保育士の仕事は子どもと遊ぶ以外にも多くの業務があります。

今回は、私が「保育士」として働いてきた経験から、この職業に向いている人の特徴をご紹介したいと思います。

また、保育士のメリットとデメリットを具体的にお教えしますので、将来は保育士の仕事に就きたいという方にはぜひ読んでいただきたいと思います。

良いところや大変なところをを知っていただき、この職業をより理解していただければと思います!

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まずは「保育士」の仕事例をチェック

保育士はどんな仕事?

保育士の仕事は、就労・病気等で家庭での保育が困難な子どもを預かり、社会性や集団生活マナーやルールを伝えながら心身の安定や成長を促す仕事です。

一緒に遊ぶだけではなく、遊びの中から一人一人子どもが成長できるよう手助けをしています。

保育士の大まかな仕事内容

お預かりしている子どもが安全に安心して過ごせるよう、部屋の環境を整えたり、清掃をして清潔を保ちます。

子どもと一緒に過ごしながら、遊びの中で集団生活のルールを教えたり食事のマナーや排泄の方法などを伝えたりします。

また、はさみや筆記用具などの使い方や友達との関わり方を知らせます。

1日をどのようにして過ごしたか、どのような成長が見られたかなどの子どもの様子を保護者に伝えてコミュニケーションを図ります。

仕事上の役割とは?

保育士は子どもの成長を促すことが必要とされているので、子どもの発達段階を知り、子どものことに関するプロフェッショナルとしての役割を担っています。

子どもだけでなく保護者支援を行うのも重要な仕事です。

保育士の仕事はどんな人に向いている?

保育士の仕事は一見子どもと遊んでいるだけのようにに見えますが、それ以外にもやるべきことは沢山あります。

子どもが好きというだけでは務まらないこともあります。

体力に自信がある人

幼児クラス(3歳~5歳児)になってくると、体力もつき、走る速さや距離もどんどん速く長くなります。

また、乳児クラス(0歳~2歳)では子どもを抱っこすることが多い他、何人もの子どもを散歩車に乗せて押したりと力仕事も伴います。

新卒で入った保育士さんが疲れ果てて早々に夜は21時に寝てしまうなんてこともよくあるので、体力はあるに越したことはありません。

子どもはもちろんのこと、幅広い世代の人と関わることが好きな人

保育園で関わるのは子どもだけではありません。

お迎えに来る人もお母さんやお父さんだけではなく、祖父母の時もあります。

保護者の方とのコミュニケーションは子どもとの信頼関係を築く上で大切なことです。

保護者だけでなく、一緒に働く保育士同士の連絡も密に取る必要があるため「報・連・相」は欠かせません。

人と関わることが多い仕事なので、TPOをわきまえ、様々な話題を知り得ている必要があります。

責任感がある人

担任をもつと、1年間はそのクラスの子どもたちと関わり続けることになります。

途中でどんなに嫌なことがあっても投げ出さず、最後まで全うする責任感が必要です。

手先が器用な人

保育士の仕事の中には絵を描いたり、画用紙を切って作品を作ったり、ピアノを弾いたり……と手先を使う業務が沢山あります。

発表会や運動会の衣装をミシンで作ることもあるので、経験しておくと役に立ちます。

流行に敏感な人

子どもはCMの曲やお笑い芸人のネタをすぐに吸収し、保育士やお友達の前で見せてくれることがあります。

子どもが知っていることに敏感に反応し、一緒に楽しんであげることで子どもが信頼を置きやすくなります。

また、保護者とコミュニケーションをとるときにも話題にあがることもあるので、ニュースは毎日チェックしておきましょう。

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保育士の仕事が向いていないのは、どんな人?

保育士は人と関わる仕事なので、向き不向きがあります。

子どもが好き!遊ぶのが好き!という気持ちだけではやっていけないところもあります。

人とのコミュニケーションが苦手な人

とにかく人と関わる仕事なので、コミュニケーションが苦手な人は抵抗があるかもしれません。

運動会や発表会などの行事では、何百人という大人と子供の前で発表したり指示を出したりすることもあります。

小さなことでも気にして、引きずってしまいがちな人

失敗をして反省をすることは大切ですが、いつまでも引きずっていては業務に支障がでます。

子どもが相手なのでマニュアル通りにはいきません。

思うように子どもが反応してくれないことや予定していたことができなくなることも多々あります。

多少の失敗でもすぐに切り替えて前向きに仕事をすることが大切です。

人前でなにかをしたり、文字にするのが苦手な人

保育士は何十人の大人や子どもの前で「今手遊びをやって!」「10分間場をつないでいて!」などと突然頼まれることもあります。

人前で発表することが苦手な人にはなかなか務まりません。

また、連絡帳や日誌など何かと文章を記入することが多いので、文章を書くことが苦手な人は最初は苦労するかもしれません。

保育士として働くメリットとは?

保育士は国家資格なので、保育士が取得できる学校を卒業するか、保育士資格試験を受験して合格する必要があります。

保育士資格を取得するのは大変ですが、メリットも沢山あります。

保育所だけでなく、様々なところで働くことができる

保育士資格を持っていると保育所だけでなく、支援センターや学童などでも働くことができます。

また、保育士不足が叫ばれる現在、求人数は他の業界に比べると多いので、就職先がなくて困るということはないでしょう。

将来、自分が子育てする際に役立つ知識や経験を得られる

オムツ替えや離乳食といった知識や経験を得ることができるので、自分が子育てをするときの勉強になります。

逆に自分の子育て経験を保育に活かすこともできます。

子どもが多少ぐずっても、『きっと○○で泣いているんだな』と予想がつき、対処もしやすいです。

フルタイムやパートなど、自分のライフスタイルに合った働き方を選べる

保育士は正社員の求人以外にもパート求人や派遣社員といった働き方をすることができます。

パートの働き方では朝の3時間だけ、夜の3時間だけといった働き方もできるので、子育てや他の仕事をしながらでもライフスタイルに合わせて働くことができます。

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保育士として働くデメリットとは?

保育士は一見良い事ばかりの仕事にみえますが、デメリットももちろんあります。

勤務時間が長い、激務

基本的には8時間勤務ですが、子どもを常に見ている必要があるため、書類仕事が勤務時間内にできなかったり行事前には残業したりすることがあります。

また、書類や準備物など家に持ち帰って仕事をすることもあります。

給料が安い

保育士は他の業種に比べると給料面で安い傾向にあります。

役職に就いたり自分で研修などを開いている人は別ですが、保育士だけの給料で家族を養っていくのは難しく、男性の働き手が少ないのも事実です。

休みが取りにくい

担任をもつと自分の都合で休みがなかなかとれないことが多いです。

幼稚園と違い、夏休みや冬休みがなく、年末年始と日祝以外は保育所が開いているので、まとまった休みも取りにくいです。

まとめ

保育士は大変な仕事ですが、その分やりがいのある仕事です。

子どもが好き、子どもに関わる仕事がしたいと思っている人はできないかもしれない……と思う前にぜひ挑戦してみてください。

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