接客業は、どんなときでも常に笑顔を絶やさず丁寧に仕事をしなければいけないため、精神的にストレスを感じやすい職種でもあります。

「疲れたな」「辛いな」と思いながら仕事をしていると、いつしか辞めたいという気持ちになってしまうことも。

今まさに接客業を辞めたいと感じている人のために、なぜそう感じてしまうのかという原因とその対策を詳しくご紹介します。

本当に接客を辞めてしまっていいのか、この機会にしっかり考えてみてくださいね。

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接客業を辞めたいと感じてしまう7個の原因と対策とは?

「辞めたい」といっても、接客という仕事自体なのかそれとも職場内でのことなのか原因は人によって様々です。

ここからは、接客業をしている人なら一度は感じたことのある辞めたい原因をピックアップしてまとめました。

その原因の対策についても触れているので合わせて見ていきましょう。

理不尽なクレームがある

接客業はあらゆるタイプの人の対応をするため、時には理不尽なクレームを受けることも少なくありません。

こちらに落ち度がなくとも、お客様のその時の気分によって激怒されたり、罵声を浴びせられたりと嫌な思いをすることがあります。

お客様なので違うと反論することもできませんし、納得してもらえるまで謝罪をしなければいけません。

こんなことがこれから先もあるのかと思うと、気が重たくなってしまいます。

そんなときに接客業を辞めたいと感じてしまう人が多いようです。

受け流すことが大切

理不尽なクレームは、店員側がいくら気を付けていても防ぎようがありません。

そのため、クレームが発生してしまった場合は対応はきちんとしつつも、心の中では受け流すことが一番良い方法です。

理不尽なクレームは誰でも嫌なことですが、「こういう人だからしょうがない」と真に受けないようにすると精神的なダメージが少し軽減されます。

自分はあのお客様みたいな人にはならないようにしようと反面教師の見方をして、あまり気にしないようにしましょう。

土日や祝日、連休が取りにくい

接客業は土日や祝日、大型連休が忙しく、休日に休みを取ることが難しい職場でもあります。

ちょっと旅行に出かけたいから連休を取りたい、土日におこなわれるライブやイベントに行きたいから休みたいと思っていても休めないことがほとんど。

忙しい日に自分が休むことで誰かに迷惑がかからないかと心配になったり、休んだことで職場の人間関係が悪くならないかと思ってしまったりと変に気になってしまいます。

土日や祝日や大型連休で休むときは、私情ではなく冠婚葬祭などのきちんとした理由でないと言い出しにくいということが、辞めたくなる原因になっています。

他のスタッフと相談して交代で取得してみる

接客業はシフト制のお店がほとんどのため、誰かに出勤を代わってもらうということもできます。

どうしても土日や祝日に休みたいという場合は、シフトが作られる前の早い段階で自分の代わりに出勤してもらえるスタッフを探してみると良いでしょう。

職場で仲の良い人や土日出勤できそうな人など、相談しやすい人にお願いするのがおすすめです。

忙しい日に代わってもらって申し訳ないと感じてしまう場合は、代わってくれた人に「休みたい日や曜日があったら代わるからね」と一言伝えておくと相手も嫌な気はしません。

休みたいのに休めないというストレスをなるべく減らすことが大切です。

将来性を感じられない

接客業は一日中立ちっぱなしの仕事です。

接客業の中でも、特に飲食店はスピーディーな動きを求められることもあり、体力はかなり必要でしょう。

他の接客業も立ちっぱなしで仕事をするため足や腰などを痛める人も少なくありません。

そのため、年齢を重ねてもこのまま続けていける仕事なのかと考えてしまいます。

さらに、キャリアアップが難しいという点も辞める原因のひとつです。

店舗勤務で店長のポジションになったけど、その先のキャリアの道が開きにくいといった場合もあります。

経営ポジションになる方向を考えて仕事してみる

まず、体力的に厳しいという点に関しては、将来的にお店を経営する側になることを目標に仕事をしていくことが重要です。

自分が店員として働くのではなく、店長やエリアマネージャーとして人を動かすポジションに就くことで、体力を心配することなく働くことができます。

そして、キャリアアップについては、いま就いている役職の仕事をさらにスキルアップして本社勤務などをワンランク上を目指して働くことが大切です。

店長のポジションからその上を目指すことはかなり難しいことではありますが、店舗成績を上げたり、スタッフの教育に力を入れたりすることで働きぶりが認められることもあります。

