この記事では、看護助手として働くメリットや、どんな人に向いているのかをまとめてご紹介していきたいと思います。

就職を考えている人にとって、為になる文章になると幸いです。

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看護助手にはどんな仕事がある?

看護助手の仕事にはたくさんの業務がありますが、ここでは排泄の補助、食事の介助、入浴の介助、口腔ケア、シーツ交換、看護師のサポート、簡単な運搬作業、機材の管理、環境の整備について説明をしたいと思います。

排泄の補助

排泄の補助は看護助手にとって基本的な業務となります。

オムツ交換や、介助を必要とする患者様のトイレでの介助を行います。

オムツ交換は寝たきりの患者様全員の交換を行います。

時々、オムツの付け方が甘く、排泄物が衣類に漏れてしまっている事もありますが、それは日常茶飯事と思い、慣れましょう。

トイレでの介助は一緒にトイレに付き添い、転倒してしまったりしない様に支え、ズボンを下ろすお手伝いなどを行います。

誰しも最初は抵抗があり、キツく感じるかもしれませんが直ぐに慣れる事が出来ますので、心配する必要はありません。

食事の介助

食事介助は、患者様の元へ食事を用意する事から始め、自力で食事をする事が出来る方には、なるべく自力で食事をして頂きますが、食欲が無い患者様は一口だけ食べて、全て残してしまう方も大勢います。

そんな方へは、「元気になって早く自宅へ帰りましょう!」などと声をかけながらコミュニケーションを取り、食事を見守ります。

それでも食事が進まない方には、食べさせてあげながら食事をサポートします。

また、自力で食事が出来ない方へは最初から付ききりで、食べやすい量を考えながら食事を口へと運んであげます。

食事は治療を行う為にも、体調(栄養)を良くする為にも必要な事ですので、きちんと寄り添う事が大切です。

食事の際に気を付けなければならない事は、患者様が喉に食事を詰まらせたりしないように、きちんと見守る事です。

一人一人に合わせ、食事の形状が違い、ペースト状の食事を取る方や、きちんと形のある食事を取る方といますが、ペースト状の食事を取っている方の中には、徐々に食べる事に意欲を増し、ペースト状の食事から少しづつ形のある食事に変える事が出来る患者様もいますので、患者様の様子を看護師に報告する事も大切です。

そして、逆に、形のある食事からペースト状の形の食事にダウンしてしまう患者様も、中にはいます。

日頃から食事を喉に詰まらせ易かったり、顎の筋肉が衰え、噛む力が弱くなってしまった方です。

そんな方には、無理に食べさせてしまうと危険ですので、これもまた看護師に報告し、食事形状を見直す必要があります。

細かい事ではありますが、どんな変化も見落とさずに、こまめに看護師や医者に報告をする事も、看護助手としての大事な仕事なのです。

入浴の介助

入浴の介助は、その日体調に変化が無く、元気な方(熱が無い方など)が入浴をする事が出来ます。

自力で入浴をする事が出来る方へは、お風呂場が滑りやすくなっていますので支えてあげたり、体を流してあげたりしてサポートを行いますが、自力では入浴する事が出来ない方(寝たきりなど)へは、ストレッチャーでお風呂場へお連れし、全身を綺麗に洗い流してあげます。

ストレッチャーで入浴をする際は、ストレッチャーの上で体を洗い流しますので、体の向きなどを変える際は滑って患者様が落ちてしまわぬ様、気を付けながら行う必要があります。

