棚卸し仕事と言われて、どのような仕事をイメージされますでしょうか。

実際は商品の在庫などをカウントする業務がメインになるのですが、私も経験するまでは、具体的な業務内容がどんなものか知りませんでした。

今回はそんな棚卸しの仕事の実体験をもとに、棚卸しの仕事内容とはどんなものかや、どんな人に向いていて、どんな人には向いていないのか、その他にも今後のキャリアについてまでしっかりご紹介していきます。

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棚卸しの仕事は大きく3つの役割に分けられる

カウントをする役割

メインはやはりカウントする役割の人だと思います。

棚卸しという仕事は店舗にある商品の在庫チェックです。

ですので、カウントをする作業が最も人員を必要とします。

責任者

責任者は、店舗ごともしくは、大きい店舗だとチームごとのリーダーと店舗での責任者がいます。

責任者やリーダーは、カウントする人たちの教育や作業割り当て、管理などを行うのと、間違いがないかのチェック、お客様とのやりとりを行います。

基本的には正社員の方がこれを行うので、バイトの人が行うケースはないに等しいです。

それだけ重要なポジションだからです。

事務、管理職、採用

基本的に事務所にいて、その日の人の割り振りや管理を行います。

必要に応じて人員の募集を行い、補充していくこともしていきます。

私は一度棚卸しのバイトを経験したあとに繁忙期になると、バイトの際にお世話になった会社の方から電話が来てまた入れないかと相談されたこともあります。

一週間ほどだけならとだめもとで言ってみたら、それだけでもいいからとバイトしたこともあります。

一度経験していると人手不足のときは声がかかるみたいです。

これは、この会社特有だったのかもしれませんが、再度バイトに入ったときは、以前バイトを辞めたときのランクからスタートできたので、時給が高い状態からスタートでき、短い期間でもお小遣い稼ぎにはなりました。

棚卸しの5個の業務

棚卸しというと、数の管理をするというイメージを持っている方が多いかと思いますが、実はそれ以外にも準備の過程での業務なども幾つか存在します。

今回は、棚卸しの業務を幾つかに分けてご紹介したいと思います。

マシンの準備

基本的には一旦事務所に集まり現場へ行き、作業が終わると事務所に戻り解散となります。

ですので、準備や片付けは事務所で行います。

カウントには専用の機械を使用するため、その動作確認などの準備を行います。

マシンはあらかじめ店舗の特性に合わせて設定しているので、自分が行く店舗のマシンを準備することが注意点としてあります。

これを間違えると大変なことになります。

電池があるかの確認と少なければ電池をすぐ交換できるように準備をしておくことも大切です。

朝礼

朝礼では、その日の行く店舗でのそれぞれの注意点や、決まった挨拶を全員で読み上げたりします。

ここで言われる注意点を把握していないと、カウントの作業に入ったときにミスの原因になるので注意が必要です。

移動

その日作業する現場へ車で移動します。

家が現場に近い場合は事前に伝えておけば、直行直帰も可能です。

この際、ドライバーの人は運転という仕事がありますが、ほかの人は迷惑をかけるようなことがなければ、何をしていてもかまいません。

挨拶

店舗に到着すると、まずはお客様に挨拶を行います。

その後ここでも、お客様より注意点などがあれば伝えられます。

これは必ず守っていく必要があり、守らなかった場合クレームに繋がることもあり、厳しい店舗では作業できなくなることもあります。

カウント

メインの仕事はここになると思います。

その日のリーダーで指定された場所をひたすらカウントしていきます。

適宜わからないことはリーダーに確認しながら行います。

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棚卸しの仕事はどんな人に向いている?

適切にコミュニケーションが取れる人

棚卸しの仕事は、多くの人員を必要としているので、繁忙期は多くの人を雇用しています。

その中でシフトを組んでいくので、いろんな人とそれぞれのお店に向かいます。

ですので、短期間ではありますが、いろんな人と仕事をします。

そのため、コミュニケーションを適切にとり、仕事をしていく必要があります。

棚卸しの作業も段階を追って覚えていくので、最初の頃は自分がどこまでできるのかも伝えて行く必要があります。

ただ、コミュニケーション能力は、どのようなバイトをしようと考えても必要にはなってくるとは思います。

その中で、お客様とのコミュニケーションの場が少ないということが特徴ではあると思います。

こつこつ仕事ができる人

棚卸しの仕事は、ひたすらものをカウントしていくという仕事です。

カウントするものは、本や衣服、雑貨など様々あります。

お店としても、本屋やホームセンター、ショッピングモールなど様々です。

違うのはそこらへんで、基本的にもくもくとカウントしていく作業は同じです。

ですので、同じ作業の繰り返しができる人が向いています。

逆に棚卸しの仕事に向いていない人の特徴は?

