高齢者の介護施設が増えている中、高齢者介護施設の看護師の求人も多種多様にあります。

しかし、いくら看護師の資格を持っているからと言って、高齢者介護施設の看護師に向いているとは限りません。

ここでは、たくさんの高齢者介護施設の看護師の求人の中で、どのような人が高齢者介護施設の看護師に向いているのか。

またどういう考えの人は高齢者介護施設の看護師に向いていないのかをご紹介していきましょう。

介護施設看護師とはどんな仕事?

高齢者介護施設の看護師の仕事内容はほとんどが「管理業務」です。

この管理業務といるのは入居している要介護者の内服であったり、体調の管理を言います。

また高齢者施設の規模や種類にもよりますが、インスリンの注射や経管栄養の要介護者が入居していたり、末期がんの要介護者が入居している所もあります。

その為医療行為を日々行ったり、入居している要介護者の体調を管理する事は重要な看護師の業務になります。

介護施設看護師の大まかな仕事内容

おおまかな看護師の業務は、施設の規模によっても変わってきます。

規模が大きく、入居者の人数も介護職員の人数の多い所では、看護師と介護士の業務が区別されている所が多いです。

その為、看護師は内服の管理や体調の管理に集中する事が出来ます。

しかし経管栄養や褥瘡の処置なども看護師の業務になる為、規模が大きい介護施設になると、その分入居者の人数も多い為、日々看護業務に追われてしまう事もあるでしょう。

規模の小さい介護施設では介護士と看護師の業務に明確な差が無く、看護師は入浴介助やオムツ交換も日々行う事があります。

その合間に内服の管理を行ったり、体調の変化を見たりすることが看護師の業務となります。

介護施設看護師の詳しい仕事内容は、こちらの記事を参考に!

介護施設看護師が向いている人の5個の特徴とは

高齢者が好きな人

看護師の免許を持っている人誰しもが高齢者が好きだという事はありません。

実際に高齢者の老年看護は好きではないと、障害児施設の看護師のみを行う看護師ももちろんいらっしゃいます。

しれは個人の考え方の為、悪い事ではありませんが、介護の現場に入るという事は、たくさんの高齢者を相手にする事になります。

高齢者が苦手な看護師が高齢者介護施設に就職してしまうと、自分が嫌な事をしているという考えが働いてしまい、仕事自体が嫌になってしまいますし、看護をされる高齢者側からも、信頼関係が築けるという事はあまりないでしょう。

