ライター副業が向いている人の5個の特徴や必要なスキル・適正とは?
占いライター求人に興味のある方は必見です。
「占いライターって何?」「ちゃんと占いしているの?」「給料ってどうなるの?」
気になる疑問が多い職業ではないでしょうか?
ライターという職業の中でもほとんど知られることのない占いライター。
スピリチュアルなものに興味がある方は気になりますよね。
今回は実際に働いていた私が占いライターの募集や求人について赤裸々にご案内します
※営業形態は会社によって異なります。
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目次
閉じる占いライターのおおまかな仕事内容
星占いのライティングやメルマガの配信、個別の相談に返信を行うことが占いライターの仕事です。
メイン業務は業務時間内に占いを行い、お客様の相談に答えることです。
また、売上に応じてキャンペーンの計画や特別企画の立ち上げなど、その仕事は多岐にわたります。
そのため、占い師ではありますが、社員であれば数字も把握しながらマーケティングに関わることもあります。
定期的に占いフェスタなどのイベントに出展し、広告業務を担うこともあります。
※営業形態は会社によって異なります。
占いライターにはどんな種類があるの?
知っているジャンルから少しマイナーなものまで、各分野に占い師が所属しています。
「占い師とライターの違いって何?」となりますが、実はそんなに違いはありません。
占い師という資格は日本にないので、占術を一定以上学べば自分の裁量で占いができますし、開業も可能です。
基本的に私の在籍していた会社は、占い師兼ライターという方が9割でした。
「それって本当に大丈夫?適当に書いてるだけじゃないの?」となるのですが、実際に占いを勉強し経験を積んでいる方も多いですし、未経験の方には1ヶ月程度みっちり研修を行います。
全体スキルの底上げとして、対面で占いを行っている著名な方をお呼びして定期的に講習会を行っています。
占い=不思議な力があるんじゃないの?と思う方も多いですが、やはり努力は欠かせないものですし、お客様への伝え方もプロに教わることで深みが出ます。
四柱推命
中国で生まれた陰陽五行説を元に生まれた占術ですが、実は【四柱推命】という言葉は日本生まれです。
自分と相手の名前の他、生年月日や生まれた時刻を用いて相性を出します。
今後を占うというよりは、今気になっている人との相性や、自分の運命を鑑定する占術になります。
複雑な要素が絡むので、ある程度熟練した方でないと難しいかもしれません。
西洋占星術
いわゆる「星占い」です。
主に黄道12星座の星回りから各星座の運勢を鑑定する占術になります。
占い師によっては13星座で占う場合もあり、馴染みがある占術ですが知れば知るほど奥深い占術です。
最近は自分が生まれた時に月がどの位置にあったかを鑑定する【月星座】で鑑定する方法が多くなっているようです。
※月星座を鑑定する場合は生年月日の他、出生地・出生時刻が必要になります。
タロット占い
大アルカナのカードのみ使用する方法と、小アルカナのカード含めて使用する方法があります。
西洋占星術と同じ位の人気を誇り、私たちにとって身近な占術です。
基本的にはシャッフルしたカードの絵柄や位置を元に占い結果を読み取ります。
ただ、星占いのように「今日の運勢」といった全体的な要素を見るには不向きです。
そのため、ある程度占いたい内容(好きな人との相性や進路の相談など)をしぼる必要があります。
その他にも手相占いや花占いなど、多数の占術があります。
占いライターでよくある募集内容とは?