店舗だけではない会社全体としての経営をする立場になれるチャンスです。

向上心を持って仕事をしていくと体力的にも心配なく、キャリアアップができます。

人手不足で忙しすぎる

働く人の入れ替わりが激しい接客業は、人手不足で悩まさせるお店も多くあります。

働く人が少なくてもお店を営業しなければいけないため、働いているスタッフに負担がかかってくることも多いです。

どんなに人手不足であってもお客様は待ってくれません。

人手が足りない分は、働いているスタッフの働く量を増やして対応せざるを得ない状況になります。

そんな状況が長く続いてしまうと、嫌気がさして辞めてしまいたいと思ってしまうことは珍しくありません。

上司に相談する、応募がくるような仕事の見せ方を考える

まずは、上司に相談をすることが一番大切です。

新人が入るまで、働いているスタッフが少しでも負担が減るような対策を何か考えてくれるかもしれません。

他の店舗から応援を呼んでもらったり、シフトを調整して忙しい時間帯だけでもスタッフを多めに配置したりと工夫することもできるでしょう。

また、働いているスタッフ側も新人が入ってくれるように、「ここで働きたい」と思ってもらえるような仕事の見せ方をすることも大切です。

お店に来たことがあるお客様が、このお店で働いてみたいと興味や憧れを持って求人募集に応募してくれることもあります。

そのためには、丁寧な接客、笑顔のある対応、スタッフやお店の雰囲気などを魅力的に見せることが必要です。

新人が入って人手不足が解消できれば、辞めたいと思うことも減っていくでしょう。

給与が低い

接客業は、忙しく大変な仕事のわりには給与があまり多くないということも少なくありません。

精神的にも体力的にも辛いと感じることが多いにもかかわらず、給与はそこまで高くないところに不満を抱いてしまいます。

どんなにいい接客をしても給与に反映されるということは少ないでしょう。

仕事量と給与が見合っていないと感じてしまい、辞めたいと思うこともあります。

なるべく給与の高いところに就職する

接客業の給与は、会社やお店によって様々です。

この給与ならモチベーション高く働けると思えるところを探してみてください。

今努めているところを一旦辞めて、別の接客業の会社やお店に就職し直すことも考えてみましょう。

人間関係が面倒

働いている割合が女性のほうが多い接客業は、職場の人間関係で悩むこともあります。

女性の職場独特のルールや派閥などがあったり、お局と呼ばれる人もいたりと仕事以外に気を遣わないといけません。

ちょっとしたことがきっかけで、職場で居心地が悪くなってしまうこともあるでしょう。

仕事自体は好きだけど、人間関係が面倒という理由で辞めていく人も多いです。

仕事と割り切ってあまり深入りしないこと

一番の対策は、深入りせずに淡々と仕事をこなすことに集中することです。

あからさまに関わらないのではなく、必要以上に近づかない適度な距離感を保っておくと人間関係のトラブルに巻き込まれにくくなります。

さらに、仕事をしっかりこなすことによって、周囲から不満に思われないようにすると良いでしょう。

仕事上でしか関わらないくらいの浅い関係を保っておくほうが、気楽に働くことができます。

転勤が多い

会社によっては、店舗の数が多いところもあるため社員であれば転勤があるという場合も多いです。

必ずしも家から近いエリアとは限らないため、引っ越しをしないといけないこともあります。

短いスパンでの転勤が続くこともあり、環境の変化が激しいことや体力的に辛いと感じて辞めてしまうことも少なくありません。

エリア限定の転勤にしてもらう

接客業にも一般職と総合職を設けている会社があり、全国転勤がある人は総合職に属している場合が多いです。

なるべく負担を減らすためにも、一般職への移動を考えてみましょう。