そして患部に関しては、看護師が処置をし易いように綺麗に洗い流します。

簡単な業務に思えますが、一つ間違えると命に関わってしまう事もありますので、看護助手は丁寧に業務を行わなければなりません。

口腔ケア

口腔ケアは、自力で出来る方に関しては、自力で歯磨きをして頂きます。

きちんと磨いて、うがいをするまで見届け、自力で行えない方については、看護助手が歯磨きをしてあげたり、ガーゼを湿らせて口の中を清潔に保てる様にケアを行います。

口を開けたままの患者様は、特に口に中に淡が溜まり、塊となって固まってしまうので、こまめに清潔に保ってあげる事も看護助手の役割です。

シーツ交換

シーツ交換は看護助手が行い、毎日では無く、決められた日に綺麗に交換します。

しかし、オムツ交換でシーツを汚してしまったりしたら、不潔のままにはしておけませんので直ぐに交換します。

シーツ交換の際は敷き布団、かけ布団、枕カバー全て交換します。

患者様が寝たきりの場合は、体を傾けて移動させてあげながら、交換します。

慣れてくると一人でも行える作業ですが、基本的には二人一組で作業を行います。

看護師のサポート

主に、患部の処置で活躍します。

寝たきりの患者様は床ずれを起こしてしまい処置を必要としますし、その他でも処置を必要とする患者様がいれば看護師が行う作業のお手伝いを行います。

患者様を支えたりしてサポートを行いますが、看護師一人では大変な作業となりますので看護助手がいる事で活躍出来るのです。

簡単な運搬作業

運搬というのは、患者様を他の病棟へ移動させる時の作業も含みます。

寝たきりの患者様は、他の病棟へ移動となっても、寝たきりのまま、ベッドやストレッチャーに乗ったまま移動します。

その際は、看護助手が率先して重いベッドを移動させ、患者様を運びます。

また、患者様のカルテや必要書類などの運搬や、薬剤師の元から病棟へお薬を届ける作業も看護助手が行います。

機材の管理

病棟で使用する機材などの数の管理等、看護助手が責任を持って行います。

病棟に何の機材がいくつあり、いくつ返却しなければならない、清潔期間が過ぎたから新たな清潔な機材と交換しないといけないなど、細かい管理が必要となります。

これも、看護師が気持ち良く仕事を行う為の看護師のサポートと言えるでしょう。

環境の整備

患者様の身の回りの環境整備や、院内の清潔保持などは看護助手が行います。

患者様の家族が面会に来た際に、入院している身内の身の回りが不潔で、更にタオルなどが散乱していたら気分が悪いですよね?

そうはならないように環境整備を行い、埃なども溜まらない様にしっかりと除菌活動を行います。

他にも、院内の取っ手部分や手すりなど、院内感染に繋がる様な部分に関しては、特に徹底的に清潔保持に勤める事も一つの業務内容です。

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看護助手で働くメリットとは?

次に看護助手として働くメリットをお伝えしたいと思います。

働きたいと検討している方にとって、参考になればと思います。

知識や技術が身に付く

看護助手は、知識や技術が無くても働ける職業です。

そして働いているうちに、自然と医療知識や介護技術が身に付く、一石二鳥な仕事です。

医療知識が付くと、例えば自分が体調の悪い時などに、どの薬を飲めばどんな作用があるという事なども把握する事が出来ますので、自分にとってメリットのある仕事だと思います。

未経験でも働きやすい

未経験でも働ける環境は、資格を持っていない方にとって非常に魅了的でメリットのある職業です。

更に、普通科の学校を卒業した方でも勤務出来ますので、一切、経験や知識も不要なのです。

経験が無くても入社してから覚えていける事はたくさんあり、業務の内容も、入社してから先輩方にしっかりと教わる事が出来ますので安心してこの業界に勤める事が出来るのも非常に良いメリットです。

