女性が人生で最も美しく輝く花嫁さんになる瞬間を、撮影するブライダルカメラマンの仕事に、憧れの気持ちを持った方も多いと思います。

そんなブライダルカメラマンの仕事内容や、向いている人・向いていない人の適性について説明します。

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ブライダルカメラマンってどんな仕事?

ブライダルカメラマンは、その名の通り結婚式や披露宴で撮影をするカメラマンのことを言います。

結婚式場や写真館によっては、ビデオの映像撮影をするビデオカメラマンのことも含めて、ブライダルカメラマンという場合もあります。

基本的には、結婚式や披露宴の当日に、新郎新婦につきっきりで結婚式や披露宴の様子を撮影し、また親族写真や二人の立ち姿の撮影も合わせて行います。

新郎新婦の要望があれば、ロケーション撮影や前撮り撮影を行うこともあります。

ブライダルカメラマンの仕事は大きく2個の役割に分けられる

ブライダルカメラマンの仕事の役割1:ブライダルカメラマン(写真)

ブライダルカメラマン、と一言に言っても写真撮影のカメラマンと、ビデオ撮影のカメラマンがいます。

一般的にはブライダルカメラマンといえば写真撮影のカメラマンを指しますが、会場や会社によっては両方を総称してブライダルカメラマンと呼ぶこともあります。

写真撮影をする方のブライダルカメラマンは、結婚式や披露宴、そして前撮りなどの結婚式に関連する写真撮影を全て担当する役割を担います。

場合によってはその後納品するアルバムの編集などを行うこともあります。

ブライダルカメラマンの仕事の役割2:ブライダルビデオカメラマン(映像)

ブライダルビデオカメラマンは結婚式や披露宴での映像の撮影を行うカメラマンをこう呼びます。

ビデオカメラを使用して、手持ちであったり三脚を使用するなど臨機応変に最適な映像撮影に携わります。

映像は写真とは違い流れやつなぎを意識しなくてはならず、出来るだけ編集の手間をかけないように音や会話などを途切れさせないタイミングでの録画・停止ボタンの操作が求められます。

ブライダルカメラマン(写真)の3つの業務

ブライダルカメラマン(写真)の業務1:結婚式

ブライダルカメラマンの業務のうちの一つは結婚式の撮影です。

結婚式はチャペルなどで行われることが多く、バージンロードなど立ち入ることが禁じられている箇所も多いため、とても気を使いながらの撮影となります。

また、ビデオカメラマンは定位置で撮影をすることが多く、その画角に見切れることのないように注意しながらも、最高の瞬間を押さえるために緊張感が抜けません。

入場はチャペルの奥側から撮影し、またベールアップは入口側から撮影、さらにキスシーンはアップで撮影しつつも退場はやはり入口からなど随時場所を移動します。

しかし神聖な空気を乱すことのないように、足音や存在感は消しながら動くなど配慮も必要なのです。

ブライダルカメラマン(写真)の業務2:披露宴

披露宴も同じく、ベストショットを押さえるために随時移動しながら撮影を進めます。

進行上はただの歓談の時間だと思って、ご両親の食事シーンを撮影していたら、突如高砂で友人たちと盛り上がり胴上げが始まったり、キスシーンが始まりダッシュすることもあります。

最後のご両親への花束贈呈シーンも、どちら側から撮るのがよいのかなど、最後まで気の抜けない瞬間が続きます。

ブライダルカメラマン(写真)の業務3:前撮りや立ち姿の撮影など

ブライダルカメラマンによっては、前撮りやロケ撮影に立ち会うことがあります。

また、前撮りを行なわない新郎新婦は式と披露宴の合間や、披露宴終了後に二人の立ち姿の写真撮影を行なうため、その撮影も担当します。

ブライダルビデオカメラマン(映像)の3つの業務

ブライダルビデオカメラマン(映像)の業務1:結婚式

ブライダルビデオカメラマンも、写真撮影のカメラマンと同じく、挙式会場であるチャペルなどでは大変気を使います。

一番よく撮影が出来るのはバージンロードのど真ん中に三脚を置き、真正面から撮影することなのですが、それは許されないため、たいていの場合は脇の通路から撮影を行います。

また、写真撮影のカメラマンがちょこまか動くのが入らないようにしつつも、状況に応じて場所を移動するなど、写真とは異なり、簡単にはカットが出来ないため気を使います。

ブライダルビデオカメラマン(映像)の業務2:披露宴

披露宴では、招待客が入場するシーンから撮影するため、入場前に先回りし、会場の中央付近で三脚をたて、入場を待ち構えます。

その後、歓談しているシーンの撮影を人とおり終えると、入場前のドアの向こうで緊張している新郎新婦を撮影することもあります。

そして会場に戻り、入場シーンを一番いい位置で撮影します。

その後もケーキ入刀や余興など、段取りに合わせ随時場所を移動しながら、招待客の退場とお見送りまでを撮影します。

ブライダルビデオカメラマン(映像)の業務3:コメント撮りや新郎新婦のコメント撮影など

写真撮影のカメラマンにはない部分として、このコメント撮影があります。

新郎新婦がお色直しで退場している間に各卓をまわり、招待客から一言ずつコメントをもらい、撮影してゆきます。

また、新郎新婦に対しても式が始まるまえに「今日は緊張していますか?」「ドレスアップしたお互いをみてどうですか?」など質問をしてコメントを撮影します。

他にも「ご両親に感謝の気持ちをどうぞ」「今日は1日いかがでしたか」など披露宴終了後にもコメントを撮影することがあります。

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ブライダルカメラマンの仕事はどんな人に向いている?

