整体師の仕事はどんな人に向いているのでしょうか?

人を癒す事が好きな人、1対1の接客が好きな人、ゆったりとした時間の中で働く事が好きな人、整体師になる理由はひとそれぞれです。

今回は、整体師の仕事はどんな人に向いているのかについてご紹介していきましょう。

整体師はどんな仕事?

整体師の仕事は一言で言えば癒しの仕事です。

法律的にも「リラクゼーション」の位置づけに入っていて、それ以上の医療行為や治療行為といった事は許されていません。

しかし、整体店に足を運ぶお客様は体の悩みを抱えて来店し、まるで医者のように整体師を頼ってくれます。

そうなれば整体師もお客様の期待に可能な限り応えたいと思うので、整体師の領域ギリギリの範囲でお客様の体の悩み改善に向けてサービスを提供します。

いわば病気になる前に予防する予防医学のエキスパートといったところでしょうか。

整体師の大まかな仕事内容

整体師の仕事内容は大きく分けて3つになります。

一つは疲れを癒すリラクゼーション業務。

二つ目は健康相談に答える予防医学のカウンセラー業務、そして三つ目は心を癒す心のカウンセラー業務です。

下記にそれぞれの役割についてご紹介していきましょう。

ボディケアセラピストとしての役割

体の疲れを癒す事が主な役割です。

お客様が整体師に第一に求めている事はまず体の癒しの為、この大前提を解消しない事にはお客様の満足は得られません。

ヘルスカウンセラーとしての役割

ヘルスカウンセラーとしての役割は、お客様の健康を改善するアドバイスをする事です。

正直な話、一度の整体で得られる健康効果はたかが知れてます。

根底から健康の問題を改善する為には、日々の生活習慣を改善してもらわない事には、健康の改善はあり得ません。

特に食生活と運動に関しては毎日の習慣を欠かす事ができず、逆にここさえ改善してもらえれば健康の悩みはある程度改善できます。

その為、カウンセリングを通してお客様の意識を変えてもらい、尚且つ健康に関する知識をつけてもらって生活習慣を改善してもらう事が、健康になる為の大前提条件となります。

ヘルスカウンセラーとしての役割はそこにあり、整体をしながらお客様の健康に関する悩みをヒアリングして、的確なアドバイスをして意識から変えてもらう。

それが整体師として、ヘルスカウンセラーとしての役割です。

心理カウンセラーとしての役割

整体に来られるお客様は働き盛りの社会人が多いです。

仕事で沢山頑張り、疲れた体と心を癒す為に整体に来る、そういった方が多くいます。

その為、整体に来られるお客様の中には、整体をしながら気軽におしゃべりをする方もいます。

時にはその話が真剣な悩み相談になる事も。

そうなってくると整体師の役割はカウンセラーとしての役割も担っていき、お客様の心も癒す仕事へと変わっていきます。

そして、体の疲れを癒しながら心の疲れも癒す事ができれば、これほど理想的なリラクゼーションはありません。

整体師が目指す最も理想的な形はそれぞれの整体師によって変わりますが、お客様が求める最上級のサービスとなれば、心身共に疲れを癒せるリラクゼーションではないでしょうか。

心理カウンセラーとしてもお客様を満足させられるようになった時、お客様を掴んで離さない最高の整体師になれるのかもしれません。

整体師の仕事はどんな人に向いている?

さて、ここまで整体師としての役割についてお話してきましたが、整体師になる人はどのような人が向いているのでしょうか。

ここからは、整体師に向いている人の特徴についてご紹介していきます。

温厚な人

整体師の仕事はリラクゼーションがメインです。

その為、お客様を癒す事ができる人柄が求められます。

そうなると理想的な人柄としては温厚な人柄になります。

話を聞くのが上手で、感情的にならず、温かい話し方をする人が向いています。

疲れを癒したい人はそういった温厚な人柄の整体師を選ぶ事が多く、そういった整体師には常連のお客様がつきやすいです。

探求心の強い人

整体にくるお客様は健康に何らかの悩みを抱えて来ることもよくあります。

その為、お客様の悩みをヒアリングして健康問題の原因を追究し、その問題を解決する為にはどのような生活習慣を送ればよいのか、的確なアドバイスをする為の知識と経験が必要となります。

