エステティシャンは人(お客様)を綺麗にすることを目的とした職業です。

商品を販売していることもありますが、基本的には技術職であり、目には見えない技術やサービスを提供しています。

また、エステティシャンはお客様との距離がとても近いというのも特徴の一つです。

そんなエステティシャンという職業に就いて、辞めたいと感じた瞬間やその乗り越え方をご紹介します。

また、エステティシャンをやってて良かったと思えるような、おすすめの理由もご紹介します。

「エステティシャンの仕事」が自分に向いているか診断するにはこちら →

エステティシャンのおおまかな仕事内容とは?

エステのコース提供、常に綺麗な状態を保つためのサロン清掃、いつでも部屋にお通しできるよう施術部屋のこまめなセッティングや備品補充、商品在庫数の管理、商品やコースの売り上げを更に上げるための方法についてミーティング、お客様の電話対応などを行います。

また営業していく上でお客様に信頼していただくよう常に美容に気を遣い、髪形や色、肌のコンディション、メイク、話し方や所作などを常に綺麗に保つことも仕事の一つとなっています。

「エステティシャンの仕事」が自分に向いているか診断するにはこちら →

エステティシャンの仕事内容は、こちらの記事を参考に!

エステティシャンの仕事を辞めたいと感じる人の7個の理由とは?

基本的には女性の職場であり、技術職であるため、肉体的にも精神的に辛いと思う瞬間があります。

どんな職業でも辛い瞬間やキツく感じる瞬間はありますが、エステティシャンという仕事をしていて辞めたいと感じる瞬間や理由をご紹介します。

初めの本社研修がかなり厳しい

基本的にお客様はエステに対して高い理想を持ち、癒しを求めてご来店されるので、技術も接客も失礼があってはならないため、厳しい研修が必ずあります。

大手になればなるほど研修も厳しく、研修中に辞める人も比較的多く見受けられます。

また研修指導のスタッフも、歴の長いエステティシャンが行っているということもあり、更に厳しいといった理由もあります。

それを乗り越えるための方法とは?

研修は厳しいがとにかく耐えて研修を受けることです。

厳しい研修は必ず自分自身の糧になり、自信を持ってお客様に接することができるようになります。

どうしても精神的に耐えられないほど辛いようであれば辞めるという選択肢もありますが、その後再就職の際にまた履歴書を書き、面接や試験を受ける手間を考えると研修の方がマシだと思った方が良いかもしれません。

また、その後のサロンOJT研修やサロン配属をすると、大体は研修スタッフよりも人あたりが良いことが多いです。

先輩たちも厳しい研修を受けてサロンで働いているので、大変さや辛さを理解しているからだと思います。

もし、研修が辛すぎたら先輩に相談してみるとスッキリしたり、良いアドバイスをもらえるかもしれません。

サロン内の上下関係が厳しい

エステとは美容職の代表ともいうこともあり、全員が全員ではありませんが、美意識や自尊心が高い人や自分に自信のある人、気の強い人が多くいる業界でもあります。

そのため自分にだけでなく他人にも厳しい人が多く見られます。

仕事を覚えるのがゆっくりな人は『トロトロしてる、やる気が見られない、だらしない』などと思われ、厳しくあたられたり、仕事の早い同期と比較され卑下されたり、行き過ぎるといじめられたりする場合もあり、これも退職のきっかけとしてはよく聞く例です。

それを乗り越えるための方法とは?

