准看護師の仕事と言えば「キツイ」「汚い」「厳しい」の『3K』と表現されることがあります。

しかし、何がキツイのか?というのは、意外と知らなかったりするものです。

そこで准看護師の仕事内容についてお話ししたいと思います。

また、向いている人・向いていない人の特徴、良い面・悪い面についてもご紹介します。

准看護師の仕事は大きく3個の役割に分けられる

准看護師の仕事は、患者さんのケアやサポートがメインですが、診察介助やオペの介助、事務作業など色々あります。

患者さんのケア・サポート

薬の管理、健康状態のチェック、処置や心的サポートなど、患者さんと直接関わる業務です。

患者さんや患者さんのご家族と話すことが多くあるため、高いコミュニケーション能力が必要となります。

診療やオペの介助

診察介助や検査室への誘導、手術の準備、オペの介助などがあります。

医師の診療や手術をスムーズにできるようにサポートをします。

受付・事務作業

個人病院では受付業務を手伝うことがあります。

最近では電子カルテの導入をする病院が多いため、パソコンを使用しての業務が多くなりました。

また、看護計画やケアプランの立案などもあります。

患者さんのケア・サポートの5個の業務

患者さんの薬の管理

注射や点滴の管理

注射や点滴は医師から指示があるため、その内容にそって薬剤を用意します。

注射や点滴は用意する前後、注射類の薬剤が間違っていないか必ずチェックをします。

なぜこんなに慎重なのかというと、薬剤は間違うと患者さんの命にかかわることも。

あってはならないことですが、年に数回テレビの報道などで、注射の誤薬で死亡するニュースがあります。

そういう話を聞くたびに、医療者は他人事ではないと肝を冷やします。

なので必ずチェックを怠りません。

内服薬の管理

内服薬については、入院患者の場合、自分で内服管理ができそうな人には時間に声をかけて確認をするのみです。

しかし、薬の自己管理ができない患者さん(年配で忘れっぽい人、認知症、体の自由がきかず自分では薬が飲めない人など)には内服の介助が必要なので、内服時間に合わせて薬を飲んでもらうなど介助を行います。

また、退院が近づいている患者さんで薬の自己管理に不安がある人には、内服薬を日付や時間ごとに入れるカレンダー状のシートに薬を用意し、退院まで自分で管理できるように練習の介助をすることもあります。

健康状態のチェック

健康状態のチェックは、経過が良好かどうか、今の治療が適切かを判断するのにとても重要です。

血圧や体温、脈拍や酸素飽和度を図り、症状を患者さんに聞きます。

また皮膚をみたり、お腹の状態をみたり、呼吸音を確認したり……その人の症状により確認するところも様々です。

入院患者の場合は、排便や排尿回数、食事量の確認などもおこないます。

特に排便については、便秘を防ぐために排便回数も確認をしており、『3日以上排便がないと下剤対象』の事が多いため、朝から患者さんと下剤を飲むか話をします。

また、食事量が少ない場合は栄養不足の原因になるので、どういった食事にしたら食べやすいかなど、実際に患者さんと相談をします。

手術後などは特に急変をしやすいので、細かく患者さんの状態を確認します。

しかし、比較的状態が安定している療養病棟に入院中の患者さんでも、急変することがあります。

安定しているから大丈夫といった油断は禁物です。

患者さんの処置

消毒やシップ交換

医師が見ない時は、看護師で手術後の患部の消毒をおこなったり、シップや包帯の取り換えなどをおこないます。

患部の観察や回復状況などの観察もきちんと観察します。

環境整備

患者さんのベッドのリネン類の取り換え、床頭台やベッドサイドの清掃などがあります。

衛生的な環境で患者さんが闘病生活を送れるように整えます。

ちなみにリネン交換は短時間で終わらせるものなので、人数を集めて行います。

看護師や介護師も集まって行うので、職員同士、和やかに行うことが多いです。

着替え、入浴介助

一人で着替えや入浴が困難な患者さんには介助をおこないます。

入浴介助では患者さんの体を洗ったり、入浴後の着替え、ドライヤーで髪を乾かします。

入院をしていると、入浴を毎日することができないため、患者さんにとって入浴は衛生目的と同時にリフレッシュの場でもあります。

下関係の仕事が多い。しかし、大事なお仕事です

実は下関係の処置が多く、おむつ交換やトイレの介助は日常茶飯事。

便秘の人には浣腸をし、時には指を患者さんの肛門に入れて便を出すことも!

