期間工、期間限定社員というと就労する期限が決められており、その後の事を心配する人が多いと思います。

いくら期間中高給に恵まれていても3年弱という期間が気になる所だと言われます。

また、期間工そのものの将来はどうなるのかということを不安視される方も大勢います。

どのような職業でもそうですが、将来が確実にこうだと言うものはありません。

また、期間工だからと言っても将来不安だらけであると言うこともありません。

そこで、私が考えるこの仕事をずっとやっていたいと思う8個の理由をご紹介します。

皆さんにも一度期間工としての働き方に関して考えて頂ければと思います。

期間工の仕事内容は?

そもそも、期間工と言うのは製造工場で期限を定めて就労する就労形態のことです。

仕事の内容は、多くは有名自動車メーカーです。

また、食品製造工場、電子部品製造工場など多くの工場で募集がなされています。

自動車メーカーを例にとると、もちろん自動車の組立ラインでの仕事になります。

自動車のシャーシー(車台部分)の鍛造・鋳造から始まり、各種部品の取り付け、塗装、出荷までありとあらゆる部署での仕事になります。

勤務形態は、主に3交替制や2交替制で実施されています。

そのため、就労当時は慣れない部分もありますが、慣れれば全く問題の無い現場になります。

なんといっても期間工はその高給さで魅力ある職場になっています。

期間工をずっとやっていたいと思う8個の理由

さて、ここで冒頭申し上げましたように、期間工をずっとやっていたいと思う8個の理由を私なりにご紹介したいと思います。

将来の夢に向かった資金作り

まず、自分自身の個人的な生活設計から考えれば、これほど便利な働き方は無いということです。

短期間にまとまった資金を得ることのできる職業は他にあまりありません。

さらに製造業といういくぶん固い分野で就労できるということが非常にメリットになります。

さらに、期限が決められているということですが、1回限りとは限りません。

また、他社の期間工としての募集も多くあります。

そうした中で、着実に生活面から無駄なお金を浪費することもありません。

すなわち、資金作りに専念できる期間工の働き方はずっとやっていたい職業だと考えています。

若いから稼げるだけじゃないこと

中には、期間工は若者しかいないのではないか?とか思われるケースがあります。

3年を終了し、自然と若い20歳代の人しかいないのではないか等の疑問を持たれている方もいるかもしれません。

この疑問に対して、期間工が若者に限ったことではないと言えます。

中には3回、4回と繰り返して期間工として働いているケースも散見されます。

働き方自体が好きだからという理由も多くあります。

若者が多いと言うことは自然と熟練工が少ないと言うことにもなり、工場としてはマイナスになります。

工場側としては、ある一定レベル以上の期間工を雇い続けたいと言う願いがあります。

そのため、欠員補充という意味で若い方々が新入されてきます。

あの有名な自動車が自分の手で作れること

子供の頃、トヨタ、日産、ホンダ等の有名自動車メーカーの最新の自動車のミニチュアカーで遊んだ覚えは誰にでもあります。

一種の憧れと共にこうした自動車を作ってみたいと言う願いも同時にありました。

その願いが大人になって実現できるとなればこれに越したことはありません。

発売前の新車等を作れると言う誇りや自信が付きます。

また、街中で自身が製造に携わった自動車が走っていたりします。

そんな場合、あの車のこの部分は自分が作ったという一種の自負心のような気持ちを持てることになります。

こうした意味でも、期間工としてずっと続けて行きたいと思える理由になります。

一度はあきらめた自営業への最短距離であること

大きな夢がありました。

自分がオーナーの居酒屋を経営することです。

そのためには、数百万円~数千万円の自己資金が無ければ中々夢が実現できそうにもありませんでした。

そうした中、短期間で高収入を稼げる期間工を就業先として選びました。

その意味では、自営業への道の最短距離を選んだと思います。

しかし、今ではその夢や目的とは異なり、期間工を何回も繰り返して、より多くの貯蓄を行うことにしました。

資金的には十分なものが貯まりました。

自営独立後の余力をたっぷりと持っておきたいことからまだまだ期間工として続けて行きたいと思っています。

