
海外買い付けの仕事はどんな人に向いている?得意な人の5個の特徴や仕事の探し方について解説します
色々な商品を世界中から仕入れてくる、バイヤー。今回はバイヤーの求人についてお話ししたいと思います。
何が売れるのか、予測だけでは結果が見えないところがバイヤーのがんばりどころです。
バイヤーの仕事に憧れている人も多いのではないでしょうか?
今回は、バイヤー求人でよくある職種や募集内容について紹介します。バイヤーになるためにはどうすればいいのか、気になる仕事の疑問もお答えします。
是非憧れのバイヤーを目指してがんばってください!
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(正社員希望の人限定)
どんな商品を、何個くらい、何円で販売するのか。
色、種類はどれにするか。
これらを計画し、決めていきます。
店舗では色々な商品を販売していますが、食品だとお菓子、飲料(水やジュース)など、それぞれの部門ごとに担当バイヤーがいます。
中にはお菓子と飲料で一つの部門として何人かのバイヤーでチーム制の会社もあるかもしれません。
専任バイヤー制ですと一つの部門に一人のバイヤーがいて、その部門で取り扱う商品全てを仕入れています。
いろいろな商品の中から販売するものを決め、何個を何円で仕入、何円で販売するか。
商品の中には色、味が違うなどのシリーズ品のあることも。
全てを仕入れるか、その中のどれを仕入れるか。
売場をイメージしながら仕入れる商品を決めていきます。
また仕入れたらそれで終了、ではありません。
仕入れた商品をお店のどこに並べるか。
限りある店舗の中で並べるのに最適な場所を探します。
皆さんも新商品が販売されていることに気が付くのはどんな時でしょうか?
おそらくお店の目立つところにあるからこそ気が付くのだと思います。
これから販売しようとする商品についての情報収集も欠かせません。
ライバル店では何を何円でどのように販売しているか。
どんな方が購入しているか。
TV番組内で紹介されたものやCMも常にチェックするように心掛けています。
店頭販売日からは販売データを確認します。
時間帯、曜日、イベントなどを少しの変化があれば細かくチェックしていきます。
例えば、
などです。
状況に合わせて特売日を設定したり、チラシに載せる商品を選んだり、と
分析したデータを元にして販売方法を修正していくこともあります。
メーカーが作成してくれる提案資料の他にも周りの人たちの反応で、ある程度の販売傾向もわかります。
同じ社内、自分の周りにいるアシスタント達は年齢も嗜好も様々です。
全く関心をもたれない商品、反応が様々な商品、殆どの方が関心を持つ商品など。
これらの皆さんの意見も聞いて、売れ筋を予想していきます。
年数回行われる展示会では商品の特徴を確認することができるチャンスなので、なるべく参加します。
定期的に行うメーカーもあれば年1~2回程のメーカーもありますが、その他では各メーカーの新商品が出るたびに個別商談をしていき、仕入をするか検討していきます。
仕入れをする時に、この商品を何円でメーカーとの商談により大体の相場を知ることができます。
その価格を元にして通常販売価格、特売価格を決めていきます。
よく耳にする業種のバイヤーはどのようなことをしているのでしょう。
季節により様々な形態の服、それらに合わせるバックなど。
トータルコーディネートできるようにディスプレイやマネキンを使って商品提案をしていきます。
フロアごとに売場が分かれていることがおおく、各フロアでの売場統一感を出すことも必要です。
季節の商品を常に意識することが必要です。
市場に通うことでより良い商品を早く探し出すことも出来ます。
食品売場の入り口付近に配置されることが多く、どんな商品でお客様の目を引けるか。
毎日が勝負です。
食料品は、卵や牛乳などのように消費期限が短いものや、インスタントラーメン、調味料、缶詰など消費期限が長いものなど。
身の回りにあるものだけでも様々な商品が浮かびます。
これらの商品はいくつかの部門に分かれていて、それぞれの担当バイヤーが仕入れをしています。
イベント時には連携して売場や販売計画をたてていくこともあります。
食器は、あまり季節に左右されることがない商品ですが、何年も同じものを補充していては
面白みのない売場となってしまいます。
カラフルな商品で店舗を鮮やかにしたり、良いものを手に取りやすい価格で提案したり、常に品揃えに変化があるように売場を作っていきます。
玩具は、人気のあるTV番組をチェックしたり、子供たちに何が興味を持たれているか、常に情報収集を心掛けることが必要です。
自身の家庭に子供がいなくても、職場にはいろいろな年代の子供をもつ親が働いているので、ひと声かければ自然と情報が集まります。
求人広告や求人サイトでも募集しているのを見かけます。
自分が商品を並べる店舗では何を販売しているか。
どんな方が買い物に来ているか。
今まで買い物に行くことがある店舗でも、知らないことは意外と多いものです。
それらの事を知るための早道として、店舗スタッフとして数か月勤務をすることが多いようです。
いきなり出来る仕事内容ではないのですが、未経験でも先輩バイヤーの元で仕組みなどの指導をうけて経験を積んでいける会社もあります。
そんな体制がある会社では未経験者の募集をしていますので、良いチャンスです。
自社ブランド商品を扱う店舗では海外のメーカーや工場に商品を委託したり、そのための商談や取引をすることが多くなります。
輸入に関する専門的な書類は運送会社などで一通り代行してくれますが、現地工場などに買い付けに行くような時は外国語が出来るほうが、よりスムーズに取引が出来ます。
また、展示商談会では通訳なしで出品されているメーカーもあります。
このようなメーカーとも直接商談することができれば国内初の商品を取り扱うチャンスとなるので有利です。