国家資格は必要ない

この職業の事を知らない人に話すと、看護助手って看護の資格いるの?とか、何かの国家資格受けたの?と、良く質問をされます。

しかし、看護助手は国家資格は要りませんし、何の資格も必要がありません。

強いて言えば、看護助手の経験を3年積めば介護福祉士の試験を受ける資格を得られる事。

そして看護業界で働く中で、看護師や看護助手に憧れを抱き、決意を固めて改めて学校に通い看護師、准看護師の資格を得る事でしょう。

医療現場の一員、プロとして働ける

病院で働くという事は、医療現場で働くプロの一員となるという事です。

直接、医療を行う仕事は国家資格がいりますが、看護助手は資格を持っていなくても医療現場の一員として働く事が出来、患者様からプロとしての目線で見られます。

医療のプロにはなれませんが、患者様のケアのプロです。

実際、看護師は医療をメインに業務を行いますので、その点においては、看護助手は看護師よりも患者様に対してのケアが上回っていると言えるでしょう。

看護師や准看護師を目指せる

上記でも軽くお話し致しましたが、看護助手として入社すると医療の現場を間近で見る機会が毎日あります。

看護師になるつもりも無く入社したとしても、医療行為を毎日見ていると自然と憧れを抱きます。

看護助手として働いたとしても、それから看護師を目指す事は遅くはありません。

むしろ、そんな方が多くいますよ。

実際に医療現場で働くからこそ芽生えるえる感情であったり、厳しい医療現場を目の当たりにする事で本当に自分は看護の道を目指すのかの見極めを行う事も出来ます。

この業界は新たな道を切り開く事も出来る、良い環境なのです。

自分を成長させることが出来る

看護助手の仕事は人のお世話を行う仕事ですので、人のお世話をする中で自分を成長させる事が出来ます。

人との関わり方や、責任感のある行動、そして中途半端に行動しない、という事を仕事をしながら社会を勉強していく事が出来ます。

患者様には、人生経験の多い高齢者が多い事から、人生のアドバイスを受ける事もたくさんあります。

一つづつ吸収していき、自分の成長をする事が出来る事も、一つのメリットだと思います。

コミュニケーション能力が高まる

この職業は、コミュニケーション能力の高い人が多く、患者様とも適切なコミュニケーションをたくさん取る事から、自然と高めていく事が出来ます。

喋る事が出来ない患者様にも、介助をする際には「今から○○しますね」と声をかけながら業務を行いますし、周りの仲間とも、たくさん業務の事を話しますので、自分なりのコミュニケーションの取り方を見つける事が出来、人と関わる事が苦手な方にとってはメリットのある職業でしょう。

人に優しくなれる

院内で働いていると自然と心が穏やかになり、ちょっとした事でも、人に優しくする事が出来る様になります。

困っている人を見かけたら、体が勝手に動いて助けたい精神になりますし、困っている人の役に立ちたいと思える様になります。

この職業は、働く人の心も育てる事が出来る、価値のある職業です!

看護助手の仕事はこんな人におすすめします!

以下に、看護助手はこんな人がおすすめという内容をまとめました!

コミュニケーション能力の高い方

病院には自分の体に何か変化があって入院する人が多く、気持ちまで暗くなってしまっている人が大勢います。

そんな中で、看護助手が患者様とたくさんのコミュニケーションを取る事で患者様も安心して入院する事が出来ますので、患者様の身の回りのケアだけで無く、心のケアを行う為にも子コミュニケーション能力の高い方は患者様から必要とされます。

医療現場に興味がある方

元々、医療現場に興味のある方は興味のある事を必死に覚えたいという気持ちから、業務を覚えるスピードがとても速いです。

どうでもよい事は頭に入らないけど、好きな事はどんどん勉強していけますよね?

良く耳にする様に、大変な仕事ですので、興味のある方は長く務めていく為にも、向いていますし、おススメします!

働きながら国家資格を取りたい方

上記でもお話し致しましたが、看護助手が3年の業務経験を積むと、介護福祉士の資格を取る事が出来ます。

働きながら何かの資格を取れるのはメリットだと感じませんか?

しかも国家資格です。

もし、今後仕事を辞めたとしても、次の就職の際の持っている資格の欄に介護福祉士と記載する事が出来ますし、将来、また同じ業界で働きたいと思った時に、この国家資格を持っていれば働き口も増え、優遇されるケースもありますので、おススメです。

人に必要とされたい方

看護助手は、色んな人から必要とされます。

患者様、ご家族、看護師、医者、様々な方から必要とされる職業ですので、誰かの役に立ちたい方、人に必要とされる満足感を感じながら仕事がしたい方におススメです。

この業界で、「いらない存在」として扱われる事はまずありません。

この仕事を通して自分の存在価値、働く意味を見つける事も出来ますので、おススメですよ。

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まとめ

看護助手として働く内容やメリットについて、少しご理解頂けたでしょうか。

あなたが勇気を出して働く事で一人の患者様の笑顔がまた増えるかもしれません!

そしてこの職業のたくさんの良さを働いてみて実感出来るかと思いますので、この文章を通して応援させて頂きたいと思っています!


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