役者や俳優、タレント、歌手、ダンサー、ミュージシャン等の出演者はもちろんのこと、それを支えるスタッフも多岐にわたり、その公演に必要な人々が必要な人数集められて状況に対応しながら働いています。

また、ステージの上だけではなく楽屋で働く人も必要で、主にメイクさんや衣装さん、床山(かつら屋)さんや制作関係の人、ケータリング管理の人や客席で働く受付・案内の人等で、どの仕事をする人でもワンセクションたりともいなければ公演は成立しなくなります。

憧れのスター達に会えるかもしれない舞台の仕事で、もしかしたら働きながらその作品を見ることができてしまうかもしれないのです。

では今回は、舞台の求人についてお伝えします。

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舞台求人にはどんな種類があるの?

出演者はその都度オーディションをしたり事務所を通したりして制作側が選びますが、スタッフについては舞台監督はじめ音響、照明、大道具、小道具、衣装、床山、特殊効果、消え物、受付、案内、最近では映像、運送、総合的なアルバイト等が現場スタッフとして公演に参加します。

それぞれ各会社や事務所に置いて制作会社から依頼を受けて自社の社員、あるいは各社で募集したアルバイトの人を派遣するシステムで、チーフクラスは大抵の場合制作側が指名することが多く、セカンドからはチーフの使いやすい人や、各社の都合で選ばれてくるのが一般できです。

今回はこれらの中で募集があり、尚且つ比較的技術職ではないものからご紹介します。

舞台求人の募集でよくある職種

アルバイト

搬入、仕込み補助、撤去補助、搬出時のアルバイトさんです。

公演によっては本番前に客席の案内係を務めたり、ケータリングの管理をしたりすることもありますが、技術はさほど必要なく専門の道具も必要ないため、比較的簡単に始められます。

搬入時は荷物運びがメインで、各セクションの指示に従い荷物を運搬。

トラックの荷物が全部搬入されたら、各セクションの指示に従い仕込みの補助をします。

舞台セットになる幕を吊ったりパネルや台を持って来て支えたりして大道具さんが固定するまで持っていたりする作業や、スピーカーを積んだりとあらかた仕込めるまでを手伝い、大まかにでき上がると、客席に座って次の指示があるまで待機になります。

ここまでは基本力仕事になりますが、重量物は少ないので日本語さえ通じれば問題はありません。

ちなみに昔、ある日本舞踊の現場で、日本語をよく理解できないインドの方が3人だけこのアルバイトにいて、ほかに人がいなかったので非常に苦労したことがあります。

仕込みが終わると舞台の掃除をして大休憩となり、休憩後は振り分けられた各部署の仕事になります。

振り分けられる部所としては、受付、物販、案内系の主に客席やロビー周りの仕事と、舞台上での転換の補助、楽屋でのケータリングの設営、補充、撤収の三つの部所です。

ケータリングは女性が配置されることが多く、出演者と話ができたりして楽しそうな雰囲気です。

終演後は各セクションの指示で撤収の補助にまわり、バラし終えたら荷物をトラックまで運び積み終わるまでが仕事となります。

素人の方でも簡単にでき、舞台の仕事はどんなものなのか本格的にやる前に実体験できる職種で、その日に一緒に働いたプロの人と仲良くなるとその人の会社などに誘われたりして窓口が広くなる可能性があり、実際にこういうアルバイトさんから大道具会社にスカウトされた人が結構存在します。

大道具

慢性的に人が足りていない部所で、体力がある程度ないとキツい仕事です。

当然、腰道具(インパクトドライバーや金槌、メジャーやのこぎり等)も自前で用意する必要がありますし、それなりのスキルも要求されます。

各社で常に人を探していて、1日に2現場こなす場合も。

新橋演舞場で公演してから、深夜にホテルの宴会場やビッグサイト等の展示場の仕込みを徹夜で行い、翌日新橋演舞場の本番をこなす人も時々います。

大劇場の場合は大道具さんは公休が取れますが、土日などは日本舞踊やバレエの発表会等で人手が分散してしまうため、そちらの仕事に振り当てられ、実質身体を休められていない人も存在します。