手術準備で患者さんに尿のパックをつけてもらうために、尿の管(カテーテル)を入れたりと様々です。

心的サポートやケア

病気になると、回復への不安やリハビリがうまくいかないことへの苛立ち、仕事ができない不満、金銭的な問題など、患者さんはそれぞれ色々な悩みを抱えています。

このような悩みについて一緒に考えていくのも准看護師の仕事です。

悩みや不安を聞いてほしい患者さんは多いので、できるだけ話を聞き、患者さんの不安を軽減できるように考えていきます。

リハビリ内容に修正が必要な時はリハビリテーションの療法士にリハビリ内容の相談を、金銭的な悩みについては医療相談室と連携をとり、相談員と話をしてもらったりと、他の部署と連携をとることもあります。

訪問看護、健康診断の介助

病院に来ることが困難な高齢者の場合など、看護師が直接患者さんのお宅に訪問し、状態の確認や処置をおこないます。

訪問の時は患者さん本人だけではなく、介護をされている家族の話も聞きます。

ご家族から介護を行う上で困っていることや苦痛であることを聞き、どのようにすれば今より介護がしやすくなるかなどアドバイスすることもあります。

患者さんだけではなく、家族のケアも重要になります。

また、時には医師に付き添い、学校や民間行事の健康診断の介助を行うこともあります。

診療・オペの介助の3個の業務

患者さんの診察介助や検査室への誘導

医師が診察を行うときの介助も行います。

病棟勤務の場合はベッドサイドに医師と一緒に患者さんの所へ行き、容体を聞いたり、聴診(聴診器で胸やお腹の音を聞くこと)をします。

患者さんの状態を聞きながら、その場で医師が看護師に「じゃあ○○の検査行ないます。」「眠剤処方するから。」と指示が出るので、診察終了後、指示にそったケアができるよう処置や他の部署の連絡などをおこないます。

外科の場合は、ベッド上で手術後の患部の消毒などをおこなうので、医師と一緒に処置をします。

また、検査室やリハビリ室へ患者さんを車いすで連れて行ったり、手術室にストレッチャーで誘導する事も。

誘導中、患者さんと軽く雑談したり、緊張している場合は気をほぐすような会話をしたりすることが多いです。

機材や医療器具の準備・処理

診療科にもよるのですが、結構機械を扱うことが多いです。

人工呼吸器や心電図、点滴を正確に行うための専用機械など様々です。

特に手術室や集中治療室は機械だらけなので、覚えるのが大変です。

手術室の機械のセッティングや道具の準備、オペの介助

手術によって使われる機械や道具は変わるので、その手術内容によって準備をします。

道具については手術セットという物を作り、その手術にあわせた道具のセットを、専用の道具入れに入れて用意をしておきます。

また、手術中、医師に手術の道具を渡すのも看護師の仕事。

緊迫した現場で行うので、かなり緊張をします。

手術室は高額な機械だらけ

短期間ですが、手術室で働いた事があります。

最初の勤務で、真っ先に教えられたのが、『機材が高いから壊さないように!』です。

医療機械は基本、小さなものでも万単位。

手術室にあるような機械は大型の機械も多くあり、中には一千万以上する機械もあります。

『ここにある機械3から5台あれば新築立てられちゃうな…』と当時思いながら、壊さないようにあつかっていました。

ちなみに、特別仕様の喉頭鏡があり、ライトとカメラがついた気道確保をするときに使う道具(約10万円の物)がありました。

ですが、それを誤って医師が落としてあわてて受け止め、若干手を痛めた事が。

痛めた事より、「10万壊さなくてよかった」とつぶやいたことが忘れられません。

それくらい医療者は取扱いに神経を使っています。

受付・事務作業の4個の業務

受付、会計

大体は事務が行いますが、クリニックなど少人数の外来では、受付や会計を手伝うことがあります。

事務が他の業務で手が空いてないいときに受付で診察券や保険証を受け取ってカルテを出したり、発行された明細書を見て診察料金をもらったりと、簡単な内容を代わりに行うことがあります。