それでは、ブライダルカメラマンの仕事を目指す人は、どのような人であれば向いているのでしょうか。

クオリティに妥協せず、瞬間へのこだわりがある人

結婚式は一生に一度の一大イベントであり、絶対に失敗は許されません。

写真を撮り損ねてしまったのでもう一度お願いしますということは出来ないのです。

そのため、一瞬の出来事に対しても瞬時に反応し、またその瞬間を最高のものとしてとらえるための、クオリティへのこだわりを持つことができることはとても重要です。

結婚式・披露宴の間は一瞬でも油断することはできず、常に緊張感を持ってカメラを構えている必要があります。

1組ごとの新郎新婦の要望を汲みとれる人

結婚式・披露宴へのこだわりは新郎新婦それぞれの1組ごとに異なります。

同じように、撮影してほしいポイントや、写真の雰囲気なども1組ごとに違うのです。

事前の打ち合わせや、新郎新婦のふたりと式や披露宴の雰囲気などからその好みを汲み取り、どのような写真を撮影すべきかの要望を、的確に反映させることが出来なくてはなりません。

逆にブライダルカメラマンの仕事に向いていない人の特徴は?

それでは、逆にブライダルカメラマンにはあまり適していない人というのはどのような人なのでしょうか。

単純作業が好きな人

単純作業や、毎日決まったマニュアルに沿って仕事をするのが好きな人、向いている人はブライダルカメラマンには適していません。

結婚式・披露宴は毎回違う現場であり、1度として全く同じ状況はありません。

状況に応じ臨機応変に対応できることが求められるため、いつも同じことをしたい人には向いていません。

段取りの管理や予定変更が苦手な人

結婚式・披露宴には段取りや進行表があります。

事前にその進行表を完璧に把握し、「次はケーキ入刀だからこの位置に移動しておこう」などと、常に段取りを元に動く必要があります。

しかし、急なサプライズや予定変更がある場合もあります。

その場合には、瞬時に段取りを頭の中で組み直したり、臨機応変に対応できなければならず、予定変更が苦手な人には向いていません。

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その後のキャリアについて

この仕事についた後のキャリアアップの道は?

結婚式と披露宴での、特殊な環境での撮影に長けているブライダルカメラマンは、その後カメラマンとしてどのような環境であっても活躍できます。

たとえば、現場での緊張感を強いられる報道カメラマンなどは、ブライダルカメラマンと似たような状況であることが多くあり、キャリアアップの道としても適しています。

また、一般的なスタジオ撮影をするカメラマンであっても、瞬間へのこだわりには長けているため、より素晴らしい写真撮影をすることの出来るカメラマンとして活躍できます。

他の仕事にもこの経験を活かせる?

ウエディングプランナーや、披露宴の進行を管理するキャプテンなど、結婚式に携わる仕事にはブライダルカメラマンの経験を活かすことができます。

結婚式・披露宴の流れを全て把握しており、またこれまでに数多くの実例を見てきた立場として、その経験は新郎新婦への説得力も増しますし、不測の事態への対応力となります。

また、ドレス販売の仕事など実際の結婚式や披露宴の現場に出ない仕事であっても、元ブライダルカメラマンの立場としてカメラ映えなどのアドバイスができるため、その経験を活かすことができます。

ブライダルカメラマンの仕事の良いところ

それではブライダルビデオカメラマンの仕事で良いところをみていきます。

やりがいを感じるポイント

幸せな空間でたくさん感謝される

結婚式・披露宴は一日を通じて常に幸せな空間であふれています。

そのようなハッピーな場所で、新郎新婦のお役に立つことが出来、また新郎新婦だけでなくご両親や招待客からもたくさん感謝の言葉を頂くことが出来ます。

お祝儀がもらえることもある

場合によっては、披露宴終了後に余ったプチギフトを頂くことがあったり、チップのようなお祝儀を頂くこともあります。

それ自体というよりも、新郎新婦からお手紙を添えて頂き、「今日は本当にありがとう」などと書かれていると、一生大切にしたくなるくらい嬉しい思い出となります。

面白いポイント

それでは、結婚式ならではの面白いポイントはなにがあるのでしょうか。

新郎新婦のなれそめや人となりが知れる

数多くの結婚式、披露宴に参加していると新郎新婦の数だけ、なれそめや人となりを深く知ることが出来ます。

「そんな出会い方もあるんだなぁ」「新郎はちょっと変わったひとだけどとても面白いな」「こんな夫婦もすごく憧れるな」などと、たくさんのカップルを見ることが出来るのはっても面白いです。

酔っぱらった招待客に絡まれる

たくさんお酒を飲んだ招待客に絡まれることもあります。

幸せな場所ですので、そこまで不快な酔い方をする人は多くなく、「ねーちゃん仕事かー、一杯くらい飲まないか?」などと絡まれるのを交わしながら撮影を進めるのも慣れると楽しいものです。

まとめ

人生でもっとも幸せな瞬間を切り取る仕事であるブライダルカメラマンの仕事には、絶対に失敗することの出来ない緊張感と責任感が伴います。

しかし、多くの新郎新婦から感謝されるうえに、仕事現場は常に幸せな雰囲気に包まれており、とてもやりがいのある仕事です。

また、その後のキャリアや、他の仕事にも経験を活かすことができるなど未来の広がる仕事でもあります。

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