日本舞踊の発表会は大劇場で1日働いて稼ぐ値段の倍近い値段で稼ぐことができるため行きたがる人が多いのですが、それなりの知識と技術と人脈を持ち合わせていなければキツい現場です。

なお、ここに書いている大道具さんは基本的に本番付きと呼ばれる人達のことをメインに書いていて、製作場は別の動きになります。

パネルの1枚1枚をゼロから作ったりするのが製作場の仕事で、本番付きはできている物を舞台上の所定の位置に配置したりバラして次のセットに替えたりする作業で、作品によっては芝居やショーをやっている間の1時間程度がずっと待機状態だったりすることも珍しくはありません。

転換になるとバッと動いて働いて、セットができてしまえば次の転換まで食事をしたり本を読んだりしています。

初日が開けて何日かすると転換の時間がほぼ決まってくるので、外に食事に出たり床屋に行ったりと様々な人がいます。

特殊効果

こちらも社員数は少なくチーフ以外はバイトで雇われることが多い職種で、宙乗りや刀から火が出る仕掛けや、煙、風、滝の水などどの分野にも属さない仕事を一手に引き受けるセクションです。

作品によって人数が変化するため、その都度人を集める形態で、公演ごとに募集がかかります。

人を宙に飛ばす等のセクションなので、それなりに信用があることが大切で、基本的に大規模な公演を請け負うことが多い職種です。

スーパー歌舞伎などの派手な作品での起用が多く、最近の歌舞伎は派手にしたがる傾向が強くなっているため、このセクションの人を使うことが増えています。

基本的に朝一番に劇場入りして宙乗りのチェックや水槽の水の入れ替え等ほかのセクションの仕事に干渉しないように働きますし、最後は片付けを含めるとほかのスタッフよりも拘束時間が長くなる傾向がありますが、実は実働時間はたいしたことはありません。

場合によっては、開演してから楽屋入りして30分だけ血玉を作って役者さんに渡し、片付けをして昼過ぎには帰宅するなんていう美味しいときもあります。

役者さんと密接に絡むため本人達と会話することも多く、大変なときほど会話しなければならないので、苦労したご褒美と考えられるときもあります。

舞台求人でよくある募集内容とは?

今回挙げているのは、各公演においてその公演だけに参加するセクションとしての求人に絞っています。

照明音響等も人が足りない場合に募集がかかったりしていますが、専門のスキルが必要です。

今回挙げた中で大道具はまだ初心者でも入りやすいスキルではありますが、この職種は奥が深いので簡単に捉えすぎないようにしましょう。

私は舞台監督の仕事がないときに大道具や特殊効果のバイトにフリーで入ったりもします。

仕込みとバラシ以外の本番日を考えると、舞台監督より特殊効果の仕事の方が金銭的には割が良いです。

給与相場

アルバイト 

日当1万円程度で、客席案内や受付をする場合はスーツも必要になります。

大道具   

フリーランスで通常公演日あたり1万4千円~。

日本舞踊のおさらいだと日当4万円程度で、役者さんからの祝儀もあります。

大道具会社の社員になっている場合は、会社規定の月給で振り込まれます。

初任給で月に約17万円が基本ですが、残業が付くのでおおよそ20万円弱です。

またボーナスや昇給もありますし、社員であっても役者さんからの祝儀は貰えます。

特殊効果  

フリーランスで日当1万6千円からで、残業手当1時間1,500円くらいです。

ほかに役者さんからの祝儀もあります。

社員さんは会社規定の月給制で、初任給は月20万円行かないくらいからで、こちらも残業が付いて20万円台の中ほどまでです。

こちらもボーナスや昇給ありで、社員でも役者さんからの祝儀は貰えます。

勤務時間や休日、残業

アルバイトは日雇いのため、契約日だけの仕事です。

大道具

通常公演の場合は開演1時間前集合で、終演後30分ほどで片付けて解散になります。

昼1回公演の場合は大劇場だと10時〜17時くらいで、2回公演だと10時〜21時30分くらいです。

契約にもよりますが、残業手当が付きます。

仕込み日やバラシ日は深夜になることもしばしばで、それだけ残業手当が稼げます。

日本舞踊のおさらいの場合は大抵朝9時〜22時で、古典の場合は長い演目もあり休憩がたっぷり取れるものもありますが、新舞踊になると3分に1回の転換になったりして忙しいです。