ここは職場であり友達を作りに来ているわけではなく、仕事をしてお金を稼ぎに来ているんだという考えを持ち、自分のペースでしっかりと仕事を覚えることです。

そして、多くのお客様から信頼していただき指名数を増やして、自分で自信をつけることも一つの策です。

お客様と1対1の仕事ですのでお客様とコミュニケーションをとり、様々な会話をしてるといつの間にか楽しくなり、少しの間嫌な事を忘れることができます。

ただし、お客様には自分の愚痴はこぼさず、なるべく聞き手に回ることは常に念頭に置き忘れないで下さい。

希望の休みが取れる確率が低い、土日祝日は基本出勤

エステの一番混む時間帯や日程を考えると、オフィス勤務の方などの仕事終わりの時間帯である平日の夕方から夜か、仕事のない土日祝日になります。

そのため、土日祝日は希望休を出さない限り出勤しなければならないサロンがほとんどです。

ちなみに、希望休は大体1ヶ月~2ヶ月前に申請しますが、予約状況やスタッフの出勤状況により、前もって希望を出していても休めない場合もあります。

友人と遊びたいと思っても土日祝日にしか会えなかったり、ましてや趣味がアイドルの追っかけや音楽フェス好きだったりすると、事前に予定していても直近になってから急に休めなくなり、せっかく取ったホテル予約や新幹線の座席、コンサートのチケットもやむを得ず手放さなければいけなくなってしまうこともあるので、連続で休みが消えてしまうことが増えていくと退職の原因にもなります。

それを乗り越えるための方法とは?

年末年始やお盆期間、3連休などの長い休みには希望休が通りにくいことも多いので、初めから割り切って取らないことです。

逆に、他の多くの人が働いている平日に休みがあるので、お出かけ先が空いていたり、ホテル代等も平日料金で安く利用できたり、と良いこともあります。

金融機関や病院、美容室等も空いていて行きやすいというメリットもあります。

場合によっては、連休中の中日等は予約が空いていることもあるので、自身の休日はそこを希望するなど、そのサロンの予約の規則性を把握して計算した上で予定を組むことで、希望休が取りやすくなります。

また、給料日後にあたる土日は財布の紐が緩くなりがちで、高級感のあるエステに行こうと顧客数も増えることが多いので、そのあたりは避けるように気を付けたいポイントです。

理不尽なお客様もいる

お客様とのコミュニケーションを取る中で、嬉しいお言葉やお褒めの言葉をいただき救われることもありますが、中には、理不尽に感じてしまうようなお客様もいます。

それを乗り越えるための方法とは?

回数を重ねて経験を積んでいく中で、お客様の求めている接客方法が判断できるようになってきます。

「このお客様はあまりお話をしてほしくない感じだな。」「このお客様は施術中も楽しく会話がしたい人だな。」と見極める力を付けることで、スムーズに仕事をこなせるようになります。

自分の接客スタイルに固執することなく、柔軟な接客を身につけることをおすすめします。

目標金額を達成するのが大変

エステ業界には化粧品やサプリメント等の物販、エステのコース販売がある場合があります。

個々にノルマが課せられたり、またエステティシャン一人一人にノルマが課せられなくても、店舗全体の売り上げ金額が目標として設定される場合もあります。

目標金額に対して現在の売り上げが低い場合は、責任者を中心に、良くない空気が流れてしまいます。

どうにか売り上げを確保しようとすると、お客様に対しても営業トークが増えてしまう傾向があり、仕事をしていてつまらない気持ちになってしまうことがあります。

それを乗り越えるための方法とは?

目標金額は1ヶ月単位で設定されている場合が多いです。

そのため、早い段階からコツコツと計画的に売り上げを伸ばしていくことが大事です。

「売り上げが達成できないこともある」と自分に対してストレスを掛け過ぎないようにします。

もちろん、売り上げ目標が達成できない理由を分析することも必要です。

夜が遅い

エステサロンが忙しい時間は、一般的に仕事帰りのお客様が来店される17時~20時頃です。

そのため、施術を終えて清掃や締め作業をして帰宅するのは遅い時間になってしまいます。

シフト制で早く帰宅することができる日もありますが、夜遅くなってしまうと、そこから食事を摂ったりお風呂に入ったりケアをしていると、日を跨いでしまうことも日常茶飯事でした。

仕事で身についた美意識から、遅い時間に食事を摂ることに罪悪感を覚えたり、就寝時間が遅くなることでストレスを感じてしまうこともあります。

それを乗り越えるための方法とは?

もちろん、夜が遅い分、朝はゆっくりすることができます。

そのライフスタイルの中で良質な睡眠をとる努力をしたり、休日の日にしっかりとリフレッシュする方法を自分なりに見つけることが大事です。

罪悪感を乗り越えるために、時には自分に対して許しを与えることも重要です。

肉体労働

エステティシャンは基本的に肉体労働です。

施術中は立ちっぱなしなので足がむくんだり、疲れが溜まったりします。

場合によっては腰痛を患ってしまうこともあります。

前日の疲れが残っていたり、体調が優れない日はとても大変です。

それを乗り越えるための方法とは?