基本的に「ライター募集」とだけ書かれている場合が多いので、見つけるのは少し困難かもしれません。
ここでは、以前占いサイトの正社員だった私の体験をもとに紹介します。
少々特殊な業種ですので、中には【女性向け占いサイト】と記載されていることもあります。
それ以外は普通の会社と全く変わりません。
例えば、社員旅行や忘年会、新年会などもありました。
雇用形態
正社員をはじめとして、アルバイトや業務委託といった雇用形態があります。
給与相場
正社員の場合は、年収300万円~450万円位が相場と言えるでしょう。
売上によって、これ以上になる場合もあります。
成績によるインセンティブがあるので、収入には個人差があります。
勤務時間や休日
私の会社では9時~18時、13時~22時などに分かれており、4週8休のシフト制でした。
もちろん、勤務時間や休日に関しては会社によって異なります。
福利厚生
有給休暇・社員旅行・産休・育休などの各種社会保険があります。
正社員であれば、一般的な企業の福利厚生と同様です。
勤務場所
正社員・アルバイトの場合は会社に出勤して業務となります。
業務委託の場合は、自宅での勤務も可能です。
出勤の場合も私服勤務のところが多いため、季節に合わせた楽な服装が可能です。
求められる人物像
人の話をしっかりと聞ける方が向いているでしょう。
占いという特性上、お客様の悩みをしっかり聞くことができる力が必須となります。
特にタロット占いの場合は、お客様の情報を聞いて占う内容を決定するため、的外れな返しをした場合は信頼関係にひびが入ってしまうことも。
特にメール相談の場合は文字だけのやり取りになるため、文章の構成や表現など要所に気を配る必要があります。
最近はアプリで気軽に占い師とやり取りができるので、文章を書くことが好きな方も向いています。
お客様の中には実際に自分で占ってみたという方もおり、専門的な知識がある方も多くいます。
そのため、未経験でも向上心がある方なら、お客様と真摯に向きあってしっかりとお話できるでしょう。
必要なスキルや資格、経験
スキルや資格は必須ではありません。
どの占術を何年、鑑定人数はどれくらいかなどをアピールしましょう。
職人の世界と似ているため、資格より経験が重視されます。
もしあなたが店舗に在籍していたのなら、そちらの経験もぜひ記載してくださいね。
未経験でも問題はありませんが、ある程度占いの基礎知識(占術の種類やタロットの簡単なカードの意味など)を知っておくと、実務に入る際に余裕をもってスタートできるでしょう。
また、ライティングがある程度できることも要求されます。
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占いライターのおすすめ求人のポイント
求人自体がかなり稀になりますので、見つけ次第応募し、面接をお願いするという流れになります。
特に占いライターで正社員の求人は、かなり少ないです。
基本的な福利厚生が揃っているのであれば、問題ないと見て良いでしょう。
「どうやって調べたの?」と私もよく言われるのですが、入った会社がたまたま占いサイトを経営していたという感じです。
よく見る大手転職サイトで「女性向けウェブサイトのライティング」という文言に興味を持ち応募しました。
私の場合は、たまたま当たったという要素が強いので具体的な紹介ができませんが、占いサイトを検索し運営元の会社を調べ、求人がないか検索する方法が手っ取り早いと思います。
講習会あり
「占い師に講習会なんてあるの?」と思う方もいるのですが、実はあります。
有名な占い師の先生をお呼びしてお客様へどのようにお伝えしたら受け止めてもらえるか、トークスキルから新しい占術を学びたい方が参加したりと、内容は多岐にわたります。
「タロット占いはできるけれど、西洋占星術も学んでみたい」といった占い師の方もおり、キャリアアップを目指す方には必見です。
通常、外部非公開の講習会になります。
社員旅行あり
基本的に海外へ行くことが多く、なかなか行けないパワースポットを巡って鑑定に活かすこともあります。
やはり、実際に行って得る情報は説得力がありますし、何より自分も楽しみながら英気を養うことができます。
旅費・滞在費が会社負担だったので、お金の心配もなく楽しめました。
交流会あり
グループ会社だったため、定期的にグループ内の占い師と交流会がありました。
実は人脈作りは、占い師にとってとても大切なことです。
独立を目指す占い師や掛け持ちで占いをしている人は、お客様を紹介してもらうこともあります。
特に会社によって主力の占いジャンルが違うと、その場で講習会になることもあります。
自分に合った占いライター求人の選び方や注意点
同業他社が沢山あるとは言え、比較が難しいところがこの仕事の短所になるかもしれません。
実際にあった中で、特に気を付けたほうが良いと思うものを紹介します。
ただし会社によっても規則は大きく異なるので、気になる所は実際に問い合わせてみて下さいね。
【副業】
正社員採用の場合、機密保持や保険の関係から副業は禁止になっていることが多いです。
占い師の場合は掛け持ちで仕事をしている方も多く、知らずに副業をしてトラブルになった事例もあります。
入社前に必ず確認して下さいね。
【残業】
どの業界でも成績はつきものですが、占い業界も成績によってインセンティブがつきます。
個人の場合は自己責任ですが、複数人でチームを組んでいる場合は残業をして鑑定人数を増やしたり新たな企画をしたりと、業務時間内では収まらない場合も出てきます。
自分の生活を大切にしたいという方は、正社員ではなくアルバイト採用や業務委託などの形態を選択するのも良いかと思います。
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占いライターについてよくある疑問
なかなか見ない職業だからこそ気になる疑問はあるかと思います。
会社員としての肩書きを持った占い師ってあるの?という部分を含め、具体的に紹介します。
どうやって応募するの?