ただ公演期間中には公休が取れますし、希望公休も上手くいけばもらえるので、子供の運動会等に参加することも可能です。

特殊効果  

通常公演では、1回公演で9時〜17時、2回公演で9時〜22時くらいが普通で、2回公演の場合は残業が付いている状態です。

こちらは公演全てに参加しなければならないので、公演日程でその月のスケジュールが決定します。

仕込み期間とバラシもほとんど徹夜になったりするので、残業代が稼げます。

ただし、翌月の公演のための打ち合わせに行かなければならない人がいるときは事前にほかの人を呼び、引き継ぎをして穴を開けない状態で打ち合わせに参加する必要があります。

引き継ぎの人は単発のアルバイト扱いになりますが、引き継ぎと打ち合わせでいない日の最低2日分は稼ぐことが可能です。

打ち合わせは大抵1日では済まずに、準備等を含めると4日〜5日の仕事になります。

勤務時間内での実働時間は大変少なく、「きっかけ」と呼ばれるやるべき仕事までの待機が長いです。

福利厚生

アルバイトは基本的にありません。

大道具は、会社に所属している場合はその会社の福利厚生を受けることができます。

特殊効果は、こちらも会社に属している人は会社の福利厚生を受けることが可能です。

必要なスキルや資格、経験

アルバイト

アルバイトは基本的に資格は必要ありませんが、経験は豊富な方が重宝されますし、本人も楽に仕事ができるようになります。

大道具

資格は必要ありませんが、平面図を見てどこに何をどう設置するかを理解できることは最低限必要な知識になります。

また、それをバラして次を飾るときの段取り等を考える能力も必須です。

これらの能力は経験によって培われますので、経験は多ければ多いほど良いということになります。

ある意味人気商売で、大道具さん同士仲良くなっている人は2人や3人でする作業において仲間が集まりやすく楽なポジションに付きやすくなるため、経験による人間関係の形成ができている人は仕事を楽にすることが可能です。

孤立してしまうと重い物や大変なポジションがまわってきてしまうので、経験と人脈は大切になります。

特殊効果

現場によっては煙火従事者や危険物取扱者などの資格を持っていることが必須で、その現場において1人この資格を持っている人がいればほかのメンバーは持っていなくても問題ありません。

場合によっては資格が全くいらない現場もあり、その公演においてどんな演出がなされるかによって状態が変わります。

宙乗り等の大掛かりな機械を扱う場合は人の命を預かることになるので、機械保全技能士の資格を持っていることが望ましい状態です。

ほかにも二種電気工事師の資格は、大量の電気を必要とする機械を扱う場合に持っていることが望ましい資格と言えます。

この業種も経験はとても大切で、トラブルの時に経験が物を言います。

マシントラブルやヒューマンエラーは生の現場には付きもので、消耗や疲れが出てくればあり得ることです。

すぐに対応するためには、長年の経験による様々な引き出しを持っている方が事態が大きくならずに済む場合があります。

これは、舞台に関わるスタッフの全てに共通することです。

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舞台求人のおすすめ求人のポイント

今回はあえて専門学校等で勉強していなくても関われる仕事をピックアップしてご紹介していますが、大道具や特殊効果はそれなりの経験があった方が有利なことは既に述べました。

これらを踏まえた上で、求人のポイントをご紹介します。

アルバイトの場合

初心者が一番入り込みやすく、舞台はどういうものなのかをまず知るためには最も良い窓口的な仕事で、日雇いなので自分に合わないようならすぐに辞めることができるので、第一におすすめします。