カルテ管理や入力処理

紙のカルテ、もしくは電子カルテに患者さんの症状などを記録します。

近年では電子カルテを導入する病院が年々増加しているため、使用にあたり簡単なWord、いわゆる文字打ちができることや、簡単でもパソコンの操作ができる必要があります。

パソコンが使えない職員は、電子カルテを導入すると聞かされると真っ青に!

頑張って使えるように勉強をする人もいますが、年配の看護師などはパソコンを使えない人が多いため導入を機に退職される人もいます。

看護計画、ケアプランの立案

療養中はどのような治療していくのか経過に合わせた看護計画、ケアプランを看護師が立案します。

なぜプランが必要かと言うと、患者さんは入院前、外来の医師からは治療の必要性とおよその入院期間しか説明を受けていないので、どのような入院生活になるのか、ほとんどわからない状態です。

なので、治療の目的を看護計画で説明をしたり、例えば『手術の前の日は術前の準備でこんなことをする』『この状態になったらリハビリを開始できる』など、入院した日にケアプランの説明を受けると、入院生活がどのようなものになるか想像ができ、治療の目的も明確になるため安心して治療に専念できるよう作成します。

職場によっては、院内清掃もあり

クリニックなど人数が限られた職場の場合、院内の掃除や待合室の本の整理、トイレ掃除まですることがあります。

会計にしろ本来、これらの仕事は准看護師の仕事ではないのですが、職場の環境によりやらざる負えない場合もあります。

正看護師との仕事内容の違いは? 

任される業務の違い

業務の違いはほとんどありません。

しかし、基本的に准看護師は管理職に就くことができないので、管理職は正看護師がついています。

ですが、経験が豊富で優秀な准看護師は看護主任などの職に就いている場合もあります。

給与や雇用契約の違い

平成29年度(2017年)の准看護師の平均年収は約405万円に対し、正看護師は約478万円と約75万円も差があります。

雇用契約については、正看護師は正職員で雇われていることがほとんどですが、准看護師は非正職員または臨時職員、パートなどの雇用が多いです。

仕事量は正看護師も准看護師も同じでも、良い条件の求人や給料の差はかなりのもの。

なので、准看護師が正看護師の学校に行き、新たに正看護師の免許を取得する准看護師が増えています。

しかし、やや条件は正看護師に劣るとしても准看護師としての求人は多く、出産後の再就職もしやすいです。

准看護師の仕事はどんな人に向いている?

准看護師の仕事内容をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

「大変そう」「責任が重そう」と思う方が多いのではないかと思います。

では、どういった人が准看護師に向いているのでしょうか?

ここでは准看護師の仕事がどういった人に向いているのかをご紹介していきたいと思います。

責任感がある人

医療現場で働くということは、正直簡単なことではありません。

単純なミスが患者さんの命に関わってくるケースもあります。

その為、与えられた仕事を責任を持って最後までやり通す責任感がある人が向いていると言えますし、求められる人材になるかと思います。

また、まだ働いたこともないのに責任があるかないかなんてわからないと思われる方もいるかと思います。

実際にそうです、働いてみないとわからないことだって沢山あるかと思います。

しかし、働く前に実習を何度か重ねるのでそこでなんとなく医療現場における「責任を持つことの大事さ」を学ぶことができると思うので、就職してからと言うよりその前段階で自分に向いていない人は何となく気づきことができるかと思います。

