ツアーコンダクターのやりがいについてここでは詳しくお話しさせていただきます。

ツアーコンダクターとは旅行客が気持ちよくツアーを満喫できるよう対応をする職業で、クレーム対応などの大変なことも多いですが、やりがいがあるので何年も続けている人が多いんです。

今回は、そのツアーコンダクターのやりがいを具体的にご紹介させていただきます。

やってて良かったことやそこで身に付く力もぜひこの機会に知っていただけたらと思います。

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私はこんなところにツアーコンダクターとして行きました

今までツアーコンダクターとして添乗で行った国は100ヶ国を超えました。

国内の添乗もかなりの数をこなしてきました。

変わったところとしては、「南極」を挙げます。

とにかく遠かったです。

成田からロサンゼルスを経由し、アルゼンチンのブエノスアイレス、更に南米最南端の街ウシュアイアへ。

そのウシュアイアから南極までは船で丸2日移動です。

南極で、ペンギンと戯れたのは良い思い出ですが、それより果てしなく長い移動が何より心に残っています。

ツアーコンダクターのやりがいとは?

ツアーコンダクターのやりがいをいくつかご紹介します。

色々な国へ行ける

プライベートではとても行けないような国に行くことが出来るのが最大のやりがいと言えます。

その分、事前の下調べや勉強など大変なことも多いですが、やりがいがありますし、その積み重ねが自身の実力となるのです。

プロのツアーコンダクターとして道を極めてもいいですし、その経験を元に他の職業を選ぶことも出来ます。

世界各地の名物料理を味わえる

日本では食べることが出来ない世界各地の名物料理を味わうことが出来ます。

ご自身の良き思い出になるのはもちろんのこと、次回添乗した時に、そのツアーに参加されたお客様により具体的にその料理の特徴や美味しい食べ方をアドバイス出来ます。

舌が肥えて、料理の良し悪しの見極めは帰着後のツアー報告の際にツアー担当者から今後のツアー運営の大きな判断材料とされます。

お客様から感謝される

オフィスワークでは、お客様の顔を見る機会はありませんが、ツアーコンダクターの仕事は直接、お客様と接する仕事なので、お客様に尽くしたことに対して直接、自分自身に返ってきます。

目に見える反応があるとやる気が出ますよね。

体力維持

ツアーコンダクターの仕事は、知力よりも体力です。

朝から晩まで動き回っていますから、体力がつきます。

何かトラブルが発生した時に最後にモノを言うのは体力です。

日頃から体力維持や向上に努めましょう。

また、健康な体に産んでくれた両親に感謝することでしょう。

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ツアーコンダクターをやっててよかった3個のこと

ツアーコンダクターをやってよかった3個のことをご紹介します。

色々な出会い

ツアーに参加するお客様はもちろんのこと、現地ガイドや現地ドライバー、ホテルやレストランのスタッフなど色々な人との出会いがあります。

中には一生を通じてお付き合い出来る友人にも恵まれるかも知れません。

それらの出会いは必ずツアーコンダクターの仕事の糧となるでしょう。

お金が貯まる

ツアーに出ると食事が出ますので、食費が掛かりませんし、あまりお金を使う機会がありませんので、必然的にお金が貯まります。

貯金をしたい人にはよい仕事です。

両替する機会も多いですから、為替が安い時にドルやユーロを多目に交換したりする習慣をつけると為替の値動き敏感になり、外貨建て預金やFXを始めるきっかけにつながり、更に資産を増やせるかもしれません。

マイルが貯まる

飛行機に搭乗するとその区間の距離分のマイルがもらえますが、飛行機に乗る機会の多いツアーコンダクターはマイルをかなり貯めることが出来、上級会員に上がる機会にも恵まれます。

貯まったマイルで、長期休暇の際に、ご自身で旅行に出かけ更に見聞を広げていくとよいでしょう。

ツアーコンダクターが航空会社のマイルを貯めることに関しては賛否両論ありますが、そのマイルを自己投資に回せば実に有効な使い方だと思います。

ツアーコンダクターで身についたこんなスキル

ツアーコンダクターで身に付いたスキルをご紹介します。

実用的な英会話力

空港やホテル、レストラン、現地英語ガイドとの実践的な英語のやり取りはかなりの語学力向上に繋がります。

机上では決して学べない生きた英語が身に付くのです。

英語に限らず、訪れる国の言葉を少しずつでも覚えれば、いく先々で円滑なコミュニケーションが取れるでしょう。

世界中の観光地の知識

有名な観光地ばかりでなく、それ程有名でもない観光地を覚えることができます。

地名をたくさん覚えると新聞やテレビのニュースを見て入ってくる情報量も違ってきますし、知らず知らずのうちに更なる知識を体得し、添乗に出た時の糧になるのです。

英語ガイドの説明を通訳することが多々ありますが、日頃の情報集めがそういう機会に役立つことが多いのです。

コミュニケーション能力

色々なタイプのお客様と接しますから、ツアーを円滑に進める為にあらゆる角度からコミュニケーションを試みますから、必然的にコミュニケーション能力が向上し、仕事だけではなく、人生を通して大きな違いを作りだすでしょう。

ツアーコンダクターはこんな人におすすめです!

ツアーコンダクターはどんな人におすすめかを紹介します。

地道に努力出来る人

一見華やかそうに見えますが、地道な作業の連続です。

地味な作業を地道にコツコツとこなせる人が実は一番、この仕事に向いています。

出発前もそうですが、ツアー中も細かい確認作業の連続です。

ハッタリの効く人

不安がすぐ顔に出る人は、ツアーに参加されるお客様に不安を与えてしまいかねませんので、良い意味でハッタリが効くタイプの方はツアーコンダクターの仕事に大変向いています。

好奇心旺盛な人

色々な国に行けるのが、この仕事の良いことではあるのですが、何回か行っているとツアコンがその土地に新鮮さを感じなくなります。

良い意味での慣れは大事ですが、倦怠感を伴う慣れはツアーの雰囲気を壊しかねません。

何回、同じ場所に行っても毎回違う目的を持ってツアーに臨めるような好奇心旺盛な人はツアーコンダクターに向いています。

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まとめ

今回は、ツアーコンダクターのやりがいや身につくことなどを挙げてみましたが、忘れていけないことはこの仕事はあくまでお客様が主役であり、如何にお客様に楽しんでいただけるかを追求していく仕事なのです。

ですから、お客様のことを第一に考えて実践し、全てのお客様にそれが伝わり感謝されることこそが最もやりがいを感じる瞬間でもあり、次もまた頑張ろうという原動力になるのではないでしょうか。

これから、ツアーコンダクターを目指す方には「まずは全力でお客様に尽くす」ことから始めていただきたいです。

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