コミュニケーションとるのが嫌な人

コミュニケーションは基本的にどんな仕事をする上でも必要なものだと思います。

棚卸しのバイトは基本的にお客様と話すということは少ないですが、仕事仲間とは適切にコミュニケーションを取っていく必要があります。

ですので、これができない人、嫌な人には向いていないと思います。

最低限のことである、挨拶や、報告、相談などができれば問題はないとは思います。

単純作業が嫌な人

先程もお伝えした通り、棚卸しの仕事は同じ作業の繰り返しです。

ですので、単純作業は飽きてしまうし嫌という人は向いてません。

長期で働きたい人

棚卸しの仕事は繁忙期が決まっており、波がかなりあります。

ですので、繁忙期以外は正直暇になるそうです。

なので、長期的に入りたいという人にとっては、収入が安定しないなんてことにもなると思います。

社員さんは、繁忙期が決まっているので、それ以外のときとの収入の差がすごいと言っていました。

棚卸しの仕事の良いところ

やりがいを感じるポイント

自分がカウントした数値はすべて管理され、その数値や作業態度などから評価されたり、自分が仕事のスピード上がっていることが分かることにやりがいを感じました。

数値管理

数値を管理されており、他の人含め一覧で表示されるパソコンがあり、今までのデータや他の人と比べたときの数値を見ることで、自分の作業効率が良くなっていることや、他の人と比べても早くなってきているとかがわかりやすいです。

カウントの数値や、作業態度などでの評価

これは私が働いていた会社特有なのかもしれませんが、カウント作業する人は色によりランク分けされており、名札を見ればそれが分かるよになっていました。

私はこのランクを1ヶ月ほどで2つ上げました。

これは、期間とかではなく、数値や作業態度などを見てくださったからこそでした。

ランクが上がると、時給も100円以上上がりましたので、積み重なると大きかったです。

これは、時給でこのバイトを選んだのもあった私にとってはやりがいでした。

面白いポイント

面白いポイントは色々あります。

キーをたたくのが楽しい

カウントをする機械を腰につけ、その機械についているテンキーと、バーコードを読み取ることでカウントを行なっていきます。

最初はテンキーになれず見ながらになるのですが、慣れてくると見なくても感覚で打てるようになります。

これが楽しかったです。

心地よい店舗でカウントしていける時はリズムを刻んでいるような感覚でできました。

いろんな人と話せることが楽しい

棚卸しの仕事では、一緒に働くメンバーがほぼ毎回異なります。

ですので、毎回男女や年齢の違ういろんな人と話せるので楽しかったです。

中には違う大学の人と趣味が合い仲良くなるなんてこともありました。

社員さんと仲良くなったときは、寒い作業の休憩中に暖かい飲み物を差し入れでいただいたこともありました。

そういうのは、固定メンバーじゃないからこそできたこともあると感じています。

棚卸しの仕事で活かせる経験

棚卸しの仕事には、いろんな年代の人が参加していたため、いろんな人と話す能力や、こつこつ努力し続けてきた経験などは活きると思います。

いろんな人と話す能力

特に最初の頃は細かくいろんなことを確認しながら作業を進めていく必要があります。

その日のリーダーに聞いていくという感じなので、その日その日で違います。

ですので、そのときに合わせて自分がどこまでできるかを伝えつつ、進めていく必要があります。

社員の方が基本的には対応してくださいますが、社員の中でもいろんな人がいます。

ですので、どんな人でも適切にコミュニケーションをとり、仕事ができるは活かせる能力になると思います。

また、棚卸しの仕事の途中には、拘束時間が長い文適宜全員で休憩を入れていきます。

ですので、その間には結構会話をしたりもします。

その時にもそういうことができれば、困らずに済むと思います。

こつこつできること

私はバイトの面接のときに、同じ作業の繰り返しになるけど飽きたりしないかと聞かれたりもしました。

それについては、ゲームでのレベル上げとかと同じ感覚で、目的のためにこつこつできますと伝えました。

どんなことでもいいと思います。

飽き性ではなく、できますよということが伝わればそれが大切なのだと考えます。

その後のキャリアについて

この仕事についた後のキャリアアップの道は?

私がお世話になっていた会社では、その人のどれだけ正確にカウントできるかなどのスキルによってレベル分けされていました。

それは普段の仕事の様子を見て、簡単なテストを行った上でレベルアップしていました。

レベルが上がると、時給も上がるようになっていました。

社員になれば、バイトの指導や仕事の割り振りなどの仕事もありますが、バイトでは同じ作業の中でその人のスキルに応じてレベルが変わるという感じです。

他の仕事にもこの経験を活かせる?

カウントをする際に、テンキーをうつので、テンキーを見ずに早く打てるようになりました。

これは、論文を書くときや、事務の仕事をしていたときには役になちました。

あとは、いろんな年代の人と話していたので、ネタをたくさん仕入れていたので他の仕事をするときに、気兼ねなくいろんな人と話せたので、そういう点ではこの経験は活かせれたと思います。

まとめ

いかがでしたか?

以上、私の体験をもとにご紹介していきました。

普段あまり見ることがない棚卸しの仕事ですが、少しはイメージしていただけたでしょうか。

最初にお伝えしたとおり、私がバイトをしていた会社でのことですので、違う会社でバイトする場合は少し異なるケースがあるとは思いますので、ご了承ください。

棚卸しのお仕事を検討している皆様に、少しでも参考までにしていただければと思います。




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