自営業などは、いつでも開始できるので、貴重な期間工としての期間、さらに貯蓄に向けて走っていたいと思います。

これが私のまだまだ期間工として勤めていたい理由の一つになります。

自分を見直すチャンスとして考えられること

期間工として、全寮制、3交替制とフリーター時代に比べればルールが全生活に関わって来ています。

3年弱と言う短い期間ですが、こうしたルールに従った規則正しい生活で自分自身の今後を見つめ直せるチャンスだと思います。

淡々と期間工として高収入を得ながら自分自身を見つめ直す良い機会だと思うのです。

私の場合、収入を得ながら自分の将来像を描いたり、これまで歩んできた道を振り返ったりしました。

その結果、期間工としての働き方が最も合っていると思えてきました。

そのため、現在でもまだまだ期間工を続けて行きたいと思っています。

仲間作りや正社員への道もあること

中には、正社員になりたいと思って期間工を選ばれる方も多いと思います。

期間工の就労期間を終了するとともに、会社によればその後の進路ヒアリングを行うような会社があります。

私の場合、期間工としての高収入を確保することも必要であったため、正社員とはならず引き続き期間工を継続したい旨を伝えました。

他の期間工の方の中には、正社員として定年退職まで働き続けると言う道を選んだ人たちも多くいます。

また、自分の場合は、期間工として継続的に次の契約に進んだ理由には職場での仲間が多く出来たことです。

助けたり、助けられたりした仲間の存在も大きく、引き続き期間工として続けて行きたいと考えています。

規則正しい生活に自分を追い込むこと

私の場合、フリーターとして色々なアルバイトや準社員を経験してきました。

しかし、期間工のように決まった生活パターンで、よりストイックに生活になりました。

その代償に、高収入を得ると言うライフスタイルが自身のQOL(クオリティーオブライフ:生活の質)を高めることになったのです。

つまり、3交替制、全寮制という特異な就労形態に自分を置くことで、考え方を追い込んだ結果になりました。

私の場合、実家がそんなに厳しい家出な無かったので、自由奔放に生活してきました。

しかし、このような期間工としての生活が新鮮であり、自分には合っていると思うようになりました。

いろいろな会社を経験できること

期間工の場合、3年経てば、再度の契約を更新するか、正社員になるか、辞めるかの選択になります。

私の場合、同じ職場で継続的に就労し続けたいという願いはありました。

しかし、就労ラインの変更や深夜勤務や残業が無いことも合わせて、他社の期間工に変更しました。

当然3年の期間満了を待って転職した訳です。

期間工として、同じような勤務体系であり、かえって他社を知ることでよりベテラン度が増すことになりました。

この様に1期間終了した後に自身でほかの会社を選ぶことができるのも大きな魅力になっています。

こうしたことから、私が引き続き期間工を続けて行きたいと思う理由になります。

けど、期間工って大変なところも・・・。

上に示しましたように、期間工として続ける理由をいくつかご紹介しました。

この他にも多くの理由があります。

しかし、良いことばかりではありません。

当然、期間限定での就労で高給を稼ごうとする場合、肉体的な疲労や色々なルールに縛られると言う意味では大変なところも多くあります。

今までは、好きな時間に起きて好きな時間に就寝していた自分にとっては、寮生活自体が苦痛だと思いました。

初めは慣れない事ばかりで大変でしたが、不思議なもので直ぐに慣れることができました。

また、期間工の仕事内容に関しては、やはり事前に知らされていたように肉体的にきつかったように思います。

幸いにも私の場合は、学生時代に運動部に所属していて、ある程度の基礎体力はありましてので、こちらも慣れてくれば大丈夫でした。

力の入れ具合や抜き具合などそのライン作業でのコツが分かれば肉体的にもそんなにつらくは無かったと思います。

高給を約束された仕事である代わりに少々の苦労にも耐えるだけの気構えが必要だと思います。

僅か3年です。

大変なところも人により色々ありますが、それも時限的に解決されるものと思います。

これから期間工として臨まれる方々には是非トライして頂きたい内容ですね。

ずばり!期間工の将来性とは?