ここで大切なのが、武道館や東京ドーム等の大きすぎる会場での仕事を初めに選ばないことです。

これらの会場は必然的に舞台自体を組み立てるところから始まり、とても大きなステージを組むため運ぶ物資の量が非常に多く、重い物がとても多くなります。

初めてでそんな現場に参加したら肉体的にも参ってしまいますし、知り合いがいない現場で精神的にも疲れ果ててしまうでしょう。

時間との戦いですから、現場も精神的に荒い現場にもなります。

初めての人の場合、このような現場は二度とやりたくないと思ってしまうことが多いのです。

値段が高い、紅白等の現場も次から次への大戦争で、挙げ句の果てにニューイヤーへの転換が待っている殺気立った現場なので、お金にはなりますが慣れていないと大変です。

初めての場合は、市民会館レベルあたりが無理なくこなせる範疇になります。

地方に行くと、シルバー人材派遣の人々でもこなせるものもあります。

とにかく、あまり大きくない会場の仕事であれば、舞台のスタッフはどういう動きなのかを見て続けるかどうか考えることができるポジションであると言えるでしょう。

大道具の場合

はじめに道具を用意しなければなりませんが、資格は必要なく、女性もやっていたりするので、ある程度の体力と人付き合いができるならそれなりに稼げます。

やはり慣れは必要なのと、大道具さん達はやんちゃで堅物が多いですが、根は優しいので食らいついていけばやりやすい現場です。

パワーや勢いがある人には向いていて、工事現場の人達と共通するものがあります。

ただし、埃で喉をやられてしまう人や、暗い所が苦手な人には不向きです。

性格的にも肉体的にもピッタリの人が埃で気管支炎になって仕方なく辞めたケースがあります。

また暗い中で動き回るシチュエーションもあり、暗がりで目が見えないと自分も怪我をしやすいですし、他人に怪我をさせると大変なことになってしまいます。

人数が多いポジションなので、輪に入り込めれば和気あいあいと楽しく働ける仕事です。

入ったら早く図面を読めるようになることをおすすめします。

後は身体で覚えることが重要です。

小道具の場合

大道具よりも人数は少なく門戸が狭いのですが、扱う物が大道具ほど重くなく肉体的に楽なので、追記しました。

ただし少ない人数で小さい物を扱うので、繊細さやセンスを求められます。

初期投資の道具を買う必要もないので、比較的始めやすい職種です。

俳優とのカラミも多く、会話もしやすいポジションです。

細かい直し等がありますので、手先の器用さは必要になります。

そのため大雑把な性格の人には不向きで、着実な人が求められます。

特殊効果の場合

煙を出したり花火を燃やしたり宙乗りで俳優を空に飛ばしたりと、派手なことが好きな人にとっては楽しい仕事です。

危険も伴いますが、お客さんをびっくりさせたり喜ばせたりすることが好きな人にはたまらないでしょう。

ただし繊細さがないと危険を伴う仕事で、煙等の量を間違えて出し過ぎて舞台を台無しにしてしまったり、最悪の場合は火事を出したりする危険性も孕んでいるので、エンターテイナーな面と真面目にきっちり仕事をする面の二面性が必要になります。

しかし、やった仕事の成果としてお客さんの拍手を得られ、ダイレクトに自分がやっているという達成感を感じられる、スタッフの仕事の中でも数少ない臨場感のある仕事です。

舞台求人についてよくある疑問

これらの仕事をするのにはどうすれば良いのか普通では分かりづらく、探すのも簡単ではありません。

人間関係が強く色濃く蔓延っている世界が舞台というものです。

知人の紹介等が一般的になりますが、知人等がいない場合はどんな手段が近道なのかをご紹介します。

応募方法は?

アルバイトで現場を見て、現場で働いているプロのスタッフと知り合いになることが一番の近道です。

舞台の搬入のバイトとして、アルバイトの大手サイトにも載っている会社が数社あります。

現場で手伝いながら自分のやりたい職種のプロの人と積極的に知り合うことで、紹介してもらうきっかけになります。

当然その日の働きぶりを見られていますので、さぼっている姿を見せたら紹介はしてもらえない可能性が高いでしょう。

未経験でも応募できる?