大手転職サイトで見つけて応募しました。
ただ、求人自体が少ないので「どうしても働きたい!」という場合は、紹介や企業に直接応募する方法が良いかもしれません。
普通の会社と同様に、履歴書・職務経歴書を持ち込んで面接しました。
書類選考があるため、志望動機や占い師としての経歴をお持ちの場合はしっかり記入してくださいね。
未経験でもできるの?
もちろんできます。
在籍していた会社は未経験の方が多かったです。
趣味でブログを書いている方など、文章を書くことが好きであれば向いています。
心理学に興味のある方や、人の話を聞くことが好きな方は、より歓迎されます。
占いに先入観がなく、積極的に学ぶ姿勢があれば問題ありません。
最近は多言語対応しているサイトも多くあり、日本語以外の言語ができる方は歓迎されます。
偽物のサイトも多いって聞くけど、どこを見たら良い?
占い師自体に資格がないので、占いサイトに正しい・偽物という区別は厳密にはできません。
ただ、運営元の会社がしっかりしているのかどうか、という点では調べてみることをおすすめします。
運営元の会社のサイトに電話番号や住所、社長の名前など、必要な情報がしっかりと書いてあるかを確認してください。
運営会社の情報はサイト内にある「会社概要」や「特定商取引」のページで確認できます。
面接って何を訊かれるの?何回するの?
普通の会社と同じです。
志望動機や前職の詳細、退職理由など月並みの質問です。
未経験の場合はライティングテストが1時間程度ありますので、合計2時間程度となります。
占い師の場合はどんな占術ができるのか、鑑定した人数など専門的な質問が入ります。
メール占いの場合は未経験同様ライティングテストがあります。
実際に鑑定を行い、トークスキルなどが優秀と判断された場合は広告塔としてメディアに出演することもあります。
私の場合、面接回数は2回でした。
一次面接は採用担当が、二次面接は現場の人間が面接していました。
基本的に難しい質問はなく、今までやってきたことをしっかり説明できれば問題はありません。
どういう人が働いているの?
会社によりけりという部分がとても多いですが、良い意味で個性的な人が多かったです。
また、アルバイトで働いている方の中には画家志望や小説家志望など、芸術に興味や関心のある方が多かったです。
一定の基準をクリアした方が入社しているので、切磋琢磨し合える関係になれます。
PCスキル(フォトショップやエクセル、ワード等)も上達しますので、ビジネススキルの向上にも役立ちますよ。
まとめ
占いライターの仕事を一通り紹介しましたが、いかがでしょうか。
おそらく、「思ったより普通」という感想になっている方も多いかと思います。
社内も至って普通のオフィスですし、定期的に会議も行われます。
決して真っ暗な部屋に水晶玉が置かれていることはないので、安心して下さい。
実際に4年弱働いていましたが、人間関係も良く、とても楽しくお仕事をしていました。
この記事を見て、少しでも占いライターという職業が皆様に伝われば幸いです。
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