自己研鑽ができる人

医療は日々進歩しています。

一回学んだ知識を、ずっと続けていくわけにはいきません。

また、医師のみがその知識を知っていればいいと言うわけでもなく医療に携わる全ての人が同じような知識を持っている必要があります。

特に、治療にダイレクトに関わる医師・看護師・准看護師は新しい知識が日々求められます。

その為、知識を得る為の研修を受けるなどして常に自己研鑽できる人が向いていると言えます。

人との関わりが好きな人

医療現場はスッタフ同士も患者さんに対しても、そのご家族に対しても「人と関わる仕事」になります。

対人なくてはできない仕事と言っても過言ではありません。

特に患者さんと言うのはとても敏感で、「あ、あの看護師さんは人の話を聞いてくれないな」と思ったりするのも事実です。

もちろん、普段は人と接することが苦手でも仕事中はしっかりと向き合うことができれば問題はないかと思います。

それ以前に、もともと人と接することが好きな人は特にこの仕事に向いているかと思います。

逆に准看護師の仕事に向いていない人の特徴は?

先ほどは、准看護師に向いている人材のお話をしましたが反対に准看護師に向いていない職種はあるのでしょうか?

ここでは、准看護師に向いていないひとの特徴をいくつかご紹介したいと思います。

協調性がない人

先ほどもお話しましたが、医療はチームプレイです。

独断で物事を行なってしまっては患者さんの生命に関わってくることも多くの場面であります。

スタッフ間でしっかりとコミュニケーションをとることができ、判断に迷った時はしっかりと相談できるような人材が求められます。

逆をいえば、協調性にかけるような人を現場は求めていないのが事実です。

忍耐力のない人

准看護師だけではなく、どの仕事でも当てはまることかもしれませんが医療現場では忍耐力が問われます。

医療現場で働く場合、仕事の対象となるのは人間です。

それが故に、自分のペースで物事を進めようと思ってもなかなかうまくいかないことも多々あります。

そういった場面に出くわした場合、相手の考えを無視し自身のペースで物事を進めようと思っても悪循環になる一方なのです。

それどころか、相手からの信頼を失ってしまうこともあります。

そのため、相手に合わせることのできる忍耐力が求められるので、忍耐力を持ち合わせていない人は向いていないといってもいいのかもしれません。

手先が不器用すぎる人

元々手先が器用な人、不器用な人それぞれいるのが普通です。

しかし、誰が見ても不器用で業務に支障が出てきてしまう場合、残念ながらこの仕事は向いていないのかもしれません。

准看護師の仕事は冒頭絵も述べた通り、注射を行ったりそれ以外にも細かく丁寧な作業が求められます。

そういった面から、ある程度の器用さは求められます。

情が入りすぎる人

人と接する上で、優しさ・厳しさは必要になります。

(准)看護師=白衣の天使と言われるように優しい人がいる職場というイメージがあるかもしれません。

しかし、時には患者さんのために心を鬼にする必要もあります。

どういった場面があるかというと、例えば手術後の患者さんがいるとしましょう。

傷口に痛みがあるから動きたくないといいます。

痛み止めを使用しある程度痛みは取れたのみもかかわらず、「歩きたくない」といっているとしましょう。

そこで私たちがどう動くかで、この患者さんの今後の経過は大きく変わってきます。

「そうでうすか。きついですもんね。わかりました」と一日中ベッドの上で過ごすのを見ているのと「痛みがあって怖いかもしれませんが、私たちが一緒についているので少し歩いて見ましょう。歩くことでこんなにもメリットがあるんですよ」と半ば強制的にリハビリを進めた場合、どっちがいいのでしょう。