その商品を使用する季節になってから販売していては、販売のチャンスを逃してしまいます。
季節を先取りし、店舗に導入して行けるように仕入をしていくことが必要です。
また、人気の出た商品をこれから在庫確保していく、ということも難しい話です。
店頭に並べる前も、並べた後も。
他社より早くお客様に気づいてもらうことを心掛けます。
今までにない商品も、初めから沢山仕入れては在庫を抱えるだけかもしれません。
チェーン店ならば基幹店舗で試験的販売をし、販売データを集めて分析します。
売行きが良さそうだ、と判断したら全店舗に展開する、売り場の拡大をする、などの次の対策を考えることも必要です。
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自分の意見、思いだけでなく、周りの状況をみることができること。
自分の売場を客観的に見ることで、さまざまな良い点、欠点が見えてきます。
店舗に商品導入を一日でも早くするためには、直接店舗に行き自ら売場を作っていくことも要求されます。
待っているだけでは結果は見えてきません。
また自ら動くことにより、店舗での販売動向も確認できて次の仕事に繋がります。
基本的に体力は必要ですが、休みの日は仕事の事を一切忘れる、くらいのメリハリをつけることで、仕事にも集中することができるのかと思います。
メーカーからの提案をそのまま受け取る。
情報が来るのを待つ。
これでは自分からチャンスを逃してしまいます。
メーカーから提案を受けたら、さらに良いものにできないかをお互いに知恵を出し合い、こうしてみてはどうか、など様々な工夫や検討を重ねていくことでメーカーとの信頼関係も
より良いものに築いていくことが出来ます。
一方的に話をされる、するでは良いものは生まれません。
販売数に対する考え方も、お互いの率直な意見を交換し合う事でより一層誤差の少ないものとなり、より良い販売計画を提案していただき、計画していくことに繋がります。
また、商品に対する値入率を個々に設定し、より近いものにするため、高い値入率とするための交渉が必要です。
過去の販売実績データをもとにして、季節指数や今後の販売見込み数を計算する事も求められます。
1年間の中でもその商品が売れる月、売れにくい月を季節指数としてとらえます。
仕入数量を変えたり、特売などの売り出し戦略を計画していくための基本データを作成します。
また、メーカーとの商談時には何円で仕入、何円で販売するか、これにより値入率を計算します。
この値入率を何%にするためには仕入価格を何円にして欲しいのかを伝えていくことで商談が進んでいきます。
何個販売する予定なのかで粗利額の見込みも出てきます。
商品によっては、時期が来たら値引き販売や廃棄処分をすることもあります。
この数量見込みについては、あまりにもマイナス誤差があると利益が出なくなってしまうため、見込み計算は慎重になります。
この商品がどんなものか。
初めからわかっていなくても、調べていこう、知っていこうとする気持ちがあれば自然と身につくものだと思います。
商品に興味が持てなければ、どんなものか知っていくことはできないでしょう。
どんなに商品を仕入れて販売しても、赤字続きでは成り立ちません。
この商品は売り込みたいから赤字覚悟でやっていく。
この商品は高利益商品として、仕入、販売していく。
常に黒字商品ばかりを扱っていては安定しますが、店舗としては魅力のないものになっていくばかりです。
色々な商品を総合して、最終的に黒字にしていくことを考えることが必要です。
未経験者募集、とあっても基本知識は必要です。
ここまでの中で出てきたように、バイヤーの仕事は仕入れたら終わり、ではありません。
仕入れがスタートです。
どんなPOPを付けるのか。
お客様に商品を知ってもらうために何ができるか。
商品を店舗に並べた後、何度も売場を見に行き、今の状況はどうか。
このままで良いのか。
ライバル店ではどのように販売をしているか。
色々なことを検討しては、チャレンジの繰り返しとなります。
ライバル店と同じことをしてみても売れないことや、自社の売行きの良い他店舗と同じようにしても売れない。
そんな商品もあります。
そんな時も落ち込まずに、次の方法を考えていく。
時には販売を止める決断も必要です。
そして次の商品を売り込んでいく。
負け続けることで嫌になることもありますが、そこであきらめない気持ちが必要です。
バイヤー職には誰にでもなれるもので高収入なのか。
会社規定では管理職となりましたので、基本給に手当てが付いたくらいでした。
経験を積んでいき、昇給することでそれなりの収入にはなると思います。
色々なことを覚えていくので簡単ではありませんが、意欲があれば難しい仕事ではありません。
小売業では、いろいろな商品や部門があります。
若手から年配まで幅広い年齢層のバイヤーが在籍しています。
若いから、年配だから、という区別のある仕事ではありません。
商品を薦めたいという気持ちがあれば続けられる仕事だと感じます。
緊急時には終業後や休日にかかわらず連絡がきますが。
基本的に休みの日は休み、です。
ただし、休みの日に買い物に出かけた先でも気になる商品があると、どこのメーカーか確認してしまったり
ここではこんな売り方しているんだ、とついつい気にしてしまいます。
その様子を、休みなのだから仕事のことは忘れればいいのに、と言われることはあります。
自分の仕入れた商品が売れていくまでを見守り、また次の商品を仕入れて売っていくことの繰り返しですが、売込みが成功したときに感じる達成感は心地よいものです。
自分で考えて買い付けた商品が売れた時の喜びはとても他の仕事では得られないものなので、やりがいがありますし、目指している方は挑戦してみても良いんじゃないかなと思います!
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