そして、現代医学を持ってしても治す事の出来ない病に関して、お客様の中には藁にもすがる思いで整体店に来られるケースもあります。

もちろん整体に来る前には整形外科で受診していることが大前提となりますが、それでも治す事ができなかった腰痛や肩こりを解消する為に、お客様は整体師に期待して来店する事があります。

医者さえ改善できなかった腰痛や肩こりを整体師に治せるのかと言えば、それは非常にハードルの高い問題となりますし、法的に医療行為を認められていない整体師にとってできる事は限られているのですが、筋肉と骨格の勉強を専門的に扱っている整体師だからこそ気付ける事も沢山ある為、民間療法や生活習慣改善で解決できる健康の問題も扱う事があります。

そうなれば必要なものは病を治す為の諦めない探求心となってきます。

探求心の強い方であればあるほど、医者さえ治せなかった健康の問題を改善できる可能性が生まれて来るため、探求心の強い人は治療家として整体師に向いている傾向にあります。

人生経験の豊富な人

整体師の役割の中にはカウンセラーとしての役割もある事は先ほどお話ししましたが、整体に来られるお客様は様々な仕事をしていて、仕事で疲れている人が多くいます。

その為、人生経験の豊富な整体師であれば、様々なジャンルの悩みや苦労に共感する事が出来る為、人生経験の豊富さはそのまま整体師のスキルとも成り得ます。

そして、共感し理解者となれれば、お客様は全幅の信頼をおいてリピーターとして整体を利用してくれるようになる為、人生経験の豊富な方も整体師に向いていると言えるでしょう。

個室で1対1での接客は、カウンセリングをするには最も適した環境の為、カウンセラーとしてのスキルのある方は整体師としても最適な人材です。

整体師のやりがいってどんなものがあるの?

元気な姿を見た時

整体に来るまでは疲れ切った様子だったお客様が、整体を終えると元気な姿になって帰っていく事があります。

それだけ自分の整体でお客様を元気にできた事になる為、その時のやりがいと言ったらとても気持ちのいい爽快感を感じるでしょう。

また、そもそも整体の本来の役割はリラクゼーションの為、整体師として最も求められる期待をクリアできたことにもなります。

プロの整体師なわけですから、そこはクリアできて当然と言えば当然ですが、だからとはいえ、やはりお客様が自分の施術で元気になって帰っていく姿を見られた時は、また明日も頑張ろうというエネルギーに繋がるでしょう。

多数ある整体店の中でリピーターとして通ってくれる

今や整体店というのはコンビニの数ほど多く出店されています。

それだけ多くの整体店がある中で、繰り返しリピーターとして利用してくれるお客様というのは、本当に気に入ってくれて利用し続けてくれているという事。

それは自分のスキルの非凡性ともいえ、他では味わえないサービスを提供しているという裏付けにもなります。

そうなった時、自分の技術は他にはない特別なものなんだと感じられ、仕事に対するやりがいを大きく感じられます。

そのためには他では真似できない施術スキルとトークスキルが必要となりますが、そこに人柄も加われば誰にも真似できない特別な整体店へと発展する事ができます。

その時感じられる存在意義は、言葉では現しきれないほど大きなものとなるでしょう。

その後のキャリアについて

この仕事についた後のキャリアアップの道は?

