雑貨屋で働きたいならどうしたらいい?知っておくべきことと雑貨販売の仕事の探し方
お洒落で可愛い食器やインテリアなどが揃い、訪れる人達を幸せにしてくれる雑貨屋さん。
毎日の生活をもっと楽しくする為や大切な人への贈り物を探す為に、毎日多くの人が訪れます。
お買い物をしながら、「こんな幸せな空間でお仕事がしてみたい…!」と思ったことがある方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、そんな雑貨屋の主なお仕事内容や、「雑貨販売が向いている人」の特徴、必要なスキル、実際に就職したいと思った時に心がけておきたいことをご紹介します!
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目次
閉じる雑貨販売とは、どんな仕事?
雑貨屋には、例えば食器類、服、ハンカチ等の布物、文房具、インテリア、お茶やバスグッズなど、幅広いジャンルの商品が並んでいます。
その特徴としては、生活必需品としての無機質なものよりも、デザインにこだわったアイテムが揃っているというところです。
あえてスーパーやドラッグストアで買うのではなく、わざわざ足を運んでも来たいと思えるような心ときめく可愛いアイテムが店頭に置かれています。
そんな店内で、お客様に提案をしながら購入のサポートをするのが雑貨販売の仕事です。
雑貨販売の大まかな仕事内容
雑貨販売の仕事内容を大まかに説明すると、レジの対応や商品の説明、贈り物を可愛く包むラッピングなど、私たちがよくお店で見かけるようなお仕事と併せて、店頭に置く商品を選んで発注したり、店内の飾りつけ、検品、営業前後のお掃除、日報の作成など、裏方系のお仕事まで多岐にわたります。
決められた仕事を淡々とこなすだけでなく、自分のアイデアやセンスをどんどん活かしていくお仕事です。
雑貨販売が向いている人の5個の特徴とは?
それでは、そんな雑貨販売の仕事に向いている人の特徴とは何でしょうか?
5つに絞ってご紹介します。
日頃からお洒落のアンテナを張っている人
自分のお部屋をお洒落にコーディネートしたり、インテリア雑誌を読んだり、話題のショップに出かけたりするなど、常にお洒落な話題にアンテナを張っている人は、雑貨販売の仕事に向いていると言えるでしょう。
会社によってお店のイメージがある程度固まっているとは言え、そのテイストに合わせた商品を選んでお洒落にディスプレイするのはスタッフの仕事です。
お客様から「このマグカップにはどんなコースターが合うと思いますか?」「このフェイクフラワーにはどんな花瓶を合わせればお洒落になりますか?」等、具体的なアイデアを求められることも沢山あります。
普段からセンスが磨かれるようにアンテナを張っていることで、お客様に満足してもらえるような接客をすることができます。
臨機応変な対応ができる人
レジで品物の売り上げ登録をするだけでなく、お客様の要望に合わせてラッピングをしたり一度に沢山の品物を袋分けする、ということもあります。
混雑している時間は特に目の前の仕事だけに集中するのではなく、お店の状況に合わせて素早くラッピング補助に回ったり在庫の確認をしたりと、臨機応変な対応力でチームのサポートをする力が求められます。
忙しくても冷静でいられる人
曜日や時間帯によってお店の混雑具合は変わってきますが、比較的人通りが少ないと言われる平日の日中でも大人数へのギフトラッピングを依頼されることもあります。
店頭には自分一人になることもあるので、バタバタした時でも冷静な対応をする必要があります。
後ろに他のお客様が並び始めても、誤差が出ないようレジ対応は慎重に。
スピードを上げながらも正確に一つ一つこなしていく、ということが求められます。
誰かに贈り物をするのが好きな人
お客様から「こんな相手にはどんなプレゼントを贈ったら良いと思いますか?」といった相談を受けることもあります。
誰かに贈り物をするのが好きな人なら、相手に合わせた最適なギフトの提案ができますよね。
また、贈る相手に合わせたセンスのある包み方ができると、お客様の満足度に繋がります。
日頃から相手に喜ばれることをするのが好きなら、自分にとってもやりがいがあって楽しいと感じられる仕事です。
学ぶ事が好きな人
前述した通り、雑貨屋の仕事はレジ応対や接客のみならず、商品の発注や売り上げ日報の作成等、多岐にわたります。
多くのメーカー名やメインで扱っている商品、入荷した商品の特徴など、覚えることは沢山あります。
販売未経験の方であれば、レジの基本操作やラッピング技術も一度に覚える為、始めの内は毎日が勉強です。
お洒落のセンスがどんどん磨かれていく為、楽しんで学べる人にはぴったりの仕事です。
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雑貨販売が向いていない人の3個の特徴とは?
