ピッキングは一度始めてしまえば、何年でも続けて働ける簡単な仕事です。

とはいえ、やはり仕事なので続けていくには向き不向きも存在します。

ではどんな人に向いているのか、どんな人にはあまり向いていないのかその特徴と、ピッキングの仕事を活かせるキャリアを見ていきましょう。

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ピッキングはどんな仕事?

ピッキングは数ある商品の中から、お客様からの注文の商品を選び出す仕事です。

商品は通信販売やネット注文の配送のために選び出され、宅配業者や運送会社が顧客まで配達します。

ピッキングの大まかな仕事内容

ピッキングの仕事はお客様の注文から始まり、お客さまのもとへの配達で終わります。

その中心であり、中枢であるのがピッキングです。

お客様からの受注

まずはお客様からの受注を確認します。

その日一日の配達に必要な分の商品を、視覚化出来るリストとして紙に出力します。

ホストコンピューターには、何万点もの商品がデータ化して入っており、あらかじめ商品ごとにジャンル分けがしてあります。

そのホストコンピューターから出力するので、商品はジャンルや種類ごとに分かれたページとして出力され、商品が探しやすくなります。

ピッキング

次に本題のピッキングです。

出力されたレジュメを元に、該当の商品のある場所まで行き、リストに載った商品を選び出します。

この際同じジャンルのものは、まとめて大きな箱やコンテナに入れます。

商品も細心の注意を払い、傷・傷み・汚れが無いものを選びます。

パッキング

ピッキングしてきたものを一箇所に集め、梱包する作業です。

この時も商品の状態には細心の注意を払い、配送時に商品が傷まないように注意します。

ピッキングの仕事はどんな人に向いている?

