求人サイトや求人雑誌でよく見かける『携帯販売の仕事』。

時給が高く、自由に休みが取れて研修サポートもバッチリ等、魅力的な条件が並んでいます。

でも、実際の仕事内容とはどんなものなのでしょうか?

ここでは携帯販売正社員の仕事内容やおすすめの求人、向いている人の特徴や収入等、気になることをまとめてみました。

携帯販売の仕事ってどんなもの?

皆さんは携帯ショップにどんな用件で行くでしょうか?

機種変更のとき、故障したとき…。

改めて考えてみると、意外に思いつかないことと思います。

統計では、携帯ショップに行く頻度は半年に1回程度が多数です。

ですが実際に携帯ショップで働いてみると、実に様々な用件をお持ちのお客様が、毎日途切れなくいらっしゃいます。

例えば、料金の相談や使い方の相談、新商品についての質問や、光サービスや保険等のオプションについての質問等、本当に様々です。

使い方の相談ひとつ取っても、簡単なカメラの使い方等の質問であればすぐに解決しますが、こちらが使ったことがないようなアプリの使い方なんかを聞かれた場合には大変です。

お客様にとってこちらはプロですから、教えてくれて当たり前のこと。

毅然とした態度で調べ、時には聞き、お客様の疑問を解決してあげなければなりません。

このような相談や手続きを行うのが、携帯販売員の一番大切な仕事です。

お客様応対以外にも、在庫管理や電話対応、シフト作成、新人教育、売上管理等、仕事は多岐に渡りますが、一日のうちほとんどの時間はお客様応対をしています。

全ての用件において的確な案内ができるよう、手の空いた時間には勉強も必須です。

そして無事解決し、お客様を笑顔にすることができたときには、この仕事のやりがいを感じられます。

携帯販売の正社員の大まかな仕事内容

携帯電話販売店には、正社員の他に派遣社員、契約社員も働いていますが、その割合は店舗によって様々です。

各スタッフ毎に応対以外の仕事が振り分けられていることがありますが、店舗運営に大きく関わる売上管理や、より良い店舗作りに向けてのミーティング、売上報告やクレーム対応等はベテランスタッフや責任者が行うことが多くなります。

正社員だから大変な業務が増える、ということはあまりありませんが、店舗を運営していく上での責任があるのが正社員だと言えるでしょう。

以下に大まかな仕事内容を記載します。

お客様応対

上記で申し上げたように、一番大切なのはお客様応対ですから、こちらに関しては社員の区別に関わらず、全スタッフが行います。

売上管理

携帯ショップに行くと、入り口のところで要件を聞かれ、番号札を渡されます。

ここに立っているスタッフはフロアマネージャーと呼ばれ、店舗の売上管理をしています。

どのお客様をどのスタッフが対応するか、待ち時間がこれからどれくらいかかるのか、現時点での売上でその日の目標が達成できるのか等、様々なことを考え、臨機応変に対応します。

非常に責任感の問われる立場で、そのショップの顔となることから、ベテラン正社員、副店長や店長が務めていることが多いです。

営業トークの考案とミーティング

携帯販売会社の売上は、キャリアからの利益が大半です。

機種を何台売ったか、どの手続きを何件したか、等の項目の達成率によって、奨励金や手数料が払われるのです。

最近のスマホは、1台10万円前後と高額ですが、1台売れたらその金額が店舗の利益になるわけではありません。

実はスマホの仕入れ額は、売値とあまり変わらないのです。

機種変更をする際、スタッフから『こちらのサービスを契約すると〇千円お値引きできます』と勧められたことがある方もいるのではないでしょうか。

それこそ、キャリアからの手数料を狙った販売の仕方です。

そしてお客様にそのサービスをお勧めする方法を考えるのも、大事な仕事のひとつです。

ただ値引きの手段として案内すると、『契約しても使わない』『外すのが面倒』と断られてしまいますから、そのサービスがなぜおすすめなのか、お客様にとってどんな利益があるのかをしっかり伝える必要があります。

上手な営業トークが見つかれば、それを全スタッフに共有し、全スタッフがお客様に提案できるように指導していきます。

このように、自分が頑張るだけではなく、全スタッフが頑張ることで店舗全体の売上が上がるように動くのが正社員の役目です。

携帯販売の正社員のおすすめ求人の特徴とは?