ケースバイケースだとは思いますが、術後の根拠を抑えているスタッフだと後者が圧倒的に、この患者さんにもたらすメリットは大きいことが言えます。

情が大きすぎる(優しすぎる)と時に、患者さんに大きなデメリットを与えてしまうのです。

准看護師の仕事の良いところ

やりがいを感じるポイント

仕事はハードですが、自分の技術や知識を多く活用して働く職業であり、やりがいを感じる職業です。

患者さんが回復していく経過や、元気に退院する患者を見ると、この職業についてよかったと感じます。

社会的に意義のある仕事

病気の患者さんの手助けに貢献するだけではなく、高齢者のお宅に訪問看護に行ったり、高齢者の方と接する機会はかなり高いです。

また時には会社や学校の健康診断の介助をおこなったりと、社会的貢献度は高いと言えます。

収入が安定している

給料の額は雇用形態により違いはありますが、安定した収入が得られます。

病院なので、給料が未納になる心配はまずありません。

それだけでもこのご時世、ありがたい職業に感じています。

社会的信用がある

収入が安定していることから賃貸やローンの契約がおこないやすいです。

また、『福祉の仕事』という印象からか、好感度が高く『いい人』と思われることが多いです。

特に結婚の時は相手の親に喜ばれます。

面白いポイント

色々な患者さんに出会える

病気に向き合う姿勢や気持ちは、時にその人の人生観が見える時も。

「歩行まではできない。」と言われていたのに、賢明な努力で歩けるようになった人、認知症になっても「仕事に行く。」という人、臨終時にドラマのシーンよりも多くの親族に見守られて永眠される人……十人十色と言いますが、本当に色々な患者さんがいます。

常に勉強し続けられる

医療技術は日々進歩しているため、新しい治療方法や技術、新薬についてなど、看護学校を卒業してからも勉強することがかなり多いです。

病院によっては勉強会が行われていたり、看護研究に力を入れているところもあります。

勉強会については、医師や製薬会社が講義をしてくれることも。

基本、医療者は常に勉強している人が多く、刺激になります。

酒飲みは多いが、飲酒の強要はされない

医療機関の職員は、その仕事のハードさからかお酒をよく飲む人が多いです。

特に宴会などの日はかなりのハイテンションになり、医者や看護師達がかなりの量のお酒を飲みます。

この状態だと、お酒の飲めない人に飲酒の強要がありそうな場面です。

ですが皆が医療従事者であり、お酒の弱い人の多量飲酒の危険性を熟知しているため飲酒の強要はほぼありません。

飲めない人でも安心して宴会に参加できます。

准看護師の仕事の悪いところ

話は変わりますが、准看護師として働く上でメリットだけでは片付けられない点があるかと思います。

良い面だけでなく、悪い面も知っておくことは大切です。

ここでは、准看護師として働くデメリットをお話したいと思います。

看護師より収入は少ない

准看護師の仕事=看護師の仕事とほぼ同じ、ということを冒頭でお話したかと思います。

しかし、保有している資格が違うが故に基本給がどの施設でも少なくなってしまうのが現状です。

調査によると、年間の収入が100万ほど差が出てくるケースもあるようです。

同じ仕事をしているのに・・・と不満を抱くスタッフが大勢いるのも事実です。

前もって、基本給や手当がどうなっているのかを確認するようにしましょう。

キャリアアップが難しいケースも多い

准看護師として働いていく上で、自身が興味をもった分野で専門的な勉強・資格が欲しいと思ったとしましょう。

(認定看護師や専門看護師)しかしながら、そういった資格の大半が「正看護師としての実務経験」が必要になるケースがほとんどです。

また、先ほどもお話しましたが看護師長や部長といった立場の人たちの多くが「正看護師」であることがほとんどです。

こういったキャリアアップを目指す場合は、正看護師の免許を取得する必要があります。

正看護師と比較して求人が少ない

でき業務内容が同じであっても、雇用する側としては准看護師より正看護師を雇いたいと思うのが本音のようです。

そのため、求人自体が看護師主体で准看護師の求人は少ない(また、施設によっては正看護師のみ)場合があります。

もし、働きたいと思っている施設がある場合准看護師の募集があるのかどうかも確認するようにしましょう。

また、都道府県の動きとして准看護師学校自体の新設をストップしているところもあるので、求人を見る際は注意が必要です。

准看護師の仕事をするために活かせる、今までの経験は?

准看護師に向いている人についてお話ししましたがいかがでしたか?

准看護師を目指したいと思ったとき、今までの経験で活かすことのでできるものはどういったことがあるのでしょうか?