休憩時間や休日に如何に休みリフレッシュできるかが重要なポイントになります。

ロッカーにフットマッサージャーを忍ばせている人もいました。

単調な作業を繰り返していると一部分に大きな負担が掛かっている場合が多いので、自分の身体のどこが疲れているのか、疲れやすいのかを理解しておくことも大事です。

技術を提供する職場なので身体のケアがとても重要なのです。

また、睡眠不足になったりしないように自己管理をするようにします。

エステシャンの仕事に興味はあるけど、自分に向いているか心配な人は、こちらから相談してみると良いでしょう。

「エステティシャンの仕事」が自分に向いているか診断するにはこちら →

辞めたい時もあるけど、エステティシャンがおすすめの理由

結論だけ言うと、エステティシャンをやっていて良かったと思います。

筆者が振り返ってみると、一番辛かったのは実際に店舗に出る前の研修でした。

この研修期間中に多くの人が辞めていってしまいます。

一緒に頑張ってきた仲間が志半ばで去っていく姿を見るのは辛いものがありました。

ですが、辛い研修を乗り越えた先には嬉しいこと、楽しいこともたくさんありますので、是非そこを乗り越えてもらいたいと思います。

エステティシャンをおすすめする理由をご紹介します。

女性同士の理解が深い

エステティシャンもお客様も女性がほとんどです。

店舗によっては女性専用のサロンもあります。

そのため女性同士でしか話せないようなことも相談できたりします。

会社も女性に対して理解があり、女性に嬉しい福利厚生が整っている場合が多いです。

お客様から指名をされると嬉しい

様々なお客様と接する中で、ストレスが溜まってしまうこともありますが、自分の接客やサービス、技術が認められて指名をいただけると、疲れが吹っ飛ぶくらいに嬉しいものです。

「今後もあなたにお願いしたい」「あなたにやってもらえて良かった」と言ってもらえると「明日も頑張ろう」という活力になります。

社員割引が効く

お客様に提供する商品やコースを自分でも体験しなければならないので、社員割引を使って購入できます。

最新の様々な商品を試せるので、自然とどんどん綺麗になっていくことができます。

同じ商品を購入した従業員同士で批評をするのも楽しい時間です。

また、研修の際にはお互いにエステを経験することがあり、研修を通して無料でコースを体験できることもあります。

働きながら綺麗になれる

エステティシャンとしてお客様から見られているという意識からダイエットやメイク、ヘア、ボディケアなどに気を遣うようになります。

エステティシャンという職業柄、従業員も美意識が高い人や知識が豊富な人がいます。

そういう人から様々な情報やアドバイスをもらえたりします。

女性同士ということもあり、はっきりと指摘してくれる場合が多いです。

働きながら自分磨きができるエステシャンの仕事で働きたいと思った人は、こちらから求人を出して貰うと良いでしょう。

良い成績を残すとご褒美がもらえる

年間を通して高い売り上げを達成した人など、良い成績を残すと表彰されることがあります。

表彰されると、企業によっては国内や国外旅行がもらえる場合もあるので、日々の仕事の活力にもなります。

他にも賞金(臨時ボーナス)が貰えたり、高級スイーツを貰えることもありました。

魅力的なご褒美があるのはやはり嬉しいです。

「エステティシャンの仕事」が自分に向いているか診断するにはこちら →

まとめ

エステティシャンはお客様のお身体に触れたり、施術中は個室でマンツーマンで接客をしたりとお客様との距離がとても近い職業です。

お客様のお身体に触れるのでとても大きな責任はありますが、自分のサービスや技術でお客様が満足してくれるのはとても嬉しいことです。

大変なことも多い職業で、逃げ出したくなったり辞めたくなったりもしますが、やりがいやメリットも沢山あります。

エステサロンによって様々な方針を持っていたり施術内容が大きく異なるので、事前にいくつかの会社やサロンをピックアップしてみることが大事です。

エステティシャンは技術職なので、手に職をつけることができます。

高い技術を身につけていると、転職の際にも強い武器になります。

独立をしたり大手に転職したり、様々なキャリアアップの機会があるので、毎日真面目にコツコツと仕事をすることが大事です。

「エステティシャンの仕事」が自分に向いているか診断するにはこちら →