実は、携帯販売店はそのほとんどがフランチャイズ経営です。

ドコモショップで働いているスタッフは皆ドコモの社員、というわけではなく、そのショップを経営している代理店の社員ということになります。

ソフトバンクショップ、auショップも同様に、直営店はほとんどないのです。

ですので、同じ携帯販売の仕事をしていたとしても、経営している代理店によって福利厚生や給料が大きく違うことがあります。

実際に働いているスタッフは、他のショップスタッフから雇用条件を聞き、他のショップに移ることもあります。

同じ時間働いているのに給料が違う、休日数が違うというのはよくある話。

後悔しないよう、各代理店についてや福利厚生を事前に調べてから求人に応募してくださいね。

給与や雇用条件から考える

先ほど申し上げたように、代理店によって待遇が違います。

例えば給与がだいたい同額だったとしても、標準の勤務時間が異なっていたり、休日数が違ったりします。

これでは同じ給料であっても納得がいきません。

携帯販売員はお客様応対が全て終了してから、バック業務や翌日の準備を行うので、残業も当たり前のようにあります。

良い代理店は1分単位で残業代がつきますが、みなし残業とされるところもあるようなので、ご注意を。

エリアから考える

携帯販売店は全国各地にあります。

正社員となると、異動はつきものです。

2~3年に1度は異動があると思ってください。

総合職、一般職で分けられる場合もありますが、エリアにこだわる場合には、勤務地についてしっかり確認しておきましょう。

全国転勤ありの正社員であれば、北海道から沖縄まで、いつどこに転勤になるかわかりません。

エリア限定の正社員であっても、通勤時間がどれくらいまで考慮されるのか、確認しておきましょう。

また、駅近くのショップ等、場所によっては車通勤ができないところもありますので、そちらも相談しておくといいですね。

キャリアから考える

携帯会社と言えば大手3社のドコモ、ソフトバンク、au。

この3社であれば、自分が使っている携帯会社を選ぶといいでしょう。

携帯会社によって機種やプランが違いますし、少しでも知っている方が有利です。

もちろん入社後に研修があるので、使ったことがなくても大丈夫ですが、昔の機種についての質問や使い方等は研修では教わりません。

ある程度の知識があると安心ですし、社員割引があるところもありますので、割安で機種変更ができるのは魅力ですよね。

一方、最近増えてきている格安スマホの販売員であれば、ここで紹介した仕事内容とは大きく異なります。

設定や手続きを全てお客様個人で行うのが格安スマホですから、窓口で故障手続きやプランの変更等を受付することはありません。

多くは家電量販店内で、新規受付をしたり、ふらっと見ているお客様に声掛けをして格安スマホに乗り換えてもらうのが一番の仕事になります。

携帯販売の正社員はこんな人に向いている!

接客が好きな人

一日の大半はお客様応対をする仕事ですから、接客が苦手な人は向いていません。

お客様はキッズケータイを持つようなお子様から、年配の方まで様々ですし、中には機械やプランについて変に詳しく、スタッフを疑ってかかるようなお客様や、仕事中に来店して、時間のかかる手続きを早く済ませろと急かすようなお客様も、いらっしゃいます。

携帯販売員は、全てのお客様に携帯を安心して使っていただけるよう、毅然とした態度で、数多くの質問に対して的確にお答えする必要があります。

それが大変なことでもありますし、大きなやりがいでもあります。

学ぶことが苦にならない人

携帯販売員は、大変多くの知識が必要です。

新商品についてはもちろんですが、過去に販売されていた機種やプランも知っていないと説明ができなくなりますし、他社との比較ができないと、他の携帯会社に乗り換えられてしまいます。