ピッキングの仕事は誰でも出来るものですが、やはり長く続けるにはある程度の適性が必要でもあります。

適性は才能や資格ではなく、経験や性格で知ることが出来ます。

つまり、たとえ不向きでもいくらでも補正が効くということです。

しかも、無理に頑張らなくてもいいことばかりです。

細いかことに気がつく人

気配りが出来る人、細かい出来事にすぐに気付ける人です。

他人や物事に対して、少しの変化やその兆候すら見抜いてしまう鋭い人は、ピッキングの際にも細部まで目を光らせることが出来ます。

細かい傷や変化は、直接商品を手に取らないお客様には解らず、最悪の場合はクレームになることもあります。

細かいことに気付ける人は、そんな小さなクレームの素を早期に発見し、未然に防ぐことが出来ます。

好奇心旺盛な人

新しい情報をとことん仕入れたがる、新しいものは何でも試したい人も最適です。

商品は日々変わっています。

パッケージや内容量、味の些細な変化も含めて、日々改良がなされています。

中には大きく外見が変わって、リニューアル商品と気付きづらいものもあります。

新しい情報を仕入れる人は、ここに素早く気付けます。

商品を探せなくなることもなくなり、リニューアル品であると気付かないで「ピッキングミスだ」と勘違いするお客様に的確に説明ができます。

情報通な人

上記の新しい情報を仕入れる人もそうですが、常に様々なことにアンテナを張っている人にも最適です。

「広く浅く」でいいので、あらゆる情報源を色々な場所から取り入れられる顔の広さや知識の広さのことを言います。

商品知識は勿論、リニューアル情報や製品販売元・開発元の事まで知っている人も居ます。

そこまでしなくてもいいのですが、情報量が多いに越したことはありません。

コミュニケーションを取れる人

始業時・終業時の挨拶、簡単な質問への返答、雑談程度の会話が出来れば十分です。

仕事の話をすることが多く、従業員同士での情報交換も多い職場です。

最低限で構いません。

話し上手でなくてもいいので、会話ができる人です。

どこにも話し上手な人は必ず居るので参考にしてみたり、頼ってしまっても問題ありません。

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ピッキングの仕事で活かせる経験

ピッキングの仕事は敷居がとても低く、前知識がなくても始めることは可能です。

しかし、持っていて損はない知識・経験もあります。

いずれもピッキングでもその他の付随業務でも大いに役立ちます。

必須ではありませんが、あれば仕事も早く覚えられ、ピッキングの楽しさも早いうちから感じられます。

どこでもいいので買い物経験

何でも構いません。

ガム1個、服1枚でもいいので、実際に自分でお金を払い、買い物をしたことがあることです。

お客様相手の店舗で働くならば、自分もお客様の気持ちが解っていないといけません。

お客様のニーズに答えることが、販売者側としてやりたいことなのです。

事務経験

アルバイトでもいいので、事務の仕事の経験がることです。

お客様と電話でのやりとりがある場合、パソコン操作がある場合に大きな戦力になれます。

事務仕事よりはクレーマーが多いですが、大きな事は社員が引き受けてくれます。

注文や商品に関するお問い合わせもよくあります。

ピッキングの仕事が活かせる経験

ピッキングの仕事は、一度経験すればずっと忘れません。

自転車の乗り方は一度覚えれば忘れないように、ピッキングの仕事で覚えたことは忘れません。

何故なら、その後のキャリア、そして日常生活で活かすことが出来るからです。

パソコン操作の経験

エクセルやワードなどの基本的な使い方から、パソコンでの印刷の仕方など、知っていれば何の問題もない、基本的なことを覚えられます。

現代社会では、仕事もプライベートもパソコンは必須となっています。

基本的なことだけでも、知っているのと知らないのでは大違いです。

もともとパソコンが苦手な人でも、半年も経てば一通りのことは覚えられます。

買い物上手になれる

働いている間もそうですが、辞めた後でも後のキャリアでも、買い物に強くなれます。

安い時間帯やお得に買うためのポイント、旬の時期や無駄にしない使い方など、知っている状態での買い物はとても便利で快適です。

買い物のスピードが上がる

買い物上手に言えることですが、お買い物に時間がかかりません。

何が必要で、それはどこにあるのか解っているので、効率がとても良いのです。

どこの店舗やネットショップでも、商品のジャンル分けはあまり違いはありません。

初めて入ったお店でも、棚さえ見ればどこに目的の商品があるか、大体判るようになります。

買い物が早く終われば、他のことに時間を使えるようになります。

ピッキングの仕事のメリットとは?