期間工に関する将来はどうなるの?という質問をよく聞きます。

つまり将来性に関する質問です。

過去、期間工の歴史は長く季節労働者と呼ばれていた時代から日本には存在します。

冬場の杜氏(とうじ)さんもいわゆる期間工でした。

わが国日本では自動車産業が盛んになり、主に自動車産業での期間工が今も尚多くのメーカーで期間工を募集している現状です。

つまり、今の日本に自動車産業が無くならない限り期間工は永遠と続くことが予測されます。

その具体的な内容をご紹介しましょう。

工場はフル稼働で生産しなければならない

期間工の将来性というテーマで、再度基本に戻り工場ではなぜ期間工が必要なのかという問題を考えてみましょう。

一般的に工場では、その設備や工作機器に莫大な費用をかけて設置しています。

つまり、設備投資に巨額な費用が掛かっています。

そこで、それらの設備に関して1日24時間フル稼働させることで、時間当たりの設備費用が低くなります。

しかし、それら設備を動かす人間や機械にできない部分がどうしても発生してきます。

そうした機械に出来ない部分を期間工の手で作業されるわけです。

つまり、1日24時間動く機械や設備に合わせて人間も配置しなければなりません。

その為の期間工になるわけです。

そういう側面からすれば期間工の存在は今後も継続して湯様があり続けるでしょう。

正社員が疲弊することを防止する意味での期間工

上に申し上げたように、機械や設備は耐用年数(使用できる期間)がありますが、人間の場合どうしても同じ作業を繰り返すことで疲弊していきます。

同じ作業を何十年も行える方々も中にはいますが、どうしても大多数は肉体的にも疲れ切ってしまいます。

そういう意味で、正社員の補完的な位置づけで存在するのが期間工になります。

3年という限られた就労期間で、再度見直すことのできる職場と言う意味では将来において継続した働き方になると思われます。

世界中に需要のある自動車産業

期間工募集のサイトをご覧になられたかが多いと思います。

大部分の期間工募集は自動車メーカーのものが殆どです。

これは、日本の自動車メーカーの生産台数が他国に比べて非常に高いと言うことが上げられます。

アメリカやヨーロッパの自動車メーカーの凋落、韓国や中国の自動車メーカーの台頭という時代の流れがあります。

しかし、やはり日本製の自動車は世界的に人気があります。

減産体制に入ったと言うような報道などを時々報道されることがあります。

しかし、基本的に自動車産業は大きなマーケットを抱えているので問題はないと言うのが現状です。

そのため、必要とされる期間工も当然需要は多いと言うことになります。

確立された雇用形態

期間工という働き方は、日本では古くから確立された働き方です。

昔のような薄給では人気が無いと言うこともあり、高給が約束された仕事になります。

企業が正社員に支払う人件費も相当額に上りますが、期間工に支払う人件費も高騰しています。

しかし、その高騰している人件費でもやはり期間工の行う作業は必要不可欠になっています。

工場では、一定人数以上を確保しておかなければならない職になります。

就職氷河期で就職難に有った人たちが多く就労している場合もあり、最近では国も積極的方針として雇用促進に動いているようです。

まとめ

以上、期間工に関する将来性に関して色々な側面からご紹介しました。

その将来性からも、期間工と言う職業を選び続ける理由も合わせてご紹介しました。

読者の皆さんの共感を得れるかは分かりませんが、期間工への道を歩もうとする方々には参考として記憶にしていて下さい。

今後、ますます期間工需要も増してくる今日この頃と言うことも合わせて考えてみて下さい。


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