一方で、雑貨販売に向いていない人の特徴とは何でしょうか?
3つご紹介します。
アイデアやセンスを表現するのが苦手な人
どんなにセンスがあってアイデアが沢山頭に浮かんできていても、それをお客様に説明できなかったりディスプレイとして表すことができないと、せっかくの能力を活かすことができません。
雑貨屋で働く上では、自分の中にあるお洒落なセンスを言葉や形にして表現する力が必要になります。
ただし、自分の頭の中にあるものを表現することは、努力次第でもちろんできるようになりますし、働きながらでも身についていくものです。
伝えるのが苦手だけれど雑貨販売の仕事をしてみたい!と思ったら、採用面接までに自分のアイデアを表現する練習をしておきましょう。
細かい作業が苦手な人
雑貨屋の仕事は、他の販売と同じレジ対応にプラスして、お客様の要望に合わせたギフトのラッピング、店頭に並ぶ雑貨の整理整頓、POPの作成など、細かい作業が沢山あります。
小さな部分も妥協せずじっくり作業するのが苦手な人は、雑貨販売にはあまり向いているとは言えないでしょう。
もちろんお洒落なディスプレイやラッピング方法等は店舗で研修もしてもらえますが、そもそも好きじゃないという方だと、入社後に辛いなと感じてしまうことが多いかもしれません。
イレギュラーがあると焦ってしまう人
どんな仕事にも共通することですが、毎日が同じ流れで、決められたタスクだけを淡々とこなしていく仕事ではありません。
何事もなく一日が終わるのが一番ですが、トラブルが発生してしまったり、今までなかったケースの注文をされたりということももちろんあります。
上述しましたが、店舗の大きさや時間帯によっては自分一人でお店に立つこともあります。
焦っている時でもお客様は来店しますし、幸せな空間に適した明るい接客が常に求められます。
レジ応対も商品の説明もラッピングもある忙しい仕事の中で、更に何かトラブルが起きてしまうとどんな人でも少しは動揺するものです。
特に焦りやすいという人は、店頭に立つと少し不安を感じてしまうかもしれません。
雑貨販売の仕事をするために必要なスキルや適性とは?
「向いている」「向いていない」に関わらず、雑貨販売の仕事では、このようなスキルを求められます。
雑貨屋という場所に合った明るい接客&身だしなみ
生活必需品だけでなく、毎日の生活がよりお洒落で楽しくなるような商品が並ぶのが雑貨屋です。
忙しい日常からちょっと離れて、非日常を味わいに来ているお客様も沢山います。
そんな空間にぴったりな、明るく丁寧な応対ができるスタッフであることが理想です。
大切な人へのプレゼント選びやお部屋のコーディネートなど、「この人なら気軽に聞けそう」「この人からアドバイスが欲しい」と思ってもらえるような、親しみやすさや清潔感のあるお洒落を心がけることが必要です。
仕事をしながらも常に周りを気にかけることが出来る
担当している仕事に集中しながらも、お店全体に目を配ることで、お客様に寄り添った接客ができます。
質問したくても、店員に話しかけるのが苦手な方もいます。
心のこもった応対ができることで、お客様の満足度が高まり、今後の来店に繋がるかもしれません。
細やかな気配りができることで、一緒に働くメンバーの仕事効率を上げることもできますね。
また、残念なことに、細々とした商品が多い雑貨屋では万引きに気が付けなかったという事案が沢山あります。
店内の様子を常にチェックする、入店したお客様には目を見てお声掛けするといったことを徹底する必要があります。
お客様やスタッフの心に寄り添った応対が出来る
ギフトを贈りたいけれど、どんなものにしたら良いのかが全く思い浮かばないと思いながら来店する人や、女性へのプレゼントを探しているけれど可愛い店内に少し緊張する...と思っている男性など、雑貨屋には様々なお客様が来店します。