自身に当てはまるものがないかどうか参考にしてください。

介護の経験

あまり経験できるものではないかと思いますが、実際に自身の身内の介護経験があると仕事上有利になります。

介護というのは、病院で看護師が行なっている業務と同じことがほとんどです。

もちろん、介護をしているときは知識もなく行なっていた時とは違い資格を取得した後なので、の時の介護経験は無駄にすることなく臨床の場でも活かすことのできる経験であることが言えるかと思います。

意外や意外?営業経験がある人

「営業の経験が医療現場でやくにたつ?」と思うかもしれませんが、実は営業の経験は医療現場で活かすことのできる経験の一つであると言われています。

なぜかというと、営業の仕事というのは相手の求めていることや、今後の動きを想定しながら動かなくてはなりません。

准看護師も全く同様で、患者さんやスタッフが何を考え、次何をしようとしているのか。

また、そこではなにが必要なのかということを常に考えなければなりません。

その為、営業で培った経験は決して無駄ではないということです。

また、逆も然りで准看護師の経験は営業のお仕事でも活かすことができるスキルになります。

その後のキャリアについて

どうしても正看護師と比較されがちな准看護師ですが、准看護師になった後はどういったキャリアアップの道があるのでしょうか?

いくつかご紹介したいと思います。

正看護師になる

やはりキャリアアップする一番の近道は、正看護師になることに尽きるかと思います。

昇進(主任や看護師長・看護部長)した方の大半が正看護師であるといったデータがあります。

正看護師ではないとダメといった決まりはないのですがやはりどうしても社会的な地位が准看護師<正看護師となっているので、そういった上につく人も自ずと正看護師がほとんどです。

今は考えられていなくても働いてからでも遅くはありません。

少し長いキャリアが必要になりますが准看護師として実務経験を10年積むと、通信学校に1年通い国家資格をクリアすることで正看護師になることが可能になります。

同じ職場でコツコツと経験を積む

あちこちの施設を転々とするより、同じ施設でコツコツと経験を積むことでキャリアアップの道がひらけてくる可能性が高くなります。

中には、准看護師の免許を持った人が主任になったりするケースもあります。

そういったケースのほとんどが、その施設での経験が浅い人より昔からそこで働いていて、その施設のことをしっかりと把握している人が多いようです。

勤務している施設でキャリアアップを目指す場合常勤として、長い期間働いてみるのもいいかもしれません。

病院以外に目を向けてみる

先ほどもちらっとお話しましたが病院での准看護師の地位は、どうしてもそこまで高くないことが事実です。

しかし病院以外のところに目を向けて見るとどうでしょう、介護福祉施設などや高齢者共同住宅のようなところで勤務すると看護師が従事しているケースが少なく病院と比較しキャリアアップが見込める場合が多くあります。

自身のキャリアアップを優先したい場合、一度そういったところに目を向けてみるのもいいかもしれません。

まとめ

自分の知識や判断を多く必要とし、コミュニケーション能力も求められる職業です。

患者一人一人に合ったケアをしていくのには、細やかな気配りも必要であり、多くの仕事をこなすのに要領の良さも必要となります。

しかし、一番必要なのは「患者さんを思いやり、良くなってほしい」という気持ちです。

だから医療者は懸命に技術や知識を学び、日々辛い業務をこなすのだと思います。

実際に准看護師求人を探す時は、こちらの記事を参考に!




准看護師求人についてもっと深堀りした情報を見る

准看護師の転職体験談。求人の見つけ方から転職理由、使った転職サイトまで一連の流れを解説

転職の悩み。それは准看護師に付き物です。しかし、求人や転職サイトの利用など、どのように転職の活動をしたらいいのか困っている人もいるのではないでしょうか。そこで、准看護師として働いている私が、実際に転職をした時の体験談を話しながら、転職先の見つけ方や注意点など、よりよい転職ができるよう説明します。転職実体験。こんな理由で転職しました実際に私は、このような理由で転職をしました。また、他にも准看護師のよくある転職理由として、次のような内容があります。こんな理由で転職しました当時の私は20代後半で、保育園に通う子供が1人いました。この頃に私が勤めていた職場は、治療がずさんな病院で、明らかにこの病院では

准看護師パート求人でよくある募集内容や正職員との違い・おすすめ求人のポイントとは?