何年働いても、1日のうちわからないことがいくつか出てくるものです。

サポート体制は万全ですから、わからないことがあれば調べたり電話で聞くことができるので、安心してくださいね。

しかし、それに甘えているといつまでたっても質問に答えられないので、自分から進んで調べたり、学んだりすることは必要不可欠です。

資格や経験スキルはないけど、しっかり収入がほしい人

携帯販売の仕事は、給料が高いです。

若手社員であっても大手企業並みの給料をもらっている場合もあります。

これは、資格手当や残業代によるものがほとんどです。

資格と言っても、入社後に研修を受けながら受験する、キャリア各自のものですので、入社前は無資格で全く問題ありません。

この資格手当が月々の給料に加算されたり、ボーナスで一気にもらえたりします。

また、多くのショップの営業時間は10時~19時ですが、閉店の1分前にご来店されたお客様が複数台の機種変更等を希望された場合、閉店時間を大きく超えてしまいますが、もちろん受付します。

ショップにもよりますが、閉店時間ピッタリに店を閉められるわけではなく、閉店後であってもお待ちのお客様がいらっしゃれば対応します。

そうすると残業が増え、残業代はかなり高額になってきます。

特に12月、3月は繁忙期になりますので、残業代が増えてきます。

携帯販売が向いている人の特徴は、こちらの記事を参考に!

携帯販売の正社員でよくある募集内容とは?

給料相場

18万円~22万円

エリアにもよりますが、基本給は20万円以下のところが多いです。

繁忙期はほぼ毎日残業がありますので、残業代によってはかなりの手取りが期待できます。

休日

シフト制、週休2日、年間休日は102~110日程度が一般的です。

会社によりますが、週休2日以外に誕生日休暇、夏休み等が取得できることもあります。

求められる人物像

気が利く人

お客様のニーズを聞き出すには、待っているだけではだめです。

ふとした表情や興味があるそうな事柄から察知して、そのお客様に合った提案をしていきます。

言われたことだけをやるだけでは足りないのです。

明るく健康な人

携帯販売員はキャリアの顔です。

明るく元気に接客してもらえると、お客様も安心して相談できます。

また、手続きによっては1組のお客様に数時間を要することもありますので、体力も必要です。

必要なスキルや資格、経験

特にありません。

入社後にしっかり研修がありますし、わからないことは都度調べられるので、安心してください。

派遣やバイトは正社員とどう違う?

基本的な仕事内容は変わりません。

しかし、ただお客様の質問に答え、応対を続けるだけでは店舗運営が難しくなります。

お客様に満足していただきながら、より良い提案をすること、またそれがスムーズにできるようにスタッフに指示をしたり、ミーティングを開いてスタッフの意見に耳を傾けることも、正社員の重要な役目です。

仕事の量や責任の度合いは変わる?

こちらも基本的には変わりませんが、クレーム対応や売上の報告等責任のある仕事は正社員が行うので、意識は高くなります。

仕事内容は変わる?

ほとんど変わりません。

それぞれ求められるスキルは?

特にありません。

いろんな人の声に耳を傾け、素直に改善できればOKです。

収入面は?