荷物を運んだり誰でもできることを言われた通りにやるだけなので未経験でも心配ありませんし、指示する側も頼む相手を見て指示しますので、とても重い物を女性に持たせたりはしません。

本番前に破損してしまったら困るのは指示する側の人達ですから。

このようなアルバイトの人達は大抵そこそこの人数が必要になりますし、バイトなので責任もたいしてなく、指示する側もそこまでの期待はしていないので、できることを普通にこなせば問題はありません。

Wワークについて

ここまで述べた日雇いアルバイトの人は別枠と考え、ほかの舞台スタッフでのWワークをしている方もいます。

大道具をやりながら俳優として舞台に立っている人もいますし、中には深夜にカラオケ店でバイトしている人も。

自分のお店を持っていて夜は飲み屋の親父になる人や、作品によっては待機時間が長いので、その時間にほかの仕事をしている方もいます。

フリーで活躍するために必要なことは?

大切なのは、人脈と信用です。

どちらも人相手のことですが、努力すれば手に入れることが可能です。

信用を得るにも努力が必要ですが、そこにはどんな場合でも柔軟に対応するという機転が利かなければなりません。

舞台は生き物なので、いつ何が起きるか分かりません。

想定外のことが突如起こったりするので、そんなときいかに上手く対処できるかが信用に繋がっていきます。

「あいつに任せておけば大丈夫」と思われなければ、活躍は難しくなるでしょう。

そして人脈は縁も運もありますが、良い人脈を掴むことが重要です。

良い人脈を掴んでいるだけで順風満帆になれる人も中には存在します。

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舞台の仕事がおすすめな理由

お客さんの生の反応を感じられる

良い作品を担当すると、ストレートにお客さんの良い反応を感じることができます。

拍手にしても、笑い声やすすり泣きなどにしても、お客さんの心に訴えかけることができたのかどうかがはっきりと反応として現れます。

劇場が割れんばかりの拍手はキャスト、スタッフ一同へのご褒美のようなもので、明日への活力にもなりますし、達成感を得られる何にも代え難いものです。

有名な人とも話ができる

とても有名な女優さんと飲んだり、公演の花見に参加して盛り上がったり、パーティで一緒に飲みながら話をしたり、また煙草を吸う俳優さんとは喫煙所で必然的に一緒になる時代で、当然吸いながら会話をする場面もあります。

仕事上ではなくても、女優さんが大道具さんに家の棚作ってとせがんでいたり、様々なパターンにおいて一緒に働いている仲間という意識で会話が成立します。

中には個人的に飲みに行くことも少なくありません。

御祝儀を貰える場合がある

ひと月公演の場合、大抵は初日か中日に、主演の方から御祝儀というお小遣いがいただけます。

この御祝儀というのは主演の方だけではなく、ほかの出演者の方もくれる場合もあり、多い時には大道具さんの日当の倍ぐらいになることもあるため、ちょっとしたボーナス気分を味わえます。

また初日と中日にはビールが楽屋に届けられたり、出演者がお客さんからいただいたお菓子等が配られたりすることも。

ほかにも出演者から高いお弁当が全員に届いたり出演者の事務所から差し入れがあったりと、自分では普段高くて買わないような物を口にすることができます。

飲み屋や同窓会等で話のタネになる

皆が大好きな芸能ネタのど真ん中にいるわけですから、周囲の人達は興味を持ち話のタネになります。

舞台は生き物のため様々なことが起こり、その一つ一つが飲み屋で盛り上がるような面白い話になっていきます。

流石に喋るわけにはいかない内容のこともありますが、8割は笑い話のネタです。

そんな所でも人々を楽しませることができますよ。

まとめ

いかがでしたか?

楽屋は書いて字の如く楽しい屋敷で、例え辛いことがあっても笑顔で過ごす場所です。

笑いながら楽しんで作品に取り組むことで、お客さんにも共に楽しんでもらえるのです。

リアルに泣く芝居をしても、大劇場の3階席のお客さんに涙は見えません。

芝居で感情に浸るのは自己満足に過ぎず、お客さんが理解できる前に次の展開になりおいていかれてしまいます。

そんな時に活躍するのが、スタッフ。

ゆっくりと照明を変えたり、普通なら流れていない音楽を流したりすることで俳優の演技を助けるのです。

この記事が、舞台に興味のある方の参考になると幸いです。

舞台の仕事がどんな人に向いているかは、こちらの記事を参考に!



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