准看護師の求人には、正職員からパートまで幅広い求人の募集があります。しかし、色々ありすぎて、選び方がわからない人もいるでしょう。そこで今回は、准看護師のパート求人でよくある募集内容やおすすめ求人のポイント、雇用形態による違いなどをお話しします。准看護師の大まかな仕事内容准看護師の仕事は、注射や傷の処置、診察の介助、排泄や食事の介助、入浴介助など、医療行為や生活介助を行う仕事です。正看護師と准看護師の仕事内容の違いは、ほぼありません。准看護師の募集でよくある就職先のパターン准看護師の就職先は医療行為を必要とする場所で豊富にあります。病院病院の仕事は、主に外来と病棟の勤務となります。また、病院によ

准看護師の悩みと辞めたいと感じる15個の理由。どれが当てはまりますか?

准看護師の悩みと辞めたいと感じる15個の理由。どれが当てはまりますか?「もう、こんな仕事辞めたい!」心身ともにハードな仕事の准看護師。この仕事についている人ならば、誰もが一度は考えることでしょう。そこで、准看護師特有の悩みや辞めたいと感じる時の理由、悩んだ時の対処法などをお話したいと思います。准看護師の悩みと辞めたいと感じる15個の理由准看護師として働いていると、このような看護師独特の悩みを持つことがあります。中には複数当てはまる人もいるのではないでしょうか。人間関係での悩み同僚との関係や患者、または患者の家族など、人間関係で悩んでいる看護師は多くいます。職場での人間関係が辛い職場の人間関係が

准看護師が向いている人の7個の特徴や必要なスキル・適正とは?

「私、准看護師に向いているのだろうか?」准看護師の仕事に興味はあるけれど、自分に適性があるのか疑問を持つ人は多いと思います。そんな人のために、准看護師が向いている人の特徴や必要なスキルなどをまとめてみました。准看護師とはどんな仕事?准看護師の仕事は、医師の指示を元に、患者さんに病気に対する介助や医療行為を行う仕事です。仕事内容は、正看護師とあまり変わりがありません。准看護師の大まかな仕事内容准看護師の仕事内容は、医師の指示のもとに患者さんに対して点滴や注射、傷の処置などの医療行為や医師の診察の介助などを行います。また、患者さんの症状を聞いたり、血圧や熱を測るなどの状態の観察、排泄介助や入浴介助

准看護師として働く9個のメリット。実際に私が働いていて感じたこと

准看護師として働く9個のメリット。実際に私が働いていて感じたこと准看護師の仕事は大変で厳しい仕事です。しかし、厳しい仕事には、きちんとメリットがあるものです!それでは准看護師として働くとどのようなメリットがあるのか、実際に准看護師である私がお話をしたいと思います。准看護師とは?准看護師は、医師の指示をもとに、患者さんに対して病気が治るように治療の援助や日常生活の介助を行う職業のことです。働く場所働く場所としては、病院やクリニック、老人施設など医療行為を必要とする場所での勤務となります。仕事内容医師の指示のもとに、医師の診察介助を行ったり、患者さんに点滴や採血などを行います。また、体温や血圧など

旭川准看護師求人でおすすめな募集内容の特徴や、人気な会社・エリア・年収相場を解説します

旭川市限定!旭川市に住む准看護師の人のために、おすすめの募集内容や人気の職場の特徴、年収相場などを紹介します。「どのような職場を選んだらいいかわからない」という悩みのために、参考にしてはいかがでしょうか。准看護師はどんな仕事?准看護師の仕事では、医師の診察介助を行ったり、患者さんへの生活介助(移動や食事、オムツ交換などの排泄介助)、または注射などの医療処置や状態の経過観察など様々です。正看護師との違いをよく聞かれますが、仕事内容の差はほとんどありません。准看護師の求人おすすめ募集内容の特徴准看護師の求人について、おすすめの求人内容をお話します。大きな病院は業務内容もきっちり決められているのでお

