雑貨屋で働きたいならどうしたらいい?知っておくべきことと雑貨販売の仕事の探し方
雑貨屋と聞いて思い浮かべるお店は『東急ハンズ』や『無印良品』などのチェーン店や、街中にある小さなショップですか?
一括りで雑貨屋と言っても扱っているものは様々で、アメリカンビンテージ商品を専門にしたショップや、店員に聞かないと何に使うのか分からない便利グッズをメインにしたショップまで幅広いです。
しかし、そのお店で扱うもののジャンルに関わらず、働き方に大きな差はありません。
レジ打ちだけや品出しだけなどの一定の仕事だけではなく、店内で人手が足りていない場所へ歩き回るという体力と、臨機応変な対応力も必要となります。
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雑貨販売の仕事内容
接客
接客については、そのショップや店員により様々です。
またお客様によっても、友達感覚で接しても気にされない方もいらっしゃれば、きちんとした敬語で接してほしい方もいらっしゃいます。
接客の仕方はそのショップに合ったやり方がありますので、先輩からきちんと学ぶと良いですね。
接客業ですから人づきあいが極度に苦手な方には向いてはいませんが、小売業の中でも接客が難しくない部類になると思います。
店員のほうから話しかけて商品をおすすめするよりも、お客様に自由にご覧いただいて、アドバイスを求められたらお答えするほうが多いですから、グイグイ営業をかけなくても良いので気が楽かと思います。
レジ業務
レジでの業務は他の小売店と同じです。
チェーン店ではあまりないのですが、小規模のショップですとバーコードを取得していない商品もあるので、その場合は値段を覚えなくてはならないため、はじめの内は覚えるのに苦労するかもしれません。
ラッピング作業
雑貨屋で多いのは、誕生日プレゼントでのラッピング依頼です。
働いて間もない内にラッピングを任されることはありませんが、勤務初日までに覚えておいてほしいということもあったりしますので、その場合は少し練習しておくと良いでしょう。
その時にラッピングの本をわたしてくれるショップもあります。
ラッピングによって商品の魅力が引き立ちますので、細やかな接客を掲げているショップですと、とても重要なお仕事となります。
手先が不器用だという方でも、一度折り方を覚えてしまえば綺麗にラッピングができるようになりますので心配はいりません。
検品や品出し
まず、意外と大変なのが検品です。
おもてで接客をするだけの短時間のアルバイトですと仕入れと同時の検品までをすることはありませんが、フルタイムでの勤務や正社員として、店長候補として配属されている場合には膨大な検品を任されることもあります。
仕入れ日の営業時間前の仕入れですと、検品をしてからバックヤードへ持って行き、品出しの際にもう一度検品をします。
品出しについては、売れ筋商品は定期的に補充したり、その他の商品についても店内を歩いて数が少なくなっている商品を見つけたら補充をします。
お客様が欲しい商品を手にできるよう気配りが必要です。
仕入れ・在庫管理
働き方にもよりますが、正社員ですと店長候補として数年後には店舗を任される立場になることも多いと思います。
仕入れは店長や副店長、規模の大きいチェーン店ですとエリアマネージャーが一括で行うこともあります。
正社員は幹部候補ですので、規模が小さい店舗ですと比較的早い段階で仕入れを任されることになります。
会社の方針にもよりますが、年に10個売れれば売れ筋商品と判断され、一定数の在庫を用意しておかなければなりません。
レジと在庫管理がシステムでリンクされている場合はやりやすく、一定数を下回っている、または売れ出した商品に発注をかけるだけで済みます。
レイアウトの変更
店内のレイアウトを変更するのは頻度が多く、大変な場合もあります。
流行によって急遽取り扱うことになった商品があれば、それに合わせたポップを作成したり、目立つ位置に商品を移したりします。
いつも同じ商品が同じ場所にあると、お客様にとって目新しさが無くなってしまい面白みのない店内となってしまうので、気を付けなければなりません。
また、最近ではハロウィンなどのイベントが人気になっていますので、ハロウィン用に厚紙を切り抜いて飾ったり、クリスマス時期にはイルミネーションをしたり季節ごとの演出も必要です。
イベントごとが好きな人にとっては、とても楽しめる仕事の一つだと思いますよ。
店内の清掃
店内の清掃も、お客様に気持ち良く来店していただくためには大事な仕事です。
雑貨屋は見た目が命の職場ですので、少しのほこりでもガラス製品の上に乗っていると、お客様の反応としては、
「この商品売れてないんだな」
「このお店は繁盛していないんだな」
というような感想を持たれてしまいます。
そうならないためにも、開店前には端から端まで床や窓ガラス、商品の掃除をしておきます。
やりがいを感じるポイントは?
毎日、好きな物に囲まれて仕事ができる
雑貨屋にアルバイトで入る場合は好きな店舗を選べますので、基本的には自分がファンだったお店の店員として働ける嬉しさがあります。
正社員で店長候補や、他業種から中途採用で入って店長などの立場になった場合には、自分で売れる商品を判断して仕入れ、それが売れた時の達成感は計り知れません。
自分が気に入っている商品やおすすめした商品を、お客様が購入してくれたとき
小売業と言えばコンビニやスーパーマーケットのイメージがあるので、人との繋がりが希薄と考える方がいらっしゃるかもしれませんが、雑貨店は比較的小規模ですので、お客様との距離感が近いです。
お店のファンになってくれたお客様に最新の売れ筋商品をご紹介したり、大切な人へのプレゼントを相談されておすすめした商品を気に入っていただけたりといったことが、雑貨屋の醍醐味でもあります。
レイアウトが思い通りにいったとき
レイアウトはお店のコンセプトがありますので、大胆に変更するのは難しいです。
しかし、オーガニック素材の商品を展示する場合に、日常使用する家具や器物などを麻布でコーティングす、ひと手間を加えることで商品の魅力が上がり、売り上げが変わることがあります。
レイアウトは非常に難しいのですが、成果は売上ではっきりと出てきますので、成功したら自信に繋がります。
顔なじみのお客様が増えたとき
コンビニのように生活必需品を何でも扱うというのではなく雑貨屋にはコンセプトがありますので、便利な調理器具をメインにする店舗、女子中学生や女子高校生をメインターゲットにしたファンシーな手ごろな価格の商品をメインに扱う店舗と様々です。
このコンセプトがあることで、客層はある程度限定されてきます。
当然、何度かお越しいただいたお客様とは顔なじみとなって会計の時に気軽にお話をしたり、会計後に「ありがとうございました」と言ってもらえたりもします。
自分は人から必要とされていると実感する瞬間です。
ラッピング技術が身につく
ラッピングの技術は他のお仕事でも役に立ちます。
洋菓子店や和菓子店でもラッピングは行いますし、雑貨屋で働いて明確なスキルとして身につくのはラッピングといっても過言ではありません。
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雑貨販売は、こんな人にピッタリの仕事です!
人と接することが好きな方にはピッタリのお仕事と言えます。
また、一日中ずっと同じ仕事ばかりをするのではなく、自分ですることを常に探すことになりますので、仕事の中にも刺激がほしいと思っている方にはぜひオススメです。
雑貨屋は将来的に独立して店舗を構えたいと考えて入社される方が多い業界です。
接客スキルや堅苦しすぎない話し方であったり、ラッピングや仕入れ方法や仕入れルートなど、多岐にわたり勉強をすることができます。
大好きな雑貨に囲まれながら自身のスキルアップもはかりたいという方にはとてもオススメです。
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