ツアーコンダクターになるには?必要なスキルや勉強は何?目指しているならチェックしよう
ツアーコンダクターの転職を成功させるためにやるべき6個のことと、上手な転職方法について今回、解説させて頂きます。
ツアーコンダクター(旅行添乗員)という仕事は新卒で始める方より、転職して始める方が圧倒的に多い職種と言われていて、未経験だけど添乗員に転職したい方は今の自分のスキルで大丈夫なのか不安かとは思いますが、ある程度社会経験があればだれでも大丈夫です。
この職業は経験を積むことが重要なので、ぜひ勇気を出して転職して、様々な事を学んでスキルアップを目指してみてください。
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目次
閉じるツアーコンダクターで転職する人は多い?
ツアーコンダクターで転職する人は多いです。
年々増加しています。
年齢も以前は20代から30代の方の転職組が多かったですが、最近は40代から50代の方の転職組が増加しており、更には前職を定年退職後にツアーコンダクターデビューする60代の方もいます。
非常に門戸が広く、やる気さえあればツアーコンダクターへの転職はいくつになっても可能なのです。
ツアーコンダクターの転職を成功させるためにやるべき6個のこと
ツアーコンダクターの転職を成功させるためにやるべき6個のことをご紹介します。
英語の資格を取る
ツアーコンダクターの採用に際して、英検で2級以上、TOEICで600点以上ですと、採用されやすく、すぐに海外ツアーにデビュー出来る可能性が高いです。
実際は、それらの資格がなくても入社してから、ツアーコンダクター専用の資格を取れば問題ないのですが、資格は何よりの語学力の証明になりますので、可能であれば資格を取りましょう。
世界史の勉強
高校レベルの世界史の知識は必要です。
山川出版の教科書や資料集が値段も手頃でおすすめです。
最低でも3回繰り返し読みます。
ツアー本数が多く、ツアーコンダクターが英語ガイドの通訳をする機会の多いヨーロッパの歴史は重点的に勉強しましょう。
世界史の知識がある程度あれば、現地ガイドの話す英語もかなり理解しやすくなります。
地理の勉強
やはり、高校レベルの地理の勉強は必要です。
スマホのアプリだけではなく、世界地図を一冊購入しましょう。
主要国の首都の位置や主要な観光地の位置を勉強しましょう。
地理が頭に入っていなければ、旅程管理をしっかりできません。
世界遺産の勉強
海外ツアー商品のほとんどは世界遺産がメインです。
各国の主な世界遺産を覚えましょう。
長距離移動のバスの車中で話すネタとしても最適です。
次回以降のお客様の旅行のアドバイスにも役立ちます。
基本的な社会人マナー
新入社員研修程度の社会人マナーは最低限身につけておきましょう。
マナー本を何冊か読んだり、マナー教室に通うのもいいでしょう。
転職先の会社は最低限のマナーはとっくに身につけているという前提で、そこから先の研修なり、講習を進めていきます。
備品を揃える
スーツは地味なものにします。
靴は履きやすく、歩きやすいものが良いです。
旅行カバンは最近流行しているリュックタイプのバックは両腕が空くので機能的です。
スーツケースは多少高くても軽くて丈夫なものがよいでしょう。
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転職するにあたっての必要な心構え
前職のプライドは捨てる
前職の経歴が立派である方ほど、同僚などに尊大な態度を取る方がいらっしゃいます。
同僚ならまだしも会社の上司や先輩、更にはお客様にまでそのような態度はいただけません。
もちろん、前職の良い部分はツアーコンダクターの仕事に活かしていくべきですが、姿勢としては謙虚な姿勢で臨むべきです。
仮に年齢が下の方であろうと一日でも早く入社した方には敬語で接しましょう。
前職のプライドは皆様のツアーコンダクターとしての成長の為にも捨てましょう。
サービス業、接客業であることを強く認識する
語学力や観光知識も大事ですが、最も大事なことはツアーコンダクターはサービス業であり、接客業であることです。
正しい言葉使いや大勢の人に聞き取りやすい話し方を覚えましょう。
印象で大きく左右される仕事です。
ツアーコンダクターとしての学びには終わりはない
始めのうちは、初めて行く添乗先ばかりですから、勉強が大変ですが、2回目や3回目だからといって勉強をしなくていいかと言うとそんなことはありません。
初回に行った時に現地で調達した情報をまとめる作業はとても大事です。
基本動作こそ大事
一見、華やかな職業に見えますが、この仕事は地味な作業の積み重ねによって成り立っています。
ツアーコンダクターの仕事は事前準備をどれだけやったかで実際の添乗がスムーズにいくかどうかを大きく左右します。
ツアー本数を数多くこなし、経験を積んだとしても基本動作をおろそかにせずに毎回しっかり励行しましょう。
ツアーコンダクターの転職で年収を上げるためにやるべきこととは?
ツアー本数を増やす
ツアーコンダクターの収入は完全に歩合給ですので、収入を増やす為には必然的にツアー本数を増やさなければなりません。
ツアーの日数も短いツアーよりは長いツアーのほうが当然、手取りが増えます。
会社と密にコンタクトを取り、出来る限りツアーをこなしましょう。
リピーターを増やす
リピーターを増やすことも、年収を増やすことに直結します。
自分のツアーに参加してくれるお客様を増やすことやツアーコンダクターとしての指名を増やすことは自分の年収の安定確保に繋がります。
積極的に色々なお客様と仲良くなりましょう。
ツアーの質を上げる
ツアーの質を上げることは、年収増につながります。
ほとんどの旅行会社では、ツアーで実施するツアーアンケートの結果を元に、ツアーコンダクターの査定を行います。
アンケート結果の良いツアーコンダクターは当然、ツアーの受注が増え、昇給していきますので、年収も増えます。
また、旅行会社によってはアンケートの成績が良い場合、報奨金を出す会社もあります。
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まとめ
今回は、ツアーコンダクターの転職を成功させるためにやるべき6個のことと、上手な転職方法について今回、解説させて頂きました。
前職の経験を最大限に活かしつつ、新しいことを貪欲に吸収していく姿勢がツアーコンダクターの転職を成功させる決め手となります。
謙虚な気持ちで色々な人から色々なことを教わりましょう。
ツアーコンダクターは机上の勉強よりも一本でも多く経験を積むことが大事で、ツアーにこそ最大の学びがあるのです。
失敗したり、思い通りに物事が進まないこともあるでしょうが、苦い体験こそあなたを大きく飛躍させてくれるのです。
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