准看護師の転職を成功させるために!狙い目な勤務先の5個の特徴と上手に転職するための3個の注意点

准看護師に多い悩みのひとつに、転職の悩みがあります。どのような転職先を選んだらよいのか迷ったり、注意すべき点がわからない人、また転職をして後悔をしたことがある人もいるのではないでしょうか。そんな准看護師達のために、狙い目な勤務先の5個の特徴と上手に転職するための3個の注意点を説明したいと思います。准看護師の転職で注意したほうが良い3個のこと准看護師の転職で注意したい所は、どのような点なのでしょうか?職場が変わると業務内容も違う例えば、経験のある診療科目であっても、病院によって治療の方法が違うことがあります。そのため、新しい治療法を学ぶことが必要となります。また、未経験の診療科目であれば、その診

准看護師になるには?資格や勉強しておくべきこと、就職・転職まで経験者が解説!

『資格を取って就職をしたい!』と考えたとき、准看護師という職業を考える人も中にはいるのではないでしょうか?そんな人のために准看護師になるための必要な資格や就職先、転職についてなど様々なことを解説します。准看護師になるには?まず、准看護師として働くにはどのような資格が必要なのでしょうか?准看護師免許とはどんな資格?注射や処置など、様々な医療行為を患者さんに行うためには免許が必要です。准看護師免許は、准看護師として医療行為を学び、准看護師都道府県知事試験に合格をした証明書になります。准看護師として働くには必ず准看護師免許が必要です。准看護師免許の受験資格准看護師免許を取得するには准看護師養成所、ま

准看護師が転職したいと思う15個の時。現役准看護師の私が経験を元に語ります

准看護師を続けていると『もう、仕事を辞めたい』『違う職場に転職したい』と思うことはありませんか?または『キャリアアップをしたい』と考える人もいるでしょう。それではどのような時に転職をしたいと思うのか、対策を交えてお話したいと思います。准看護師とは?准看護師とは医師の指示のもとに、患者さんが病気の治療に専念できるように補助やケアを行う職業です。医療行為は患者さんの命に係わるため、細心の注意を払いながら働きます。また、患者の体の持ち上げや長時間の勤務も多いため、体力も必要とします。仕事内容患者さんの病気や症状に合わせた必要なケアを行います。注射や点滴を行ったり、病気の経過の確認、ケアプランの作成、

准看護師の年収はどれくらい?相場感や給料を上げるための転職術を教えます

准看護師の年収はどのくらいなのでしょうか?相場や給料を上げる秘訣など、意外に見落としがちな点も含めて詳しく解説したいと思います。准看護師の給料の相場はどのくらい?正社員で新卒入社した場合正社員で新卒の場合は、初任給で月収が15~20万円くらいです。正職員の平均収入厚生労働省の平成29年度(2017年)の准看護師の平均年収は405万6800円とあります。経験年数や勤続年数が長いと年収が上がります。パートパートの時給の平均は約1500円となります。経験年数や勤続年数に関係が無く、パートであれば皆同じ時給である事が多いです。年収にも響いてくる基本給以外のものは、どうなっているの?賞与正職員の賞与は6

准看護師とはどんな仕事?仕事内容や病院においての役割、なり方など詳しく解説します!

准看護師とはどのような仕事をするのか?必要な資格は?そんな疑問にお応えできるよう、准看護師の仕事について様々な内容を説明したいと思います。准看護師とはどんな仕事?准看護師の仕事は、患者さんが病気の治療をよりよい環境でできるよう、医師の指示のもとに看護を行う仕事です。患者さんのケアやサポートをメインに、オペの介助や事務作業など色々あります。准看護師の役割とは?診療や療養の補助でお医者さんと患者さんの架け橋になる看護師は医師よりも患者さんと接する時間が長いため、患者さんの病気の経過や生活習慣、性格など色々把握しています。細やかな情報や患者さんの希望などを医師に伝えることで、よりよい治療ができるよう