「編集」という仕事はよく耳にしますが、実際にはどんな仕事をしているのでしょうか。

ここでは雑誌編集とはどのような仕事をするのかを紹介しようと思います。

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雑誌編集とはどんな仕事?

雑誌編集は、一般的に紙媒体と言われる週刊誌や月刊誌、フリーペーパーなどの記事を作り、雑誌を作り上げていく仕事です。

どんな題材を扱う雑誌なのかによっても必要な知識は変わってきますが、企画を考える上でも、扱う題材に対する知識が求められます。

雑誌編集の役割とは?

企画の一連の流れに携わり、全体をまとめる

企画・特集内容などを考え、取材先、ライター、カメラマンなどを決め、依頼をします。

スケジュールを組んで入稿などの締切に遅れないように各スタッフを動かすのも、重要な役割になります。

スタッフの得手・不得手、特性などを考慮したスケジューリングが必要になります。

正社員、契約社員、バイト、派遣などで求められる役割は変わる

編集部の方針にもよりますが、編集部で必要な雑務をお願いするためのアルバイトは大抵どこの編集部でも需要があります。

原稿の受け渡しだったり、書いてある内容の確認であったりをお願いすることになります。

契約社員・派遣社員などは必要な作業内容に合わせて契約を結ぶことになるので、ある程度実務経験がある前提で契約されるケースが多く、必要なスキルや経験などを考慮された役割が振られることになります。

正社員の場合は新卒で入って実務経験を積むか経験や実績を買われて転職するなどになり、責任のあるポジションの場合はやはり正社員の役割になることが多いです。

業界や商品の流行を作る

企画を考える際、その企画にニーズがあるのかどうか、がとても重要になります。

今はまだ一般的ではないものが、記事が出ることで流行したり一般的になるということは珍しくありません。

求められている物や事をいち早く察知して記事にするのも編集者の大切な役割になります。

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雑誌編集の具体的な仕事内容とは?

具体的な業務

企画・予算どり

予算は大まかには決められていることが多いと思いますが、予算管理から任せられるような大きな仕事の場合にはそれ相応の知識とスキルが求められていると思いましょう。

それ以外の場合はページあたりの予算やライティング単価などは決まっているケースが多いので、それに合わせて業務を進めることになります。

取材

取材先の策定・決定も編集者の仕事です。

実際に取材を行い記事を自分で書くケースもあります。

ライターさんに記事を書いてもらう場合も、取材に同行して内容をチェックしておきます。

どうしても他の仕事との兼ね合いで取材に同行できない場合は、訊いておかなければならない内容などをきちんと打合せしておき、記事の出来上がりに必要な情報の聞き逃しがないようにしておきます。

記事編集

文章を実際に自分で書く場合はチェックまで自分で行うことになりますが、ライターさんに依頼して記事を書いてもらう場合は書いてもらった文章をチェックします。

その際には、取材に同行したときに自分で聞いたり感じた内容と齟齬がないか、誤字脱字は無いか、文章に矛盾がないかなどをチェックします。

入稿作業

写真のチェックなどを行い、デザイン(ページレイアウト)に合わせて写真と文章をつけ、印刷会社に入稿します。

入稿すると数日でゲラ(初稿)が上がってきます。

ゲラのチェックをしてゲラを戻すと、数日で色校が上がってきます。

色校を戻すと製本されて雑誌が出来上がります。

仕事の流れ

企画を立ち上げ予算取りを行う

編集会議などで企画の内容を決め、内容に合わせて必要な予算配分を考えます。

仕事の割振りを行う

予算を考えながらスタッフ(カメラマン・ライターなど)や取材先などを決めていきます。

取材・情報収集

企画意図に合った取材先を探し、取材をします。

記事の編集など

取材して収集した写真を選んだり、文章などをチェックします。

原稿を印刷所に渡す

デザインと一緒に写真と原稿を入稿します。

印刷物のチェックをする

上がってきたゲラや色校のチェックをして印刷会社に戻し、製本してもらいます。

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雑誌編集はどういう人と仕事で関わるの?