整体師の仕事では、洞察力とカウンセリングスキルが身につきます。

まず、疲れたお客様を毎日相手にするわけですから、洞察力がないとお客様が何を求めているのか感じ取る事ができません。

今日は体が疲れているから黙って整体をしてほしい。

今日は嫌な事があったから話を聞いてほしい。

その日その日のお客様の気分や心境によって求められるものは違う為、何を求めているのか気付く洞察力が必要となります。

そして、疲れたお客様を癒す為にはカウンセリングスキルも必須となります。

整体師を数年経験しスキルが定着している整体師であれば、そのスキルを活かして営業職やコールセンターと言ったお客様から悩みを聞いて、それを商品の強みで解決するといった仕事が向いているでしょう。

営業もコールセンターも両方とも、所属している企業が提供している商品を売りにして、お客様の生活や仕事上での悩みを解決するといった点では共通しています。

その為、カウンセラーで培った洞察力とトーク力、そして、お客様の悩みを正確に把握する為のカウンセリングスキルは、それらの仕事でも十分活かす事ができます。

また、整体師はお客様を健康にするのも業務内容に含まれている為、その知識はスポーツのトレーナーや介護の現場でも活かす事ができます。

これだけ整体師のスキルは幅広くその他の仕事にも活かせるわけですが、それはいわば整体師がそれだけ多くのスキルを必要としている裏付けとも言えるでしょう。

自分にあった整体師の求人の選び方や注意点

それではここからは、実際に整体師として働く上で気をつけておきたい点についてご紹介していきます。

【選び方①】雇用形態から探す

雇用形態としては、長く働きたいのであれば正社員、将来独立を考えているのであれば契約社員や業務委託のスタイルがおススメでしょう。

【選び方②】職種から探す

整体師にはいくつか職種があり、大きく分けると、セラピスト、カイロプラクター、柔道整復師、鍼灸師、の四つに分かれます。

癒し重視ならセラピスト、骨格矯正が得意ならカイロプラクター、治療において深く関わりたいという事なら柔道整復師や鍼灸師など、思い描く整体師像によって選ぶべき道は変わります。

一度自分がどんな整体師を目指したいのか、ゆっくり考えて整理するのも良いでしょう。

【選び方③】会社の業態から考える

癒しが得意なのであれば温泉施設やリゾート地の整体店、治療が得意なのであれば整骨院、話を聞く事が好きで得意なのであれば完全個室の整体店など、自分の得意分野によっておススメの職種や現場は変わってきます。

会社の業態はそのまま客層にもつながります。

自分がどんな施術が得意なのか、それを明確にし、それが活かされる現場を選ぶ事が理想と言えるでしょう。

注意点

整体師としての仕事を探す上で注意すべき点は、企業の方向性、雇用形態、自分のアレルギー体質の三点でしょう。

企業の方向性が自分が目指したい方向と違うのであれば長続きはしませんし、将来独立を考えているのであれば、雇用形態もその目標に向けて選ぶ必要があります。

また、アレルギー体質を持っている方は、施術の中でどんなクリームやオイルを使うのか、面接の時点で事前に相談しておくべきでしょう。

もし働いてみて皮膚に合わないといったことがあれば、長く勤めていく事は無理と言えます。

現代の整体店のほとんどがフットリフレの際に何らかのクリームやオイルを使う為、長く整体師を続けていきたいという思いがあるのであれば、事前に確認しておくのも悪くはないでしょう。

また、整体は1対1の接客である為、基本的には先輩のフォローと言った事は期待できません。

その為、しっかりと研修や自主学習でスキルを身につけ、一人でお客様を満足させるという責任感も大切になってきます。

整体師を目指すのであれば、自分の任された仕事は自分一人でクリアしようという覚悟を持った上で求人に応募すると良いでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

整体師と一言で言っても求められるスキルは人それぞれ違います。

ただ言える事は、共通して心身共に癒しを求められているということです。

お客様の大半が疲れ切って整体に来られる方がほとんど。

その為、お客様のお悩みに対して共感し、できれば適切なアドバイスをして解決の糸口を一緒に探していく、それがお客様を満足させるために必要なスキルと言えるでしょう。

もしそういった事が得意で興味があるとの事でしたら、一度お近くの整体店へ行って、整体とはどういうものなのか体感していただく事をおススメします。

様々なジャンルのリラクゼーションを体験してもらい、その中から自分にあった職種を選ぶ、それが最も近道であり、自分が理想とする整体師を目指すための第一歩となります。


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