記録をこまめに書く事が出来る人

病院でも看護師は、人そのものも見て行く事が重要ですが、比較的介護施設と比べても、患者さんの病気の症状を診る事が多いです。

その為他の看護師が見ても同じように観察する事が多いのです。

その為、より細やかな記載をするというよりも、細やかに観察し、状態の変化が無ければ詳細な記録を書かない時もあるでしょう。

しかし介護施設では記録を読む対象が看護師ではなく介護士になります。

病院では言葉を短縮して簡潔明瞭に書く事が多いですが、介護施設では介護士にも分かるように記録を残す必要があります。

簡単な様ですが、看護師の独自の言葉で表現できない事は想像以上に時間がかかるものです。

例えば足に浮腫がある場合病院では「下肢ED+」と書いて終わりですが介護施設では「足にむくみがあり」と書かなくてはなりません。

自分が使っていた言葉が介護士に理解出来るのかを考えながら記録しなくてはならなくなります。

排泄の交換に躊躇が無い人

看護師は皆排泄の介助を嫌がらずにする人であるとは限りません。

排泄の介助が嫌いな看護師ももちろんいらっしゃいます。

高齢者介護施設では排泄の介助は介護士だけの仕事ではありません。

介護者が忙しい時には、もちろん看護師が行うものです。

その為、トイレの介助や排せつの介助が当たり前に出来る看護師のほうが高齢者介護施設に向いているでしょう。

「もしかして」で判断できる人

高齢者介護施設は医師が必ずしも在住しているわけではありません。

看護師もいないような時間がある介護施設も多いです。

そんな時に看護師は状態が変化した際にかかりつけの医師に報告するのか、救急車に乗せるのか、このまま様子観察を行うのかを判断しなければならない事があります。

その判断をする際に「大丈夫だろう」と考える看護師よりも「もし、何かあったら」と考える看護師のほうが良いでしょう。

それは自分の身を守るためでもあります。

自分の判断が間違っている事は医師も含め、看護師ならたくさんあるでしょう。

自分の経験や知識だけで判断してしまっては、要介護者の命に関わる重大な事を起こしてしまう可能性もあります。

同じ作業を繰り返し行う事が出来る人

介護施設の看護師の業務の中に内服の管理があります。

この内服の管理と言うのは、要介護者が飲む薬に「間違いがないか」確認する事です。

病院では薬剤師と看護師で確認する事が出来ますが、介護施設では、1人で確認する事もあります。

1日にたくさんの内服を確認しなければならない所もあります。

その為、小さい内服を何人分でも見て確認する事が出来る忍耐力も必要となってくるでしょう。

介護施設看護師が向いていない人の3個の特徴とは?

自分の作業を淡々とこなしていきたいと思う看護師

介護施設では介護職員から、傷の処置をしてほしいとお願いされたり、様子がおかしいように見える為ちょっと来てほしいと良く声をかけられます。

1つの作業を淡々とこなしていきたいタイプの看護師は、違う仕事が増えると嫌な気持ちになる人がいらっしゃいます。

そうなってしまうと、介護士との連携が取りにくくなってしまい、看護師からみたら重要な情報でも、介護士で止まってしまう事もあります。

信頼関係を友好に築く事は要介護者の為にもなるのです。

「病院ではこうしていた」と病院の時の話をする人

病院と高齢者の介護施設は根本的に違います。

もちろん看取りの介護を行う事を前提に立てている施設であれば多少違ってきますが、ほとんどの介護施設は「生活の場」であることを忘れてはいけません。

病院は治療の場であって介護は生活の場です。

病院ではおこなっていた事が要介護者の生活の負担になってはいけません。

看護師としての経験は必要ですが、自分が勤務している所は、要介護者の日常の場所だという事が理解できない看護師は、介護士ともなかなか打ち解ける事が出来ないでしょう。

介護士よりも看護師の資格を持っている事で、自分の見方が正しいと思う人

看護師は介護士よりもたくさんの知識を持っています。

これは事実ですが、介護士は要介護者の生活の援助を行う為に、たくさんの事を学んでいます。

医療面に関してはもちろん看護師を頼りにするのは当たり前ですが、要介護者の生活面では介護も看護も同じ様に考えなければなりません。

良く聞く事は「看護師が介護士を馬鹿にしている」と感じてしまう介護士も多いという事です。

看護師だからと言って自分の意見が必ずしも正しいわけではありません。

介護の事にも学ぶ姿勢が大切なのです。

介護施設看護師の仕事経験は、その後どんな職種・仕事に活かせる?

訪問介護・訪問看護

訪問看護は、高齢者や障害者の自宅に訪問し、適切な看護を提供する事です。

訪問している自宅では看護業務以外に、排泄の介助や食事の介助を行う事もあるでしょう。

ここで介護施設で主な介護を日々行っている事で、要介護者や障害者の役に立つ事もあるでしょう。

クリニックや診療所の看護業務

小さいクリニックや無床の診療所は、かかりつけの患者さんが多くいらっしゃいます。

内服を貰いに来る高齢者が多い事も現状です。

その際に介護施設で介護を学んでいると、トイレの介助がスムーズに行う事が出来たり、点滴の看護の際にトイレの声かけが出来たりと、高齢者の身体的状況を自然と見る事が出来るでしょう。

これから介護施設看護師の仕事をはじめるには、どうしたらいい?