一般職や総合職関係なくいろんなところに転勤の可能性があるという場合は、エリアを限定してもらえるように上司に相談してみてください。

相談しずらいと思っていても、転勤だけが理由で辞めてしまうのはもったいないです。

今の状況だと負担であることを素直に伝えることで、自分が働きやすい環境に近づく可能性もあるため思い切って相談してみることが大切です。

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接客業を本当に辞めるの?辞める前に考えておくべきこと

辞めたいと感じたときの対策をいくつかご紹介しましたが、それでも辞めたいと考えている場合に再度確認してもらいたいポイントをまとめました。

今まで一生懸命働いてきたからこそ、勢いだけで辞めることを決めてしまうのはもったいないです。

後悔しない決断をするためにも、再度冷静になって考えてみると良いでしょう。

辞める理由を明確にしておく

辞めたいと思ったときに、なぜ辞めたいのか理由をしっかり考えましょう。

考えるときには、なるべく具体的に理由を挙げることが重要です。

その辞めたい理由によって、本当に辞めていいのか続けるほうがいいのかはっきりとした答えがわかります。

また、辞めるにしても理由がはっきりしていないと上司にも納得してもらえないということもあるでしょう。

辞める理由を考えることは、自分の中でその決断が間違っていないのか再度確認することもできますし、辞めることを伝えるときも説得力が増します。

辞めた後は何をするのか具体的に決まっているのか

辞めた後のビジョンが決まっていないと、辞めなければ良かったと後悔する可能性があります。

勢いだけで辞めると、その後なかなか職が見つからないなど苦労することもあるでしょう。

金銭的な理由も含めてきちんと辞めた後のこともしっかり計画を立てておくと安心です。

辞める時に一緒に働いているスタッフへの配慮が欠けていないか

接客業を辞める時は、そのタイミングもよく考えておいてください。

一番良くない辞め方は、繁忙期の期間に突然辞めてしまうことです。

円満な辞め方をするためには、働いている他のスタッフの負担が大きくならない時期にすると良いでしょう。

辞める日まで周りと気まずくならないためにも、最低限の配慮をすることは必要です。

また、辞めることを上司に早めに伝えておくことも忘れずにしておいてください。

自分が辞めるまでに新人が入れば仕事の引き継ぎもできるので、辞められたら困ると引き止められる心配もなくなります。

ひとりで抱え込まずに一緒に働いているスタッフに相談できているか

辞めることを自分ひとりで決めてしまうことはあまり良くありません。

自分と同じ仕事をしているスタッフに相談をすることで、気持ちがすっきりしたり、少し悩みが解決したりと気分的に楽になります。

辞める理由につながっている悩みや不満を同じ立場の人に打ち明けることで、もしかしたら同じことを感じているかもしれません。

他の人も同じことを思っていたんだと知ることで、もう少し頑張ってみようかなと前向きに考えられる場合もあります。

ひとりで考えて決めるよりも、誰かに相談してからのほうが後悔のない決断ができるでしょう。

まとめ

接客業は人と関わる仕事であるからこそのストレスもあり、それが辞めたくなる理由につながることもあります。

辞めたいと思ったときはすぐに辞めてしまうのではなく、対策法がないのか少し立ち止まって考えてみるのが良いでしょう。

自分の中だけで考えるよりも一緒に働いているスタッフや仲間に相談すると、気持ちが楽になるだけでなく意外な解決策が見つかるかもしれません。

「辞めたい」と思ってしまうことは接客業に限らず、他の職業にも必ずあるものです。

接客業を本当に辞めてしまって後悔しないのか、しっかり向き合ってから決断してみましょう。


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