編集者の仕事は多岐にわたります。

全てを1人でやることは難しく、様々な人と関わりながら仕事を進めます。

ライター

基本的には文章を書いてくれます。

場合によっては取材先の策定などを手伝ってもらうこともあります。

逆にライティングを自分でする場合には関わらないこともあります。

カメラマン

写真を撮ってもらいます。

場合によっては自分で撮影するケースもありますので、関わらないこともあります。

イラストレーター

記事の内容によってはイラストを使う場合もあります。

どんなトーンのイラストが欲しいのか、どんな誌面をイメージしているのか、できるだけイラストレーターがイメージしやすいように伝えます。

デザイナー

レイアウトをデザインしてもらいます。

どんな誌面を作りたいのか、色のイメージや写真のイメージなどをラフ(誌面イメージ)を自分で描くなどして、できるだけ具体的に伝えます。

取材先

自分で調べて書く記事の場合は取材先がないというケースもありますが、ほとんどの場合はお話を聞かせてもらう取材先が必要になります。

先方に気持ち良く取材を受けていただけるように配慮しながら段取りをし、記事の内容についてもゲラなどで確認をしてもらう場合もあります。

校正・校閲

媒体によって表記ルールが決められています。

原稿は表記ルールに従って書かれているか、原稿の日本語は正しいか、誤字脱字はないか、などを見てくれる専門家です。

媒体によってこの作業も編集者が行う場合もあるので関わりのない場合もありますが、その場合は編集者に校正のスキルが求められます。

印刷会社

雑誌の場合は必ず印刷が必要になるため、重要な仕事相手になります。

特に色校を戻す際には修正の内容など綿密な打合せが必要な場合が多いです。

様々な事情で入稿が遅れる場合などにも、いつまでに入稿すれば間に合うのかなど常に連絡を取り合う関係になります。

印刷会社との連絡は、進行担当と言われる雑誌の全体の進行状況を管理する担当者が行うケースも少なくありません。

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雑誌編集になるためにはどうしたら良い?

雑誌の編集者になりたいと思ったら、具体的にどのように仕事を探せば良いのでしょうか。

編集職に就職するために

全くの未経験で雑誌の編集者に応募する場合、新卒の場合はやりたい雑誌を出している出版社の求人に応募するという正攻法が一番確実です。

ただ、これはなかなか狭き門であることも事実ですので、どうしても編集者になりたい場合には編集アシスタントのアルバイトから始めるという方法もあります。

編集部には大概編集アシスタントのアルバイトの需要がありますので、そういったアルバイトの募集をいち早く見つけ、少しずつ実績を積むのも一つの方法です。

自分のイメージしていた編集者の仕事と実際の仕事のギャップなども分かりますので、まずは仕事内容を見る上でも良い経験になると思います。

資格は必要?

雑誌の扱う内容にもよりますが、特に絶対に必要な資格はありません。

ただ、専門誌などの場合にはその専門性によって必要な資格がある場合もあるので、自分の目指す雑誌の内容をきちんと把握しておく必要があります。

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まとめ

編集の仕事は様々な人とのコミュニケーションが必要な仕事です。

いかにスタッフや取材先、取引先と円滑に仕事を進められるかが勝負と言っても過言ではありません。

それぞれの相手の性格や特性を把握し、いかに自分の理想とする内容の記事を仕上げ、スケジュール通りに進行させるかをコントロールするのが編集者の腕の見せどころでもあります。

そのためには、自分の担当している記事を客観的に俯瞰して見る冷静な目も必要になります。

突然のイレギュラーな対応なども日常的に起きるので、物事に柔軟且つ冷静に対応できるスキルが求められます。

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雑誌編集の仕事がどんな人に向いているのかは、こちらの記事を参考に!



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