これから病院から介護施設の看護師になる人や、新卒看護師で病院では無く介護施設に就職する人もたくさんいらっしゃるでしょう。

その際は看護の基本知識を復習する事も大切ですが、一般介護の事もしっかり学んでいきましょう。

介護施設はほとんどが人手不足に悩んでいます。

やはり新しい職員でも簡単は介護業務に入って欲しいと言われる事もあるでしょう。

事前に勉強している人としていない人では大きく差が出てきてしまう事もあるでしょう。

介護施設看護師の仕事で就職するために

介護施設の看護師として就職する為に必要な事は、看護だけではなく介護面も学ぶ姿勢で就職する事です。

介護は高齢者の日常生活を援助する事です。

看護は患者さんの病状を観察する事なので、根本的に役割が違います。

しかし病院では無く介護施設に就職するという事は、両方の業務を行う事だという事を自覚する事が大切になるでしょう。

必要なスキルや経験は?

介護施設で働いたことがある経験は就職時にとても有力な経験と言えるでしょう。

また、介護施設では転倒による骨折も多くありますし、誤嚥により肺炎も多くあります。

その為整形外科や整形内科・呼吸器科や内科の経験がある看護師は有利になるでしょう。

大規模病院に勤めた経験があり、救急処置に長けている看護師も就職時に有利になってくるでしょう。

介護施設看護師のやりがいはコレ!

1人の要介護者と密なやり取りができる

病院では患者さん1人1人に向き合う時間があまり長いとは言えません。

病状の観察だけではなく他の業務を行いながら看護をしなくてはならない為です。

しかし高齢者介護施設では、1人の要介護者に向き合う時間が多くあります。

これは入浴介助やトイレ介助もコミュニケーションを取りながら行いその頻度も多い為です。

信頼関係を築きながら要介護者とたくさんの会話が出来る事で、病院よりも要介護者によりよく向き合う事が出来るでしょう。

要介護者と共に楽しいイベントや笑顔をたくさん見る事が出来る

病院に入院している患者さんは、ほとんどの人が笑顔で過ごす事はあまりありません。

これは病院が治療の場である為です。

病院の看護師も患者さんを笑顔にする事よりも病気を治す事に赴きを置いています。

しかし高齢者介護施設は、生活の場です。

季節を感じて頂けるようなイベントや、特別な食事の提供をする事が出来ます。

病院では治療食しか食べる事が出来なかった人でも、介護施設では少しだけでも食べる事が出来たり、楽しい事をすれば要介護者から笑顔が出る事もあります。

介護の仕事は人の役に立つ事が前提です。

自分が行った事で要介護者が笑顔になってくれる時ほど、介護施設で働く事の嬉しさを感じる瞬間と言えるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

病院の看護師と高齢者介護施設の看護師とに業務に違いや学ぶポイントについてご紹介してきましたが、近年高齢者介護施設は高齢化に伴い増加傾向にあります。

その為高齢者介護施設の看護師の求人も多くなっていますが、考え方の違いで介護士と看護師が対立してしまう施設も少なくなりません。

介護士と信頼関係が出来なければ、働きやすい職場環境を作る事はできません。

高齢者介護施設で働く為には、介護の事もしっかり知っておく事が重要となります。

また高齢者介護施設に入居している要介護者は皆何らかの基礎疾患を持っています。

高齢者介護施設で看護師が行う事はその基礎疾患の状態観察と突発的な病気の対応です。

この継続看護は看護師としても知識と経験が必要となる事が多いでしょう。

何気ない日々の生活から病気の発見に結び付く事はたくさんあります。

しかし病気の観察を行う時に要介護者を不安にさせてしまっては、要介護者の為にはなりません。

些細な事を観察する事ができるのは、看護師でもありますが介護士も同じです。

介護士と連携を取りながら、よりよい感県を作る事が、要介護者の為にもなりますし、自分の為にもなります。

高齢者介護施設では、たくさんの看護の基礎知識とよりよい介護について学ぶ事が出来るでしょう。

そして介護施設で生活をしている要介護者にとって終の住処になるかもしれない場所を介護職員と共によりよくしていく事も看護師にとっての仕事と言っても良いでしょう。

自分の知識や経験をたくさんの要介護者の役に立つように、しっかりと観察しながら良い信頼関係を築いていきましょう。

実際に介護施設看護師の求人を探す時は、こちらの記事を参考に!


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