お洒落な雑貨に囲まれて、お買い物をしてもしなくても幸せな気持ちになれる雑貨屋である為には、スタッフの細やかな心配りが重要です。
選んでいる時間も楽しめるよう、明るく丁寧で、尚且つ頼もしいと思ってもらえるようなスタッフであることが理想です。
どんなに忙しくて疲れている日でも、お客様が楽しむ空間づくりに励むことができるのが、一人前の雑貨屋販売員です。
自分のアイデアをはっきり伝えることが出来る
お店の大きなイメージはその会社が決めていることですが、その店舗の雰囲気というのは、そこに勤めるスタッフ達で作っていくものです。
よって、上から言われたことだけをするのではなく、自分が「いいな」と思ったアイデアを共有し、積極的により良いお店作りに参加することが求められます。
お店が更に素敵になっていくだけでなく、自分自身もやりがいを感じながら楽しく働くことができそうですね。
また接客の際も、自分のアイデアを上手く伝えることができたら、それはお客様の満足度や購買意欲に繋がります。
店頭に並んでいる可愛い雑貨だけに頼らず、自分達のアイデアやセンスを活かして、お店をさらにお洒落な空間に仕上げられるのが理想です。
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これから雑貨販売の仕事をはじめるには、どうしたらいい?
雑貨屋の主な仕事内容や、向いている人、そうでない人の特徴等をご紹介しました。
それでは、そんな雑貨販売の仕事に興味をもったら何から始めていったら良いでしょうか?
心がけておきたいことや、採用面接に向けて考えておきたいこと等をご紹介します。
雑貨販売の仕事で就職するために
雑貨屋と一口に言ってもその定義は広く、お店によって大きくテイストが変わってきます。
まずはより多くの店舗を調べて、心が惹かれる会社を探してみましょう。
報酬や勤務地、福利厚生など、その他の条件も後にもちろん見ていく必要がありますが、まずは自分が「このお店で働きたい!」と思えるかどうかです。
アイデアを活かせる仕事なので、自分のセンスに合った場所だとより貢献しやすく、自分のモチベーションも上がり、目標を持って毎日働くことができるでしょう。
行きたいと思える会社が見つかったら、その会社が持つ店舗に一度は足を運び、並ぶ商品やスタッフの接客、POP等、細かい部分までじっくり見ておきましょう。
というのも、雑貨屋の採用面接は特殊な内容が盛り込まれていことが多く、自分が思い描く雑貨屋の店内図を書く等の課題が出る会社もあります。
もちろん面接では「なぜこの会社?」という質問が出てくるので、数ある雑貨屋の中でもここを選んだ理由、特に魅力的だと感じる点を伝えられるように準備しておきましょう。
また、面接の際は「私服で来てください」と言われることがあります。
ジャケットのセットアップではなく、上品でキレイめなコーディネートに自分らしいセンスを添えてスタイリングしましょう。
資格は必要?
特にこれといった資格を求められることはありません。
実際に配属されてからその店舗の決まりやディスプレイの組み方、ラッピング方法等をしっかり教育してもらいます。
雑貨販売の仕事が未経験でも応募できる会社は、もちろん沢山あります。
自分の中にあるアイデアやセンスを活かして採用面接を乗り越えましょう。
まとめ
可愛くてお洒落な雑貨に囲まれて働くことができる、雑貨販売の仕事。
もちろん華やかな部分だけでなく、裏方の仕事も体力を使う仕事もありますが、「こんなお店をつくりたい!」という強い意志がある人にはとてもやりがいのある仕事です。
「誰かを喜ばせる事が好き」「空間をお洒落にコーディネートするのが好き」という人は是非チャレンジしてみてください。
貴女の仕事によって、お店に訪れた人が新しい感動と出会うことができるかもしれません。
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