多くの求人情報に挙がっている金額を記載しておきますが、フルタイムで働くと、どの雇用形態でもあまり差がないかもしれません。

正社員

月18万円~22万円

派遣

時給1,200円~1,400円

バイト

時給1,200円~1,500円

携帯販売の正社員になるために他にも知っておきたいこと

ノルマはないところが多い

家電量販店のスタッフは、ガツガツ営業をしなければならないイメージですが、携帯ショップでは営業よりも『お客様のお役に立つこと』が大切です。

もちろん店舗経営のために営業は必要ですが、あくまでお客様に対しての提案です。

ノルマではなく目標なので、安心して働けます。

アットホームな職場が多い

長い時間を共にする携帯ショップの仲間です。

大体10人前後のスタッフで経営しているショップが多く、スタッフ同士は家族のようで、アットホームな職場が多いです。

また、若い世代が多く働いているので、悩み相談ができたり休日に遊びに行くこともあります。

まとめ

以上、携帯販売の仕事についてまとめてみましたがいかがでしたでしょうか。

大変な仕事ですが、お客様から感謝されたり、自分の頑張りが目に見えて評価してもらえるのでやりがいのある仕事です。

またキャリア毎に資格認定制度があり、合格すると手当てがもらえるので、更なる収入が期待できますよ。

ぜひ、応募してみてください。


関連キーワード

携帯販売求人

携帯販売求人についてもっと深堀りした情報を見る

携帯販売派遣求人の募集内容にはどんなものがある?派遣やバイトとの違いや正社員になるために必要なこと

派遣の仕事の中でも人気で、求人数も比較的多い携帯販売。その募集内容はどんなものがあるでしょうか。また、働き方にも多様性がある携帯販売は、その働き方によってどう変わるのでしょうか。派遣社員、アルバイト、契約社員そして正社員。それぞれの違いをご説明します。携帯販売の仕事ってどんなもの?携帯販売の仕事とは、業種分けすると「販売業」にあたります。しかし、携帯販売は販売のみならず契約におけるサービス概要の説明であったり、契約プランの説明や働く場所によってはアフターフォローなど、幅広い業務があります。接客のほかに多くの商品やサービスの知識などが必要な、販売業の中では少々特殊な職業です。携帯販売派遣人の募集

携帯販売の年収はどれくらい?携帯会社の様々な職種の給与形態も教えます!

求人サイトや求人雑誌でよく見かける携帯販売の仕事。給料が割高なイメージですが、年収やボーナス、携帯販売会社の職種など、実際のところどうなの?という疑問にお答えします。携帯販売の給料の相場はどのくらい?携帯販売の会社では、社員のほとんどがドコモやau、ソフトバンクなどキャリアショップで働いています。まずはキャリアショップのスタッフの給料の相場をご紹介します。正社員の場合大卒の場合、基本給は18万円くらいからのスタートになります。都心部では20万円くらいからのスタートですが、忙しさが地方のショップとは比べ物にならないので妥当でしょう。高卒や短大卒の場合は1~2万円低い基本給からのスタートとなります

携帯電話販売の仕事が向いている人のタイプは?

私たちの日常生活において必需品となっている携帯電話。携帯ショップへ足を運んだ事がある方も多いことでしょう。また、求人募集も多く見かけるかもしれません。では、この携帯販売の仕事はどんな人に向いているのか、またどんなキャリアがあるのか、解説いたします。携帯電話販売はどんな仕事?携帯電話は契約をして購入するものです。それにより販売と同時に契約も行います。商品とサービスの説明をし、契約書に記入をしてもらい、商品をお渡しすることが一連の作業となります。また、個人情報を扱う仕事でもあります。携帯電話販売の大まかな仕事内容大まかな仕事内容としては、取扱商品の説明、契約にあたってのサービスやプランの説明や料金

携帯販売バイト求人の募集内容や時給?おすすめな仕事の2個の特徴や向いている人の特徴など

携帯販売と言っても、家電量販店での携帯コーナー勤務の内容になります。携帯キャリア勤務・本店勤務についての内容ではありません。今回は携帯コーナーでの携帯販売の仕事について説明していきます。携帯販売とはどんな仕事?携帯を購入しに来たお客様、新しい携帯を吟味しに来たお客様へどんな携帯がオススメなのか、どんなプランが有るのかを説明し、契約へ繋げます。携帯にプリインストールされているアプリや機能・アクセサリの案内・説明するお仕事です。携帯販売の契約社員の大まかな仕事内容機種についての説明プランについての説明希望に沿ったオススメの提案プリインストールされているアプリや機能、アクセサリの案内陳列を整えるお客