械の操作も身につくので、現場の経験がある人は理学療法士になってからも成長が早いです。

「リハビリ助手の仕事」が自分に向いているか診断するにはこちら →

まとめ

今回はリハビリ助手の向き不向、やりがいについてお伝えしました。

リハビリ助手の仕事は雑務が多い簡単な仕事なので、主体的に仕事を進めたい方には物足りないと感じるかと思います。

しかしリハビリ助手の仕事はたくさんの人に信頼され、感謝される、魅力的な仕事です。

あなたは向いてる人に当てはまってましたでしょうか。

今回お伝えした内容から「いける!」と思ったのであれば自信をもって面接に挑んでください!

実際にリハビリ助手の仕事を探すときは、こちらの記事を参考に!