商品に詳しくなる

今まで知らなかった食物や衣類、服のサイズの表記のルールなど、常に毎日新しい知識を仕入れることが出来ます。

必ず役に立つようなことばかりなので、知っていて損はありません。

パソコンに強くなる

業務上パソコンは必須です。

また小さな端末など、機械に大いに頼る仕事です。

パソコンに慣れていない人が出だしで躓き、苦労することもあります。

通常の文章入力と初歩的なショートカットキーを知っていれば問題ありません。

ショートカットキーは知らなくてもいいのですが、知っていると仕事の効率は上がります。

買い物上手になる

お客様のお買い物の手助けをする仕事ですが、これが結構参考になります。

賢いお客様は買い物も上手で、お金の使い方も上手です。

一週間分のまとめ買い、子供の成長に合わせての服の買い方など、参考に出来る事があります。

食品の扱いが解るようになる

野菜や果物の旬・食べ方、魚などの種類や部類など、普段買い物をしていて気になること、不思議な事が解決出来ることがあります。

「シルバーってどんな魚なの?」「イチゴの旬はいつ?」といった事も解り、美味しい旬の季節に堪能できる他、無駄なく使い切るコツも覚えられます。

主婦にとっては有難いことばかりなので、いろんな場所でアンテナを張って物知りになれます。

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自分にあったピッキングの求人の選び方や注意点

ピッキングは大まかに2つの形態があります。

スーパーでの作業場での業務と、倉庫の業務です。

どちらも似ているようで違います。

それぞれ特徴が大きく異なっているので、それぞれの特徴を見て考えてみるといいでしょう。

【選び方①】雇用形態から探す

パートかアルバイトの募集が殆どです。

パートの場合はスーパーやデパートなど身近にある実店舗、アルバイトの場合は深夜帯の実店舗や通信販売など、若者向けコンテンツのことが多いです。

主婦ならば日中出来るパートを優先的に探すといいでしょう。

アルバイトをするならば、深夜の時間帯がおすすめです。

【選び方②】職種から探す

ピッキングだけをしたいのならば、若い人もアルバイトも多い通信販売、或いは服飾関係をオススメします。

仕事はピッキングしか無いので、新しいことを次々を覚える必要もありません。

その代わりほぼ一日中歩き通して、始めの頃はクタクタになることもあります。

ピッキング以外のスキルを身に着けたいなら、スーパーを選ぶことです。

人数が少ない分やることが多い傾向があり、仕事がなくて暇なこともほとんどありません。

その代わり、頑張った分の評価が目に見えて解ります。

新人でもつきっきりで教えてくれる人も居るので、すぐに馴染むことも出来ます。

【選び方③】会社の業態から考える

通信販売の会社なのか、スーパーなど実店舗なのか、どこの会社に属するかで仕事内容が変わります。

通信販売の会社なら、仕事内容はほとんどピッキングだけに絞られ、毎日倉庫の中をほとんど誰とも話さずに歩き回ります。

一方のスーパーは、狭い空間で仕事量も多いですが、売り場と作業場の行き来の間にたくさんの人と会話します。

【選び方④】給与や雇用条件から考える

給与を第一に考えるのならば、深夜の時間帯の応募があるアルバイトを探しましょう。

スーパーの募集の場合、深夜は店舗が開いていないことが多いので、募集ほとんど全く、といってもいいほどありません。

高時給ならば、大手倉庫の深夜帯が最適です。

一方で、時間の自由や融通が利きやすいのはスーパーです。

時間を有効に使いたい人、子育てをしている人、短時間しか働けない人は、スーパーのパートがおすすめです。

【選び方⑤】エリアから考える

近所のスーパーでも案外募集していたりします。

近隣の方が通勤に有利なので、自宅から近いに越したことはありません。

どんな会社もそうですが、同系列同士でも店舗ごとで売上を競っています。

競合店なら従業員のスキルも高く、自分も高いスキルを身につけられます。

実力をつけたい・高めたいならば、一番評判のいい店を調べて、一番近い場所を選ぶといいです。

口コミなどで調べることが出来るので、ネットを活用して「希望店舗 ネット 評判」などで検索してみるといいです。

【選び方⑤】働く環境から考える

まずスーパーやデパートですが、これらは特定の作業場が設けられています。

場所や店舗の規模により千差万別ですが、冷暖房完備なところもあれば、無いところもあります。

また全体的に狭く、雑音も多く入ります。

その代わり働くメンバーはほぼ固定で、見知らぬ人といきなり会って気まずい、ということはありません。

また売り場に出ることが多いので、夏は冷房、冬は暖房の効いた店舗は快適です。

次に倉庫ですが、たいてい冷暖房完備で常に快適です。

休憩所も専用なので広々としています。

一方で商品の数が多く、倉庫もとても大きいので迷子にないやすく、ほとんど誰とも話しません。

黙々と働いているだけです。

解らないことがあっても、あまり上司や社員が居ないので、作業の手が止まってしまいます。

明るい場所でわいわい働きたい場合はスーパーやデパート、一人で黙々と稼ぎたい場合は倉庫を選ぶといいでしょう。

まとめ

ピッキングは仕事も簡単で、覚えることも簡単です。

しかし内容は似ているようで案外相違点が多く、同じ店舗やグループ会社でも、商品や職場環境は大きく違います。

倉庫ならば、全国の倉庫が全て同じ商品を置いているとも限りません。

商品が違えば人間も違い、業務内容のみならずルールやシステムも違うでしょう。

実際に入って働いてみないと解らないことではありますが、まずは門を叩いてみないことには始まりません。

またピッキングの仕事を始めるにあたって、勤務開始前に店舗やサービスを体験しておくといいです。

その会社、またはその会社が提供しているサービスが自分に合っているかいないか、あらかじめ知っておくことが出来ます。

向き不向きもきっちり見極めてしっかりと心構えしておき、失敗のないピッキング業務を始めたいものです。


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